5分後、またキミが好きになる。

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1:カナコ:2016/02/08(月) 20:29 ID:TzA

こんにちはーw
カナコです。。
今から書く小説を評価してもらえたら嬉しいです!
ではーースタート!

2:カナコ:2016/02/08(月) 20:55 ID:TzA

「今さらって思うかもだけど。」
キミはそう前置きして意外な言葉を口に出した。
「日葵(ひまり)ちゃんが好き。。。です」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「え、、、!?日葵、冬弥(とうや)のこと好きなの?」
そんなことを友達の美結(みゆ)に言われたのは給食を食べ終わってすぐだった。
「え、は?ち、違うよ!?」
「何その歯切れの悪さ。絶対好きだな!」
私は青木日葵。第一小学校6年生。
冬弥は幼稚園からの幼なじみ的な存在。
「え、だから冬弥って言うのは漫画のキャラでー」
一生懸命ごまかしたが美結は「えー?嘘でしょぉ?」と言って結局バレてしまった。
たださえバレて恥ずかしいのに美結はもっと酷いことをした。
「ねえ聞いてよー。日葵の好きな子冬弥だってー。」
めちゃくちゃ大きな声で他の子にもバラし始めたのだった。
「えー!ヤバくない?日葵ちゃん、あーいうタイプだったんだぁ」
「うん!ヤバい!」
「あーあ、日葵ちゃんカワイソー」
皆口々に自分の意見を言ってチラチラと私の方を見てきた。
「最悪。」もうこの一言以外声にだせなかった。
もっと最悪なのは冬弥くんのところにこの情報が行き渡ったことだ。
冬弥は軽く笑っただけで、というか苦笑いをして
「ばらしたのだれ?そいつサイテーだなぁー。」
と言っただけだった。
やっぱり冬弥くんは優しいなぁ。。。

〜そんなある日、事件は起こる。〜
「え!?冬弥。。。転校?」
「イケメン転校かぁ第一小もとうとうイケメンいなくなったなぁ。あとはぁ緑川くんでしょぉ。」
え・・・・?
そんな。。。

3:カナコ:2016/02/08(月) 22:29 ID:TzA

「それって。。。ホント・・・!?」
女子二人組にいきなりわってはいって変な顔をされた。
「あ、ごー、、ごめんねー。詳しいことは分かんないの」
「…あ、そ、そっか。ごめんね。。。」
気まずそうに日葵は去っていく。
「冬弥。。。」
だって、ずっと一緒にいたのに。
昨日だって一緒に帰ったじゃん。
いくらでも、言うとき。。。あったじゃん。
何で。。。
うちらの友達関係って何?
何か胸の奥が締め付けられたような。
締め付けたのは、、、冬弥だからね。
「アホ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「。。。冬弥。」
「ん?」
今日もいつも通り冬弥と一緒に帰った。
「冬弥さぁ。ウチに隠してることない、、、?」
「、、、何で?」
冬弥が一瞬怯んだ。

「転校するって、ホント?」

「・・・。」
「嘘つきっ!クソ!カス!死ね!ウザイ。。きもい。。。」
これ以上言えないほど叫んだのに、冬弥は無表情だった。
日葵の瞳からはこらえていた泪が溢れるように出てきた。
「何?バレたら沈黙?、、、自分、何したかわかってんの?」
「日葵。オレ、明日、、、。転校する。」

4:カナコ:2016/02/08(月) 22:33 ID:TzA

「・・・!?」
「ごめん。なかなか、言えなくて。」
「他の子には言えたのに?」
「日葵は、ずっと一緒にいたから、余計・・1カ月前から決まってたんだけど。」

「あきれた。」

5:カナコ:2016/02/08(月) 22:57 ID:TzA

こんなヤツ好きになった私がバカだ。
冬弥はバカじゃない。
気付けば、冬弥の顔が目の前にあった。
スッと通った鼻すじ。
大きい二重の目。
冬弥の手は日葵の頬に重ねられた。
「許して。ごめん」
「やだ」
その冬弥の親指が頬をなぞるようにして後ろへと動かされた。
((心臓の音、うるさい。。
何でこんな道のど真ん中でドキドキするようなことするの・・!?
冬弥の手が日葵の頬からパッと離れた。
「今さらって思うかもだけど。」
キミはそう前置きして意外な言葉を口に出した。

「日葵(ひまり)ちゃんが好き。。。です」

「バカ。」
今さら遅いよ。
あえて返事は返さずに、日葵は必死の笑顔を見せた
「、、、どこ、転校するの?」
「・・・東京。」
東京か。遠いな。
ここ福岡だし。
「・・・そ、っか。頑張ってね。」
「・・・うん」
「あ、着いたら住所教えてね?連絡ちょうだいよ!絶対だよ?」
「・・・うん」
「な、なに小学校ってとこ行くの?あ、まだ分かんない?」
「・・・うん」
「うん、、、。って。言い過ぎだよ」
「・・・うん」

バシッ!

自然と手が動いた。
気付けば冬弥の頬を叩いていた。
ごめんって言おうとしたけど、カッコ悪いから冬弥の顔は見ずにそのまま帰った。
「日葵」
「・・・何」
「何でもない。」
「ふーん。」

日葵は冬弥と距離が長くなった事を確認してこう叫んだ。

「冬弥!大。。。好き。」

6:あやや:2016/02/09(火) 17:42 ID:eyU

面白いよー!
続き待ってるー!
うちも小説書いてるんだー!
【恋愛記録物語】【恋愛記録物語2】
2つあるから、ぜひきてね!
日葵…ファイト!


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