愛されウサギ

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1:康:2014/10/29(水) 18:15 ID:Pl6

こんにちは!!

今回絵本風で書いてみたいと思います!(てゆうか敬語?です)

悪口、荒らしはおやめください…

よろしくお願いします!

では…スタート!

2:康:2014/10/29(水) 18:23 ID:Pl6

僕はウサギです。

愛されるために生まれたぬいぐるみです。

…ある所に小さな小さな女の子がいました。…

その女の子はケーキを焼くのが好きでした。

毎日毎日ケーキを焼いています。家にはスポンジの香ばしい香りが立ち込め、

イチゴの酸っぱいにおいも、チョコの甘いにおいもします。

女の子は一生懸命ケーキを作ります。まるで誰かのために作っているようでした。

その一生懸命な目に魅かれて僕は家に入ってしまいました。

3:康:2014/10/30(木) 20:37 ID:Pl6

家の中に入ると、女の子はケーキをにこにこしながらテーブルへ並べています。

手前に一切れ、奥に一切れ。誰のケーキでしょうか。

お母さん?お父さん?おじいちゃん、おばあちゃん…ぼくにはわかりません。

「さあ入って、一緒にケーキをたべましょう?」

女の子は言いました。やさしく、やさしく言いました。

なので、丁寧に会釈し、一緒にケーキを食べました。とてもとても甘くて美味しかったのです。

「明日また来てね」

女の子は言いました。

やさしく、

やさしく、

かなしそうに。

4:康:2014/10/31(金) 17:45 ID:Pl6

僕はそれから毎日毎日、ケーキを食べに行きました。

いつもいつもあまくて、おいしくて、愛情が詰まっているケーキでした。

でも、女の子は日に日にやつれていきました。

そんなある日女の子は倒れました。

彼女が倒れたのは病気のせいでした。その病気というのは末期のがんです。

彼女はもう立派な女の人でした。

僕は悲しくて悲しくて、胸が張り裂けそうでした。でも、

彼女の病気を治すため町中の病院を駆け回りました。

だけど医者たちは「やはり治せないものは直せない」と言って僕のことを

半ば突き放したようにして帰しました。

5:かっぷけーき(*´∀`*):2014/11/01(土) 14:53 ID:vY.

>>>康さん

わー絵本風でとってもいいですねー

これからも読みます!いっぱい書いてください!

6:康:2014/11/01(土) 14:57 ID:Pl6

+ありがとうございます!!

頑張って書いてくのでよろしくお願いします(`・ω・´)

7:康:2014/11/04(火) 19:35 ID:Pl6




女の子は死んでしまいました。



僕は悲しくて悲しくて涙が枯れるほど泣きました。

そして腫れた目で彼女の作った最後のケーキを見つめていました。

すると幻聴が聞こえて来ました。

「彼女を助けたいか?」

僕は喜びました。

こんな小さなぬいぐるみでも彼女を救えるのだと思うと

胸がどきどきして泣きそうになりました。

でもこの声はなぜか≪自分の声≫に聞こえるのです。

違うはずなのに…。

8:康:2014/11/05(水) 19:20 ID:Pl6

「助けたい」

そう僕は言いました。

「ならお願いだ。彼女に、俺の妹に会わせてくれ」

会う? 会わせる? どうやって?

この声の主は見当たりません。

「大丈夫、君が会うだけでいい。」

僕が?…………

とにかく、会うしかないと思いました。


彼女に会いに行きました。


彼女の肌は青白くて、冷たい体に死装束を着ていました。

亡くなっていてもきれいでした。

その時でした。

僕の頭の中に走馬灯のように記憶が流れ込んできたのです。

9:康:2014/11/06(木) 22:53 ID:Pl6

その時から僕の頭に幾千、幾万もの記憶が頭で

ポップコーンがはじけるように出てきました。

「僕は…僕はこの子の兄だったのか!」

そう、僕は彼女のお兄ちゃんでした。

頭の声は僕の生前の声だったのです。

そして僕は死んだ人間だったのでした。

彼女があるとき、話していました。

「私のお兄ちゃんは優しくて、おっきくて、強かったんだよ!

でも2年前、交通事故で死んじゃったんだ…」

ケーキを食べているとき、《ウサギちゃん》と

呼ばれるのが妙にくすぐったくてうれしかったのも、

すべて生きていたころのことを思い出して

楽しかったんだと思えたからなのです。

10:康:2014/11/07(金) 22:42 ID:Pl6

僕は彼女を助けたい。

その一心で彼女のところへ駆け寄りました。

「彼女を助けたい。どうすれば助けられる?」

心の声は

「…すこし、見てもらいたいところがある。」

とつぶやきました。

丘を越えて、川を渡ったところに、

小さな、小さな工房がありました。

入ってみると、中はがらんとしていて、アンティーク調の

時計屋さんのようで、何年も使われていないようでした。

ほこりが舞い上がって日に当たり、きらめいていました。

…ほこりまみれで生物学の本ばかりのたな。

ここがどうしたというのでしょう。

11:康:2014/11/10(月) 21:07 ID:Pl6

その工房の奥のドアを開けるとそこには

たくさんの「僕」がいました。

色や形は違えど、たくさん、本当にたくさんの

僕が置いてありました。

「そう、君は僕の魂の器、ただのぬいぐるみなんだ」

ああ…僕は…僕はただのぬいぐるみで、

妹の寂しさを紛らわすための「物」だったんだ…と

思いました。

「それでも楽しかった、うれしかった、それがわかった

だけでいいんだ」

僕は言いました。心の声はただただ

無言のままでした。

12:康:2014/11/11(火) 20:26 ID:Pl6

「助ける方法がある、といっただろう?

それは…君の魂で彼女を生き返らせる、

『等価交換』だ。」

何と言うことを言う人でしょう。

僕はぬいぐるみだから

魂なんてあるはずがないのに…

「君自身にもきちんと魂というものは

あるよ、それに丁寧に、丁寧に

作られたぬいぐるみなら

どのぬいぐるみでも…ね」

なら、その等価交換をやりたいと思いました。

それで彼女が生き返るのなら…

「よし、ではまた俺の妹の所へ行こう」

僕は決意しました。

彼女を生き返らせ、また僕のように

愛され、そして幸せなぬいぐるみとともに生きてほしいと…

13:康:2014/11/12(水) 20:54 ID:Pl6

彼女に会いました。

それから、もう一人の『僕』も

持ってきました。

黒くて、片目に星の模様がついているウサギです。

この『僕』なら彼女を守ってくれるだろうと

思ったからです。

「さあ、等価交換を始めるよ…

全身の力を抜いて…」

ゆっくりと深呼吸をして心臓のある、

ハートマークのある所へ手を押し当てました。

そして彼女の額にも手を当てました。

深呼吸してゆっくり、ゆっくり、

眠るように、ゆっくり…

そのまま僕は彼女のところへ往きました。

また、愛されるために…

14:匿名希望:2014/11/13(木) 07:30 ID:GOg

なんか感動しますっ!

15:康:2014/11/14(金) 21:10 ID:Pl6

>>>14

ありがとうございます!!

次で最終回ですがよろしくお願いします!!(≧▽≦)

16:康:2014/11/14(金) 21:20 ID:Pl6





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕はウサギです。愛されるために生まれた、ウサギだそうです。

体は黒くて、片目に星の模様があります。

この丘に立つまでの記憶がありません。

でも、隣に白い体で心臓のところに

赤いハートマークのあるウサギのぬいぐるみが

落ちていました。


丘を下るとあるところに

きれいな、きれいな女の人がとても

おいしそうなケーキを焼いているのが見えました。

家まで行ってみてみるとスポンジの香ばしい香りや、

イチゴの酸っぱいにおいも、チョコの甘いにおいも

します。

その彼女の一生懸命な眼に魅かれて僕は

家に入って行って仕舞いました。



end

17:康:2014/11/14(金) 21:33 ID:Pl6



康からのお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




終わっちゃいました…(-_-;)

でもとても楽しかったので良かったと

思います!!(o^―^o)

この愛されウサギって実は

感動ものにしようと思ったんですよ。実は。(`・ω・´)

でもなんか笑える要素もあるみたいで、

原案見せたら友達に笑われました…(;゚Д゚)

でももう最終回なんて悲しいです…(´;ω;`)

あ、でもでも新しいのをまた書こうと思うんですよ!(^▽^)/

自分的にすっごいファンタジーで中二病みたいなやつ。( ・´ー・`)

あとジョジョの物語も二次創作で書いてます!((ノェ`*)っ))タシタシ

康の名前で書くのでできれば見てやってください…(-_-;)

↑のファンタジーのは途中で投げ出すかもなのでよろしく!(≧▽≦)

では、いままで見てくれた皆々様!ありがとうございました!

長々とすみません…(-_-;)

では、また今度ーーー(*´▽`*)/


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