*☆オリキャラ板にいるキャラを使っていちご色の小説☆*

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1:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 12:52 ID:wjM


みんな、こんにちは!葉っぱ天国の星宮いちご、です!

私の小説見てみんながお腹いっぱいに
なってくれたら嬉しいなっ

このスレはオリキャラ板で使われているキャラを使って
私が小説を書くスレ!

>>2 ライブを観覧するときのお約束

2:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 12:54 ID:wjM


*☆ 葉っぱでのいちごはアニメのいちごと性格違うよ!
だからと言って、アンチや悪口はなし☆*

*☆感想はご自由にどうぞっ ☆*

*☆ なりすまし、荒らしはシステムエラーでライブを観覧することはできません☆*

*☆ まったりいちご模様、ゆっくり最新していくよ☆*

それじゃあ、ライブスタート!

3:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 13:02 ID:wjM


『色褪せない青春を共に』

このスレから

“茉侑” ちゃん、“操”くん、“小夜”ちゃん、“百合香”ちゃん

を使って小説を始めたいと思いますっ!

4:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 13:26 ID:wjM

“茉侑目線”

キーンコーンカーンコーン、授業の終わりのチャイムと共に
私はまた、“また”あの場所へ駆けつける。

「うん、今日も来たね!良い子良い子!そんな良い子にプレゼント。」

声をかけてくるのは100位代の男の人、女の人達。
私を呼び出してはいつも殴る。私が戦闘練習していれば邪魔をする。
仕方なく練習をやめればまた殴る。意味もなく殴る。
プレゼント、と言って私の頭に水をかける。その上からまたゴミをかける。
何も悪い事していないのに。なんでこんなことされるのか、私にも
分からない。

「ほら、ありがとうございますご主人様、汚い私のお口にゴミを入れてくださいって言わなきゃダメだろう?」

嫌だよ。言いたくない。言いたくない。なのに言っちゃう。

「ケホッ‥‥ありがとうございます‥ご主人様‥‥私の汚い口に‥ゴミを入れてください‥んっ!?」

言われた通りその言葉を述べた私。あぁ、弱いなぁ。私って本当に弱い。
言った瞬間口に靴を入れられた。ダメだ。苦しい。

「ほら、早く綺麗に舐めとってよ。お前のせいでゴミだらけになっちゃったんだからさ‥え、もう?早くない?ちっ‥」

さっと私の口から靴を抜けば私の頭掴む男。

「次も、きちんと楽しませてよ?」

不気味に微笑めば頭を強引に放し私を投げ飛ばす。男の人達はもう‥
行った。その瞬間溜まっていた疲れがどっと吐き出された。

「ケホッケホッ‥‥‥うぅ‥苦しい‥‥」

地べたに四つん這いになり口からゴミを吐き出す私。汚いのは分かってる。
けど、我慢出来ないから。私がその影に気付いたのは数分後。

「茉侑ちゃ〜ん?大丈夫?」

金髪の少し長めの髪を一つに結ってニヤニヤ笑ってるこの男の人は、操くん。
順位も技術も私より断然上。こんな私に声かけてくる人なんて
滅多にいない。でも待って、操くんも私に何かするつもりなのかな。
謝らなきゃ。

「ご、ごめんなさい‥あっ、き、気にしないで下さいっ」

慌てて私は立ち上がりさっと頭を下げて謝罪する。
許してもらえるかな。心配だ。

「え、なんで謝るの‥?」

そう言って私の頭を撫でる操くん。
触らないほうが良いよ。汚いですから。ね。

「き、汚いですよ‥触らないほうが‥」

「僕は汚くないって思ってるんだから、良いでしょ?反論するの?」

ニコッと微笑み私に問いかける操くん。その笑みが
怖いよ。だから私は素直に言う事聞かなくちゃ。何されるか
分からないのだから。

「い、いえっ‥そんなつもりじゃ‥‥」

「そう、なら良いよね。それにしても、髪ふわふわだね。」

撫で続ける操くん、私髪短いし癖っ毛なだけで‥
決してふわふわなわけじゃない‥

「操くんのほうが‥綺麗な髪してます‥‥よ‥‥」

「だよね。僕もそう思う。」

えっ、否定しないんだ。でも、操くんはこうだもんね‥


僕を見つめる女の子。わお意外と可愛い。
少し興味あるなぁ。痛がる顔、見てみたい。

5:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 15:16 ID:wjM


また最新しよ。←

プリパラのオリキャラ!スレから

《リトル》ちゃん、《紫京院ひびき》《ココル》

の小説!

茉侑&操のはまた後で最新!

6:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 15:29 ID:wjM


‥(ウィンドリで組むもう一つの天才チーム‥アリスはもう手に入れた、
まりぃもベリーも‥残るはリトル。リトルは少し手強いな。
何と言ってもリトルには‥)

「ココルちゃん、パキって!」

「うん、いいよ。ふふっ はい、どうぞ。」

ニコッと優しい笑みを浮かべファンにトモチケを渡す少女は
北川ココル。ランクはメジャーランクのまぁまぁな実力の持ち主。

「またね。櫻ちゃん。ふふっ‥‥‥ふぅ、疲れるな。
帰ったら寝よ。眠いし。あ、その前にリトルの様子見に行かなきゃだな。
風邪良くなったかな」

《この猫被りが都会な二重人格のココル、がいるのだから。
まぁ実力派だしこいつをチームに入れようとも思ったのだが‥
僕を敵視しているようだ。少し観察してみるとしよう。》

「‥またひびき?ひびきひびきうっざいな。でも‥
ゴールドエアリー‥はすごかったな。適当に私も出してみたいやぁ〜い」

《ふっ当たり前だ。何にせよ、僕に憧れを抱いているのは間違いではないな。
後で行ってあげるとしよう。》

「‥‥あっ、ココル!」

「ありゃぁ!リトル!今日も可愛いね!」

《‥ココルはリトルを溺愛しているようだ。何だあの顔。》

「ココルの方が、可愛いよ。そう言えば、ばれー?の試合あるんでしょ?
ユユと一緒に出る‥」

「あぁ、それ、学園長代理も見に来るんだよね。私達、パプリカ学園だし、
けっこー大きい大会だから、うわ!もうこんな時間!?
ごめんリトル!行ってくる」

「あぁ、そうだったな。安藤」

「はい、ひびき様。では、今すぐお車の用意をいたします、」

「頼む。」


「いってらっしゃい。ココル。またね 」

「また。やばしやばし。やばやばし。」

《スポーツ万能、成績優秀のエリート中学生‥北川ココル、か‥
まぁ、こいつの実力をこの大会で見させてもらうよ。》

7:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 18:17 ID:KSo

体育館、たくさんの人がいる。
その中で僕は1人、特定席に安藤を隣に座っている。

「サーブ1本入れてけ コーコル 行けー!」

「‥行くぞー」

「行けー!」

ダンっという音と一緒にヒット。よし上手くいったな。
1ポイント稼いだようだ。

「あーラッキー。ココル、ナイス!」

「ん。次も決めてくよー」

「はい!」

『へぇ。以外と実力持ってるじゃないか。』

(サーブだけで1点、しかも狙ったところを確実に打ち狙う‥
狙った獲物は逃がさない、百獣の王ライオン‥百獣の姫、ココル‥)

「行けーファースト」

(姿勢、バランス、狙い‥‥完璧じゃないか。北川ココル‥)

「きゃあーー!うそ、ひびき様!?いや〜ん!こっち向いて〜!」

『ふふふ。』

僕は笑みを浮かべ手を振る。

「きゃあーーー!」

「みんな、何やってるの。試合に集中し‥」

「きゅーん!ひびき様ぁ!」

審判まで僕にメロメロだ。まぁ、当たり前だろうがな。
とりあえず、ココルをこちらへ連れてくるとするか。この状態では、
試合は続けられないだろう。

「みんな!‥審判まで‥ラインズマンも!何やってんの‥」

「こんにちは、プリンセス。お手を拝借」

僕は相手の手を取り強引にこちらへ連れて行く。それでも手を振り払う相手。

「あの‥試合中なんで。」

「この状態では、試合なんて出来ないだろう?」

「そうですけど‥‥」

言葉が詰まる相手。僕は相手をお姫様抱っこし連れて行く。周りは羨ましそうに見つめる。すまないね。君たちには興味がないんだ。
僕のこの美貌に震えもせず冷静に対応する君。
君を僕のチームに入れよう。ウィンドリは5人チームだが、
6人チームにしろ、と命令すればいいだけのこと。

「あの‥離してください‥ん?‥ひびき‥?あぁ!ひびきか。
なんか似た匂いするなと思ったら。‥やっぱりひびきって良い匂いするよね。
シャンプー何使ってんの?」

男らしい口調。僕の顔にぐっと自分の顔を近づける。
危機感を持たないのか。東堂シオンではないか。

「君、大胆だね。」

「は?何が。あ、そうだ。試合出来なくなっちゃったのひびきのせいなんだから、お詫びとしてひびきの家行かせてよ。色々甘いものあるかも‥」

ニヤニヤ笑い僕を見る。何をしょうもないこと考えているんだ。君は。

8:ゆいぽん◆F.:2015/12/25(金) 19:05 ID:gPc

ゆいぽんです!
面白いです。リクエストいいですか?今書いている小説が終わったらでいいのでもしよければプリパラのオリキャラのセリアとアリアの小説とベリーとアミーの小説をお願いしてもいいですか?

9:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/25(金) 23:10 ID:KSo

>>8 ゆいぽん様

うーん、作詞とかの関係もあって
現在いちごはスレを掛け持ち中、
作詞も完成させて、今やってる「ひびリトココ」の小説と
「操茉侑」の小説、結構長く続いちゃうから、
だいぶ後にセリアリ、ベリアミの小説始まる事になっちゃうけど、
それでも良いなら、喜んで受け付けるよ(*^◯^*)

10:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/26(土) 10:50 ID:Eig

いろいろあって、
「操茉侑」の小説は途中でやめさせてもらいます‥m(._.)m

「ひびリトココ」は続編、その代わり
多彩眼から、ヒロインは「レオ」男の子から
「リク」「涼太」を使って恋愛系を作りたいと思いますっ
もうあのスレではCP出来ちゃってるけど
出来てないって事にしよう!←

うーん、「レオ」「涼太」は能力持ってないけど
この小説では持ってるという形で能力もオリで考えるよ(*^◯^*)

この二つの小説を書き終えたら、
セリアリ、ベリアミの小説を書き始めたいと思う(((o(*゚▽゚*)o)))

11:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/26(土) 11:14 ID:Eig

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ひびき!」

「どうしたんだい?北川ココル。」

いきなり名前を大声で呼ぶ君。少し、変人なのかな。

「リトルに手出したら容赦しないから。例え女だろうとボール顔面ぶつけるからね」

「ふふ、君は他の子とは違う考えを持っているようだね。
僕は何も、リトルに手を出そうとは考えていない。ただ、
チームに入らないか?と誘った、これだけさ。」

じとっとした目で僕を見る。まだ疑っているのかい?

「ふーん、ま、いいや。あっ」

『試合、再開しまーす』

「そろそろ行かないとなんでいく。」

すたすたと早足で去っていく君。真っ直ぐ前を向いたその瞳は、
何を求めているのだろうか。

「分かったよ。それじゃあ僕は、試合の観覧の続きでもするとしよう」

「ご自由にどうぞっ」

ぶっきらぼうに切り捨てガチャン、と大きな音とともに去る。

「安藤、ティーを。」

「はい、ひびき様。」

『サーブカットー!』

『一本カットー!』

大きく響き渡るサーブカット、君の声だって事はすぐわかったさ。
君の声は通るような美しい声。ウィンドリでも君の歌声があれば‥‥

『よし!みんな、ナイス!』

『次も決めてこう!』

『おー!』

12:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/26(土) 12:07 ID:Eig

レオ: 目に入る←相手の過去、夢の中に入る能力。
幼なじみと一緒に母親から踏切に突き落とされ死亡した際に
どうすれば私は助かった、あの過去をやり直したい、という思いがあり
カゲロウデイズに接触し「目に入る」能力を手に入れた。

涼太: 目を変える← 相手の思いや感情を変えたり目線を変えたりする能力。

この物語は能力発動してるときほとんど出ません!←なら作るn((殴

レオ目線

「はぁ‥‥疲れたっ‥‥眠いし頭痛いし‥‥」

朝、6時頃にいつも起床する私。そして
嫌な学校に登校する時間が迫ってくる。昨日勉強しすぎたからか
頭痛いし眠いし‥‥学校‥行きたくない。なんておもいながらリビングへの
階段向かっていたら、誰かに頭を叩かれた。

「おいっ、頭痛いし眠いなら、もう少し早く寝ろよ。」

声をかけてくるのはサヨと涼太と幼なじみのリク。
私的に、サヨは苦手なんだ。だって、私と違う。
みんなに愛されててみ〜んなから好かれてて私の大切な物まで
奪おうとするんだから。え、大切な物って何?って?
だ〜め。教えないよっ

「1人だと寝れないんだよ。何かしてないと落ち着かない。」

「ふーん、なら、俺が一緒に寝てやろうか?」

悪戯っぽく微笑むリク。その笑み、むかつくからやめて。←

「良いよ別に。1人でも練れるように頑張る。」

「‥‥おう。」

なぜにそんな悲しそうな顔をする。

「なに。そんなに一緒に寝たいなら、寝よ。今日は
リクに関わりたい気分だし。」

「え、良いのか?なら、寝ようぜ。ってその前に今日学校だろ。
早く朝ごはん食べるぞ」

出た。朝ごはん。私の敵。ご飯なんて食べたくない。

「‥‥食べたくないって思っただろレオ。食べさせるからな。」

いやああぁぁぁぁぁぁぁぁ(棒読み)

13:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/26(土) 14:20 ID:Eig

リク目線

「いやだ!食べれないんだ!学校行くから食べない!」

「は!?何言ってんだよ食べろ!」

ドアに捕まりリビングへ行こうとしないレオ。
汗だくになりながら引っ張り連れて行こうとする俺。
諦めて行けよ。

「じゃないとお前の大嫌いな野菜多めに入れるぞ!」

俺がそう言った瞬間、レオの顔は真っ青になりドアから離れ
俺に抱きつく。え、抱きつく?おい。もう一回聞くぞ。抱きつく?

「いやだいやだ!食べるから野菜入れないで!」

力強く俺に抱きつき離れず涙目で訴えるレオ。
やばい可愛すぎだろ。元から可愛い奴だったけど、この顔可愛すぎ。

「‥‥じゃあ、この体勢で少しだけ我慢してくれたら野菜入れないでやる」

「分かった!」

ほっと一安心したかのような笑み浮かべ体勢を崩さないレオ。
俺は少し強めに抱き締めた。

「く、苦しいよリク‥どうしたの?」

俺の胸に顔を疼くめ何かあったのか?と心配そうに見つめるレオ。

「レオのせいで胸が痛いんだよ」

「え、なんで私!?」

驚きばっと顔を上げ俺を見つめるレオ。可愛いな。
そう思った瞬間、俺は我を忘れてレオの顔に自分の顔をぐっと近づけた。
あ、近い、もうすぐ、近い近い‥←

「リク?何やってんの。」

はっと我に帰り聞こえた凛としたこの声は「涼太」
俺の幼なじみ。「涼太」は、昔からクールで俺をいじるのが好きな奴だった。
レオがここのアジトに来てからレオには好意を
示すようになった。この光景を見られたらどうなるか。

「リク。レオに‥何してんの‥‥?」

わなわなと身を震わせばっと俺からレオを引き剥がし
自分の胸元へとレオを引き寄せる。

「‥‥レオ、いこう。こっち。」

「え、あ、うん。‥‥」

涼太に手を引かれ慌ててついていくレオ。ちらっと俺の方を見れば
少し心配そうな表情しすぐ涼太の方向き小走りでついていく。

「‥‥はぁ〜っ‥‥何やってんだ俺は‥涼太がレオの事好きなの知ってんのに‥
よりによって涼太に見られるとか‥」

ここから、俺、涼太、レオの三角関係が始まっていく。

14:ゆいぽん◆F.:2015/12/26(土) 14:32 ID:E5E

了解ですっ!ありがとうございます♪

15:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/27(日) 09:50 ID:Zlk

>>14 ゆいぽん様

いえいえ

16:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/27(日) 10:12 ID:Zlk

涼太目線


驚いた。レオのところに行こうと思って来てみたら、
レオとリクが抱きついていたから。

「ねぇ、レオ。さっきリクと何してたの?」

‥可愛い。怯える子羊みたいに僕を見ている。そんな僕のレオにリクは
何をしたんだろうか。

「え‥何ってハグ?しててだけだよ。そうしたら野菜減らしてくれるってリク
言ったから」

首を傾げ平然とした顔で述べる。レオは可愛いんだから少しは危機感持たないと。

「それさ、僕にも出来るわけ?」

「ん、やれって言うならやるけど。」

今、言ったね?まぁ、やれとは言わないけど。

「とにかく、あーいうことはむやみにしちゃダメ。」

「えぇ〜?分かんないよ。」

頬を膨らませリスのように怒る。あ〜可愛い。

「そだ、今日リクと一緒に寝るんだけど、涼太も一緒寝る?」

「‥‥‥‥‥‥‥‥は?」

聞き間違いだね。一緒寝る?なんて聞かれてない。

「え、今日リクと一緒に寝るんだけど、涼太も一緒寝る?」

「え、あ、うん。寝る寝る。」

うわぁ、ノリで言っちゃったけど、嘘に決まってるよね。

「じゃあ、一番広いのは机しかない私の部屋だけど、リクの部屋でいっか。
片付いてそう。」

「あ、うん。そうだね。」

ふぅ、本気のようだ。まぁいいけど。レオと寝れるんだし。

17:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/27(日) 12:55 ID:A56

リク目線


俺は今、究極の選択を迫られている。
首を傾げ見つめるレオ。なぜか睨んでくる涼太。
この3人で寝るか、俺だけ一人で寝るか、どうすれば‥っ

「‥‥どうすんの。」

涼太が呆れ顔で声を発する。続けてレオは

「私はどっちでもいいんだけど、2人がいやなら一人で寝るし」

無表情、でも少し悲しそうな表情のレオ。そんな顔されたら
どうすればいいか迷うだろ。

「寝るよ!寝るよ寝ればいいんだろ!」

ぱあっと顔が明るくなるレオ。かわいすぎ。

「じゃあ決まり。早くねよ。私も眠いし。」

「おう」

「うん」

3人で寝るのは初めてだな。いつもサヨがうるさいし泣くしで
レオのことほったらかしでレオは一人が怖いって言ってたのに
いつも一人で寝かせてて。サヨばっかりにみんな気を使って。

「こんなだからレオはで‥」

「ん、なんか言った?」

くるっと振り向き微笑むレオ。うわあぁぁぁぁぁぁ可愛いぃぃぃぃぃ←

「いや、なんでも。少しレオを甘やかしてやろうと思ってな。」

「え、てことはお菓子食べさせてくれるの?学校休み?いぇーい」

早口で述べご機嫌なレオ。さぁ、寝るぞ。

18:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/27(日) 18:48 ID:1.k

涼太目線

僕はリクを睨む。レオは苦笑い。リクは僕を見て怯える。
よっわ。リクよっわ。ははっ

「ふ、二人ともどうしたの‥」

珍しく落ち着きがないレオ。変わらず僕のライバルは怯えてる。

「なんでもない。ただ、見てるだけ。ねぇ、レオ。
寒いからあっためてよ。」

ニヤッと笑い可愛い僕の宝物を見つめる。

「え、布団足りない?ん〜‥じゃあ、私の貸してあげるよ。

「‥‥違う。レオが僕をあっためるの」

少し微笑み黙り込んでしまったが、立ち直さなければ。

「えぇどうやれば良いの。」

「こうやって抱きつけば良いの。」

僕は恋愛に興味はない。けど、レオには興味がある。だから
色々調べてみたんだ、それで見つけたのがこれってわけ。ハグの画像を見せてみた。

「あ、これリクにやったやつと同じ。そうやれば良いんだね。はい。」

ぎゅうっと僕の胸に顔疼くめて抱きつく。どうだ、とでも言うかのような顔し相手見ればわなわな震えてる。ざまあみろ。

「お、おいレオ!そーいうことはむやみにやるなって言ってるだろ!」

「え、だって涼太がやってって言ったんだし‥」

少し顔上げリクを見るレオ。その瞬間僕の胸から温かみが消えた。
リクがレオを自分の後ろにやってる。なんだよ。

「なに?リク。」

「なに、じゃねえよ‥とにかく、レオは真ん中で寝ろ、
その方が安心だし」

ちらっと横目で僕を見ればすぐ目をそらしレオの肩に手を置く。
僕のレオに気安く触らないでほしいな。リク。

「ん、僕もそう思う。」

ニコッと微笑み僕は述べる。こんな笑み見せたくないんだけどね。

「レオ、おやすみ」

「おやすみ、二人とも。」

柔らかく笑み浮かべ口元まで布団をかぶりすぐに眠りに落ちたレオ。

「ねぇ、リク。リクは、レオのこと好きなの?」

「は、は?なに言ってんだよ。好きなわけねーだろ。」

明らかに戸惑いを見せるリク。あぁ、やっぱりか。

「僕は、レオが好き。だから絶対リクには渡さないよ」



な、なにいってんだ‥
仕方がない。俺も好きは好きだけど、
レオと出会った頃はそんな好意を知らなかったんだ。

19:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 11:01 ID:aTg

リク目線

レオが10歳の頃、俺たちは出逢った。
初めて会った時、レオは今と断然違った。

「初めまして‥心音レオです‥‥‥」

初めて会った時のレオは警戒心が強くて可愛い女の子だった。

「よろしく。」

「よろしくな」

「んー」

俺たちそれぞれの個性が入った挨拶をした。レオは変わらずビクビク震えて
いたんだ。

「‥‥君達は痛い事しないの‥」

それが挨拶の後に聞いたレオの言葉。続けてレオはこう言った。

「痛い事しないからお母さんは私をここに置いていったんでしょ‥?」

希望の眼差しが俺たちに向けられる。けど、どう反応すれば良いか分からない

「痛いこと?しないよ。」

あの頃は純粋な男の子だったなぁ。あはは

「ほんと‥?」

「リクは嘘つかないし。」

サヨは相変わらずヘッドフォンを耳に適当に答える。
サヨの声にレオはビクッと震え俺の後ろに身を隠した。

「あ〜あ、サヨのせいでレオちゃん怖がってんじゃん。」

けらけら馬鹿にしたつもりで笑った瞬間サヨの眼が変わった。

「あ‥?」

「ご、ごめんって‥」

サヨが怒るとあの頃は怖かったんだよな。今も怖いけど。
その瞬間背中に温かみが感じた。レオが抱きついているではないかぁぁぁぁ←

「え、な、な、なななに!?」

「え‥寒いから‥」

今と変わらずレオは天然だった。男の人は慣れているのか
普通に話してくれたし遊んでもくれた。

「ねぇねぇリク、涼太。私ね、2人大好き」

「ふーん。」

「うええぇ!お、俺も好きだぜ。レオと涼太‥」

涼太は相変わらず面倒臭そ。レオは変わり純粋で素直な女の子に。
素直すぎて辛かったことといえば‥

「リク、この点数なに。ちょっとダメだめすぎじゃない。勉強サボってたでしょ」

「ねぇリク。さっき私の部屋覗いて机しかねえwって言葉の後に草生やしてたでしょ。」

「ねぇリク。うるさいから少し黙って」

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ぐさぐさと言葉のブーメランが
幼かった頃の俺に突き刺さる。

20:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 14:44 ID:MrA

《ひびリトココ》

ココル目線

私は、何を、して、いる、のか、わか、らな、い←

「‥‥‥‥‥‥」

「‥‥‥‥‥‥」

「ねぇ。」

今はプリパラでリトルとひびきと一緒にいる。
リトルは相変わらず笑みを絶やさず愛想笑いを浮かべている、
ひびきも。沈黙が嫌だったので私は声を出した。

「あのさ‥なんでこの3人が集まったの‥?」

「理由はないさ。ただ少し、話がしたくてね。」

「理由あるじゃん」

私が思っているより、ひびきは馬鹿なのかもしれない。←←

「早速だがウィンドリの次のグランプリライブ、新春フラワーアイドルグランプリ
このグランプリライブに僕もチームを作って出場するんだ。
そこで、君達二人にはフラワーアイドルグランプリのライブで出る僕のチームに
入って欲しい。」

「‥‥‥‥‥‥は?」

「ひびきちゃんのチームに入るの〜‥?」

訳が分からない。つまりはひびきのチームに入れと言いたいのだろうが
私は凄くないぞ?ゴールドエアリーも出せないし。

「ふふ、そうだよ。君達二人のソロライブを見させてもらう。
そのライブで、君達はゴールドエアリーを出すんだ。リトルに関しては‥」

ちらっとリトルを見て微笑むひびき。と思ったらリトルの手を引いて
二人きりになりたいのか、私に向かい手を口に当てしーっと言うポーズ。

「リトル、君には少し特別なことをしてもらうよ」

21:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 15:02 ID:MrA

リトル目線

私の目をじっと見るひびきちゃん。何のお話しするのかな。

「リトル、君にはゴールドエアリーを超えるエアリー
プリズムエアリーを出して欲しい。もちろん、僕も
君のライブの前にプリズムエアリーを出すつもりだ。」

「プリズムエアリー‥‥私にも出せるの?」

ニコッと優しく微笑み私を見てくれる。この笑み、
安心するんだ。

「あぁ、出せるさ。君は天才だからね。」

「分かったよ。ライブはひびきちゃん、ココル、私の順番で良いのかな?」

ひびきちゃん、何か考えてる。どうしたのかな。

「君と僕は2人でライブをする。北川ココルのライブの後にね。
君も僕がいれば安心できるだろう?」

「うん‥ひびきちゃんの足を引っ張らないように頑張らなきゃ。」

ココルだけソロライブ。ココル、大丈夫かなぁ。
私も頑張らなきゃ。ひびきちゃんと一緒ライブ出来る。嬉しいな。
そんなことを思いながらココルの元へ向かう。

「お待たせ、プリンセス。早速エントリーへ向かおう。君のソロライブの時
は、僕とリトルで観客席で見守っているよ。」

「‥おっけー。ま、頑張るよ。」

ココル、頑張ってね、私も頑張る!

22:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 15:21 ID:MrA


「今日のココルちゃんは「トゥインクルリボンファッション」の
新作コーデ、「はろはろパレードリボンコーデ」ね。
色とりどりのリボンにはちゃめちゃ元気な太陽マークが可愛いわ」

「はろはろパレードリボンコーデ ふふっ 」

がんばろ。面倒くさいけど。

「みんな〜!北川ココル、今日もライブ頑張るよー」

ファンの皆の前では笑顔で元気に。良い印象を持ってもらわなきゃね。

「ココルちゃ〜ん 頑張ってー! 応援してるよー!」

「今日の歌は「メイクイット」私のライブの後は
リトルやひびきのライブ。楽しみにしていてね!」

♪ おしゃれなあの子真似するより 自分らしさが一番でしょ
ハートの輝き感じたなら 理想探しに出かけようよ
増えていく思い出全部 ぱきんと半分こで
友達 コンプリートしよう

メイクイット ドキドキするとき無敵でしょ
メイクアップ キラキラ未来で決まりでしょ
夢はもう 夢じゃない ♪

「ふふっ メイキングドラマスイッチオン!」

服屋さんで服を見ている)

「どうしよ‥えっ?わぁ〜!」

服が動き出し、ココルの周りを踊って)

「一緒に踊ろう ファッションパレード」

出せるか心配だ。でも頑張らないとね。リトルも
頑張ってるんだしさ。

「エアリーチェーンジ ゴールドエアリー!」

私は白鳥のポーズで黄金に輝く翼を出す。出せたよリトル

「みんな〜 ありがとう ふふふっ‥‥」

ふと横を見ればひびきが拍手をしている。
その隣でリトルは目を輝かせて私を見ている。まぁ、リトルよりは
ダメダメなエアリーだけど‥私もアイドルなんだから。

「まだまだ 頑張るよ みんな、ありがとう!」

と言って私はハートのベルの上に乗る。このベル、なんだか暖かい。

(歓声)

「さすがだ。北川ココル。僕の見込んだ通り。」

「ココル‥すごい‥」

「さぁ、次は僕達の番だよ。プリンセスリトル。」

「うん 私、頑張る。ひびきちゃん、よろしくね」

さ、次はひびきのライブのはず。 ってなんで
リトルとひびきが一緒にコーデチェンジ会場へ向かっているんだ。
もしかして‥2人でペアライブする気‥?

23:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 17:36 ID:eVs


「今日のひびきさんはブリリアントプリンスの新作コーデ
「アジアンプリンスコーデ」ね。ちょっぴり和風な雰囲気の中に広がる
セレブ感がお似合いだわ」

「アジアンプリンスコーデ ふっ」

「リトルちゃんは「マリオネットミュークラウン」の新作コーデ
「 アジアンマリオネットプリンセスコーデ」ね。
可愛いお花に大胆なゴールド、プリンセスのクラウンが
リトルちゃんにぴったり!」

「アジアンマリオネットプリンセスコーデ あはっ」

「ひびきさんとリトルさんの初めてのペアライブ、期待しているわ」

(歓声)

「みんな〜 リトルだよ 今日は、ひびきちゃんとの初のペアライブ!
頑張るよ〜」

「可愛い〜!ひびき様はどうしてリトル様とペアライブを?」

「僕が好きなのは知っての通り天才‥リトルは僕が望んだ
理想の天才だからさ。」

は、何言ってんのひびき。リトルは北川ココルの物だからね。

「リトルちゃん‥?」
え、登場そふぃ
「あれは‥ボーカルドールリトル‥」
え、なんで登場?シオン。
「あれ、リトルちゃんなの〜!」
はい、みかん登場〜

「リトルちゃん‥それにまほちゃんも‥」

天才チーム皆登場か〜あはははっ

「あの‥なんでここに?」

思い切って尋ねてみる。答えてくれるかは分からないけどね。

「ここでひびきさんに見ててって言われたから〜‥」

そふぃって確かあの天才だよね‥始めてみたな‥

「それにしても、リトルとは‥始めて会うな。ちょくちょく
テレビで見てはいたものの、実物を見たのは初めてだ。」

おい、実物って。物みたいに言うなごらぁ、あ?あぁ?←

「まぁ、大人しく見てなよ。ここ。座って良いよ。」

私は隣を指し示す。真っ先に来たのはそふぃ。私の体にもたれかかってくる。
わ、なんかクラゲだぁ!←
その隣に来たのはファルル。ニコッと微笑みひびきを見直す。

「あんた達は、ウィンドリでひびきの天才チームに誘われたんでしょ?
リトルと私は新春フラワーアイドルグランプリで出るひびきのチームに
誘われたんだ。」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

なぜに無言だ。おい。

「と、とにかく見よう!うん!」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

相変わらず無言だが放っておいて、はい!見よう!


「聴いてください」

『純・アモーレ・愛』

え、ひびきの歌歌うの?ねぇ?歌うんだ?歌っちゃうんだ?え?

24:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 17:57 ID:eVs


私が見た先の光景はひびきとリトルが
楽しそうに歌ってるところ。時々目を見つめあったり
手を取り合ったり。あーあっ

♪ 君 儚くも強い その心に今 革命載せたら♪

やっぱりひびきって素敵な声してるな‥まぁ‥うん‥

♪君 戸惑わず振るう 正義の中にある 未来をご覧 過去は忘れて♪

リトルはなんとも不思議な声をしてる。聴いてると落ち着く。

♪ドレスもルージュも 敵わない 隣人も神々も羨む ♪

ひびきは良いからもっとリトルをぉぉぉぉ

♪perfect beauty Night(princess) ♪

二人の声が合わさると素敵だな。あは、私こんなこと言うキャラじゃない

♪ 純 アモーレ 愛 咲き誇れ 美しい華 ♪

次はリトルの歌うパートって感じが予測できる。

♪紅くたける マグマカサブランカに ♪

リトルがこんな暑い歌詞を歌ってもあまり暑く感じない。
柔らかく包んでくれるようだ。

♪アモーレ いざ 真実を 教えよう 愛するとは ♪

ひびきが歌うと苦しみ、その中に大きな愛が込められている、そんな感じが
するな。

♪ 愚かな衝動 しかし僕らは 愛が故に ここにいる ♪

二人の声合わさると良いよね!でも私とリトルが合わさったらもっといいんだ‥

「あはっ ふっ メイキングドラマスイッチオン」

火の中にリトルは閉じ込められていて)

「助け‥て‥‥ケホッケホッ‥‥苦しいよ‥」

白馬の王子様←が遠くから現れ)

「プリンセスリトル!大丈夫ですか?もう‥ご安心ください」

白馬の王子様←が剣で火を吹き消し)

「ありがとう‥」

ひびきがリトルをお姫様抱っこし)

「プリンセスを助けるには犠牲が必要だ」

そう言うと城が崩れ舞踏館にいた二人の間に光が差し込み)

「プリンセス」

リトルが微笑むと華が舞い散り)

「プリンス」

ひびきが微笑むと周りが光り輝き)

『咲き誇る笑顔の華 純真乱舞』


『エアリーチェンジ! 』

リトルは胸に手を当て翼が出ると上へ高く飛んで行き、)
ひびきはプリンスな←格好して)

『プリズムエアリー』

二人は手を合わせて見つめ合って)

「あはは‥‥わぁ〜‥ありがとう〜」

「プリンセスリトル、こちらへ。」

ひびきがリトルの手を取るとベルが現れ)

「私達が咲かせた笑顔の華を」

「一つの花束に」

華が舞い散り1つの大きな華になって)

『集まれ スマイルガーデン』

(歓声)

圧倒的パフォーマンス、私はあの二人に絶対勝てない。
そふぃ、シオン、みかん、ファルルまでもが
目を奪われていたのだから。

25:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/28(月) 18:15 ID:eVs



http://ha10.net/up/data/img/5157.jpg


その、前の操茉侑の小説なんだけど、
打ち切りにしちゃったでしょ?それで
新しく小説書き始めたんだけど、

罪悪感が取れないから!お詫びといっちゃあなんだけど
いちごの下手くそだけどごめんねの気持ちがいっぱい詰まった
「茉侑」ちゃんのイメージ画像!

26:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/31(木) 20:14 ID:A56

「ふふふ‥ありがとう〜」

「プリンセス・リトル、そろそろ時間です。行きましょう」

リトルの手を引きステージから降りる二人。
私のリトルになんってことをおっ

「あの2人お似合い〜 でも女の子同士!あっそっか」

何言ってんだファン共‥‥
二人が完全に見えなくなった。そこで何してんのか気になるよなぁっ?

「すごい‥‥」

「きゃっはは〜!リトルとひびきのライブすごイーゼル!
あ、でも最後のエアリーしか見えなかったダ・ヴィンチ!まぁいいとすルーセント!」

はい出た黄々あじみ先生。ここにひびきがいたら
どーなってたんだろーなー なんて事はどうでもいいや。

27:*☆いちご☆*◆r6:2015/12/31(木) 20:54 ID:A56

リトル目線

「ライブ、気持ちよかったね〜 たくさん笑顔咲かせれたっ」

気持ち良いなぁ。みんなの笑顔が咲いた時が
一番大好き。私の宝物。みんな、私を認めてくれたかな。

「プリンセスリトル、君はあと2人、チームに入れるとしたら
誰を入れて欲しい?君と僕と北川ココル‥そして残りの2人‥」

いつになく真剣な表情のひびきちゃん。誰って言われても
たくさんいるなぁ‥どうせならみんなで歌って笑顔咲かせたい。

「2人に絞れない‥でも、ひびきちゃんが選ぶアイドルはみんな良いアイドル、
だから私が決めなくてもひびきちゃんやココルが決めたら良いと思うな」

どう答えれば良いのか分からなくてこう答えちゃった。
ひびきちゃんの微笑みは優しいなぁ。声も透き通ってて私よりも
はるかに上にいる。追いつきたい。アリスには追いつけた。ひびきちゃんには‥

「君は、自分を下に見過ぎているんだ。では‥もう一度聞く誰を入れたい?」

怒ってるのかな‥距離が近くなってく。怒ってるならごめんね
私が怒らせたのかも‥

「うーん‥ルネもキコルちゃんもミミちゃんもルルちゃんも‥それに
まりぃになつき‥あとユユも」

その瞬間、ひびきちゃんがガクッと下に座り込んだ。
私は慌てて相手に近寄り背中をさする。

「だ、大丈夫?」

「あ、あぁ‥大丈夫だよ。少し頭痛がね。悪いが、「沙頃ユユ」は
やめてくれないかい?」

「どうして?ユユ、可愛いし私より才能あるよ」

どうしてユユはダメなのかな?わからない。でも、
そうだ!

「あのね、ひびきちゃんっ 一度、ユユと『外』でお話ししてみたら
どうかな?外でのユユとプリパスで話した事があるの。プリパラのユユと
変わらない優しくて可愛くてとっても良い子なんだよ。
そしたらきっとユユの良さが分かるから、ね?」

ユユと話したら、きっとひびきちゃんもユユの良さ分かる。
ユユは優しくて可愛くてとっても良い子。ユユの良さ、
ひびきちゃんにも分かって欲しい

「‥ほう‥プリンセスリトルがそこまで言うのなら、
明日にでも一度話をしてみるとしよう。もし話をしてみて
僕が選ぶにふさわしいアイドルなのならば、チームに入れるかもしれないね。
それと‥「網様ルネ」も‥僕のチームに入れる可能性がある。では、
プリンセスリトル、今日は楽しかったよ。また会おう。」

「うん。‥またね」

ルネもチームに入れるかも‥嬉しい。
でも‥アリス達とはライバル同士になっちゃうのか。‥
ううん、頑張ろう。よしっ

「さっそくレッスンだ。」

28:*☆いちご☆*◆r6:2016/01/01(金) 15:58 ID:A56

今必要なのは残りのプリンセス2人‥
フラワーグランプリの僕のチームは今の所
「プリンセスリトル」「プリンセスココル」
そして僕‥プリンセスリトルに勧められているのは大きく省いて2人‥

「赤ん坊の頃からアイドルをやっているプリパラ四天王リーダー
「網様ルネ」‥そして可愛らしくドジな所が評判の語尾アイドル「沙頃ユユ」‥
『網様ルネ」はランクをリセットされ過去はトップアイドルだったものの
今はメジャーランクの「大忙しアイドル」‥」

こんこん、学園長代理室のドアを叩く音が聞こえそれと同時に
へたりと倒れこむ少女。あれは‥

「網様ルネ‥?」

「もふもふ〜‥‥学園長代理様‥お願いがあるの〜‥‥」

眠たそうな目をこすり柔らかく笑みを浮かべその場に座ったまま
喋り続ける。プリパラとはまた違ったまったりとしているな。

「あの‥保健の先生がいなくて‥早退届けを出しに‥」

「早退届け‥?どこか具合でも悪いのかい?」

確かにほんのり頬も赤い、汗もかいている‥
この症状は熱か‥最近インフルエンザが流行している、とか‥

「頭が痛くて‥でも保健の先生いないからここに来たの〜‥」

「少し休んでから帰って方がいい。安藤」

いつもそばにいる安藤は頼りになる。
こう言う時の対処法はいつも安藤に任せているが‥

「はい、ひびき様」

「‥いや、やっぱり僕がやろう。網様ルネ、僕と一緒に来るんだ」

まだ座り込んだまま不思議そうに見つめる。僕の言葉に
ふらふらしながら立ち上がりゆっくり頷く。

「はい‥でも‥みれぃちゃんのお手伝い‥」

「生徒会長の南みれぃ‥のことか?」

ゆっくり頷き外を指差せば南みれぃと思われる人物が一人、
花壇の花を植えている。

「お花を植えるの手伝うって約束したの‥お手伝い終わったら
行くね‥」

「あぁ、終わったらここに来るんだよ。いいね」

再度確認すればこくんと軽く頷きふらふらしたままドアを開ける。
少しした後花壇のあたりに網様ルネが来たのを発見した。
その瞬間、南みれぃ、君の顔は笑顔に溢れていたんだ

29:*☆いちご☆*◆r6:2016/01/01(金) 16:32 ID:A56

みれぃ目線

「あら、網様さん。来てくれてありがとう。助かったわ」

「みれぃちゃんのため‥みれぃちゃん頑張ってる〜‥」

網様さんは私と同じクラスのクラスメイト。
一昨年たまに話したりする程度だったけれど去年、同じクラスになってから
彼女の方から話しかけてくれるようになったの。
この子といると空気が落ち着いて疲れも吹き飛んじゃうくらい
笑顔になれるのよ

「みれぃちゃん、みれぃちゃん、あのね‥これが終わったら
プリパラに行く約束だったでしょ?‥だけど‥」

「もしかして、用事ができたの?それなら大丈夫よ。また、
一緒に行きましょ」

私は笑って答える。本当は少し寂しいの。
今日はそふぃもらぁらも体調不良でプリパラを休むようだったから

「ううん。学園長代理様と約束‥でね、約束終わったら
行けるから一緒に行こう‥みれぃちゃんとプリパラ行くの楽しみ〜‥」

柔らかく笑みを浮かべ私を見れば花壇の植え込み作業に
復帰する。その笑みに私は何回助けられたのか数え切れないわ。

「ええ。楽しみね。それじゃあ、早く終わらせちゃいましょ」

「うん〜‥」

ゆっくり作業を進め残りは後一つ、となったとき
少しぐらん、と私の視界が揺れた

「いっ‥‥」

激しい頭痛とともに私は網様さんの体へもたれかかる

「みれぃちゃん‥みれぃちゃん、大丈夫?‥風邪‥」

ひびき目線

‥南みれぃの様子がおかしい。少し見に行くとするか。

「あっ‥学園長代理様‥みれぃちゃんの様子‥」

「‥あぁ。それより、君は体調大丈夫なのかい?」

「私は大丈夫‥私よりもみれぃちゃんを見てあげて‥
みれぃちゃん‥誰よりも一番努力してるの‥だから‥‥」

酷く青ざめた顔をし苦しそうな表情の南みれぃ、これは‥

「安藤、すぐにベッドの用意を。」

「はい、ひびき様」

この様子だと軽く40度は行ってるな‥
網様ルネもそろそろ限界が近づいてるが‥

「学園長代理様‥みれぃちゃん助けて‥」

「網様さん‥私は大丈夫よ。そんなに心配そうな顔しないで。」

優しく微笑み相手を落ち着かせる南みれぃ
プリパラとはやはり違う‥

「でも‥みれぃちゃん‥‥」

「網様さんの方が‥ 体調、悪いんでしょう?知ってるわ。
今日の体育のとき休んでいたもの。無理にお願いしちゃってごめんなさいね」

汗をかきながらも笑みを浮かべ必死に平気を装う南みれぃ、
網様ルネはそろそろ限界の様子だな‥

「ひびき様、一人分のベッドは用意出来たのですがもう一人分の
ベッドを用意することが難しく‥」

「なら‥みれぃちゃん休ませてあげて。」

真っ先に声を発したのは網様ルネ、自分の愛用マフラーを
鞄から取り出し相手に巻き背中をさすっている。

「お願い‥」

縋るような瞳で安藤を見 安藤は困り果てたような表情だ。

「ひびき様、では南みれぃ様をお先に休ませるという形でよろしいでしょうか」

「‥‥あぁ。頼む。」

安藤が南みれぃを抱き上げ保健室へ連れて行ったそのすぐ後
網様ルネは僕の体に倒れこんだ。

「もふもふ〜‥‥私‥もう無理‥」

「‥僕の家で少し休もう。大人しくしてるんだよ」

そう言い僕は相手を抱き上げマンションへ向かう。
まずはベッドに寝かせれば良いだろうか。

30:*☆いちご☆*◆r6:2016/01/04(月) 08:56 ID:ntc

「もふもふ‥もふ〜‥」

なんとも不思議な寝言を言いながら眠りにつく、
彼女のこと『もふもふ』この口癖は一体何なのか僕にもよく分からない。

「‥僕、リトル、ココル、そして候補は沙頃ユユと網様ルネ‥
どちらも実力は僕より下だが‥‥赤ん坊の頃デビューしたプリパラ歴14年と
カリスマ‥愛らしいその笑顔で観客の目を奪う語尾アイドル‥」

なんてことを呟きながら僕はリトルのフィギュアをいじっていた。

「沙頃ユユ‥少し行ってみるか」

そう言って僕は彼女の布団をかけ直しドアを開け歩き出す
プリパラで話をするか外で話をするか、まずはプリパラで
話をしてみよう。語尾アイドル‥語尾は体に悪いがプリンセスリトルのため
仕方があるまい。

31:*☆いちご☆*◆r6:2016/01/04(月) 09:11 ID:ntc

ひびき目線

「ありがとうユユ、これからも頑張ります、ユユッ」

「きゃあ〜‥可愛いユユちゃん‥笑顔が良いよね!うんうん!」

彼女の周りにはたくさんのアイドルが群がっているが
どれも底辺組だな。語尾の何が良いのかよく分からない。とりあえず
あいつらは邪魔だな‥

「こんにちは、プリンセス」

「えっ‥え、ひびき様!?きゃあ〜!」

そう言って僕より少し距離をとり遠くから僕を見ている。

「プリンセス、少しお話しがあるのですが‥お時間いただけますか?」

「え、ユユ?良いユユけど‥語尾苦手って言ってたユユよね‥大丈夫ユユ?」

うっ‥我慢だ、いや、辛抱しろ。あと少し

「だっ、大丈夫です‥こちらへ」

心配そうな目でこちらを見る、語尾さえ、「語尾」さえなくせば
良いのだが‥

「プリンセスリトルに勧められたんだ、君を僕のチームに入れないか、ってね」

「え、リトルが?ユユなんかひびきさんのチーム入っても足引っ張るだけユ‥
あっ語尾はやめたほうが良いですね‥ユユをチームに入れても足を引っ張るだけ
だから」

僕を気遣い語尾をなくしいつもの口調に戻る、まぁ感謝しよう。

「お気遣いありがとう、沙頃ユユ。いや、悪魔でプリンセスリトルの勧めだ
彼女はボーカルドール、才能があり神アイドル、彼女の勧めさ、
君とはあまり話したことがないし良い機会だと思ってね。」

「そうですか‥でもユユを入れるくらいならみれぃとかルネとか
ユユより、たくさん努力してる子を入れたほうが良いと思います。」

こいつの素は意外と礼儀正しいんだな‥

「ふっ‥面白い。なら、一度君とみれぃのコラボライブを見せてくれ。
そのライブで君をチームに入れるかどうか、みれぃの語尾を許すかどうか
決めてあげよう」

「‥あっ、は〜い‥では、エントリー行ってきます!」

びしっと敬礼をし走ってエントリー会場へ向かう、
ここでライブを観覧するか。

32:*☆いちご☆*◆r6:2016/01/04(月) 09:15 ID:ntc

「みれぃ、みれぃ、みれぃ!!あっれいない‥」


( そうだった‥南みれぃは今ベッドへ休んでいる真っ最中‥
くっ‥僕としたことが‥っ )

その頃

「うーん‥ぽっぷすてっぷげっちゅ〜‥みれぃぷり‥‥はっ」

「‥‥‥‥」

あれ、頭痛がなくなったわ‥さっきよりも体調は良いし‥

「安藤さん‥ありがとうございました、では、失礼します」

急いでプリパラに行かなくちゃ。




「もふもふ‥もふもふ‥‥ひびきちゃんが‥いない‥」

行かなきゃ‥ひびしちゃん探しに‥

「れっついご〜‥」


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