▼深刻なので思い切ってみた女子高校生の日常日記。

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1:やさみや:2014/12/17(水) 16:20 ID:cHg

 
初めまして、やさみやと申します!
閲覧感謝、差し支えなければどうぞお楽しみ下さい。

▼注意事項:>>002

*Since 12/17
 

2:やさみや:2014/12/17(水) 16:23 ID:cHg

 
 ▼注意事項

・ジャンルは恋愛、学園、コメディー。
・主人公同性愛者。
・グロや死ネタはありません。
 

3:やさみや:2014/12/17(水) 16:53 ID:cHg

 
 ▼プロローグ


___20××年4月、春。

遂に、来た。
人生一度、二度とない高校生活のスタート地点。
私…いや、この日からの“俺”は今日に高校生デビューを果たした。
今日から相園高校、一年生。
入学式を終えた今、これから始まる薔薇色の生活を楽しみに明るい話題で会話弾ませている入学生達。
そんな賑わいと桜並木で桃色の道を、明らかに異様な僕と爆笑の友人が歩いている。
「あっははは!もー、マジで通るとか笑いしかでねぇよ、ははっ」
「…うるさいな。ほらぁ、私達完全に浮いてんじゃんかー…。」
「やー、悪い悪い。全く、本当に入学出来ちまうとはなぁ。」
不機嫌を装えば、コイツ、三神冬真は素直に黙る。
冬真の言う通り、本当に全くだ。
私だって本気で驚いている。
「あんまデカい声で言わないでよ、絶対秘密の約束でしょ?」
「だーから悪いって、あんまり吃驚だからさー。あ、んじゃ俺ここで。」
分かれ道、冬真が片手を振りながら門を右折して見えなくなる。
とっくに居ないその路地に、私は手を振った。

…今日から高校生。新品の男子制服に身を纏った私、浅島秋は本当に男の子デビューを果してしまった。
 

4:やさみや:2014/12/17(水) 16:57 ID:cHg

 
 ▼ワードリスト

・浅島 秋(アサジマ アキ)
・三神 冬真(ミカミ トウマ)
・相園高校(アイゾノコウコウ)
 

5:やさみや:2014/12/21(日) 12:39 ID:5Bs

 
 ▼エピソード1.

__あの日、運命の入学式。
「あ、俺C組ー。」
「私は…。あ、あった。Aだ。」
私達は別々のクラスに分かれて行った。
私が本当は女の子だとかを唯一知っていて、唯一の幼なじみだからやっぱり少し不安だ。
一人で上手く馴染めるだろうか。
そんな私の心境を察したのか隣で気楽に笑う友人。
「まーまー、そんな心配すんなよ。結構男らしいぜ、その格好。」
…他人事に聞こえるよ。
とにもかくにも、私は今から男子である。
気を引き締めて高校生活を過ごさなければならない訳だ。
その為には口調とか行動とか、色々とそれっぽくしないと速攻バレてしまう。
「おーい、秋?お前Aだろ?」
「え?あ、あぁ!そうそう、じゃ、じゃあねー。」
慣れない校舎を歩き続けると、案外早くに私の青春舞台である1−Aは見つかった。
男の子のように短く切った髪を整え、深呼吸を数回。
「よしっ!!」
いざ、私の晴れ舞台へ!
__緊張と不安と期待が混ざった複雑な心を抱えながら、私はその扉を開けた。


 ‥‥‥‥‥


 ▼アナザー

そもそも何故この私、浅島秋がこんな所でこんなチャレンジャーになっているのか。
それはさほど懐かしくもない中学生の時だった。
私は一人、密かに思いを寄せる先輩がいた。
まあ、恋だ。恋愛だよ、恋愛。
それで私は思いっきって、長きに渡る片思いを告げた。
その相手からは、まあ痛く突き刺さるお返事を頂いてしまったのである。
「はぁ?アンタ女でしょ、キモいんですけど。」
…まあ、その相手は超ドSでクールで冷淡な女子生徒だった訳だ。
今思うとあの子の何が良かったのかと思う。
ただ、私に一度だけ優しくしてくれた彼女の笑顔に一目惚れしてしまっただけである。
そう、私は本格的に深刻な同性愛者なのだ。
小さい頃から男の子に混じってボールを蹴り、泥とは常にお友達だ。
中性的な顔に名前、悲しいくらいに色々とペッタンコな体には男装など打ってつけ。
私は決めた、高校では男になって精一杯女の子と青春するんだ!!と。
ド百合でドレズでド変態な私は、幼なじみ冬真を引き連れ、誰一人知り合いのいない難関かつ長距離にある高校に逃げ込んだと言う訳なのである。

…余談だが私は滑り込みギリギリ入学、首席合格の冬真には散々笑われてしまった。
 


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