キミの背中

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1:日向:2015/03/27(金) 21:10 ID:y/2

いつも、いつも、いつも

気付いたらキミを追いかけてた。
追い付くために必死な私を優しく待っていてくれたね。

2:日向:2015/03/27(金) 23:45 ID:y/2

「愛!!」
「はいはーい!」
「隼人くん来てるよ!!」
「え?まじ??」
早っ!!

「いってきまーす!!」

ガチャ
「おはよ!」
「おせーよ」
ドアを開けると不機嫌そうな隼人。
「じゃあ来なけりゃいいじゃん!!」
「は?じゃあ来なくていいのかよ?」
「・・・やっぱり来て」
「なんだよ、バーカ!!」

隼人は愛の幼馴染み、であり、好きな人だったりする。

「隼人はさモテるじゃん?」
「はっ?なんだよ、急に」
「だからね愛みたくモテない女といると評価下がるね。」

「俺が誰といようと俺の勝手だし?」

確かに!

「そもそも俺ら幼馴染みだしみんな気にしてねーよ」
「・・・そだね」

・・・幼馴染みじゃなかったらこんな風に並んで歩いたり、してないのかな?

「そーいやお前、進路決めた?」
「うん。」
「どこ?」
「どこって、清陵だけど?」
「・・・はっ?」

・・・え?

「おまっ!清陵って俺・・・」
%0

3:日向:2015/03/27(金) 23:45 ID:y/2

「愛!!」
「はいはーい!」
「隼人くん来てるよ!!」
「え?まじ??」
早っ!!

「いってきまーす!!」

ガチャ
「おはよ!」
「おせーよ」
ドアを開けると不機嫌そうな隼人。
「じゃあ来なけりゃいいじゃん!!」
「は?じゃあ来なくていいのかよ?」
「・・・やっぱり来て」
「なんだよ、バーカ!!」

隼人は愛の幼馴染み、であり、好きな人だったりする。

「隼人はさモテるじゃん?」
「はっ?なんだよ、急に」
「だからね愛みたくモテない女といると評価下がるね。」

「俺が誰といようと俺の勝手だし?」

確かに!

「そもそも俺ら幼馴染みだしみんな気にしてねーよ」
「・・・そだね」

・・・幼馴染みじゃなかったらこんな風に並んで歩いたり、してないのかな?

「そーいやお前、進路決めた?」
「うん。」
「どこ?」
「どこって、清陵だけど?」
「・・・はっ?」

・・・え?

「おまっ!清陵って俺・・・」
「そーだよ?隼人と同じ!」
「・・・嬉しいよーな、嬉しくないよーな・・・。」
「どっちにしろ決めてたもん」
「ま、頑張ろーな。」
「うん!」

思ってた、一緒に高校行けるって。

4:日向:2015/03/28(土) 00:44 ID:y/2

>>2
取り消し!!

5:日向:2015/03/28(土) 13:12 ID:y/2

「愛〜?」
「なーに?」
「受験勉強してる?」
あ〜・・・そーいや来週試験か。
「ぜーんぜん!」
「・・・はっ?」
「アンタ、清陵でしょ?!」
「そだよ。」
「バカかっ?!」

「ん〜・・・隼人も志望してるし?」

「そこっ?!」
「まー大丈夫だって!ね?」
「あー、私は知らないよ??」


「ねぇ隼人ー?」
「あー?」
「受験勉強してる?」
「んまぁ一応は」

そっかぁ・・・
愛も一応しとくかぁ。

「じゃあね、バイバイ」
「おぉ。」

本当の別れってさこんな・・・軽いの?


「愛、そろそろ行きなさい?」
「うん・・・。」
「きっと隼人くん、寝坊したのよ?」

そうかなー?

「いってきます・・・」

結局、隼人は来なかった。
学校にも。

授業中、ポケットに入れていた携帯が震えた。
お母さんからのメールだった。

『隼人くんが昨日事故して入院したらしいの。だからお母さん病院行くから学校終わったら家で留守してて。』

・・・思考が停止した。

隼人?
事故って愛と別れたあと?
入院?
・・・なんで?

残りの授業は頭に入らなかった。

6:日向:2015/03/28(土) 17:55 ID:y/2

「隼人?」
変わり果てた隼人の寝顔。
・・・死んじゃうの?

やだよ?

「ねぇ、一緒に清陵行くんだよね?」
「・・・。」

返事してよ。
ねぇ、隼人。

「愛ちゃん、落ち着いて聞いてね。」
「何をですか?」

つい、きつい言い方になってしまう。

「隼人ね、生きてるけどね・・・」
「生きて・・・んの?」

希望の光が差した。

「でも、死んでるの。」

「・・・はっ?」
「脳死・・・してるの。」

脳死・・・

「うっ、嘘だっ!」
「それでね」

まだ、なんかあるの?

「臓器提供しようと思ってるの・・・」

・・・え?

「なっ、なんでなんで?だって、おばちゃん、隼人のこと大好きなんじゃん?」
「好きよ・・・」
「じゃあ、なんで?」

「隼人の命を、無駄にしたくないの。だから、困っている人の役に・・・」

「そんなのっ!」

「愛っ!!」
「お・・・母さん」

ずっと黙って聞いてたお母さんが急に叫んだ。

「愛は、隼人くんが嫌いなの?」
「は?なんでそうなんのさ。」
「臓器提供することで隼人くんは、臓器をあげた人の中で生きられるの。」
生きら・・・れる?

「隼人くんの心臓が、誰かの中で波打つことができるの。」

・・・隼人は、死なない。

「おばちゃん、隼人を生きさせてあけげて下さい。」
「・・・うん。」

数日後、隼人の臓器提供する相手が決まった。
誰か分かんないけど、医師が言うには、愛と隼人と同い年の男の子らしい。

隼人、大好きです。
・・・でも言い方違った。

大好きでした。

7:日向:2015/03/28(土) 21:27 ID:y/2

高校の入学式
長かった黒髪をショートボブの茶髪に変えた。
制服だってスカートは膝上より短くした。

先生や先輩からの視線が痛い・・・

それもそうだ。
頭のいい子が行く公立高校なんだから

隼人の事故の後、清陵高校に無事合格

・・・落ちる覚悟で受けたから回りもびっくりだった。

『1−E』

ここで青春するのかぁ・・・

さっそく前の席に座っていた子に声を掛けた。

「ねぇ!」

「・・・わっ、私?!」
「そだよ!」

戸惑わせてしまったようだけどそこはスルー

「どこ中出身?」
「えと・・・須田中」
「名前はっ?」
「松本・・・華乃」
「華乃ちゃんっ?よろしく!」
「あのー、キミは?」

「愛っ!宮城愛!」
「愛ちゃん、よろしくね!」

華乃ちゃんは胸ぐらいの黒髪を後ろで束ねていて艷のある綺麗な髪をしている。

「あ、華乃ちゃんじゃなくて華でいいよ!」
「あ、うん。わかった!」

たくさん青春できるといいな。

8:日向:2015/03/29(日) 00:12 ID:y/2

「はーい、席替えしまーす!」

はぁ?

「華と離れるじゃん!」
「あ、本当だ・・・」

まぁ、新しい友達作るいい機会かな?

「くじ引いてー」

『10』

「やったー!」
一番後ろだ♪♪

華とは離れたけど、友達作るぞ!

「へーい!」
「へーい?」

おぉ!この子ノリいいかも!

「お名前は?」
「高田椿!」
「椿、ね。」
「そ!キミは?」

「愛!!」

「愛ちゃん?」
「うん!」
「よろしく!!」

椿ちゃんは茶髪のショートカット。

地毛かな?

「椿ちゃんは髪、染めてんの?」
「んーん。地毛だよ!」
「ほー!愛は染めてんだ。」

「よくここ来れたねっ!!」

「・・・よく言われる」

「愛ちゃんすごいよ!!」
「そーかな?」
「そーだよ!」

まぁ、頑張れたのは隼人のおかげだな

9:日向:2015/03/30(月) 00:13 ID:y/2

「椿ちゃんってさ」
「ん?」

「好きな人いるの?」

「はあっ?!」

「え、どしたん?」
「いやいやいやいや!!いきなり何を言い出すか?!」

「ははは」
「笑うな!」
「んで、いるの?」

「・・・いないよ」
「今間合ったよねぇっ!」
「なっ、ないしっ!」


翌日
ジリリリリリ
「んー・・・」
今何時・・・
「って、えぇ?!」

『7:35』

はい、終わったー
ここから電車でも1時間かかるもん
7時には出ないと・・・ってそんなこと考えてる暇ないっ!!


「はぁっ・・・」
学校に着いたのは9時前。

先生に放課後の補習を言い渡された。

「愛ちゃん遅刻っ?」
「そだよ」

「ぷぷっ」

今・・・

「笑ったっしょ?」

「笑ってない・・・」

いや、明らかに声震えてるし!

椿ちゃんとのいつもの絡みを終えてトイレに行こうと廊下を歩いていたら前から走ってきた男の子がペンを落とした。

「あのっ」

気づかずに走っていってしまった。

はぁ?これ、どうしたらいい??

「ねー椿ちゃんー」
「なに?」
「これ、変な男の子が落としたペン」

「アンタそれどうすんのさ?」

んー・・・

「どうしよ?」
「はぁ?次会ったら渡しときなよ?」

「あ、うん」

10:日向:2015/03/30(月) 02:39 ID:y/2

これって補習ってゆうの?

校庭の草抜き・・・

でもラッキーだ!

だって目の前に拾ったペンの持ち主が
いる!!

「あの」
「・・・あ、俺?」

お前以外に誰がいるんだよ

「そう」
「何?」
「これ」
「はっ?なんでこれ持ってんの??探してたんだよ!!」

お前が落としたんだろーが!!

「キミが落としていたので・・・」

ちゃんと笑顔で・・・

「ふーん。サンキューな!」
「え、あ、うん。」

何コイツ・・・イメージと違う

「アンタも遅刻したのか?」
「うん。キミも?」
「あぁ。」

へー・・・

「てか俺、B組の三橋来斗」
「へー・・・」

「へー、じゃねーよ!アンタも教えろつーの!」
「愛」

「愛?名字は?」
「宮城愛だよ。」
「よろしくな、宮城!」
「よろしく・・・えと・・・」

山田?佐藤?
・・・なんて名前だったっけ??

「三橋」
「え?」
「どーせ忘れたとかだろーが」

名前忘れられたのになんでそんな笑顔なの??

「ごめん!三橋?」
「そ!」

なんだか・・・隼人を・・・見ているみたいだった。

11:日向:2015/04/01(水) 00:30 ID:y/2

あの日から三橋はすれちがう時必ず声をかけてきた。
「おはよ!宮城」
「おはよー」

三橋の隣にはいつもいつも・・・決まった女の子がいた。

愛とは反対の黒髪のロングヘア
可愛い・・・ってゆうより美人な子

「って?!」

なんでなんで?!
なんであの子にヤキモチ妬いてんの?!

あーーーー!!

今日の愛、愛らしくないっ!

12:日向:2015/04/03(金) 14:35 ID:y/2

「おい、宮城!!」
「えぇ?」

また三橋かよ

「なにー?」
「あのさ、これー・・・」
「え?」

三橋の目線の先には・・・

「愛ちゃん?その人誰?」
「華?」

なんで来るの??
最近話してもなかったし他の子と仲良くしてるじゃん。

・・・愛のこと・・・無視するじゃん


ある日
「華〜♪」
「・・・何?」

・・・え?
なんか・・・怒ってる?

「えと、一緒にお昼食べない?」
「ごめん。私この子達と約束してるから」

冷たい目をした華は去って行った。

それからも話しかけても
「は?」とか「何?」とか無視してくる。

・・・愛なんかした?


「愛ちゃん?」
「あぁっ!ごめん!」

「ねぇねぇ、あの男の子、紹介してくれないかな??」

・・・え??

「なに?ダメなわけ?」

華が怖い・・・そう心から思った。

「み・・・はし・・・らい・・・と」
「愛ちゃん?」
「三橋来斗くんだよ!」

「来斗くん、よろしくね♪」
「お、おぉ。」

三橋は愛の顔を覗き込もうとした

「あっ!愛、用あるから、またね!」


走った。
途中先生の声が聞こえた気がした。
そんなの無視してただただ走った。


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