ここでは、小説を書きたいと思います。
学生の恋、部活動、人との関わりなど何気ない日常を描いて行きます
感想、アドバイスなど思ったことがあれば誰でも書いてってください(*^▽^*)
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もう引退か……
私、村本真冬はバスケ部に所属していて明日は引退試合第二回戦
対戦校は平均身長も高く今の代になってから全大会都大会出場を果たしている強豪校だ
練習の後、私達3年は先生に呼び出された
「どうしよう、またなんかやらかしたか?
最後の試合かもしれないのにみんなの気持ちが落ちちゃうよ……」
私達はそわそわしながら職員室へ向かった
ガラガラッ
「女子バスケットボール部の坂田です。笛吹先生お願いします」
部長が強ばった顔で先生を呼ぶ
先生はハガキぐらいの紙を5枚手に持って口を開いた
「坂田」
「はい」
「佐藤」
「はい」
「山下」
「はい」
「西川」
「はい」
「村本」
「はい」
先生は一人ずつ名前を呼び、紙を渡しゆっくりと語った
「明日は2回戦だ。勝つことができれば都大会も夢じゃない。この3年間、特に坂田たちには厳しくしてきたし、皆がバラバラになって活動を停止したこともあったが誰も折れることなく先生についてきてくれたことは本当に嬉しい。後悔しない試合にしよう。」
皆の鼻をすする音が聞こえる
先生と挨拶をし私達は渡された紙を見た
紙には先生から一人一人へのメッセージが
読み終わると階段を駆け下りて体育館へ向かい
私たち五人は円陣をくみ大声で叫んだ
「明日は絶対勝とう!勝って、先生を都大会に連れていこう!!」
「まだ泣くのは早いよ〜んふふ」
私が言うと
「勝って嬉し泣きしよ!!」
彩は涙を拭っていった
「とりあえずお腹すいた笑 早く帰ろ!」
穂乃の一言で私達は帰宅した
ここまでの登場人物
✿村本真冬(むらもとまふゆ)
この話の主人公
明るい性格なため友達も多い
良くいえば天然、悪く言えばバカ
はっきり物を言うが明るく悩みもなさそうに見えるため
自分の本当の悩みを人に打ち明けられないところがある
3年B組
✿坂田愛佳(さかたまなか)
学級委員をしている
ショートヘアーと顔立ちのため男子に間違われることがある
バスケ部部長、3年C組
✿佐藤穂乃(さとうほの)
グルメで洋楽が好き
頭がよく学級委員をしている
真冬とは食べ物の話をする
3年B組
✿西川彩(にしかわあや)
頭がいい
長身でかわいい完璧女子
✿山下若菜(やましたわかな)
違う世界に住んでいるような不思議ちゃん
ほかの人とは違う雰囲気
ド天然
片思いの相手がいる
✿笛吹先生
顧問の先生