君なんて大ッ嫌い

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1:みかのん◆ps:2014/09/04(木) 21:30 ID:AVA

プロローグ


ねぇ....どうして?どうして違う学校に行ったの?



小学校も中学校も違う君と同じ学校に行ける!って信じてたのに............




約束なんかしてない




でも、同じ高校に行きたかった........





今さら、私の名前なんか呼んでも....遅いよ


笑っても遅いよ............




なんで?なんで、今さら....





アンタなんて大ッ嫌い

2:みかのん◆ps:2014/09/05(金) 06:33 ID:AVA

私が通うのは御坂高等学校。
学習、スポーツの両方に力を入れている。
隣には、黒崎高等学校。
こちらも、学習、スポーツの両方に力を入れている。
これはこれで、お互い面白くないのだ。
だからか知らないが、体育祭・文化祭を一緒に行っているのだ。

そして、もうすぐ体育祭。明日から、練習が始まってしまう。
別に運動は好きだから嫌ではない。
いや、今年はというか、高校3年間はやりたくないけど....

はぁ....と私は溜め息をつく。

1年から、体育祭・文化祭をやりたくないとか....
私、ここでやってけんのかな?

3:みかのん◆ps:2014/09/05(金) 18:00 ID:AVA

「なんで?楽しそうじゃん」

私が体育祭が嫌なことを言うと親友の加木ひかるがそう言った。

「楽しそうとかそういう問題じゃないの」

「じゃ、どういうこと?」

私は言葉に詰まった。
なんて言えばいいかわからない。

嫌いな奴がいるから....なんて言ったらからかい対象だ
そんなのはごめん被りたい

「私、仕事多いから」

嘘じゃない
現に、3つも係りを負わされた
それはそれで面倒なのだ

「信頼の証よ。あ・か・し」

お前のせいだろ
とは、流石に言わずに流しておいた


はぁ........
なんかあって中止になってよ....

4:みかのん◆ps:2014/09/05(金) 18:46 ID:AVA

次の日

今日は体育祭練習
隣の黒崎高等学校も一緒に行われる
今年は、うちの学校で体育祭が開かれる
おかげで、朝から全校がピリピリしてる

「華那ぁー、そろそろ集合だよ」

「今行くー」

私はひかるに呼ばれ、教室を出た
外には既に沢山の人が集まっている
もちろん、黒崎の生徒もいるから、いつもの倍は人がいるだろう

その中に、アイツも........

もう、やだやだ
気にしない気にしない
視界に入れなければ、何の支障もない

「がんばろ」

私は小さく呟いた

5:みかのん◆ps:2014/09/05(金) 19:53 ID:AVA

練習が始まった。
と言っても、午前中は係打ち合わせ中心。
私はまず、用具から行くことにした。

「ひかるー、途中まで一緒に行こー。ひかる、得点でしょ?」

「OK。あっ、雄也は?用具係一緒じゃないの?」

「そうだっけ?じゃ、ゆうー。一緒に行こー」

私は幼馴染みの沖野雄也ー私はゆうと呼んでいるーに手を振った。
ゆうは私に気づくとこちらやってきた。

「もう行くのかよ」

「私は忙しいの。速く行かないと間に合わないの!」

「へーへー」

私達3人は足早に集合場所に向かった
ひかるは途中で別れたから、半ば二人だけで

6:みかのん◆ps:2014/09/05(金) 22:32 ID:AVA

集合場所につくと人は既に集まっていた。
相変わらず、黒崎高校との間には亀裂のようなものが走っている。
いくら、敵だからといってこういう時くらいは仲良くして欲しい。
そう思うが、一年の私が言えるわけが無い。

「すいません。遅れてしまいました」

「すいません」

私達は先輩に頭を下げ、プリントを貰った。

「全員集まったようなので、始めます」

その時、「待て」とストップがかかった。
黒崎側の、用具係長だ。

「うちのメンバーが一人足りない。もう少し待ってもらいた」

そういった時、軽い口調でやってくる人物がいた。

「さーせん。遅れましたー」

悪く思っていないだろうという口調でやってきた男子。
私はそいつの声を聞いただけで、体が固まった。
今、1番会いたくない相手。

7:みかのん◆ps:2014/09/06(土) 07:51 ID:AVA

「じゃ、始めよう。プリント見てくれ」

先輩の指示に従いながら私はプリントに視線を向けた。
プリントには、三日日間分の仕事が書き込まれている。
いい忘れていたが、うちの体育祭は三日間で行われる。
人が多い分、競技も多く時間がかかるのだ。

「希望制で仕事分担しようとおもっている。各自、どこの仕事をするか決めること。なお、どこの仕事も黒崎高等学校と御坂高等学校で協力すること」

「「はーい」」

私はプリントとにらめっこ。
どの仕事をしても、もう二つと被るのだけは避けたい。
と思っていると、後ろからプリントを取られた。

「ちょ、何すんの!ゆう」

ゆうだと思い叫んだが、ゆうは横にいた。
嫌な予感がする。
後ろを振り向きたくない。

「ゆう?俺、そんな名前じゃないよ?」

聞きたくない声が真後ろからする。
なんで、よりによってこの係なのよ。

「私、忙しいんですけど。プリント返してもらえます?」

私は振り向かずに言った。

「それが人に物頼む言い方か?人の目を見て言え」

そう言うが早いか私の顔を持ち、無理矢理向けさせられた。
目の前には、この世で最も嫌いな男。

8:みかのん◆ps:2014/09/06(土) 11:27 ID:AVA

「プリント返してください」

私は出来るだけ素っ気なく言った。
かなり頑張って、視線もそらさずに

「いいよ」

笑ってプリントと前に差し出す。
私が取ろうとしたらひょいっと手を引っ込めてしまった。

「いいよって言ったじゃないですか。返してくれないのは卑怯です」

「いいよ、とは言ったけど返すとは言ってないから、ギリギリセーフ」

「アウトです」

私は自分の感情を押さえ込んでコイツと話し続ける。
目をそらしたい気持ちも、ぶちまけてしまいたいいろんな感情も押さえ込んで

9:みかのん◆ps:2014/09/06(土) 11:59 ID:AVA

私は少しの間こいつを睨みつけていた。
しかし、これでは拉致があかない。
私は、仕方なくコイツに背を向けてゆうの元へ向かおうとした。
自分のプリントじゃなくても、仕事内容は見ることができるのだから。

すると、手首を掴まれた。

「逃げんの?」

「逃げてません。手段の一つです。そのプリントじゃなくても、仕事は見れるんで」

しかし、手首を離してくれない。
振り解きたくても力の差は歴然。

「離してください」

「やだ。俺から離れないなら離してやるよ」

「じゃ、プリント返してください。そしたら、ここにいます」

「それもやだ」

やだやだずくし....
なんなんだよ、コイツ。

「じゃあ、何したら手離すんですか?」

「昔みたいに話せば離してやるよ。ついでに、プリントも返す」

「....」

私は黙った。
昔みたいに話す?
そんなこと出来るわけない。
この話し方は、私があなたに対してつけたケリみたいなもの。
それを崩すのは............いやだ。

すると、コイツの後ろから声がした。

「おい、純也。遅れてきたと思えばなんだぁ?今度は、他校の、しかも、体育祭の敵チームの女をナンパたぁいい度胸じゃねぇか」

黒崎の係長様だ。
オーラがめっちゃ怖いんですけど。

「ナンパじゃないっすよ。ただ、久々に会った友達に声かけてるだけっす」

「お前が、手首握って、女の方は嫌がってる。これが、お前の声のかけ方なのか?暁月純也」

ボコッ

と音がするくらい、コイツは殴られた。
ザマーミロ。

10:みかのん◆ps:2014/09/06(土) 21:22 ID:AVA

私、アッカンベーをしてプリントを奪い取りその場....離れた。
ちなみに、あいつの名前は暁月純也。
幼稚園も小学校も中学校も同じじゃない。
母親が通っているエアロビ教室で仲良くなった人の息子さん。
初めて会ったのは、多分小一の時かな。

なんて考える暇ないんだった。
えーと........

「先輩、私二日目ならどこに入れてもらっても構いません。それじゃ、保険係の方の仕事もあるで先に抜けさせてもらいます」

「わかった。入れたところは、後で同じクラスの男子に言っとく」

「よろしくお願いします」

そして、私はその場を去った。
暁月純也が私をじっと見つめていたことも知らずに。

11:みかのん◆ps:2014/09/07(日) 09:17 ID:AVA

向かったのは保健室。
保険係の仕事なのだ。
ほかの仕事は違い、各クラスの女子がこの係りを引き受けている。
いや、私は押し付けられたか........

「失礼します。遅れてすいません。用具係の方に行ってました」

一例してから先輩のもとへ。

「はい。プリント。この中から好きなとこ選んで」

私は、プリントに目をやった。
二日目は、用具の仕事が入ってしまうだろう。
なら、その日程は避けておきたいた。

「先輩、今人気ないところってどこですか?」

「え?騎馬戦と学年選抜リレー男子とかとか....」

「騎馬戦って三日目ですよね?なら、騎馬戦やります。あと、二日目以外の競技で人が足りてないところに入れといてください」

私は先輩に言った。
一年なのに生意気なと思うかもしれないけど、勘弁してください。
私、本当に今日というか、体育祭まで忙しいんです。

「わかったわ。後で、連絡しに行くわね」

「ありがとうございます。じゃ、私次があるのでそっちへ行きます」

私は一礼して、保健室を出た。
次は、生徒会室。
こっちが一番面倒くさい。
はぁ、なんで生徒会になんか入ったんだろ、私

12:ミレイ:2014/09/07(日) 10:44 ID:H1.

おもしろいです。続き頑張って!

13:みかのん◆ps:2014/09/07(日) 11:14 ID:AVA

>>12ミレイ様

ありがとうございます!
頑張りたいと思います

14:みかのん◆xA:2014/09/07(日) 19:57 ID:gvk

生徒会室に行くと既に皆様集まっていた。
1年なのに遅れちゃまずいとは思ってたけど仕方ない。

「失礼します。遅れてすいません。用具係と保険係行ってました」

うちの生徒会は、校長先生が勝手に決める。
気に入らなければ、すぐにでもかいさんさせてしまうのだ。
私が生徒会なのもそれが理由。

「また、掛け持ちしたの?体壊しちゃうわよ?」

生徒会副会長の謝名堂美紅先輩(3年)。
学年一の美女で、学校中にファンクラブがあるとかないとか........

「やるっていっちゃいましたから、仕方ないです。それに、やりがい感じますから」

「生徒会だけじゃ不満ってことか?」

今度は生徒会長畔柳光樹先輩(3年)。
こちらは、バスケ部の元エース。

「まぁまぁ、そういうなって」

「そうそう、華那はモテるから忙しいのよ」

生徒会副会長の松本玲依先輩と生徒会書記の松本玲奈先輩(2年で双子)
こちらもまた、美男美女の双子で有名なのです。

そして私、赤城華那は生徒会会計。
特別フツーな私は、こんなすごい人達の中で仕事をしてます。

「こっちは、全員揃ったが....。そっちは、揃ったか?」

窓側には黒崎高等学校の生徒会メンバー(だと思われる人達)がいた。

「いや、まだ一人来てないんだ。もう少し待っt「遅れましたー」やっと来たか」

相手の生徒会長の言葉を遮って、生徒会室には一人の男子が入ってきた。
そいつの声は、さっきも聞いた。
忘れもしない、あの声なのだ。

「いやぁ、用具係の方行って、生徒会室来ようと思ったら迷子になりました」

目の前にやってきたのは正しくそいつ。
暁月純也だった。

15:終夜◆xA:2014/09/07(日) 20:57 ID:gvk

「待たせた。こっちも全員そろった。会議を始めよう」

そう言って、黒崎の生徒会長が言った。
私は、今フリーズ状態。
会議室に移動しようとしない私を玲奈先輩が声をかけてくれた。

「華那、どうしたの?行くよ」

「あっ、はい!」

私は駆け足気味に会議室へ向かった。

会議室では自己紹介から始まった。

「俺は、黒崎高校の生徒会会長岩田陸だ。よろしく」

「副会長の宮本花音です。よろしくお願いします」

「同じく副会長の田中勝です。2年です」

「書記の佐藤穂波でーす。ちなみに、2年です!よろしくです!」

「会計・雑用の暁月終夜です。俺は1年です」

続いて、御坂高等学校生徒会の自己紹介。

「御坂高校の生徒会会長畔柳光樹だ。お互い敵どうしだが、仕事は協力していこう」

「副会長の謝名堂美紅よ。よろしくね」

「副会長の松本玲依。よろしくっス」

「書記の松本玲奈です。2年です。玲依とは双子」

「会計の赤城華那です。1年です。よろしくおねがいします」

これで、全員分の自己紹介終了。
ふと、暁月終夜の方を見れば、手を振っている。
私はそれを無視して、プリントに目をやった。

16:みかのん◆xA:2014/09/07(日) 20:57 ID:gvk

上、間違えました。名前....

すいませんm( __ __ )m

17:みかのん◆xA:2014/09/08(月) 07:20 ID:gvk

「生徒会の仕事は主に1日目〜3日目までの開会式・閉会式の運営になります。その他、選手宣誓となります。これは、お互いの生徒会長の仕事です」

美紅先輩が生徒会の仕事内容を大雑把に説明した。
司会は、互の女子副会長が行う。
生徒会長の言葉は、勿論生徒会長。

「男子副会長は、競技中の諸注意を言ってもらいます。書記は、主に原稿担当で、原稿を作り生徒会と先生方に内容確認してもらってください」

一つ一つの役割が決まっていく。

「1年生の2人は、旗の上げ下げ、マイクの場所移動などなど雑用系を行ってもらいます」

「「はい」」

とは返事したものの、かなり憂鬱。
だって、暁月純也とだよ?
神様、私悪いことしましたか?

18:みかのん◆xA:2014/09/08(月) 07:21 ID:gvk

>>15の暁月純也の名前が暁月終夜になってました!
ごめんなさい
>>all


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