未来へ

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1:ちょこ*いちご:2014/10/06(月) 19:42 ID:jN6


人間なんて嫌い
世界なんて嫌い
クラスメイトも家族も先生も

…皆死んじゃえば良いのに。

涙なんて今までどれだけ流してきただろう
今となってはもう一滴も出ない
それだけ強くなったのかな。

ううん、私の心はずっとずっと泣いてばかりだよ。

私に下さい。
愛と夢と光のある未来を。

2:ちょこ*いちご:2014/10/06(月) 19:54 ID:jN6

クリック感謝です!
何回改名したかも覚えてませんが…
ちょこ*いちごです。
オリで特に知られてる名前は池島綾乃、麗恋で、此方ではチョコリーナ、です。
↑(チョコリーナって確か1年前位の名前…←)

そんな訳でお知り合い様、声掛けて頂ければ嬉しいです!勿論アドバイスとかコメントとか頂ける方もお待ちしております。
ただ、中傷や荒しはお止め下さい。
下手なのは承知の上ですが主はとってもメンタル弱いです。

それはさておき、今回はいじめ、虐待、恋愛等がテーマです。
辛くても未来へ歩んでいく少年少女達の人間関係が上手く伝われば良いと思っています。

>>1 プロローグ
>>2 主紹介
>>3 キャラ紹介

3:ちょこ*いちご:2014/10/06(月) 20:23 ID:jN6

*キャラ紹介*

一ノ瀬 皐 (イチノセ サツキ)
エリート校である清川学園高等部一年生。クラスでも目立つグループに入っている。

一ノ瀬 茜 (イチノセ アカネ)
皐の兄。清川学園高等部三年生。妹とは違い秀才で将来有望な生徒。実はシスコンだったりする。

一ノ瀬 百合 (イチノセ ユリ)
皐と茜の母。教育の為なら何でもする鬼ママ。だが本人は不真面目で自分勝手。

藤堂 誠也 (トウドウ セイヤ)
大手株式会社部長。百合の元夫で一ノ瀬一家の生活を支えているが、百合と復縁する気は全く無い。

和田 零香 (ワダ レイカ)
皐のクラスでも目立つグループのリーダー。派手で高飛車な女王。皐を含めた仲間を従えている。

木下 花火 伊豆原 彩 
零香の仲間。

4:ちょこ*いちご:2014/10/06(月) 20:26 ID:jN6

>>3 一部変更

一ノ瀬 茜 (イチノセ アカネ)
皐の兄。清川学園高等部三年生。
秀才で将来有望、妹にも優しい。シスコンだったりする。

5:ちょこ*いちご:2014/10/06(月) 21:12 ID:jN6

第一章 *崩壊への一歩*

「「行ってきます」」
兄と声を揃えて玄関を出た。
…何故高校生にもなって一緒に登校せねばならんのだ、本当、不愉快極まりない。
「皐、口。」
兄がいちいち立ち止まるので、私は溜め息をつきつつ三歩後ろに下がった。
すると、兄の手が私の顔に触れた。
そして唇を撫でて離れていく。

バコッ、

思いきり膝蹴りをしてやる。
一言も発さずに。
内心、実の兄に高校の登校途中にご飯粒拭って食われて嬉しい奴があるか、この馬鹿兄貴が。って思うんだけどね。
また変な噂が立つと確信したので、兄を一人残してダッシュで学校へ向かう。兄の最後の言葉は「皐ぃ〜、照れんなよ、」…アホとしか言いようがない。

学校の手前から歩き始めて、校門を潜り、靴箱へ向かい、最近やっと慣れてきたローファーから上靴に履き替えた。教室に入るとまず一番にこれ。
「おはよう、零香。」
と、クラスの女王様に御挨拶することで。面倒だけど、これも日々の平和を守る為、逆らったらそこでゲームオーバー。
「おはよう、皐。今日はツインテールにしてきたの、似合うでしょ?」
「凄く似合ってる、零香には何でも似合うよ?」
と、顔に笑みを張り付けて会話してから席へと向かう。思わず溜め息。

和田零香は正直苦手。
派手で高飛車な女王。顔も体格も憧れるけど性格悪いし。
でも逆らったら何されるか分からない。恐らく卒業するまで奴隷である。

…今の生活だって楽しくは無いけど。
学校では零香の御機嫌を取って
家では母親の御機嫌を取って。
でも大丈夫、私には大好きな親友も、変態だけど、絶対味方の兄も居る。
それだけで平和でラッキーでは無いか。
…この平和のバランスを保つのが私の役目なんだ。

バサッ、

「うわぁぁっ、」
…いきなり後ろから覆い被さられた。
せっかく人が読者に説明していたと言うのに…。
犯人は振り向かなくても分かる、木下花火だろう。
「花火…。」
呼び掛けると、無邪気に笑う花火が私の前に出てきた。
「おっはー♪」
やけに上機嫌だ。
「花火、何か良い事あった?」
…花火の事である、どうせまた薄っぺらい恋のご報告、と言った所であろうか。
「今日ね、合コンなの!」
ちょっと違ったか…
「へぇー、」と答えると、やっぱり花火は、「皐も来るでしょ?」と誘ってきた。
…きっと零香の命令。従っておこう。
「絶対行くよ!」

…正直面倒だし、遅くなるとまたお母さんにぶたれるんだけどなぁ…、憂鬱。

6:かっぷけーき(*´∀`*):2014/10/11(土) 17:35 ID:vY.

【ちょこ✽いちご様】

(๑ゝω・ิ)ノ☆゚+.こんちゎ゚+.☆

「未来へ」読ませていただきました!キャラ設定も細かく書かれていて…

感動しました!これからも読ませていただきます!

これからも頑張ってください!応援してます!


byかっぷけーき(*´∀`*)

7:ちょこ*いちご:2014/10/12(日) 22:22 ID:jN6

>>6

ありがとうございます(o^^o)
主とってもとっても嬉しいです!

スマホになりました!しばらく書いていませんでしたが明日から再開予定でございます!
お楽しみに?w

8:ちょこ*いちご:2014/10/14(火) 00:26 ID:jN6

「えー!怖いのとか絶対無理ー!」
「そうなの、?今度お化け屋敷行くー??」
零香め…。前皆でお化け屋敷行ったときお化けに鼻で笑ってたでしょーが。
カラオケにて、烏龍茶をすすりながらそんな事を思う。携帯をいじりつつ気取って歌う男の子を観察したりするだけ…。つまんない、!
「皐ちゃん、?」
何じゃこの野郎…
思わず言葉を呑み込んで、
「あ、凉介さん!」
と笑顔を張り付けた。
「隣良い?」
チラリと零香を見て、以上無しと確認。
「どうぞ」
笑って隣をぽんぽんと叩いてやった。
凉介さんは、旭野高等校二年生で、爽やかイケメンの類の人である。
「今日はあんま乗り気じゃなかったのか?」
…ずっと私の事見てくれてたのかな、そんな事を聞かれた。
「いえ、そんな訳では無いんですけど…」
嘘を吐いて苦笑いをしたら、「嘘だー、!」なんて笑われた。何故。
不思議な人だなー、とか思っていれば、「実は俺もそんな乗り気じゃ無くて…」と笑ってくれたので、少し気を許してしまった。
「…そうですか…やっぱり合コンとかそーゆーのじゃないですよね、」
自然と頬が緩む。
「…やっぱり仲間、だな!…運命、っての?そーゆーのが一番だよな」
クスクスと笑って言った。
「運命…ですね」
私も久しぶりに心からの笑みが出た。
ふと、零香と目が合った。一瞬、私を睨み付けたような…?
少し心配しつつ涼介さんとしばらく雑談を楽しんだ。

9:美桜:2014/10/14(火) 07:46 ID:r8o

≪ちょこ*いちごⓒ≫
「運命」キター!!
面白いです!頑張って下さい!
応援します!

10:ちょこ*いちご:2014/10/14(火) 23:09 ID:jN6

>>9

うわーん!!!
応援ありゃとー(泣
超のろのろ更新やけどこれからも頑張るで!!

11:ちょこ*いちご:2014/10/14(火) 23:40 ID:jN6

ダン!

食卓テーブルと、手のひらがぶつかりあう鈍い音がした。思わず肩がはねあがる。
「皐、今何時」
「8時」
「何処行ってたの」
「友達の家」
「嘘でしょう」
母である一ノ瀬百合と睨み合う。
母はお酒に酔っているのか、ほんのり頬が赤かった。
酔った大人に叱られて堪るものか。
私はまた言い返す。
「はぁ?私の何処かにGPSでも付いてる訳?」(嘘だけど)

パシッッッ

…今度は頬と手のひらがぶつかった。
…痛みなんて感じない、感じるのは母への憎しみだけだ。それに、こういうのには慣れている。もはや日常茶飯事である。
いつもの様に、罪悪感を交えた表情で立ちすくむ母に「最低」とだけ伝え、階段をかけのぼった。

バサッ

「うゎっ…!」
「またかーさんに苛められたのか、皐」
「…まあね」
…油断していた。このシスコン兄貴めが…
抱き寄せられた身体をすぽん、と兄の腕の中から抜いて部屋へ向かう。
そのままベッドへダイブして、直ぐ様LINEを開く。思わず顔が綻んだ。
涼介さんである。
[今日楽しかったな!]
というメッセージ。
[楽しかったです!]
と返して、天井を見やったとき、がちゃりとドアが開く。思わず「うわ!」と叫んでホーム画面へ戻した。
「ノックぐらいしてよ、この馬鹿!」
きっ、とドアの向こうでへらへらしている兄を睨み付けた。
「まぁまぁそう言わずにさ」
と、差し出されたのは保冷剤と水。
頬を緩めて、礼を述べた。保冷剤を頬に当てて水をごくごくと飲み干した。
「…酷いもんだなー、いつもより赤い…」
兄は眉を下げて私の頬に視線を注ぐ。
「痛くないよ、慣れてるし」
「いや痛いだろ、つか跡残るぞ?」
とか何とか言ってくるので、へらりと笑って
「おにーちゃんに比べたらまだマシ!」
と、言っておいた。
兄は…可哀想だった、あの時は。何度も壁に打ち付けられて、叩かれて、挙げ句の果てにはナイフまでつきつけられた事がある。
それがトラウマで、兄は私の作る料理しか食べないし、私か父が選んだ服しか着ない。なるだけ母に自分の備品を触らせず、口も聞かないのだ。
一時期不登校してたし…。
私も、それを見たのがトラウマて不登校して、ずっと口聞かなかつたな〜。


「ん、でも回数的にはお前のが多いだろうが」
すると私の気持ちを察したのか、そう言ってくれた。私は、ゆっくり溜め息をついて、「どっちもどっちだよ」と、無理矢理笑みを張り付けたのだった。

12:ちょこ*いちご:2014/10/15(水) 23:05 ID:jN6


「わぁぁぁ、遅刻!」
叫びながら玄関を飛び出した。
近所の並木道を駆け出し、、近道の裏路地をすり抜けて、大通りへ出れば、歩道橋を駆け上がる。
「っと…!」

がし、

「危ないぞ…って、お前確か……そう、一ノ瀬三月!」
「あ、前島翔太!…さん、つーか三月じゃないです、皐です」
急ぎすぎてつまずいたら、後ろから手を捕まれた。やや不満げに私は言った。この前合コンで零香と仲良かった人。
「…お前も遅刻、?」
眉を寄せて聞いてくる翔太さん。
「…まぁ。」
と素っ気なく返事をすれば「じゃ!」と駆け出す。
「ちょっと待て!」
ぐい、と肩を引っ張られてよろめく。軽く抱き止められて、わずかに頬が熱くなったのが分かった。
「何ですか!200字以内で手早くどうぞ!」
「連絡先聞いていい?」
「…忙しいんで零香に聞いてください」
「嫌」
「花火」
「…まぁ良いけど、急いでるなら。」
溜め息ひとつついて、翔太さんは去っていった。…何だったんだ。
「…って、こんなことしてる場合じゃない!」
と、慌てて走り出した。




「えー、ここテストに出るから覚えとけよー、じゃあ授業終了ー」
数学の授業が終わった。次は体育。
…今朝はギリギリセーフで門を通った。
更衣室で手早く着替えて、零香達と駄弁りながら体育館へ。
今日の授業は、男女合同でバスケ。
のんびりしていれば、授業が始まった。

ピー

試合開始の笛。体育の得意な私は男子からボールを奪い取ってゴールへダッシュ。ゴール付近の和へとパス。

ガコン!

「っしゃぁ!」
お見事。試合開始40秒でゴール!
亮とハイタッチを交わして、位置につく。
ゴール付近でパスを待つ。
ナイス!彩!
彩からのパスを受けて、ゴール…の、はずだった。

ぐら…っ

唐突、視界が揺れて、鈍い音がした。
「っ…は、」
そう、…過呼吸。
「一ノ瀬!」「皐、!」
体育館へざわめきが広がる。
苦しくて、悶えていれば、ふわりと身体が宙に浮いた。目の前にある顔を見て本当に息が止まりそうになった。
…和!
抱き抱えられて、保健室へと連行されてしまった。

13:ちょこ*いちご:2014/10/17(金) 19:53 ID:jN6

「…ありがとね、和、」
先生に淹れてもらったハーブティーを飲み干した私は、ゆっくりと伝えた。
過呼吸は、ストレスや興奮による物だろう、って言われた。
…確かに勉強に母に零香に…気が重い事はたくさんある。でも、兄も和も……涼介さんも味方なのにな。
「…別に、」
和が頬を紅く染めて言った。私は、くすりと笑みを浮かべた。

ガラガラガラ

「…おにいちゃ、」
「あ、先輩」
世界が終わった、みたいな表情で保健室へ兄が登場。
がばぁぁ、と抱き締められて、思わず顔が熱くなる。
「し、失礼します…」
かちんこちんの和を取っ捕まえて、「こいつ剥がせ!!」。男女の差だ、逃れられない。
「お前な…気ぃつけろ、俺はお前無しじゃ…死ぬぞ」
「…分かったから離して」
そんな会話をして、苦笑している和をひっぱたいた。再び「剥がして」と。
「先輩、ちょっと…。」
兄の不意をついて思いっきり引っ張る和。ついでに私も兄へと一発蹴りをくらわせておいた。


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