まさかあの子に恋をするなんて

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1:千世:2015/12/13(日) 04:16 ID:Ri6

俺は恋愛に興味がなかった。
親父の本棚に並ぶ本に出てくる女の子を見ているだけで充分満足できた。現実の女の子よりも可愛いから。

だからまさかあの子が好きになるとは思わなかった。
昔から変わらない男女のなのに-----


斉藤 明出(さいとう あでる)
12歳。小6で身長は143cmしかない。あの子よりも小さいという屈辱を味わっている。因みに体重は39kg、あの子と比較したらおかしいが、俺は2kg重いらしい。
俺の斜め前の一つ前の席に座っているのは、大山竜牙(おおやま りゅうが)。俺の親友にして幼馴染み、夢は超能力者。真面目になりたいと考えているらしい。身長は156cm。体重は42kg。俺よりデカイのが許せない。
あの子の名前は、牧野 咲(まきの さき)。昔から変わらない男女だ。人をボカボカ殴る性悪女。女子の友達が1人しかいない男好き。身長は145cm、体重は37kg。咲から教えてもらった。

2:千世:2015/12/13(日) 04:28 ID:Ri6

まあいいとこなし、可愛くない、性格男で魅力もない女…いや、魅力はあった。胸がでかい。胸だけ発育がいい。それだけ。
お気づきかと思うが俺は自覚済みの軽い変態だ。昔、といってもたった2年前の話だが、既にAはあった咲の胸を1日に5回は触り、1度調子に乗って思い切りつかんだら、1発ぶん殴られ、それ以来止めた。とにかく咲はバカみたいに強い。男子からのあだ名が怪力(かいりき)ゴリラとつくぐらいだ。殴られた時は1時間ほど気を失ったぐらいだ。
そんな怪力ゴリラに、俺が恋をするとは、誰も想像出来なかったかもしれない-----


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