誰もいない、空っぽの席。
窓際の列の最後尾の私の隣は、九ヶ月間、一度も埋まった事が無かった。
病気だとか、不登校だとかは、担任は教えてくれなかった。
だったら、自分で調べるしかないじゃない。
教室のカーテンが、ふわりと揺れた。
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初めて書きます。恋聡姫です。
小学生文章なので、暖かく見守って頂けると嬉しいです。
アドバイスをお願いします。
左から二番目の列の、一番後ろの席。
そこは、いつも空っぽになっている。
私___伊豫森 あかりは、それが気になって仕方がなかった。
なぜなら、その席は私の隣だからだ。
左から一列目、一番後ろの席の私の隣になるのは一人しかいない。
その一人が毎日休みだなんて、たまったもんじゃない。
もともとコミュニケーション能力が低い私は、誰かに話しかけるなど、到底できない。
つまり私はいわゆる「ボッチ」状態になっているのだ。