行き交うの者達の記憶

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1:ごろごろマンボウ◆UU:2015/01/23(金) 22:42 ID:Y7s

始めまして、ごろごろマンボウと言います。

此処ではオリキャラ板で使っている子の小説や、
使おうと思ってたりするオリキャラの小説を中心に書いていきたいと思っています。

余り慣れておらず、拙い文章になってしまうかも知れませんが、
どうか温かい目で見守って頂けると幸いです。
誤字、脱字がありましたら言って頂けると、小躍りしながら喜びます。←

2:◆UU:2015/01/25(日) 00:38 ID:Y7s

   bP『幼き記憶』

「良いか?君達は今日からこの椎ノ木家の者で、かつ姉弟だ」

 ふわふわとした感覚に包まれていては、此処が夢の中と悟る。
そんな中聞こえた今では聞き飽きる程聞いた父親の声。
そして机を挟んで座る二人の黒髪の少年と少女。
少女は頷くと少年を余所に「はい」と答えた。この風景は記憶にある。私が施設から連れて来られて、養子縁組が成立した時のだ…
私はその時、元の姓である「御祓」から「椎ノ木」へ変わったのだ。

 そして、その隣の少年。あれは恐らく同じく施設から連れて来られた私になった、弦眞だ。
弦眞は俯いたままズボンを握りしめ、泣きそうな表所をしていた。

「…二人とも、唐突の事で戸惑っているだろう。今日は一旦止めにしよう」

 沈黙が続くのを呆れてしまったのか、よっこいせ、と呟き父は和室を後にした。

「……お姉さん」
「…?なあに…?」

 此処へ来て初めて弦眞は口を開いた。でも、泣きそうなのは相変わらずだ。
私は首を傾げると素っ気なく返した。

「あの____」

 弟が用件を口にしようとした瞬間、周囲は真っ白な光に包まれた。


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