竜と魔法と中二病と

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1:レアル:2015/12/03(木) 15:06 ID:FsA

中二病が突然、異能力を得る話です

登場人物

藤堂壱誠(とうどういっせい)
成績優秀だが家庭科だけ1
イケメンでスタイルもそこそこいいが中二病

八雲虹気(やぐもこうき)
藤堂壱誠の親友
成績はそこそこ
マジメくん

立花朔夜(たちばなさくや)
藤堂壱誠の幼なじみ
生徒会長
貧乳眼鏡

2:レアル:2015/12/05(土) 15:49 ID:FsA

1話ー力ー


壱誠「ふっ!とうとう始まるな!1日という長い戦いがっ!」
虹気「お前はアホか」
そう言って虹気は壱誠の頭を殴る
壱誠「だってよぅ、学校、めんどくせぇよぉ!」
そう言った瞬間、壱誠は全身に悪寒が走るのがわかった
そしてそれが誰によるものなのかも
そう、地獄の番犬という名の体育の先生がこちらを睨んでいるのだ

壱誠「ふっ!きたかケルベロスめ、この俺がいっしゅんでぇぇぇ!」
「だぁぁれがケルベロスだぁぁ!!」
壱誠「お、おうわぁぁぁ!、すんません!ごめんなさい!許してくださーい!!」
壱誠は謝罪の言葉を並べる
こうして一日の朝ははじまる

時は昼休みに代わり

朔夜「ねぇねぇ壱誠!最近のニュースしってる!?ドラゴンが日本で目撃されたっていう!」
と、藤堂壱誠の幼なじみ立花朔夜が話しかける
壱誠「ふっ、とうとうやってきたか」
朔夜「なにがー?」
壱誠「はじまるんだよ!竜と人間とのウォーズ、つまり戦争が!」
朔夜「いやいやないでしょ」
壱誠「まぁこれは極一部のものにしか教えられていない情報だからな」
朔夜「、、、はいはい」
そう言って朔夜は呆れた顔をする
しかし今は誰も気付いていない壱誠の言っていることが真実だと、そして知らないのは壱誠もしかり

キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムがなる
朔夜「あ、あたしもういくね」
壱誠「そうだな、俺も行くか授業という名のバトルにな」
朔夜「わかったってば〜」


そして、時は早く過ぎいつもの帰り道をいつもの幼なじみと親友で歩いていた、、、今日までは
朔夜「こうちゃんはさぁ、、、何か悩みないの?」
虹気「悩みかぁ、、、、、、、強いて言うなら何もしていないこいつに勝てるものが家庭科力しか無いことだな」
といって虹気は壱誠を指差す
壱誠「まぁ俺は全知全能の神に等しいと謳われたダヴィンチの脳を受け継いでいるからな」
朔夜「あーまたはじまったよ」

遠くに人影が見える
翼?らしきものを生やしている
その瞬間その男が笑ったような気がした
しかしその笑みに壱誠は恐怖を覚える
壱誠「な、なぁ虹気、朔夜今日はちょっと遠回りして帰ろーぜ」
そう言いながら汗を垂らす
虹気「はぁ?何いってんだ?」
朔夜「どーしたの?」
そして次、最悪な瞬間が来てしまう壱誠はどれほどこの瞬間が来てほしくないと懇願したか、しかし時は無慈悲にも過ぎていく
ドスッ!
鈍い音がした
虹気「かはぁ!」
虹気が倒れた血を吐きながら無抵抗に地面に
そして朔夜が悲鳴をあげる
壱誠「お前誰だよ!、誰なんだよ!」
壱誠がどなる次に
壱誠「朔夜!逃げろ!」
そう、叫んだ、しかし朔夜の腕がとんだ綺麗に血の飛沫を上げながら、まるで数時間前まで自分に向けて降られた手が嘘みたいに弾けとんだ
壱誠「や、やめろよなんで?俺が何したって言うんだ?おい!なんでだよ!」
そう言って壱誠は無抵抗に倒れていくこの世が嫌になったかのように


壱誠は夜の道端で目を覚ました
そして声が聞こえる
(おい、哀れな人間)
(力が欲しいか?悪魔を憎しみか?)
壱誠「お前誰だよ」
(俺はただの竜だ)
壱誠「まぁんな事はいい俺は力が欲しい、あいつらを守れる位の」
(そうか、憎しむか、ならいい、お前の心臓を抜いて俺が魔力の根源となってやる)
壱誠は戸惑った、しかし二人の顔が脳裏をよぎる
壱誠「わかった」
(なら、いただくぞ、貴様の心臓を)
壱誠の体に強烈な痛みが走る
(終わった、後、あの二人は死んでいない俺が生かしておいてやった、記憶はすべて消えたがな)
壱誠「俺のこともか!?」
(、、、)
壱誠「暗黙の了解っていうやつか」

そうして一日は終わった

3:レアル:2015/12/05(土) 16:28 ID:FsA

2話ー新しい仲間ー

あれから1ヶ月程度たった
俺はあの日俺たちを襲った悪魔も勿論この町にいる悪魔は粗方かたずけた
今も学校には通っている
新しい友達としてあいつらと再び友達になった
壱誠「ふっ!俺のこのGreatsoulに竜の魂が宿る!」
虹気「なーにいってんだ?」
朔夜「けど壱誠ってさ、なーんか友達になる前から知ってるんだよね」
その言葉に壱誠は少し動揺した
しかし
壱誠「これがディステニーというやつか」
朔夜「そーかもね」
すぐにその動揺を隠す

そして家にかえる
壱誠「ただいまーってもいるのは俺とお前だけか」
そう言って自分の胸に手を当てる
「いや、今日はそうでもないよ〜」
聞き慣れない声が壱誠の耳に入る
壱誠「誰だ?」
「自己紹介が遅れたね僕はフェリア・ペンドラゴン」
壱誠「ふーん、で?なんだ」
そう言って右手に帯電させるおそらく一万ボルト位はあるだろう
フェリア「もーやめてよ、僕は君を勧誘しに来たんだ」
フェリア「そう、悪魔狩り集団に」
壱誠「なんだそれ?胡散臭い」
フェリア「もー、焦れったいなぁ」
壱誠「普通そうなるよな」
フェリア「まぁそうだねぇ」
フェリア「まぁ簡単に言うと君みたいに魔力が強い人が集まって魔界のやつを殺しまくろーってやつ」
フェリア「最近は危害を加えるやつが多いからねぇ」
フェリア「まぁ僕たちは学校の部活動として活動してるんだよね人助け部みたいな感じで、まぁ君が入れば学校の部室を取らなくてすむんだけどね」
壱誠は自分の力を必要とされているそう、感じた、壱誠は昔からそういうのによわいのもあり、、、、
壱誠「しょうがないから入ってやる」
フェリア「やったねー」
壱誠「じゃあ明日からなよし、帰ってくれ」
フェリア「え?何言ってるの?今日から僕たちの活動拠点はここだよ?、君親いないだろ?」
壱誠「はぁ?」
フェリア「あ、後もう荷物置いといたよ」
壱誠はあまりにも早すぎる展開に頭が付いていかず
壱誠「わかったよぉ」
考えることを放棄した

4:レアル:2015/12/05(土) 23:20 ID:FsA

ここで少し壱誠の能力に触れますね

壱誠の心臓に眠っているのは雷天竜(らいてんりゅう)といって光や雷を示す竜が眠っています
現状はこれだけです

世界観については
日本で暴れる悪魔や妖怪をを駆逐するという感じです
それは日本だけでなく、ヨーロッパの方でも行われているっていう感じです

フェリアのチームの人たちについて説明します

リーダー、フェリア・ペンドラゴン 剣士男
雨音柚希 ヒーラー女
海崎真弥 狙撃 男
エドワード・アイリス何でも 女
っていう感じです
ちなみにフェリアとエドワードは壱誠達が通っている学校にいます

5:レアル:2015/12/07(月) 01:42 ID:J1Y

3話ー昔ー

俺はよく考えれば悪魔と昔から面識があったかもしれない
俺の両親はなんか呪い殺されたーとかなんとか言ってたし教会の人が言ってたし
フェリア「おはよっ!!」
もう聞きなれた声が聞こえた
壱誠「おはよう」
俺も返事をかえす
アイリス「、、、おはよう」
アイリスが怠そうな顔であいさつをする
俺たちの1日はこうして始まる

そう思っているとフェリアが
フェリア「てかさぁ最近ここら辺で悪魔、出たらしいよ」
その言葉に俺は興奮を覚える
壱誠「え、何?じゃあ俺やっていいの?」
フェリア「んーまぁいいんじゃない?」
相変わらずフェリアは軽々しい口調で答える
アイリス「あ、私も行こうかな」
フェリア「え?何アイリス、壱誠とそういうあれ?」
アイリス「うん、違うな〜」
すぐさま否定するアイリスに少し傷つく自分がいた
壱誠「じゃあ今日の夕方6時にでるか」
アイリス「そうだな」

そして時は流れ

壱誠「んじゃあ行くか」
アイリス「そうだな」
壱誠とアイリスは町一体を探すが見つからない、そして気付けば時刻は夜8時だった
壱誠「もう帰るか?」
そう告げた時だった、何やら殺気を帯びてる男がいた
アイリス「悪魔だ」
アイリスはそう告げる
壱誠「ならやべぇな」
そう言うと壱誠は何やら詠唱を始める
すると次第に男は奇声をあげる
アイリス「ビンゴ!、戦闘体制をとれ!」
男はこちらへ向かって走る
壱誠「こい、雷天竜」
そう言うと壱誠の背中から光の羽が4枚生える
悪魔「ぐぁぁ!し、ねぇぇ!」
歯切れが悪いながらも叫ぶ
壱誠「よし、てめぇ感電死確定な」
そう言うと壱誠は拳に雷を纏わせ地面にその拳を叩きつける
刹那、4つの雷の柱が悪魔を囲む
壱誠「てめえこっから出ると死ぬ」
そう言うと気を付けたかのように悪魔が静まる
それを見計らうと壱誠は
壱誠「喰らえ雷天竜の大口」
そう唱えると先程の結界が縮まり悪魔を消滅させるそれと共にドンッと激しい衝撃音が轟く
アイリス「おまえ!やりすぎだ、ほらもう一体来たぞ!」
壱誠「えーそうだな、うんアイリスやってみて」
アイリス「急だな!?」
アイリス「しょうがない」
アイリスは魔方陣の中から刀を取りだし、構える
アイリス「zero.It'sswordart」
そう唱えると
静かに、そう芸術のように悪魔が崩れていく
壱誠「今の何の魔法だ?」
アイリス「私の家系の形式魔法だ、10段階まであって、今のは0だ」
壱誠「ふーんすげぇな、あ、ちなみに俺の今の究極段階見せてやろうか?」
アイリスは少し悩んだ後
アイリス「少しだけみせて貰おうか」
好奇心が勝ったようだ
壱誠は気を集中させる
壱誠「よし、纏え俺に、天の力よ俺の力となり、魂となれ」
そう唱えると壱誠の背中から羽が4枚生え手が竜の手のようになり、足も同様竜の足のようになった、目はルビーのような赤になり額からは2本の角が生えた
アイリスは目を輝かせながら見た
そして数分がたち元の姿に戻る
アイリス「すごいな!」
壱誠「だろ?」
アイリス「てわけで、用も済んだし帰るか!」
壱誠「おう!」
午後11時の夜道を笑い合いながら二人は帰った


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