神様は嘘つき。

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1:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/01(水) 20:03 ID:R4A




p.m.5:00の恋。

私は、イケナイ恋をした。




愛に溺れ、嘘に溺れ、

何時も君の傍にいると誓う。





この言葉に偽りはありませんか――…?

2:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/01(水) 20:59 ID:ZBY



初めまして、お久し振りの小鳥遊です。

受験生になり、一時期しばらく休ませて頂いていたのですが再び戻って参りました。名前は少し変えましたので恐らく分からないかと。


一方こちらの小説は魔法のiらんど様にて連載中の小説でしてなるべく話を変えて進めていきたいと思います。
受験真っ只中なのでなかなか更新出来ませんが温かく見守ってやってください。

よろしくお願いします。

3:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/01(水) 21:01 ID:J/6










――ガタン、と揺れる車内によろける一つの身。


窓に射し込むオレンジ色の夕日は人影を作り、ゆらゆらと陽炎のように静かに踊っていた

学校の帰り道。



スクールバッグを肩掛け、片手には一冊の文庫本。今時の女子高生が「高瀬舟」を黙読なんて。罪の犯していない人物が犯罪者と捉えられる冤罪のお話。
黄昏つつ読んでいると時刻はもう午後4時30分を過ぎていた。



「……そろそろかな」



静寂とした終電駅。
読んでいた文庫本を鞄に終い、私はとある目的地へと踵を返した。

4:にっきー:2014/10/03(金) 11:33 ID:r96

描写がとても綺麗ですね!

参考にさせてもらいます。
私も受験生なんですwお互い頑張りましょう!

では更新楽しみにしてます。

5:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/04(土) 23:06 ID:GI2



>>4】*にっきー様*


お誉めの言葉、有難うございます。
参考だなんて…恐縮です;
そうなんですね…!はい、大変ですがお互い頑張りましょう。

6:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/04(土) 23:07 ID:lSg







駅を後にし、とある目的地へと向かう最中。
小さな手と大きな手が固い絆で繋がれた、頬が緩むほど微笑ましい親子連れの姿が瞳に映る。


弾む会話もまた可愛らしい内容で。
私はどこか憧れをも感じていた。

そして歩を刻む度近付いてくる目的地に胸の鼓動は周囲に漏れ聞こえてしまうほど高鳴り、お願い、鎮まって≠ニ心中で囁くくらいに坦々と跳ねていた。



「着いた…、」



ピタッと足を止めたそこは小学校よりも一回り小さい保育園。
校門を抜けるとジャングルジムなどの遊具が忽然とあり、呟いた言葉などとは全くといって似合わず、着いてしまった≠ニ言った方が正しいのかもしれない。





――その時私の頬は既に真っ赤な林檎のように染まっていた。
…誰も知る由もなく。

7:にっきー:2014/10/05(日) 11:08 ID:GY.

小鳥さんの小説の改行が個人的にすごく好きです笑

見やすいので。

私も小説書いてるんですが
よかったら見ていただけますか?

これからも頑張ってくださいね!
また来ます。( ̄▽ ̄)

8:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/05(日) 18:11 ID:ZBY



>>7】*にっきー様*


ケータイ小説仕様にしてあるので凄く有難いです。
はい、小鳥遊なんかで良ければ時間があるときにいつでも読みにいかせて頂きますよ〜

応援有難うございます。

9:にっきー:2014/10/05(日) 19:27 ID:GY.

いいんですか?
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1408782130/l50
これです!
よかったら見てください!
ケータイ小説いいですよね!

10:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/05(日) 20:53 ID:0PI







「…先生、いるかな」



足の裏が張る程に背伸びしながら窓越しに教室の中を覗く。

しかし、漆黒の影が教室を覆い、教室の中など見えない状況と化す。


―が、堕ちゆく夕日が照らされ、窓辺に映されたひとつの影が私の心を物語った。



「行かなきゃ」



自然と前へと進んでいく足が止まることはなく、見つめる先は一点へ。

教室の扉を開けると待っていた妹の満悦な笑顔など一度見る程度で視線は彼の笑顔へと移り変わっていた。



「お帰りなさい、いのりちゃん」



彼はいつもこう告げる。
学校帰りで鬱が溜まらないようにと気遣って待ってました≠ナはなくわざとお帰りなさい≠ニ。


私にはそれが嬉しくてしょうがなくて。



「…ただいま。拓海先生」



一条拓海(いちじょうたくみ)、拓海先生にいつしか恋心を抱くようになっていた。

11:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/05(日) 20:55 ID:lSg



>>9】*にっきー様*


はい、近々閲覧させて頂きますね。魔法のiらんど様で綴らせて頂いているのをコピーして投稿しているだけなんですけどね;

12:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/11(土) 14:30 ID:LVE







「いつも大変だね」


「もう…慣れてるから」


夕日が佇む中、他愛もない会話に妹が眉間に皺を寄せ、じっとこちらを見つめる。
何か怪しんでいるのか。
いや、所詮妹は園児。
そんなこと解る筈もない。



「どうしたの?」



拓海先生が一言問う。



「拓海せんせーといのりおねーちゃんは好きするの?」



あまりにも無防備な言葉に心臓がドキッと跳ねた。
何かを見透かすような告げ口を私はぐっと手で押さえ、「ほら、帰るよ」と焦りの色を誤魔化す。



「せんせーさようならー」


「さようなら」



だけど、

妹の言葉が未だに頭から離れなくて。
嘘だと自分の心に言い聞かせていたのに。


振り向いた先の拓海先生の笑顔に確信を覚えた。




この恋はホンモノだ

13:にっきー:2014/10/13(月) 19:16 ID:k0E

ありがとうございます!


先生との恋ですか?!
まさかの

この先の展開が気になります(^^)

14:小鳥遊なつ ◆4w:2014/10/19(日) 14:46 ID:R4A







「……はあ、」



帰宅後、私はすぐに家着に着替えて自室のベッドに腰を下ろした。
そのまま寝転がってはクッションを身に抱き抱え、溜め息をひとつ。

またその溜め息も子音がはっきりと判る程で。



「何で私先生なんかに恋しちゃったんだろう…」


高校生になっても彼氏ができない私に神様からプレゼントされたのは先生≠ニいう類いの人との恋。

その恋も片想いなんだろうな、と思うと自然と胸が苦しくなる。



「だって恋なんてしたことないんだもん」



初恋の相手が先生だなんて。
周囲の人間が聞けば何と言うだろうか。
実際自分でも親が泣くレベルだと思っているのに。




「――諦めよう、」



拓海先生のことは忘れてまた新たな恋を見つけるんだ。
私はそう心に決めた。




…しかし。

1年後、まさかあんなことになるとは思いもよらなかった。


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