ごめん、やっぱ好きなんだ。

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1:柊華:2015/12/21(月) 16:46 ID:4M.

私は今、28歳
現役のOL。結婚はしていない。彼氏もいない
学生時代のころに戻りたいと最近はよく考えている
そんなとき、仕事場の靴箱にこんなものが入っていた
『過去に戻りたいのなら、375号室まできなさい』
その手紙と375号室の鍵が一緒に封筒に入っていた
私は嘘だろうと思いながらも足は375号室へ向かっていた
375号室の鍵穴に鍵を差し込み
ドアを開けると…
パァァアアアアアッッ!!
光が差し込み
まぶし

2:柊華:2015/12/21(月) 16:53 ID:4M.

目が覚めたのはそれから少ししてから
起き上がると、目の前には高校生のころ使っていたバッグが目に入った
捨てたはずの、あのバッグが
よく思い出してみる
あの手紙には過去に戻りたいのなら、と書いてあった…?
私は今、過去に来ている、ということなのか?
「葵っ、早く起きなさい!!今日、始業式でしょ?遅刻するわよ?」
お母さんの声…
「はーい!」
とにかく、私は高校に行く準備をする
そして、リビングに入る
すると
「おはよう、葵ちゃん」
おばあちゃんがいた…
死んだはずのおばあちゃんが…
「おばあちゃん!!」
私はつい、おばあちゃんに抱き付いていた
「おや、どうした…?」
そっか…。おばあちゃんはこの時生きているんだ
私、過去に戻れてよかった
今から人生をもう一度やり直そう
あいつも…
翆とのことも、ちゃんと…
『ピーンポーン』
チャイムが鳴った
翆が来たんだ…!!
また、翠と一緒に学校に…!
家のドアを開ける
これからが新しい人生の始まり…

3:柊華:2015/12/22(火) 11:55 ID:4M.

目の前には翠がたっていた
「おはよう。未来の葵。」
未来の…そう翠が言ったのだ
翠は知っている…ということ?
「え…と…。」
私は今、とても困惑している
「俺が葵に来てもらえるようにした。来てくれてありがとう。葵を取り戻したかったんだ」
私を…取り戻す…??

4:柊華:2015/12/22(火) 12:00 ID:4M.

「君が知っている世界とこの世界は違うんだ。こっちでも葵は葵じゃない。」
私が知らない世界…?
「君にはこの世界でこの世界の葵を取り戻してほしい。協力してくれ。頼む。」
そういい、翠は頭を下げた
私も私じゃないなら、翠も翠じゃないよね…?
それでも、助けたい、そう思った
「わかった。翠、いいから頭をあげて?」
こっちの世界に来ても翠とのことはやり直せないんだよね…

5:柊華:2015/12/23(水) 09:04 ID:4M.

そして、私たちは二人で学校へ向かった
「おっはよー!!」
所沢さん…?所沢さんは私と犬猿の仲である
所沢さんはいつも私の悪口を言っている
そっか…この世界では私の生活と違う生活を送っていた私がいるんだもんね
「おはよー」
私は笑顔で返事をする
「大丈夫だったの?あれ。ずっと心配してたんだよ?意識、戻って本当によかったぁー」
あれ?意識?私ってどんなことがあったの?
「うん。大丈夫だよー!私、めっちゃ元気!!」
少し所沢さんに心配されながらも返事をした

6:柊華:2015/12/23(水) 09:12 ID:4M.

教室へ入る手前
私は怖くなった
一番の友達であった結依のことだ
結依とは仲がいいのだろうか…?
私は結依とだけは仲良くあってありたい
そして、教室へ入る
「よっ。葵!心配したぞー?」
誰?よく覚えていない男子クラスメイトなんだけど…
さすがに、10年もたつと忘れているよね
「心配してくれてありがとう。私は大丈夫。」
こんな風に返事し大丈夫だろうか?
「お…おう」
あ…今、私言葉の選択間違えたのかもしれない…
そんなときチャイムが鳴った

7:柊華:2015/12/24(木) 10:11 ID:4M.

よく教室を見渡してみる
結依の姿が見当たらない
どうしたのだろう…
もしかしたら、ただ単に今日は学校休みなのかもしれない
後々、わかるだろうし…
そんなことを考えながら授業が終わった

休み時間になると
「ねぇ、山川さんは大丈夫なの?」
ある女生徒から聞かれた
山川さんというのは結依の名字…
「わからないんだよね。私、なんも記憶がなくてさ」
こうすれば、みんなに何も聞かれることはない
「葵!!こっちきてー」
翠に呼ばれた
翠のところへ行くと
『翠くん、私、大丈夫だから安心して。結依ちゃんも一緒。二人で頑張ってその世界へ戻るから』
その一通のメールを見せていた
今さっき届いたらしい
発信者は…
『中条葵』
私…だったのだ
きっと、過去のこの世界での本物の私
「実は、あっちのお前の本当の世界にはお前がいない。今はこっちの世界に二人いるんだ。葵を助けてもらうためにお前を呼んだ。助けてほしい。助けてくれないか?」
私の世界に、私はいない…?
お母さんはどう思っているの?
お父さんも!結依も!
みんな!会社の人は?私、今あっちの世界ではどうなってるの?
助けてほしい…?助けたいよ…
私が私を助けるなんてことで切るのかはわからないけど
「いいよ…」
私はいつの間にかそう答えていたのだ

8:柊華//  :2015/12/25(金) 15:17 ID:4M.

私には何ができるか考えてみた
というか、どうやって助けるの?
その世界へ戻るってこの世界の私は今、どこにいるの?
結衣も一緒って結衣の身にも何かが起こっているの
何もできないよ
このままじゃ…
そんなとき、翠からメールが届いた
『葵、いろいろこっちの世界にきて大変なのにごめんな。戸惑ったよな
いろいろわからないと思うから、まとめてみたよ
まず、こっちの世界の葵はこっちの世界とお前のいた世界の狭間にいる
連れ去られたんだ
お前の父ちゃんがその狭間の世界と取引をして失敗した。
そして、子供のお前を人質として連れ去った
その連れ去るときに結衣も一緒にいた。だから結衣は葵を助けようとして一緒に連れ去られたんだ
お前と狭間の世界に行って二人を助けたい
このままだと、二人が危ないんだ。』
狭間の世界にはどうやっていくの?
それに、どうやって助けるわけ?
誘拐をするような人なんでしょ?
被害が増えるだけだよ…
でも、この世界の私のこともこの世界の結衣のことも助けたい
だけど、翠を危ない目にさせることはできないよ
私はこの世界の人間じゃないからいいけど、翠はこの世界に必要なんだよ

9:柊華//  :2015/12/25(金) 15:53 ID:4M.

『大丈夫、私が一人で行くから。翠とはいきたくない。』
あえて、引き離すように言わないと翠は必ずついてくる
だから…
『悪いけど、それは無理。俺がいないとその世界へはいけないんだ。俺はそういう資格を持っていてね』
そう返信されてきた
翠がいないといけないとかありえる?
私はしょうがなく、わかったと返信した

10:柊華:2015/12/30(水) 10:02 ID:4M.

私の力だけではもう元の世界に戻ることはできない
こっちの世界の私を助けることができたらきっと戻れる
だから、翠を信じて戦うんだ
翠の助けになりたいんだ
いつの日か翠と笑って過ごす日を夢見ていくんだ
『ドーン!!!』
何?何の音?
窓の外から爆発音がした
窓の外を見てみると…
「なに…これ」
残酷な世界へと変わっていた

11:柊華:2015/12/31(木) 19:05 ID:4M.

どうも
改めまして柊華です。
本日は年末ですね…
私、実は中学3年生でですね
受験生なんです
ですから、このような微妙なところで…っ
とは思うのですが
一時、物語を進めるのを停止させていただきます
もしも、よんでくれている方がいるのなら
うれしいです
申し訳ありません
受験、頑張ってこの物語をまた進めたいと思います
3月までにはもどってくるので
2月のうちにもどってこれたらまたもやうれしいです笑
ということで、来年もよろしくお願いします
たまに、むかついたときに物語を進めることもあるかもしれません笑


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