お に ご っ こ 。

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1:小鳥遊 玲◆A.:2014/09/08(月) 18:21 ID:4k2












「3、2、1、………0。」







「………………………―――さあ、楽しいゲームの始まりだ。」







 メビウスリングの方でも更新させていただいてます、(←
 【http://mb2.jp/_hor/3043.html

 放棄しないようにがんばりたいなぁ、と思いますので、コメント大歓迎です。

2:小鳥遊 玲◆A.:2014/09/08(月) 19:07 ID:4k2





#01



「ねぇ、茉莉。……聞いてる?」


 私、佐倉茉莉が目を覚ますと、そこには友人である令嬢藍の姿があった。時計を見ると、一時をちょっと過ぎたころだった。昼休みの途中寝ていたのか。
「……で、藍、なんの話だったっけ?」
「あそこのボロビルの話だよ、ほんとに覚えてないの?」


 あそこのボロビル
 それは、私たちの住む街にある、ボロいビル。もう使われていなくて、誰もいない。そこは、とある怖い噂があるらしい。詳細はあまり語られていなくて、ただの都市伝説に過ぎない、と私は思っている。

「だーかーら、あそこの噂についての新しい情報が入ったんだよ!」
 藍は噂話などが好きらしいが、私は正直興味なんてない。噂なんて、きっと人を騙すのが好きな誰かさんが作ったものだろう。
「…うん。…で、どうしたの?」



「あそこのビルには黒髪の幽霊がいて、その幽霊が、ビルに入った人の願いを叶えてくれるんだって。」


 

3:小鳥遊 玲◆A.:2014/09/08(月) 19:08 ID:4k2


「…だからどうしたんですか。」
「もー、茉莉は冷たいなー! …で、それで、なんだけどさ…。」


 藍は緊張したような表情をしている。そんな重大な発表でもあるのか。転校するとかテストの点数が0点だったとか?



「―――…………今日の放課後、そのビルに行ってみようよ。」


「……………は?」

 藍の言葉に、私はただただ驚くことしか出来なかった。
「良いよね? 一緒に行こうよ!」
「うん、まあ、別に、いいけど」
「やった! じゃあ今日の放課後、私の家集合ね!」
 私はちょっと、興味を持ってしまった。願いを叶えてくれる≠ニいうことに。


 この時の私は、知らなかったんだ。




 ――…………もう一つ、ビルについての違う噂があることを。



 

4:董香、◆A.:2014/09/10(水) 19:25 ID:4k2





#02



「……ほんとに幽霊なんていんのかなぁ、」
 私と藍は、ボロビルの前に来ていた。
 あちこち汚れた壁、ビルの周りは雑草だらけ。風が吹く度、サァ、と雑草がたなびき、なんとも言えない雰囲気になる。


「ねっ、ねえあれって…。」

 藍は、そう言って私達のいる場所から少し離れた場所を恐る恐る指差した。
「なに? 早速幽霊?」
 ちょっとだけドキドキしつつ、藍の指差す方向を見た。


 ……そこには、5人グループの女子たちと、ただの平凡な男子が4人居た。


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