さや

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1:さや:2014/11/02(日) 22:09 ID:An6

ミーンミンミンミンミンミン 
ミーンミンミンミンミンミン

うるさいセミの声。
「8月も、もう終わりだな。」
「うん。」
せっかく話しかけてくれた綺人(あやと)の会話を断ちきるように私はただ淡々と相づちを返した。
 今までどれだけのものをなくしてきたのだろう。そう思って、また、また、銃を構える。
「バーン」
心地よい銃声と悲しいくらいの血しぶきが私をめがけて飛んできた。
 ことの始まりは7月のことだった。私、嵐奏乃は高1。成績も運動もいたって普通。手先もそれほど器用とも言えない。


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