〜猫と作家は巡り合う〜 チートありの、1.5

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1:とろぴかる:2014/10/08(水) 16:49 ID:CS2

とある少女たちのGAMEPLAYの番外編となっております
毎日交互に更新していく予定です^^
夏目綴流、別名芥川綴がゲームプレイヤーのデータ2に保存された、もう一つの物語――……


【ゲーム説明書】

プレイヤー 夏目綴流(芥川綴) ♀
中学1年生で天才作家の肩書きを持つ。『インク』の飼い主。

インク ♂
神社に居座るオスの三毛猫。夏目漱石の飼い猫の末裔とされている。
夏目綴流の家に引き取られた。
オスの三毛猫は高値で引き取られるため、色々と誘拐に会うことが多い。

語筆文亜 ♀
夏目綴流と一緒に訳の分からない部活、『ラビリンスタイム』という部活に所属する、綴流の友人。
新人作家でありながら、ランキングの上位を誇る作家である。


『主なストーリー』
オスの三毛猫、インクは高値で引き取られるため誘拐によく会う。
飼われていた頃も、先祖とは逆に不幸を招く猫として、飼い主を不幸に陥れた結果、捨て猫にされた。
人間が信じられないインクは、孤立していくのだが……

2:とろぴかる:2014/10/08(水) 17:55 ID:CS2


 吾輩は、猫である。

 名前はまだ無い――と言いたい所だが、実はある。

 名乗るのは恥ずかしいし、ただ祖先の名言を言ってみたかっただけだ。

 人間とは実に醜悪で弄れた生き物だなぁ、と俺は思う。
 自分の都合が悪ければ邪魔者を力尽くで排除し、排除した者の保証もしない。
 これが現実で、受け止め、法則と言う物……だろう。

 くすんだ赤色のはげ落ちたペンキで塗られた古い鳥居。
 奥の茂みに寺があり、夕方には美しき鐘が響く。
 オレはここに半年前からずっと居座っていた。

 よく学校帰りの学生が俺の体をキャーキャー騒ぎながら撫でるのが嫌いだ。
 猫なんて人間からすればどいつもこいつも同じ顔なのに可愛いとか言う。
 きっと猫なら全て可愛いと思っているのだろうな、人間は。

「あ、可愛い三毛猫〜」
「やめておきなよ、その猫に触ると噛み付かれるんだって」
 一人の学生服に身を包んだ女性が手を差し伸べるのを、もう1人の学生が押しとどめた。
「えぇ、怖いー、猫って噛み付くんだ〜」
 ふん、こっちからしたら人間の方が怖い、さっさとあっちへ行け。

 それがオレの、人間より醜悪で弄れた性格だった……

3:とろぴかる:2014/10/08(水) 18:21 ID:CS2

 夕日が眩しく、影が長く伸びている夕方だ。
 もう5,6時くらいになっていて、帰宅する学生が多い。
 俺を見て足を止めたのは、長い髪の、少女だった。

 俺に手を差し伸べることなく、不思議そうに眺めるだけだった。
 彼女のYシャツの胸ポケットには万年筆のインクの染みが濃く滲んでいる。
 そのままゆっくり、彼女は歩み寄って来た。

「君、毛の模様が垂らしたインクみたいで面白いね」
 彼女は高く、穏やかでゆっくりとした口調で言った。
 確かにオレの毛並みは三毛の他に、黒くインクを垂らしたようなのが所々にある。
 
「君はオスの三毛猫かい?珍しいねぇ……」
 オレはその言葉にピクッと反射的に反応した。
 誘拐される、そうオレはすぐに警戒する。
「そのインク模様……」
 え――?

「そっか、じゃあ君の名前は『インク』ね!」
 オレは唖然としたまま、混乱していた。
 彼女が手を差し伸べ、撫でられようとも、オレは噛み付かなかった。
 いや、噛み付くことが出来なかった……

 金縛りにあったかのように、呆然と、あるのは意識のみ。

 オレがオスだと気づいて、捕獲しない人を初めて見た……
 

4:匿名希望:2014/10/08(水) 20:01 ID:696

つまんね

5:らびりんす:2014/10/08(水) 21:26 ID:CS2

初めての感想!
つまらない…もっとワクワクする作品目指します
貴重な意見が聞けて嬉しいです!^_^

6:匿名希望:2014/10/09(木) 19:46 ID:G.U

スレ主かわいそうやん…

大丈夫ですか?

7:らびりんす:2014/10/09(木) 19:57 ID:u6k

別に大丈夫ですよ
口だけのお世辞より、率直な感想の方が嬉しいです^_^
心配ありがとうございます(⌒▽⌒)


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