「 お前は俺だけを見てればいいんだ、これからもずっとね 」
ーーーああ、どうしてこうなったのかな、
>>2 ルール、 >>3 色々、__
ハイ!、スレタイダサいですが一応恋愛小説です。
簡単に説明すると、カレシの狂った愛情が描かれていきます。こういうもの前から書いてみたいなーっと思ってたんだ、!
・ 基本荒らしやなりすましはスルーします。だけど運営に訴えるんで。
・ 更新はめちゃくちゃ遅いんで、そこはなんとか・・・。頑張りますけどね、!
・ 中傷発言とかマジやめてくださいね、ハートに傷付くからさ。
・ 気軽にコメントくれると嬉しいです。うひゃああ((
>>3 色々、
登場人物です。性格とか容姿とか書くの面倒くさいから省きます←
主に目立つ二人のPFしか書きません。いや、名前だけね。
仲本 莉実 ( なかもと りみ )、大学生
冴澄 瑛都 ( さえずみ えいと )、大学生
めっっちゃバッサリですね。もういいや。頑張って更新するぞ、!
レスかいきーん、( いつからレス禁やってたっけ?、 )
1話 【 出会い 】
「 誰かに愛されたいなー、 」
ーーー私は最近欲求不満なのか、よくその言葉を吐き出す癖があった。青く澄み渡った空をボッー、と眺めながら。
「 んー、また言ってしまった… 」
大学生になっても彼氏が出来ないってオカシイの?
友達が、『 彼氏まだ作ったことないのー!? 』と目を丸くさせながら言ってきたから根に持ってるんだよね。
……とゆーか、高校時代の時に彼氏はいたけど…そいつはただのチャラ男でいろんな女と浮気。騙されたんだなって思うと悲しくなる。
「 りーみー!おっはよーー!! 」
「 いだっ、 」
突然後ろから飛びかかって来たのは私の親友、佐伯 友架。大学のプリンセスって言われる程、可愛らしい顔立ちしている
それに比べて私は平凡。自分で言うのはアレだけど、皆からは美人な顔立ちではあると言われた事はある。…頭は…まぁ良いって感じかな?
「 見て見てー、昨日の合コンで皆と写メ撮ったんだぁ、 」
「 へぇ…楽しかった?、 」
「 んー、一応楽しかったよ、今度莉実も絶対行こうね!いや、無理矢理にでも行かす!、 」
「 …うん 」と、私は苦笑いで答えた。
友架に合コン誘われてから数週間ーーーー。
私は今の状況に理解出来てない。何かカラオケにいるし、私はジュース飲みながらソファーに座ってるし、向かいには知らない男子が数名いて熱唱してるし。私の隣では友架と真子と唯音がタンバリンやマスカラをしゃかしゃかして……。
ボッーとしてた私はハッと我に返り、思わずジュースを吹き出しそうになった。
「 友架…!、何これ!、 」
友架の右肩を両手でゆさゆさ揺らしながら聞いてみると、
「 見てわかるでしょぉ?合コンに決まってるじゃん 」
なんて首こてりと傾げつつ、まるで私が馬鹿だったみたいにくすくす笑いながら言ってきた。
「 そんなの聞いてないんですけど…、 」
「 だって合コンってバラしたら莉実行かないじゃーん! 」
ぷくぅ…と頬を膨らます友架。さすが大学のプリンセス、めちゃくちゃ可愛いな…。こんな可愛いのに彼氏いないなんてもったいない…。
「 まぁいいや…、 」
とりあえず正面向きひたすらジュースを飲み続けた。暇だなぁ…なんて思いながら向かいの男性をちら見すると目がバッチリ合ってしまい、ついつい勢いよくバッと目を逸らしてしまった。
しばらく男の人と関わってなかったせいかー…、目合うだけでも異常に恥ずかしい。まず合コンとか…変な交流みたいな遊びは好きじゃない。
そもそもこんなのに来る男の人が信用できないし。絶対皆軽い。
「 帰りたい……、 」
暇だけど歌いたくないからスマホをいじるとしようか。
「 スマホ…スマホ…、 」
………あれ?鞄に入れてたはずのスマホが無い。嘘でしょ。えっ。ポケットにあるのかな………無いし。
まじか…。どこに置いたっけな。えっと、確か大学の食堂でスマホをいじっていて……そうか!食堂のテーブルに置きっぱなしだったような気がする!急いで取りにいかなきゃ…、
「 友架…大学にスマホ忘れてきたから取りに行ってもいいかな?、 」
「 えぇ!?忘れたの?…んー、わかった。一人で大丈夫? 」
「 うん、大丈夫!じゃ、取りに行ってくるね、 」
急いでカラオケルームから出ていき、店内を出ていったら…
ーーなんと最悪な事態でしょう…。
「 雨降ってるし… 」
結構な大雨。視界はまるで吹雪のように白くなっていて、車が通る度、水しぶきの音が異様にでかい。
「 とりあえず止むまで待ちますかっと…、 」
「 …… 」
この雨……絶対止む気配ないような気がする…。ニュース見ておけばよかったな。
私はとりあえず、すぐ傍にあったベンチに座り、雨が止むのを待ち続けた。
「 暇だな……、だけどあんなところに戻りたくないし… 」
まるで独り言をぶつぶつ言ってるように、雨をじーっと見る…。ぼっちみたい。いや、ぼっちだけどさ…。だけど、こんな時に彼氏が欲しいなぁーって、たまに考えてしまう。彼氏がいたらきっと…隣に座ってくれて、一緒に雨が止むのを待ち続けてくれるだろうだろうなぁ〜。
……妄想、だね。
「 あ、あの、すいません! 」
「 はい? 」
突然話しかけてきたのは………あ、この人私と目合った男じゃん。
「 たしか……スマホ忘れた…って言ってましたよね? 」
あ、友架との会話聞こえてたんだ。こそこそで話したつもりなんですけど。
「 はい…大学にスマホ忘れたので… 」
「 えっと…もしかしてこのスマホですかね…? 」
男はそれをポケットから差し出した。
白のカバーケース、猫のストラップ、たしかに私のスマホだ。………でも、なんでこの人が持ってるの?
「 そうですけど…な、なんで貴方が…持って、 」
「 えっ?、だって俺…君たちと同じ大学に通ってるから… 」
「 …えっ!?、そうなんですか!? 」
「 うん。君大学一年生だよね?俺二年だから滅多に会ったことないし… 」
……ああ!だからか!この人は二年生なんだ…そりゃ全然会わないよ。
「 はい、君のスマホでしょ? 」
「 あ、ありがとうございます、 」
私は何故か緊張しすぎのせいか、手が小刻みに震えながらスマホを受け取った。
「 じゃあ、他の男子も…皆二年生ですか? 」
「 そうだよ。……なんか君の友達に合コンしよーって誘われたみたいだから…。俺は行くつもりなかったんだけど人数が足りないから行こうみたいになって… 」
男は人差し指で頬を掻きながら苦笑した。
「 あ、すみません…。私の友達は皆彼氏が欲しくてついつい…。というか、肉食なんですよ… 」
私もつられて苦笑している…。
「 なんか疲れたね…合コン… 」
「 はい… 」
ーー私たちは数秒目を合わせれば、「 プッ、 」と同時に小さく笑みを浮かべた。
…なんかこの人とは気が合いそうーーー…。
おじゃまします!
狂気な愛情って、スレタイからもう「私の好きなやつだ!」って思いました(
カレシの狂った愛情とか、こういうの好きなんです!
話はこれから盛り上がるかんじですね!
余計な説明とかなくて、読みやすいです。
これから、楽しみにしています。もっと病んじゃってください!(え
>>9様
ああああ、!コメ有り難うございます、!
かーーらーーのーー!!
はるっちぃぃ♡らいむだよー!あのらいむだぞー!←
楽しみにしてるなんて・・・ッ、!頑張って更新しちゃうぞ☆
うん、これからもっと病んじゃうぜ((
二話 【 友達から 】
あの合コンが終わって二日後ーー どうやら私の友達の真子はすぐにある男と付き合ったらしい。名前は広樹君だってさ。
ちなみに今…食堂で昼食とってるんだけど、合コンに来てた三名の男と、私と友架と真子と唯音で食べてるんだ。正確には四名だけど、スマホを渡してくれた男の人はいない。…名前聞くの忘れてたな。
…真子の彼氏。広樹君って人は…全体的にチャラい。二人とも早速いちゃいちゃしてるし…。
「 はーい、広樹ー、あーん 」
「 あーん……おいひい! 」
うわわわわ。人がいるのにこの二人はよくそんな事できるね!すごいよ!こっちまで恥ずかしくなるけど!しかも真子呼び捨てで呼んじゃってる。
すると友架はクスクス笑いだした。
「 二人共いいなぁ〜、友架彼氏いないから羨ましいって思っちゃうじゃーん 」
…そっか。友架はまだ彼氏いないんだった。容姿からしていそうなんだけどなぁ〜。
…あれ、この茶髪君は友架に好意寄せてるのかな?めっちゃ見つめてる…。
「 ねぇ友架ちゃん、俺フリーだけど付き合っちゃう? 」
「 えー?どーしよ。すぐには答えられないな〜 」
「 そんな〜 」
その場は一気に笑いがこみ上げた。私は苦笑いしかできなかったけどね。…やっぱり男がいると緊張して喋りづらい。私なんてさっきから一言も喋ってないし。
「 莉実ぃ〜?さっきから喋らないけど…気分でも悪いのぉ? 」
ハンバーガーを可愛くちょこちょこ食べながら心配して聞いてきた友架。女の私でも思う…。この子の可愛さは天使だ、って。
……喋らない理由は『 この三人の男のせいですよー 』なんて言えるわけないから、とりあえず満面の笑みで、
「 うん、熱あるかもしんないー 」
と、誤魔化しておいた。満面の笑みでこんな理由ってオカシイと思うけど。
「 えー?熱あるのぉー?大丈夫? 」
友架の手が額に乗った。普通に暖かい。だって熱とかないし。嘘ついてごめんね、みんな。
……ま、熱という設定でここから抜け出して、適当にどっかブラブラしとこ。
「 ちょっとどっかで休んでくるね 」
私はカウンターに食べ終わった皿をおぜんと一緒に運んで、友架達に手を振って食堂から離れた。 授業始まるまで時間あるからゆっくりしますか…。
とりあえず花がたくさん咲いている庭に行き、そこら辺にあったベンチに座ることにした。
「 ……… 」
うわー、静かだな。誰もいないし。まるで本当に友達がいないぼっちみたい。
「 授業まで後二十分… 」
スマホを取り出し時間確認すればイジッてしまう私。もしかして依存症か…?
「 このゲームまだクリアしてないな… 」
そう呟いてはさっそくゲーム。昔からゲームとかするのは意外と好きだった。……思い出すよ…子供だった時のこと…。
だけど退屈だな。私はこのまま彼氏が出来ないと…ゲームをやり続けてしまう悲しい人になってしまうのだろうか…。
……でも…まだまだ人生先だしゆっくり考えた方がいいよね。
すると、後ろから足音が、じゃり_じゃり、と聞こえた。気になって後ろを振り向いてみると____あの人だ。スマホを渡してくれた男の人。
とりあえず私は
「 どうも… 」
と小さくお辞儀し軽く挨拶を交わした。
男の人もしばらく目を見開き、ちょっと驚きの様子を見せていたが、にこりと微笑み浮かべれば、
「 どうも。また会ったね 」
と優しく挨拶を返してきてくれた_____ほんわりした笑顔だな…___
この人…よく見れば意外とかっこいいな。…なんていうか、目はくっきり二重だし…すらってしてるし、身長もまぁまぁ高いし…。つか髪型めちゃくちゃタイプ。ほどよい長さの黒髪君。
「 あ、えっと、こんな所で何やってるんですか? 」
私はとりあえず何か話した方がいいかなと思って、適当に思いついた質問を男の人に聞いてみた。
すると男は、
「 んー…、俺…落ち着いた感じの静かな場所が好きなんだ。たまにこっちに来て一人でお花とか見つめてるよ 」
と、若干頬を赤らめながら答えてくれた。私の無理矢理な質問に。
「 お花ですか…綺麗ですよね。もしかして好きなんですか?お花とか… 」
「 うん、好きだよ。俺の親がフラワーショップ経営してたしね 」
「 え!そうなんですか!?じゃあ今も経営して… 」
男はその質問を聞いた瞬間、目を見開き何故か悲しげな表情を浮かべ、下を俯いては
「 ………両親は……俺が9歳の時に亡くなったよ 」
「 ………あ、ごめんなさい 」
…私ってば…なんて失礼な質問をしてしまったんだろう。…どうしよう、こんな時どうすればいいの?
「 …もう、平気だけどね、なんとか親戚に引き取ってもらって、今は一人暮らししてるし 」
男は微笑した。どこか寂しそうな目でーー…。
__ニコリと表情を変えれば、私に
「 あ、隣…座っていいかな? 」
と聞いてきた。…なんか少し罪悪感が残るな…。
「 はい、いいですよ 」
私もニコリと笑み浮かべ返答した。男は「 失礼します 」と軽くぺこりと頭下げ、私の隣に座った。
ーーうわ、年上の人と二人きりって…。しかも一緒のベンチに座ってるというこの状況…。何話していいのかわかんない。……とりあえず、名前は聞いてみよっかな
「 あ、あの!名前は何ですか? 」
突然の質問に、男は目をまん丸くさせながらちょっと驚いていた。だけど優しい笑顔に戻れば、
「 冴澄瑛都、だよ 」
と質問に答えてくれた。かっこいい名前だななんて思ってたら、次は私に「 君は? 」と質問してきた。
「 仲本莉実ですっ! 」
あ…。最後声裏返った…恥ずかしい…。絶対冴澄さん笑ってるよね……
「 ーーーー莉実、ちゃんね…。なんか可愛いね 」
___なんだろ、今の不気味な笑み…。ちょっとだけ怖かったな…。