キミに捧ぐ愛の唄

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1:日向:2015/05/01(金) 01:26 ID:y/2

荒しいらん。
荒らすなら見るなーw

今まで途中で飽きてやめてしまった小説めっちゃありますw
多分2桁行くか行かないか?ww
まぁ今回はいい題名も思い付いたので最後まで頑張ります!!

じゃんじゃんコメントしてください!!!なるだけ返します!!待ってます!!

2:日向:2015/05/01(金) 01:39 ID:y/2

エピソード1 『約束』

『はい。』

そう言って手渡されたのは色鮮やかな小さなお花で作られた指輪。

『・・・え?』

『大きくなったら、僕のお嫁さんになってください!!』

『・・・大きくなったら、っていつ?』

『・・・うーん、20歳?てゆーか何で泣いてるの?』

嬉しいんだよ。

『じゃあ20歳になったら絶対よ?!・・・約束。』

『うん!!約束!!』

無数の星が輝く空のした、私はちっぽけな約束を交わした。

・・・誰と?


ジリリリリリリー

「んー・・・またあの夢かぁ」

私って幼馴染みとかいんのかな?
でも、そんな感じの子近所にもいないしなー。
小学生の時だって中学生の時だっていなかった。

・・・だっ誰?!

「さくーーっ?!」

「はいはーい!今行きますぅ!」

3:日向:2015/05/01(金) 17:08 ID:y/2

エピソード1 『約束』

「さく!!おはよ♪」

「ひまり〜!!」

ひまりは私の大の友達。

「さく・・・」

「ん?」

「寝坊した?」

「・・・うん。何で分かったの?」

「すっぴん」

「いや、いつもだし!!」

「・・・え?!そーなの?!」

「うん。」

「え、でも顔がいつもと違って・・・あぁ!!」

「そう!!眉毛抜いたー!!」

「はい、バカー。校則違反ー」

「うるさーい!!」

そんなやり取りをしていると担任が入ってきた。

「おはようございます。えー今日は、転校生を紹介します。」

ーーーーガラガラ

入ってきたのは身長160前半くらいと思われる・・・ヤンキー?

・・・いや、なりヤン??
・・・でも髪茶色い
・・・いや、私も茶色いか。
眉毛ない。
全剃りの一歩手前。

えーーーー??

なにヤン??

ーーーー続く

4:ぽち:2015/05/01(金) 19:40 ID:N1k


すれおめでとです!

この小説の題名って、GReeeeNの『愛唄』の歌詞からですよね( *´`)

5:日向:2015/05/01(金) 19:50 ID:y/2

>>4
ありがとうございます!!
そーですぅ!!
あの歌大好きなんで!!

6:ぽち:2015/05/01(金) 22:23 ID:9mc


>>5

ですよね、やっぱ!

私も好きです(◎´∀`◎)

7:日向:2015/05/01(金) 22:38 ID:y/2

>>6
GReeeeNに恥じないよう書くので是非見てください!!!

8:ぽち:2015/05/01(金) 22:55 ID:19.


>>7

はい!
応援しています(♪)
よかったら『先輩。』という小説書いてるんで読んでもらえたら嬉しいです^^

9:日向:2015/05/01(金) 22:57 ID:y/2

エピソード1 『約束』

「山内永遠です。」

「山内永遠くん、仲良くしてあげて下さい。」

なりヤンさんとは仲良くできませ〜ん

「山内くんの席は、あっあそこ〜!」

「・・・はい。」

え、え、え?!
あそこって、、、

ーーーーガタン

ほらぁーーーー!!

私の隣っ!!

あり得ないから!!
いや、マジで!!

なりヤンとか言ってごめんなさい!!

神様っ!!

「向井さん。」

「はっはい?!」

「山内くん、なんにも分かんないんだからちゃんと教えてあげなさいよ?」

「・・・えっとぉ、はい〜」

曖昧な返事をすると隣から声がした。

「え、向井・・・」

「えっ?!」

なになになになに?!

ごめんなさいっ!!

「・・・いや、何でもない。」

「・・・え?」

ひびって損したー!!

「えっと、山内くん?だよね?」

「あぁ、うん。つーか永遠でいい。」

「・・・分かった。」

『永遠』と書いて『とわ』

・・・すごい名前。

「ねぇ、永遠くん」

「あぁ?」

「キラキラネームなの?」

「はぁ?!んな訳ねーし!!」

「えー、ぽいのに!」

「んなこと言ったらさくっ・・・いや、やっぱなんでもねー。」

「・・・え、あうん。」

今、私の名前いいかけた。

・・・なんで知ってるの?

「おい。」

「・・・えっ?!」

「向井・・・下の名前は?」

「さくらこ」

「っ!!」

なんで驚いてるの?

「字は難しい方の『櫻』に、子どもの『子』だよ。」

「櫻子な。」

「さくでいいよ。」

ーーーー続く

10:日向:2015/05/01(金) 22:58 ID:y/2

>>8
ありがとうございます!!
先輩、読んで見ます!!

11:ぽち:2015/05/01(金) 23:09 ID:N1k


>>10

はい!

ではそれではヾ(´ω`)/

12:日向:2015/05/05(火) 00:47 ID:y/2

エピソード1 『約束』

「ねぇ、永遠くん?」

「あぁ?」

「約束ってさ、いつまで約束なのかな?」

「・・・は?」

「いや、あのね、私が小さい頃ある男の子と約束したの。」

「・・・何を?」

「結婚。」

「・・・ふーん。」

永遠くんは上を向いて何か考えた。

そして、でもまぁと続けて言った。

「さくがまだ有効だと思ってんならずっと約束のままだよ。」

「・・・でも、男の子の名前も顔も覚えてない。・・・はずなのに、考えると胸がキューって痛くなって、体の熱が上がるみたいに熱くなるの。」

永遠くんは少しびっくりしたように見えた。

でも、そんな表情をすぐに変えて言った。

「・・・分かんねぇ」

「ごめん!!変な質問しちゃったね!!」

「あぁ・・・それはいいよ。」

永遠くんの言った『それは』の意味が気になったけどあえて聞かなかった。

「きっと私、思い出に恋してるんだねぇ?」

「・・・」

永遠くんは何も言わなかった。

13:日向:2015/05/05(火) 01:06 ID:y/2

エピソード2 『嫉妬』

ひまりが私の席の前に真剣な顔で立った。

「さく・・・」

「なっ何?」

「好きな人できた。」

・・・えぇーーー!!!!!!!!

「なっ!え、うっ嘘ぉ?!」

「ほんと。」

「だっ誰?」

「W組の悠斗くん。」

・・・悠斗くん?

「誰?分からん。」

「でね、今日遊びにいくの。」

「良かったじゃん!!!!頑張って!!!!」

「・・・何いってんの?さくも行くんだよ?」

・・・?!

「ないないないない!!!!あり得ないから!!!!」

「お願い!!!!私の恋、実らなくていいの?」

「・・・わかった。」

「ありがとーーーー!!!!」


放課後

「悠斗くんっ!!!!」

「あ、ひまりちゃん。」

悠斗くんは身長180行くんじゃね?ってくらいの長身。

「この子、付き添いの子!!!!」

「向井櫻子です。」

「櫻子ちゃん?よろしく。」

悠斗くんは爽やかボーイだ。

・・・私は苦手だけど

「コイツ、俺の付き添い。」

「相川廉です。」

「ひまりです!!!!」

相川廉くんはヤンキーっぽい。

眉毛ないし、茶髪だし・・・

身長低いし!!!!

「じゃ行くか!!!!」

「うん!!!!」

自然とひまりと悠斗くん、私と相川廉くんの並びになった。

前では楽しそうに会話する2人。

・・・話すことなんてないよぉ!!!!

「・・・櫻子。」

「へっ?」

「櫻子って呼んでいい?」

「えっうん。」

「ありがと、俺、その名前結構好きだわ!!!!」

・・・笑った。
ヤンキーが笑った?!

「廉って呼んでな!!!!」

「はい。」

「・・・あんまビビんなよ?」

「ごめんっ」

「俺、見た目こんなだから無理かもだけど、根はいいから!!!!」

・・・なんか、永遠くんと重なる優しさがあるなぁ。

ーーーーー続く

14:日向:2015/05/07(木) 17:39 ID:y/2

エピソード2 『嫉妬』

「櫻子って彼氏いる?」

「いっいないよ!!」

「マジか!!」

「うん、廉は?」

「俺?・・・いるよ?」

すっすごい!

「へー!!可愛いの??」

「・・・・・」

・・・あれ?

なんか・・・聞いちゃいけなかったのかな?

「まぁ、廉は廉だし、やりたいようにすればいいよ!!私は廉のこと応援するから!!」

「・・・何で?」

「何で・・・って友達じゃん?」

「・・・友達ね・・・」

「・・・え?まだ友達じゃなかったのかな?!」

「いや!!友達だよ!!」

ホッ・・・

「ありがとな、櫻子。」

「うん!!」

「好きな人とかいないわけ??」

・・・好きな人

『大きくなったら、僕のお嫁さんになってください!!』

・・・20歳になったら

「・・・いないよ」

「・・・ふーん」

だって、私が恋してるのは・・・ただの思い出なんだ。

・・・恋じゃないかな?

「廉って何科??」

「商業科」

「へー、案外近いね!」

「おーよ」

「廉に全然気付かなかったもん!!」

今日初めて存在知ったわ!!

「・・・俺」

「ん??」

「櫻子のこと、知ってたし」

「・・・は?」

「いつも背の低いヤンキーとつるんでるよな?」

「永遠くんのこと?」

「永遠ってゆーの?」

「うん、転校生だよ」

「知ってる知ってる」

「つるんでるってゆーか、永遠くんいつも一人だし、友達だから辺り前じゃん!」

「・・・ふーん、俺、永遠のこと好かんわ」

「・・・何でさ!?」

「・・・櫻子を独り占めすっから」

「・・・意味分かんないんだけど??」

「じゃあ分かんないままでいろー!」

廉は笑って歩いた。

・・・彼女いるくせに。
・・・矛盾してるよ

私、男の子って苦手かも・・・

ーーーー続く

15:理子 繭:2015/05/08(金) 00:07 ID:y/2

エピソード2 『嫉妬』

「さく!!」

「なーん?」

「昨日楽しかったね♪」

「あー、うん。」

ひまりは好きな人とだからいいよぉ。
私なんて・・・・ヤンキーよ?!

「ひまりちゃーん!!」

「ゆっ、悠斗くん?!」

ひまりは私達の教室にきた悠斗くんに走って近付いた。

うわ、イチャイチャしやがって

「ねぇ、永遠くん。」

「あぁ?」

「何で怒ってんのさぁ?」

「別に怒ってねーし。」

永遠くんの方耳だけはずしているイヤホンから音楽が流れていた。

「何聞いてんのー?」

「ん。」

片方を渡されたので耳につける。

「・・・あ。」

「知ってる?」

「うん。知ってる。」

この歌好き。

胸がキュゥって痛くなる。

♪〜

心地いいなぁ・・・

ヤバイ、寝そ・・・う?!

「・・・え?」

肩に何か当たってる・・・。

え?・・・まさか、永遠くん?

「・・・すー・・・くー」

「ちょっ・・・え?」

寝てるし!!

・・・なんか、シャンプーの匂いするし!!

ヤバイ、寝るな、私!!

「・・・」

夢を見た。

またあの夢。

『さく、俺お前が好き。』

え・・・?

『俺と結婚してください。』

永遠くん?
・・・廉?

顔に影が掛かって見えない。

「・・・らこっ?!櫻子!!」

「ふぇ?!」

ゴツッ!!

「ってぇー!!」

「痛ぁ・・・」

勢いよく起きたせいで永遠くんの頭にぶつかった。

「・・・お前ら、」

「誰だよ、テメェ。」

永遠くん、喧嘩売っちゃダメ!!

「櫻子、やっぱ俺、コイツ好かん。」

「れっ、廉・・・」

「てか何?付き合ってんの?」

「ないないないない!!」

「ふーん。・・・よかったー。じゃぁいいや。」

「廉・・・ズルいよ?」

「・・・ん?」

「彼女いるじゃん。私のこと落とそうとしてるでしょ?」

「・・・別れた。昨日。」

・・・嘘だ

「嘘っ・・・」

「てかテメェさくの何なの?」

「ちょっ、永遠くん?」

「・・・俺はただ櫻子のこと好きなだけだ。」

「迷惑なんだよ。お前が彼女と別れたとか正直さくには関係ねぇだろーが」

「じゃあお前は何なの?」

「・・・俺は・・・」

俺は・・・?

「・・・友達」

「友、達」

って何何何?!

何で私ショックうけてんの?!

「永遠くん、廉・・・やめよう。」

私、ガラじゃない。

・・・それに

「廉・・・ごめんだけど私ね、廉の気持ちには答えれない。」

「・・・おぅ。」

「永遠くん、いろいろありがとう。」

「お、おぅよ。」

・・・この日、私は自分の恋心に気付いた。

ーーーーー続く

16:日向:2015/05/08(金) 17:39 ID:y/2

エピソード3 『それぞれの気持ち』

「ねぇ!永遠くん」

「ん?」

「彼女いるの?」

「・・・はっ?!」

顔を赤くして照れる永遠くん。

・・・かっ、可愛い!!

「いるのー?」

「いっ、いねーし。」

「・・・そっかぁ!」

ホッ

・・・ってホッ、って何だ!ホッ、って!!

「さくは?」

「・・・いないよ?」

「好きな奴とか?」

・・・好きな、人

一瞬永遠くんの顔が浮かんで消えた。

・・・何だろう?このドキドキ・・・

「分かんない。」

「・・・ふーん」

永遠くんは、何か言いたげな顔をして音楽を聞き始めた。

・・・本当に何なんだろう


「恋だよ!!」

「しっ!!声デカイ!」

ひまりにドキドキのことを説明すると恋だよと言った。

・・・恋、かなぁ?

・・・私、恋してるのか?



「さく!」

「あ、永遠くん」

「じゃあな!明日また!!」

「うん、明・・・日」

あれ?

体の熱が上がっていく・・・

・・・恋

ひまりの言葉が頭をよぎる。

・・・あぁ、そうか、私、恋してるんだな。・・・きっと、

ーーーーー続く

17:日向:2015/05/10(日) 17:55 ID:y/2

エピソード3 『それぞれの気持ち』

「さく、おはよ」

「とっ、永遠くん、おはよ!」

朝からドキドキ開始。

「・・・なっ、何?」

「・・・えっ?」

「いや、俺の顔何かついてる?」

っ!

ヤバッ!!
みとれてた!!

「いやいやいや!!何もないよ?!」

「・・・ふーん」

・・・ホッ

「そーいや、さくもうそろ誕生日じゃね?」

「・・・そ、そうだけど?何で知ってんの?」

「・・・いっ、いやあの!!この間、聞いたじゃねーかよ!!」

「言ったっけ?」

「言った言った!!」

「・・・ふーん。」

・・・最近、思うことがある。

永遠くんは、あの男の子じゃないかってこと。

・・・でも。

あの男の子は、ヤンキーじゃなかったし、『俺』なんて言ってなかった。

・・・でも、あれからだいぶ経つし・・・

「さく?」

「ご、ごめん、ボーッとしてた!!」

「ふーん。」

思い違いだよね、きっと

ーーーーー続く


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