「願い過ぎ」てしまった彼等の物語

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1:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:05 ID:f8Y

初投稿です。小説書くのも初めてなので、拙い言葉になるかもですが見ていただけると幸いですm(._.)m
※世界設定※ 地球、基本的に現実と一緒。願いを叶える鴉(八咫烏)が主人公(可夢偉)を含める数十人の願いを叶えた。その代償に普通の人の願いを叶えるか、絶望的に諦めさせる(可能か不可能は関係なく)。
ざっくりですみません。分からない点は後々追加で説明加えます。

2:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:07 ID:f8Y

「願う」という行為は人類の心の中で、とても純粋な事であると言えるのではないだろうか。なぜなら「叶える」には意図が必要なのだから。だがその反面、願うことには絶対的な悪意が必要だ。結果を必要としないのだから。つまりは無差別なのだから。
この物語はほんの一握りの人間達が、「願い過ぎ」てしまったがために「悪意」に魅入られてしまった話である。

3:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:18 ID:f8Y

2ヶ月前...
俺の名前は巫可夢偉(かんなぎ かむい)、18歳だ。
今俺がおかれている状態を簡単に説明しよう。絶体絶命だ。もう少し詳しく説明すると、俺は妹の、不知火(しらぬい)と二人で暮らしている。両親は海外で仕事をしており、俺たちは祖父(地主の家系だったので金持ち)が与えてくれた借家に住んでいる。そこに強盗がやってきたのだ。
「おい!ガキ共!ここにある金目の物全部出しやがれ!今すぐ!」
妹は何が起きているのか分からずパニックを起こしカタカタ震えるだけである。それもそうだ。相手は銃を持っているのだ。
「なにしてやがる!早くしろ!」
急げば急ぐ程、俺もパニックになって行く。

4:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:26 ID:f8Y

バッ!
妹は何を思ったのか強盗に襲いかかったのである。
妹は総合格闘技で県2位の実力だ。見事な関節技を決める。
「うっ!てめぇ!ぜってぇぶっ殺すっっ!!!」
なおも強盗は犯行を続ける。無理だ。俺も抜け出せなかったし、かなり痛い。
バンッッッ!
今まで聞いたことの無い音なのに、その音は銃声だと分かる。
立ち込める火薬の不快な香り。動きを止めた妹と強盗の姿。床に広がる赤黒い血の池。
「おい!不知火!大丈夫か!?」
声を掛けるが返事は無い。妹は普段から無口だが、返事だけは必ずするはずだ。
そんな、まさか。と思うが、実際はそのまさかだった。

5:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:32 ID:f8Y

ハァハァ...クッ!
息を荒げ、横腹から血を垂れ流し、苦痛に顔を歪める妹が、俺に助けを求める。
「...お、お兄ちゃん...助け..て...!」
その後ろには、右肩を抑えながら、憎悪の溢れ出る顔でこちらを見る強盗がいる。
「ケッ!ガキが調子乗るからこうなるんだ!次はテメェだ!」
銃口を俺に向ける。
「妹!すぐ助けるからな!とにかく動かず喋るな!」
そう言いながら、強盗との距離をほんの少しずつ詰めていく。

6:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:42 ID:f8Y

俺は思う。これは、撃たれる可能性が高い、と。人間は本能的にやってはいけない事をやりにくいようになっている。だが、それが効くのは一度もやらない場合のみ。一度でもやってしまえば二回目以降は気楽にやってしまう。
これは殺人鬼の深層心理にも同じ事が言える。
さっきの言葉の感じだと、妹を撃ったのが初めてではなさそうだな。となると......。
「オラオラ!なに逃げ腰になってんだ!諦めて俺にやられろ!」
(クソ!このサイコパス野郎が!くそっ!これしかない!)
俺は、一瞬強盗の左斜め後ろを見て、ニヤリと笑う。
それに驚いた強盗はその方を向く。バカめ、かかった!
「ぅおらぁ!」
俺は渾身の二段蹴りを強盗の持つ銃とこめかみにぶつける。うまく銃は転がり、強盗は軽くよろめいた。

7:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:47 ID:f8Y

その隙に、強盗を突き飛ばし、妹を抱きかかえ玄関へ逃げ出した。
恐らく、俺は現実を舐めすぎていたのだろう。これが俺たちの運命を変えるとは。
強盗は、思いの外すぐに立ち上がれてしまったのだ。
「おい!このクソガキがぁぁ!!待てゴラァァァァ!!!」
そして、ここからが俺たちの運の尽き。強盗は銃を乱射した。
その玉は俺たちの足を貫いた。玄関前の庭に俺たちは倒れる。

8:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 00:57 ID:f8Y

強盗は俺たち二人の前に立ち、暗い暗い目で銃の照準を頭に合わせる。
(もうダメだ。俺たちはここで死ぬのか。)

―――嗚呼、なぜ俺たちがこんな目に......。―――

瞬間、目の前は白く瞬いた。
「...ここは、どこだ。俺は...死んだのか?」
「いいや?死んでないよ?」
すごく奇怪な、だけど安心するような、色んな声が混ざった声が聞こえる。
「...は?誰だ?クソ、目が見えない」
「そりゃそうだよ。ここは、現実とは違う。ここは世界ではなく、概念でできた空間さ」
「余計意味が分からないのだが」
「まぁ、構わないさ。目的はそんなことじゃないし。」
?こいつ(みえないのだが)の言ってることが全く分からない。

9:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 01:02 ID:f8Y

「君には現実世界で叶えたい願いっていうのはあるかい?」
...願い、うーん。そうだな...
「それは、ジャンルとか大小関係無くか?」
「そうだよ。とにかく叶えたい願いさ。」
「妹を助ける」
当たり前だ俺は妹を守るために共に暮らしてきた。それ以外にあるわけがない。
「そうか、ならばその願いが代償を払えば叶うとしたら、どうする?」

10:レイヴン information_pyu@yahoo.co.jp:2015/02/05(木) 01:03 ID:f8Y

すみませんw事情でまた明日投稿します。すみません。
あ、事情ってのは、塾のアルバイトの関係でテスト作らなくちゃなんでw


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