一千の花

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1:ゆゆ:2015/08/12(水) 11:07 ID:Pl2

書かせていただきます!!
ヒロイン 春牧千花
あらすじ
私立高校1-Aでいじめられ始めた大人しく何をされても反論しない千花。
自分の名字のことや貧乏な家庭のことでからかわれるばかり。
終いには何と3階から突き落とされ大怪我。
そんな日々を壊してやりたい思っていた千花は、とうとう1-Aをぶち壊してしまうのです

2:ゆゆ:2015/08/12(水) 11:56 ID:Pl2

…ああ本当最悪だ。
私はこんな事を夢見て高校に入った訳じゃない。
いつも私は辛い思いしかしない。
幸せだと思ったことがあるかないか…。

ドン!!!

えっ…!!

『いった!!』 
誰かが突然ぶつかってきた。
驚いた。そしていたかった。

相手を視ると鬼のような形相でこちらを睨み付けている。
『はぁぁぁ!?
痛いって!!あんたがぶつかったんでしょ?
てかそんなとこつったってんじゃねぇよ
ブス!!』

…。
ほら、相手がぶつかってきた上あれだよ。
私の扱い酷くない??
しかも皆、噂をしている。。
『何か貧乏だし近寄りたくないよね
庶民だし笑』『わかるー何か臭くない?親とか洗濯してくんないのかもね笑』『春牧って名字やばくね食い物かよ笑』 
。。うん。。
本当に殴ってやりたいくらいイライラする。
あとここに来て思ったこと。
ここって本当に名門私立なの?

まぁいいか。。

擦りむいた膝を擦りながら教室へ向かった。

戸を開けたくない。あいつらがいるから。

でも入らなくちゃいけない。。 
ザワザワ…
皆が中で喋っている。

ガララ…

シーン…
私が来た瞬間水を打ったように静かになった。

…あ。。
気まずいな。。

『うっわー春巻きたよ!
きめぇ』
『臭いよな』『あいつ一生、彼しできねぇよ』『友達すらできないでしょw』

…どうしよう…
どうしようもなく本当に心のそこからあいつらが憎い。

もうしょうがないから 席についた。

すると
『いたぁい!!』

!?
隣の席の櫻井が急に悲鳴をあげた。

『大丈夫?!』
と衝動的にいってしまった。
こんなクズに。
すると
『やっ、触んないで!!
こいつ、今私の足踏んだの!!それなのに。。
いたぁいよぉ!!』

…は?
何言ってんだよ

私は踏んでなんか。。!!
『はぁ?何それ春巻さいてぇ!!』
『死ね』『うぜぇ先生にチクろう』『きもー

なんだよ。。それ
でもこんなことまだ可愛いものだった。


私が傷ついてボロボロになっているとある少女が必ず助けてくれた。
『大丈夫?みんな、いじめちゃだめだよ』
って。
その子は花畑まなみーはなはたまなみー

『ありがとう。。』そういえば花畑だけは私をいじめないでいてくれた。優しくしてくれた。


ねぇ何で?じゃあどうしてあの時はたすけてくれなかったの?親友だって言ったよね…?

1年目
6月20日 

『ちょっと』

声をかけられた。
そして無理やり三階の音楽室へつれていかれた。
『何?』
冷静に聞いた。
『度胸試しよ』
度胸試し?
『ここから飛び降りるのよ
でもねぇこの男子たち飛び降りないのよー
でぇ女子も怖がっててぇ。。
だから皆で春巻にしようって。』

え?
ね、え?まってよ三階でしょ!?
『死ぬよ!こんなところから落ちたらふざけるのもいい加減にして!!』
熱っぽくなった。

『え?何でよwあんたいじめられてもなんとも言わないじゃん
だからこんくらい平気でしょうよ?』

そんな。。 

そうだ
『まなみ!!!』

まなみの名前を叫んだ。
きっと助け…え?
まなみはあいつらと同じ所にたっていた。

『まなみお願い助けて!!』

必死に助けをよんだ。

『…フフ』
にこにこ笑っていた。天使のような笑みだ。
何でよ?!

『あのね
裏切るような真似して悪いんだけどね
この計画をたてたのは私なんだよ』

えっ…
待ってよ何で…?え!?親友…

もう何も考えられなくなっていた。

『じゃあ頑張って』
トン..

勢いよく優しく…
まなみは私を裏切った。

ドン!!グシャ!!

もうこのまま死んでいいかも…

でも私は生きていた。
学校から離れたところの病院。
酷い痛み。激痛。

でも私は病室で叫んだ。
『何で!!何でなのよー!!!
嘘よ!!!!なんで何でなんで死ねないんだよ!!!
もういやぁあぁ!!!!』

ヒステリックだった。
すると慌てて
叫び声を聞いた看護師が来た。
『どうしました!?
落ち着いて!!』

『いやぁぁ!!!!
もういや!!!!』

どうして!!
どうして!!


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