晴天、此方東京、

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1:天傘◆Neko Neko:2016/02/03(水) 22:36 ID:ZAw


 皆様お初に、天傘という者です〜
 
 今回は題名から分かるように、東京が主な舞台となります
 正直どこでもいいんですけどね
 ジャンルとしては、何かよくわからないです
 ただ、人外キャラも2名ほど出てきますので、どのようなものかはお察しくださいね

それと、思い付きで建てたので設定矛盾とかあるかもです
それではっ、、よ

2:天傘◆Neko Neko:2016/02/03(水) 23:11 ID:ZAw

「よ」って何なの、、



-序章-


---昨晩、東京とないにあるヴェルトラル所有の建築現場で、三回にわたり鉄骨が崩落しました

 テレビから流れるニュースに、赤実枝乃は耳を傾けていた。一方で携帯電話に向けていた顔をテレビに向けると、「めんどくさいなぁ..」とため息。
 その言葉に応えるように、扉の方から声が聞こえてくる。
「枝乃さんですら面倒なんて、どんな案件なんですか」
 少々からかうように言われ、枝乃はそちらに目を向けた。
そして、扉にもたれかかって不敵に笑う元後輩を据える。
「ニュースでやってる建築現場、私たちとヴェルトラルの共同建築なの。煌々会は表の世界じゃ言うほど知れてないけど、そろそろ警察も来るんじゃない?」
 簡潔に言うと再び携帯電話に目を落とし、少し操作してから誰かへ電話を掛ける。
聞きなれた音が二回響いたほどで相手は応答したようだ。
「もしもし、楓? 辰次くんと一緒にヴェルトラルに行ってくれるかな。 うん、紅い子たちなら使っていいよ。ただし、楓は会議に出るだけね。辰次くんたちは送迎と護衛。 んー、そうだね、今日は空いてるはずだよ。  よろしく。」

 一分ほどで用件を伝え終わると、今度は元後輩に向き直り、「そこ、よけなよ」と警告する。
本人は一瞬疑問符を浮かべていたが、もたれていた扉が開け放たれると、「ひゃっ」と声を上げ転倒した。
 開かれた扉から室内に進入したのは、二人の男女。
そのうち長身の男は転倒する女性を見下ろすと、「何寝てんだ?」と天然っぽい一言を発す。
対する女は、「正文が思い切り開けるからでしょ」とツッコミをいれる。
 その様子を眺め、枝乃は口を開いた。
「や、よく来たね。とりあえず座りなよ」
 そう言って、正面の机の三面に配置されたソファの一つを指差す。
男女は頷くと枝乃から見た左のソファに腰掛ける。
「尋くんと聖王の人たち、何か接触あった?」
 枝乃の質問に、女は首を振る。
「現時点じゃ何も。昨日エミリアさんと接触したくらい」
「そう。エミリアはなんて?」
「特に何も。尋とは最近の政治について話してました」
「変わらないねぇ、尋くんは...」
 ふと、ボーッとしてどこか昔を懐かしむ枝乃。
元後輩はそれを見てため息を溢し、「枝乃さんだって変わってないですよ」と呼びかけた。
「言うじゃん、明日香」
 枝乃はニヤリと笑うと、「とにかく」と話を区切る。
「皆、引き続きバレないよう、よろしくね」
 凛とした声に、その部屋にいた誰もが黙って頷いた。    end,





     とりあえずフルネームが出た人のみ読み方書いておきますね

·赤実 枝乃 (あかざね しの)

3:天傘◆Neko Neko:2016/02/04(木) 22:24 ID:ZAw



 -第一節-


「やれやれ、夏は暑いな」
「今更だろ」
 柊悠哉の呟きに、洞谷兵太朗は鋭いツッコミをいれる。
悠哉は苦笑すると、
「そんなことより、ナイトバーツはどう? そろそろ動きそうかな」
 兵太朗は首を振る。
「あのリーダーは慎重でな、本人を出向かすことは無理がある」
「んー、それじゃあ、もうちょっと待とうか。ところで、そっちはどうかな?」
 顎をクイと動かして、兵太朗の近くの椅子に座る少女を指名。
本人は無表情で立ち上がると、淡々と報告を述べた。
「確認できる範囲で父に不穏な動きはない。PC上にもそれらしいものはなかった。恐らく、全情報は本社にて管理されてる」
 少女が着席すると、悠哉は困ったように唸る。もっとも、その表情は一切困ったようには見えないのだが。
「さすがに全部の駒は取れないか....。ま、あいつらは煌々会とでも組んで排除しますか」
「ああ、奴等はそのうち動くはずだろう。だが....」
 悠哉の言葉に応答した兵太朗は、そこで言葉を詰まらせる。
それを代弁するかたちで悠哉は口を開いた。
「赤実枝乃が協力してくれるのか、でしょ? そこは状況、あいつらの頭のイカれ具合さ」
 得意気に笑いつつ明るい口調で告げる悠哉。
対照的に先程の報告から沈黙を貫いている少女は、重いため息を吐いた。
「おや、どうしたのかな、老けるよ?」
 茶化すように悠哉が言うと、少女はジロリと悠哉を睨む。
大人でもたじろぐであろう威圧感に兵太朗は苦い顔を浮かべたが、悠哉は依然として態度を変えない。
「うるっさい人害。あいつらよりお前の方がよっぽどイカれてるから」
「あ、そんなこと言っちゃうか。16歳まで育ててくれた親を殺そうとしてる人がねぇ..。うんん、世も末だね」
 満面の笑みを浮かべて少女を煽る悠哉。
傍観者の兵太朗は、完全にこの少女は激昂と思っていたが、実際はそうはならなかった。
「お前とわたしじゃ、価値観が違う。でしょ?」
 対する悠哉は、「面白いなぁ」と囁くと、
「全く持ってその通りだね」
と、両手をヒラヒラさせて踵を返した。

             
          一旦止めます
          次もここの続きからですー

 -名前
·柊 悠哉 (ひいらぎ ゆうや)
·洞谷 兵太朗 (どうや へいたろう)


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