そして、復讐を誓え

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1:らリク:2015/01/16(金) 21:07 ID:eWM

昔から、本当に太っていた私




『リリカのデブー!』

『豚ー!』




「・・・・・」




こんな風に言われるのが、日常


そう、いつものことだった




「そう、だよね。

あたしはデブ」




辛かった


泣いた日も数えきれなくて



可愛い子を見ると、本当に羨ましいと思った


妬ましくなった




だから、痩せたい!







と思っても……









「疲れるから、明日から」








意思の弱い自分に嫌気がさしつつ


結局、なにもできずにいた

2:らリク:2015/01/16(金) 21:18 ID:eWM

「ふ〜っ


疲れた!」




花壇の土を耕して、息をつく




「一旦休憩、と」




汗を拭い、座り込む


地面に腰を下ろすとき、見事に「ドスン」と音がしたのが悲しい




「・・・」




横目に時計をちらりと見て




「そろそろ、だ」




あいつが来る




自分で、にやけているのがわかる


それを隠すように、私はまた作業を始めた




しばらくすると・・・




「お、リリカじゃん」




(来た・・・!)




できるだけ無愛想な感じで、と心がけつつ振り返ると、やっぱりいつもの彼がいた




「なによ」




「いや〜やっぱりいるな〜と思って




てか、やっぱりデブだな。すぐ気付いたよ」




好きな人に言われたからいささか傷つくが


私はいつものこの時間を


好きな人と、たわいもない話をする今を、とても愛していた




「悪かったわね、デブスで」




そう言うと、ケタケタと笑い出す彼




この笑顔が好きだった


この笑顔が見れるのなら、少しくらい罵られるのも我慢できた




そして、この笑顔を見れるのは、私だけだと


優越感まで抱いているのである

3:らリク:2015/01/16(金) 21:39 ID:eWM






「これにて、卒業式の全日程を終了します」




そう、校長先生が言い終わった途端


すぐに会場は騒がしくなり始める




「リリカ〜違う中学行っちゃうんだよね


私すんごい悲しい〜」




「私も!リリカのこと大好き!忘れないでね。」




泣いてまで、別れを惜しんでくれる友人たち


私の方こそ泣きそうだ




私たちの小学校を卒業した生徒たちは、ほぼ全員が同じ中学に行く


が、


私は、違う学校



親の都合で、別の学校に行くことになった


寂しいけれど、またいつか会えることを信じて頑張ろうと思う



ふと、友人が何か思い出したような顔をして





「そう言えば、リリカと同じ学校行くって人がいたよ」



「えっ!」




突然、そう言われたものだから


思わず渡された花束を落としてしまった




「え!?い、いたの?誰!?」




「名前は・・・えーっと



2組の、雪宮マコトちゃん」




「ふ〜ん」




何気なく2組の方を見てみると、いた


例の雪宮マコトだ




名札をつけいたのでよくわかる




それにしても彼女・・・


私と同じくらいか・・・それ以上にふっくらとした体つきをしている




仲間?




話したことないけど、仲良くできるだろうか・・・




「!」




その時、雪宮マコトと目があった


彼女のその鋭い瞳が









しっかり私を捉えていた

4:らリク:2015/01/16(金) 21:54 ID:eWM

「えーっと


卒業アルバム、卒業証書、花束・・・よし」



花束は先ほどのダメージでほとんど花が散っているが




「どっこらせっとぉ!」




勢いよく椅子から立ち上がると、私の全体重を必死で支えてくれていたのだろう


椅子が解放されたかのように大きな音をたてた


ああ、悲しきかな




と、同時にトイレに行きたくなった


なんなんだ私は




でも、小学校最後のトイレだと思うとなんだか悲しくなり


涙まで出てきた


感謝の言葉でも述べに行こう、と、私は涙を拭って歩き始めた









「リリカってさぁ〜




正直言って、超デブ」













「だよね〜顔とか、こってりしてるし。




まさにデブス、みたいな」




「キャハハっ!言えてる」









「・・・ぁ」







さっきまで、一緒に話していた友人たち


鏡の前で髪を整えながら、大声で私の悪口を言っている




きっと、今までに何度もこんな風に行ってきたのだろう




表向きは優しくして


裏ではこんな・・・







自分が、バカみたいだ




涙をこらえて走り出した

5:らリク:2015/01/16(金) 22:11 ID:eWM






走り出したとは言え、所詮デブの私


すぐ疲れて、ヘロヘロになっていた




おぼつかない足取りで、壁にもたれて歩く




「はあ・・・」




もう、今日は帰ろう


辛くて、悲しくて




もう、早くベッドに潜って眠りたい




そう、思ったときだ









「・・・す




好きです!」









絞り出すような声で


本当に、小さな声だったけれども




確かに聞こえた




告白の瞬間







そーっと、そーっと




告白現場なんて、人生でそう見られないかもしれない


だから・・・




覗くと、そこには最近「可愛い」と学校中で噂の女の子




「・・・




へぇ・・・」




私も今見て、すごく可愛いと思う


ボブにした焦げ茶色お綺麗な髪に、うさ耳カチューシャ


白くて細い手足なんて、モデルさんを見ているようだ




そんな子に告白されるなんて、その男子は幸せものだなぁ




なんて考えたときだ








「俺も。


よかったら・・・付き合って?」









「!」




その声を聞いて、私の瞳から今度こそ、大粒の涙が溢れ出した




だって、だってその声の持ち主は









私の大好きな、彼の声ーー

6:らリク:2015/01/16(金) 22:24 ID:eWM




「ほ、本当に!


私、葉切くんはてっきりリリカちゃんのことが好きなんだと・・・」




女の子の口から出た、私の名前


思わず、肩が揺れる



そうだ。せめて


彼の私に対する思いを聞ければ・・・









「リリカ?




ああ、あのクソデブ?」









『クソデブ』




彼の口から飛び出たのは、私の心を容赦なく刺した




「あいつが好きとか。マジないわ


あいつ、誰も友達いなさそうって思って構ってただけなんだ


そしたらさ、顔はキモいし、デブだし臭い」




「そうなんだ〜


でもさ、みんなあの子のこと煙たがってたから


そうやって話かけられて、惚れられてたり・・・」




「うっわ!キッモ!やめてほしいわ〜」









もう、涙さえ出てこなかった




壁にもたれ、去っていく彼らを見守る









ーー耳が無ければよかった




いや、それ以前にこれを聞かなければ・・・









「あたしが・・・




デブスじゃなかったら・・・!!」





今すぐこの体を呪いたくなった




大嫌いだ




彼も、女の子も、友人たちも









でも、一番は・・・









「こんなあたしが・・・




大っ嫌い!」

7:らリク:2015/01/16(金) 22:53 ID:eWM






ーーいつの間にか、私は家にいた


涙に全部流して欲しかったけど、無理だった




目を閉じて、布団を被さった




『夢を見たらきっと忘れられる』




そう言い聞かせて、私は眠りの世界に入った










・・・はずだった




「ちゃらりん♩」




いやに耳につく音



ふと、机の上のスマートフォンに目がいった



この音を鳴らしたのはお前か


このクソ眠い時に




無視しようと思ったけど、何度も鳴るからしぶしぶ・・・とスマートフォンを手に取った





「あ、電話・・・誰から?」




とりあえず、通話ボタンを押す




「はい、もしもし」




『・・・





もしもし・・・




山河リリカさんでしょうか』




おとなしそうな、女の子の声




「はい、そうですけど・・・




あなたは?」




『私は・・・














雪宮マコトです。』




突然の、電話



なぜーー?




『単刀直入に言います





















復讐・・・しませんか』

8:さくら:2015/01/16(金) 23:35 ID:/..

面白いっ!!続きがすごく気になるー!!

9:らリク:2015/01/16(金) 23:47 ID:eWM

ー1年後ー




とある、超有名学校 翼殿女子学園




成績優秀の者しか入れず、生徒は全員前のしっかり閉められたブレザーに、お下げ髪


言葉遣いから、一つ一つの動作から、すでに「お嬢様学園」というのが理解できる




そんな中、 一人目立つジャージを来て走り回る生徒が・・・




「おーいマコト!」



少女が思い切り叫ぶと、また別の所から声が聞こえた




「なんですー」




そういいながらやってくる少女も、ジャージ姿だ






「いや〜ランニングしようとおもってたんだけど・・・もう時間じゃない?」




そう言って、時計を指差す少女


二重のキリッとした瞳に、明るい表情が印象に残る


いわゆる“美人”と言った所だろうか


なんとなく活発なイメージがあり、このジャージもよく似合っている




「そう・・・ですね。授業遅れたら困りますし」



少し困った顔で、首をかしげる少女


先ほどの少女とは違い、こちらは“可愛い”といった感じ


大きな瞳にふんわりカールした茶色の髪は、まるで人形のように愛らしい





「じゃ、行こ。早く着替えないと」



「そですね。」




2人仲良く歩いていく姿


これを、一部の生徒は




「翼殿学園の名物」




と呼ぶ




それほどに彼女たちは注目を集めているのだ




その美しい容姿で









ーーーーまさか・・・誰も思いはしないだろう




この二人の少女が










かつて「デブス」と罵られていた、なんて

10:らリク:2015/01/16(金) 23:48 ID:eWM

桜様

そう言ってもらえて、本当に本当に嬉しいです!ありがとうございます!
更新頑張ります。これからも、ぜひ見ていただけると嬉しいです

11:らリク:2015/01/16(金) 23:50 ID:eWM

すみません。名前間違いました。
漢字じゃなかった!ひらがなでした

12:らリク:2015/01/17(土) 14:11 ID:eWM

リリカside




「復讐しませんか」




話したこともない、雪宮マコトに


そう言われた時から、私の人生は大きく変わっていた




「ふく・・・しゅう?」




『簡単に言うと、痩せて、可愛くなるんです


私・・・いつも悪口ばかり言われていて




毎日が、本当に辛かった


細い子を見ると羨ましくて




いくつかダイエットもしたけど・・・全部失敗しちゃって




リリカさんなら、その気持ちをわかってくれると思ったんです。』




「・・・」




分かる。ものすごく分かる


だって



全く同じことをしてきた私だから・・・






『ほら、私たち中学同じだし・・・




一緒にやるダイエットは、捗るといいます


だから・・・




しませんか、復讐』




「・・・・・・」





いつも、いつも


辛かった


何度、痩せたいと思っただろう




悪口、陰口


時には、暴力もあった




「もし、本当に・・・」




ずーっと諦めていた、細く、綺麗な体を


手に入れることができたら・・・









「雪宮・・・マコト、さん









私、やるよ。あなたと一緒に




ダイエット」

13:らリク:2015/01/17(土) 14:40 ID:eWM






「そして、今に至る、という」




「わけのわからない説明してないで、さっさと走りなさい!」




マコトに思い切り背中を押され、思わず転びそうになる




「うっわびっくりしたぁ!というかもう全速力で走ってるんで☆」




「全くもう!先に言っといてと言ったハズなのに!なんで律儀に待ってたんですか!?」




わあ、マコト激おこだ


えーっと言い訳いい訳・・・




「だ、だって先生には二人できてって伝えられてた!


・・・


・・・それに、一人だとあの人たちに絡まれるんだもん




・・・って言ってるそばからキター!」




視線を移すと、そこには大勢の女子たち




「「「きゃぁぁぁぁぁ!!!」」」




一斉に叫ばれ、耳が割れそうになる




「うっわぁ」




彼女たちは、私たちのファン




私とマコトは、一年にも及ぶダイエットを実践した


時には無意識にお菓子に手が伸びていたり、運動をサボってしまったり




それでも、


二人で罵り合い、貶し合いーー




じゃなかった




励まし合い、支え合って、ダイエットを頑張った



その結果




「見事、12Kgにも及ぶ減量に成功したのだ!」



「だからなにぶつくさ言ってるんですか!」




きゃあ、マコトちゃんたら怖いわ



ま、私たちは痩せたら可愛かったわけだ☆






「山河さん、受け取って!!」



そう




女子からラブレターもらうくらいにね





「・・・あ、ありがとう!嬉しいわ!」




私たち宛てのラブレターを華麗に受け取り、スマイルを決めると、一層歓声が大きくなった

14:匿名:2015/01/19(月) 22:39 ID:eWM

treasureisland_valueさん 2011/10/12 23:09:48
http://c2.upup.be/mYvIh3xHnz

私のパパはスケベそうな口髭を生やしていて、タマ袋やケツ穴にも真っ黒い毛がモジャモジャ生えています…。
ズル剥け雁高の使い込んだチン○で激ピストン!
ズボズボとマン○の奥まで掻き回しネチっこいセッ○ス!
フィニッシュは騎乗位のまま「ウッ、イクぞ!」と特濃ザーメンをドロリと中出し…。
白濁し泡立ったマン汁や特濃ザーメンが、血管の浮き出た筋チン○に絡みついたまま抜かずの3発!
違反報告

15:匿名:2015/01/19(月) 22:40 ID:eWM

きもいなにこれ な

16:らリク:2015/01/19(月) 22:43 ID:eWM

何でしょうかこれ・・・
大変不可解な気持ちにしてしまったと思います
私、家族と同じ一つのパソコンを使っているのですが、さっき開いてみたらなんか出てきて・・・
気持ち悪いです。
もう嫌です
何でかわかる人いませんか・・・

17:らリク:2015/01/19(月) 22:44 ID:eWM

ちなみに、上のは私です


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