カンペキ双子ガール

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1:友梨◆DA:2016/02/10(水) 21:37 ID:ubI

どうもっ!友梨です☆彡
『〜引き裂かれた双子〜』という話を書いております。
双子大好きですねーって((汗
違いますからっ!w
ここでは魔法系の話ではなく、リアルの学校もの(?)の話を書いていきたいと思います。話の題名が変ですが、そこはお構いなくw
それではスタートです★彡

2:友梨◆DA:2016/02/10(水) 22:00 ID:ubI

例の双子紹介

桐谷海里【きりたに かいり】(姉)
年齢 14歳
身長 160cm
出身 聖フランシスコ女学院
性格 冷静だが、熱中すると止まらない
   熱しやすく冷めやすい
容姿 つやがある黒髪のロング いつも左右に一部の髪の毛がふわふわとなびいている(くせっ毛?)
   いっつも長ーいスカートをはいている
メモ 学校始まって以来の天才少女。成績は体育以外オール5。
   機械いじりが大好きでまだ誰も発明した事の無い物を簡単に作ってしまう。
   (なんと、どこでもドアを作った事も…)

桐谷朱里【きりたに あかり】(妹)
年齢14歳
身長 160cm
出身 緑ヶ丘付属学院
性格 活発 すぐに行動 熱しやすく冷めやすい
容姿 つやがある黒髪のボブヘアー 海里と同じでくせっ毛?がある
   動きやすい服装が大好き
メモ 運動だけに優れた天才少女?成績は体育だけ5。
   なんでもこなしてしまうスポーツ万能な少女。
   よく海里の発明品の実験台にされる。

3:友梨◆DA:2016/02/10(水) 22:26 ID:ubI

海里side

真冬の夜…

「朱里〜…実験台になって♪」

「い、や、だ」


ピシッ


いつものように朱里にお願いしたのに…なんで?

あっ、私、桐谷海里!今お願いしたのは妹の朱里!
私達、双子なんだ〜。容姿は髪型と服装以外ほとんど同じ!
実は今ね〜、この前完成した宇宙に移動できる装置を朱里に試してもらおうと!してるんだけど…
え?なんでそんな装置がって?私が作ったの!まだ世間には何も言ってないよ〜笑
お母さんもお父さんも私がこんな装置が作れるとは知らない。機械いじりが大好きってしか言ってない!
えーっと、本題に戻るけど、朱里が実験台になってくれないの…
なんでかな?

「朱里…どーして?」

朱里は私の顔を見た

「いやいやいや、どー考えてもこんなのお願いされて『はい、やります』っていう人いないと思うけど!?
宇宙だよ?!宇宙!!宇宙に移動なんてそんなリスクデカイの私やんないよ!?ていうか海里それ失敗作じゃないよね?」

「あーー、多分大丈夫。多分」

「その多分が信用できない。とにかく!私、やらないからね!?じゃ明日学校だから。それに期末テストだし。私には大事な日だから。おやすみ!」


バタンッ


私の部屋のドアを勢いよく閉めてしまった


はぁーーー。。。
やっぱ私がやるしか無いのかなぁ
考えてみればなんでこんなもの作ったのかなぁ?←
宇宙に移動なんて笑
明日学校帰ってからやってみようかな…

ふと明日の時間割を見た

「明日期末テスト1日目ーー!?げーーー、テスト勉強やってなーい!ま、いっか」

じゃ、私も寝よっかな☆
朱里はテスト勉強をするだろうケド



ベッドに潜り込むとすぐに寝てしまった

4:友梨◆DA:2016/02/11(木) 11:19 ID:ubI

朱里side

ピピピピ……ピピピピ……ピピp…パシッ

「ん〜……」

うっすらと目を開けて時計を見た

「!!!!!!」

は、8時!?!?

い、急いで着替えなきゃ!

ぎゃーー!!今日は期末テストーーー!!!

初日から遅刻なんて……

「か、か、海里ーーー!!!!」


ドタドタドタドタ…ガチャ


「ん〜……何、朱里…」

寝ぼけた海里が目を覚ました

「そんな呑気な事言ってる場合じゃないよっ!8時だよ!8時!」

「な、なんで!?私の目覚まし鳴ってないn……止まってるー!!!」

「お母さんもう行っちゃったよー!!!」





「「はぁはぁはぁはぁ…」」

現在8時10分…私の学校はギリギリ間に合いそうだけど…海里の学校は…

聖フランシスコ女学院はここから1時間ちょっとかかる…

どう考えても間に合わない

「海里…どうするの…」

「ふっふっふっ…こんな時こそこれ!『瞬間移動マシーン』!」

海里の手にはラジコンの操作をする機械に画面がついている物が握られていた

「いつの間にこんな物を…!」

ていうかそれまだこの世にはない物だよね!?

「こんな事もあろうかと作っておいたのだ」エアメガネクイッ

「ううっ…神々しい光が…」

海里ってホントなんでも作れるから羨ましいよ…

「さぁて…【聖フランシスコ女学院】っと…」

機械に何か打ち込んだと思ったら海里の体が消え出した!!

「かっ、海里!?」

「じゃ私瞬間移動するから!朱里も急いで行った方がいいと思うよ」

海里はニコニコ笑顔で消えていった

「ちょ、ちょっとーーー!?!?」



いくつもの疑問を抱きながら私は急いで学校へ向かった


キーンコーンカーンコーン…


「おっはよ♪朱里♪遅刻ギリギリなんて珍しいね!」

親友の絵美梨が話しかけてきた

「ま、まぁね…」

海里は間に合ったのだろうか…

私達は学校は違うけど、何故かテストの日だけは被る

意味わかんない…ていうかテストーー!?!?

海里と違って勉強が大嫌いな私には最低最悪の日なのだ

5:蒸しプリン:2016/02/11(木) 14:41 ID:SlM

楽しい双子……素敵な姉妹だな、と思わず見入ってしまいました。
天才の海里とスポーツ万能朱里の2人が作るストーリー、楽しみです。
これからも勝手に読ませて頂きます♪

6:友梨◆DA:2016/02/11(木) 20:59 ID:ubI

蒸しプリンs)ありがとうございます!
どうぞ引き継ぎ読んで頂けると嬉しいです★彡

7:友梨◆DA:2016/02/11(木) 21:20 ID:ubI

これからタイトルをつけたいと思いますw

第3章〜双子なのにどうしてこんなに違う?〜

海里side

午後6時 自宅にて…

「あーーー死んだ…テスト死んだ…」

リビングで朱里が歎いている

「そんなに難しかった?どんな問題が出たかは知らないけど」

私は慰めにもならない言葉を投げかけた

「うっ…じゃあやっぱり海里は簡単だったの?」

朱里が恨めしそうに私を見てきた

「勿論。今回も500斬りはいけそうだよ」

「なんで私は海里みたいじゃないのー!?」

朱里は頭を抱え込んだ

「…私は勉強はできても運動はできないよー!!
50m何秒だと思う?11秒だよ!?11秒!6秒台の朱里とは違うんだよー!」

「海里はなんでも作れるじゃん…」

「朱里はなんでもこなせるじゃん…」

「「…………………」」


「二人共うるさいわよー?!」

睨み合ってると奥のダイニングからお母さんの声が聞こえた

「「はーーい」」

「朱里が愚痴愚痴言うから…」

「海里が愚痴愚痴言うから…」

「……あっ!そうだっ!朱里宇宙に行く?」

「バカッ」ゴツッ

げんこつされた…

鍛えてるからとんでもなく痛い…

ばか力だ…

8:友梨◆DA:2016/02/12(金) 23:18 ID:ubI

第4章〜海里ってやっぱ天才?〜

海里side

翌日…


ドカーーーーーーーン!!!!!!


「ギャァァ!!なんで!」

今、私の髪の毛はアフロだ

何故こんな事になったかと言うと…

朝っぱらからある物を作ってたら失敗したのかまだ分からないが、爆発してしまったのだ

まぁいつもの事だが

もくもくと煙が立ち上っているが…←

今回は……やった!成功!!

「海里ーーーー!?!?」

喜んでる最中に朱里の声が聞こえてきた


バンッ


「まぁた発明品作って!!朝だよ!?分かってる!?」

朱里は怒っていた

当然だ笑

「あんたは私の母親か?」

「で、何作ってたの?」

「ジャジャーーーーン!!これぞ世紀の大発明!4DS!!!」

えっへんとポーズをしたが、朱里はポカンとしたまま動かない

「4DSーー!??そんなの作ったのー?!任〇堂さんより先にー?!」

「勿論」

「4DSって何ができるの」

その質問を待っていたのだぁ!

「よくぞ聞いてくれた…!この4DSは実際に触れる事ができるゲーム機なのだ!!3DSは浮き上がって見えるが、これは実際に触れる。どうだぁ!すごいだろ!」

「えぇーーー!!すごぉい!!!やらせてやらせて!!!」

あれ?さっきまでの怒りは何だったの?

苦労して作ったかいがあった((

朱里は何でもこなしてしまうからすぐにこのゲーム機になれるだろう

朱里はスプ〇トゥーンというゲームをしているが、ゲーマーと言われており、ついた名前が「瞬殺のゲーマー」

私はゲームはあまり興味がないから分からないが、凄いのだろう

「ちょっとこれカセットないの?」

「ない」

「肝心な物がないじゃーーーん!!!」

「分かった分かった!作るから!!((汗」

ちっ…また計算か…

9:友梨◆DA:2016/02/13(土) 16:07 ID:ubI

〜そんなの大迷惑!〜

海里side

言い忘れてたケド今日は土曜だから学校はお休み☆

それに、爆発って親に聞こえないの?って思った人、いるでしょ

実は私の部屋は親に発明品を作ってるってバレないように防音対策してるの!

ま、これも私が勝手に発明して勝手につけただけなんだけど…

あ、ちなみに朱里が何故駆け込んで来たかと言うと…

朱里の部屋の方だけ、防音システムが無いから丸聞ごえ☆

だから爆発で駆け込んで来たの笑

今はお昼!

今も私は部屋に引きこもって、ある物を作ってます…

(前回読んだ人は分かるよね)



カチッ



「できたーーーー!!!」

私がそう叫んだ時、


ドタドタドタドタ ガチャ


「できたのー?!!?」

思った通り朱里が駆け込んで来た

「ふっふっふっ…計算して作るのが大変だった4DS専用ゲームソフト…スプ〇トゥーン!!!」

「ついに4DSに来たぁ!!!!3DSでもできないのに!」

朱里は嬉しそうにガッツポーズをした

「あ、ちなみに、綺麗な部屋でしてよ?4DSだからリアルにインクが飛んできて、ベチャベチャになる可能性があるから」

朱里に注意をした

「はぁ!?何それ大迷惑!!リアルにインクが飛んでくるとか!!」

「あ、それにトルネードや、スーパーショットなんかも当たると部屋が大変な事に…」

「ギャァァ!やめてーー!!!」バタンッ

朱里はドアを勢いよく閉めて出て行ってしまった

「……だからこの完全防御スーツを着てって言おうかしたのに…」

仕方ない…



ピッ



「あれ!?私部屋出て行ったよね!?」

朱里を呼び戻した 

「この完全防御スーツを着てって言おうかしたのに出て行ったから『呼び戻しマシーン』で呼び戻した」

「逆に凄い!((汗」

「ほら、これ着て」

真っ白な完全防御スーツを渡した

「何これ…宇宙服みたい…」

朱里が着た途端、元の服の色に変わり、完全防御スーツを着ていないような感じになった

「何これ!外からじゃ分からない!!これでお母さんにもバレない!」

朱里は嬉しそうに喜んだ

「それに綺麗な部屋でやってねって言ったら大迷惑って言ったでしょ?だから…」



カタカタカタカタ……パチッ



パソコンのエンターキーを押した

「何してるの?…」

「万が一インクが飛んできても、親に見えないシステムにしたし、インクが部屋に付かないようにした」

「なんだよ!それ最初っから言ってよ!!」

「ごめんごめん笑」

「これで4DSでスプ〇トゥーンができる!♪」

朱里はルンルンで出て行った




「はぁ……寝よ…」

10:友梨◆DA:2016/02/18(木) 17:58 ID:5og

〜朱里の学校事情その1〜

朱里side

「学校行ってきま〜す」

「私も行ってくるねー!」

「いってらっしゃい」

私と海里は家を同時に出た


だけど今は一人で通学路を歩いている

あれから1日経って、もう月曜日!!

もう学校だよ…

私の学校は緑ヶ丘付属学院

私立だから勉強が出来なくても通るっていうw

海里と違って女子校じゃなくて共学校

「あっ!絵美梨!!」

絵美梨の後ろ姿が見えた

「あっ!朱里!!」

気づいてくれた!!!

絵美梨は私の親友!!私と違って勉強できる…

「休み何してた〜?」

「…えっと、んー、ゲ、ゲームだよ!」

「やっぱゲームかぁ〜朱里ってホントゲーマーだよね〜」

「うん?そうかな?」

「ていうか休み疲れたよ〜弟がうるさくって!朱里は一人っ子だからうらやま〜」

(ここでえっ?と思ったそこのあなた!)

(実は海里と私は学校が違うから姉妹、ましてや双子だということはホントに親しい人しか知らない)

(だから一人っ子だと思われてるのだ!!!)

「そんなこと無いよ〜あっ!学校見えてきたよ!!」

「え〜なんか着くの早いんだけどー」

絵美梨だるそう…

「いつも通りでしょ!!」

私は駆け出した

「ちょ、ちょっと朱里!!早いってば〜!!」

11:友梨◆DA:2016/02/19(金) 22:02 ID:eS2

〜朱里の学校事情その2〜

朱里side

校門から入り、靴箱に来たて教室に向かって歩き出した

「朱里…後ろにまた…」

はぁ…またか…

チラッと後ろを見た

そこにはたくさんの人が…

男女問わず皆私を見ている

毎年毎日この状態なのだ

下級生、同級生が多い

この人達は私のファンらしく、いつもついて来るのだ

向こうから話かける事もなく、もはやストーカー…www

いやいや、そう考えるのはやめよう

運動で私が目立ちすぎたのか…

いつも後悔している

こういう時は

クルッと後ろを向いて

ニコッ

「「「「!!!!!」」」」

これでバッチリ…

私はファン?の人達に笑顔を向けたのだ

そして必ずこの後は…

「ねぇねぇ!見た!?朱里先輩の笑顔!!」

「いつ見ても凛々しい〜」

「流石女子の王子様だな!!w」

「また笑いかけてもらえないかなぁ」

「朱里様やっぱ最強…」

と、騒ぐ

「朱里…やっぱ凄い…今日はいつもに増してすごい人だかりだよね。…親友がこんなんでいいの?」

絵美梨が急にビックリ発言をした

「何言ってるの!!絵美梨だからいいんだよ!!」

絵美梨に笑いかけた

「うぅ…笑顔が眩しい…ありがと…ていうか今日体育あるよね?…大丈夫?」

「…はっ!忘れてた!!」ヤバイ


「聞いた聞いた!?朱里先輩今日体育あるんだって!!」

「何ッ!」

「凛々しい姿が今日も見れるわね!!」

「先輩いつもカッコイイよね!!」

12:友梨◆DA:2016/02/21(日) 21:14 ID:eS2

〜朱里の学校事情その3〜

朱里side

はい、やってまいりました5時間目の体育

残念な事に今日の体育の内容は縄跳びです

何が残念かは後で

いつものように校舎のベランダからたくさんの人が見ています

私が体育をする時はいつもそう

まるでどっかの大会みたいに

「じゃあ縄跳びを始める!ペアになるように!」

先生が言った

運良く私のペアは絵美梨だ

「朱里ぃ…縄跳びって朱里だけ輝くよね…」
「そんなことないよ…いつも通りやるね」

シュルルルルルッ シュルルルルルッ シュルルルルルッ

「!?!?/おお〜!!!!!」

ビックリして見ている人と歓声をあげてる人がいるが無理もない

5重跳びをしたのだから…

「ちょ、何今の!?!?幻覚!?」

「朱里先輩凄すぎる……!」

「運動神経抜群の男子でもできないのに…」

「ギネスに載らないのかな?」

様々な声が飛び交う

いやいや、ギネスなんかに載ったらスポーツ万能少女として私が有名になってしまい、海里が天才で大発明したという事がバレて迷惑をかける

そんなのはごめんだ

「桐谷さんはいつも皆さんのお手本になっていて素晴らしい!!」

先生に褒められた

別に嬉しくないわけじゃないけど…

いつもだから飽きる←

その時

「朱里ってさぁいつも調子乗ってるよね」コソコソ

「後でちょっと懲らしめる?」

あるグループが小声でそう言ったのを見逃さなかった

「……ッ……」

やめた

何も言わない事にしよう

あのグループに関わったら厄介だ


キーンコーンカーンコーン


「朱里っ!今日も絶好調だね♪」

着替えてる途中、絵美梨が背中を叩いてきた

「うん…まあまあかな?」

「5重跳びできたんだからまあまあじゃないよっ!……ていうか元気無くない?」

「うん…実はね…」

私がさっきのグループの事をはなそうとした時

「朱里ぃ?ちょっといい?」

話しかけてきたのはさっきのグループのリーダー格、黒木樹里亜だった…


************************
すいませんが海里と朱里の性格を逆にしてもらいます。
海里を活発にして、朱里を冷静にしたいと思います。
急な変更申し訳ないです。

13:時雨◆BA:2016/02/26(金) 12:51 ID:E0.

とってもおもしろいです!
頑張ってください!

14:友梨◆DA:2016/02/27(土) 20:12 ID:MsU

時雨)ありがと!(^人^)頑張るよー(-^〇^-)

15:友梨◆DA:2016/02/27(土) 20:12 ID:MsU

あ、イジメ要素全く無しです

16:友梨◆DA:2016/02/27(土) 21:45 ID:MsU

〜朱里の学校事情その4〜

朱里side

「何?樹里?」

樹里とは樹里亜のあだ名だ

なんとも厄介な人でお金持ちで上から目線

誰にでも呼び捨てにする

「朱里さ…「用があるなら着替えてからにしてもらえない?」

「………」

樹里亜はその場を離れた

「朱里…大丈夫?厄介だよ…?」

絵美梨がコソッと話しかけてきた

「大丈夫大丈夫」



「…で、何?」

教室に戻り、私は樹里亜に言った

周りにはクラスメートがその様子を見ている

「…朱里さぁ…調子乗ってない?」

「何処が?」

「だぁかぁらぁ…自分だけ特別みたいな感じで思ってない?たかが運動神経抜群で何でもできるってだけで」

樹里亜はイライラしているようだ

「それは…樹里の思い過ごしだと思うんだけど?」

「私だけじゃ無いわっ!!!クラスの皆が思ってる事じゃなくって!?」

樹里亜は声を張り上げた

ざわ…ざわ…

周りがざわつき始めた

そんな中…

「私はそんな事思わない」

絵美梨が静かに言った

「絵美梨…」

「親友だから何でも分かる、だから朱里が調子乗ってるって思わないって?
そんなの…「そうよ!!」

「私は朱里と一緒に過ごしてきて、樹里亜みたいに思った事なんて一度たりとも無い!!
それにさ、皆、何でざわつくの?皆は樹里亜の言ってる事が正しいって思ってるの?」

ざわつきが止まる

「なっ!!私が悪者みたいじゃない!!?!そんなのやめてほしいんだけど」

「クラスの皆が思ってる、これも樹里の思い過ごしだよね?
それとも何、私を懲らしめようとしてたの?」

「…なっ!」

「樹里」

「芽衣…」

樹里亜に芽衣と呼ばれたその女子

並木芽衣(なみき めい)

樹里亜のグループの一人

私のライバルだ

「朱里が言われてるのは無理も無いと思う」

「は!?芽衣!?」

「絵美梨は黙って!!」

芽衣が声を張り上げた

「たくさんのファンに囲まれて、いつも調子乗ってるみたいに技を披露する…
他の人がそう思ってるのも分からないの?」

「……」

「芽衣の言ってる事は間違いでは無い」

「…刹那!」

「調子乗るな、樹里。私はあんたの味方等していない」

遊馬刹那(あすま せつな)

私の友達で同じくゲーマー

よく遊んでいる仲だ

「芽衣の言い分は分かった。言っとくけど周り見てごらん?」

そこには1年…

主に私のファン、何だ何だと見ている同級生

いつの間にか人が増えていた

「何何?朱里先輩と樹里亜先輩が喧嘩?」

「それはどうかな」

「樹里亜先輩最低〜」

「樹里何してるの?」

後輩や、同級生がざわついている

「これは同級生や、朱里のファン、後輩を敵に回したのと一緒だよ?」ニヤッ

刹那は微笑した

「「くっ…」」

樹里亜と芽衣は言葉が出ない

「いいわっ!今回はこれでおしまいにするけど…次はただじゃおかないわ!」

樹里亜と芽衣は帰っていった

途端に周りも帰り出した

「絵美梨…刹那…ありがとう」

「全然いいよ〜」

「朱里が悪く言われるのは嫌だしね」

私はこんな友達をもって幸せだな…

海里にも今日の出来事を言おう

「先輩っ!これからも頑張って下さいね!」

後輩のそんな声が聞こえた

********************
はい、今回は色々な人物が登場しました。
特に遊馬刹那という女子は私の分身とも言える人物です。
次は海里の学校事情を書きます。

17:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/02/27(土) 21:45 ID:pEg

友梨)全部読んだよ!めっちゃ面白い♪頑張って!

18:友梨◆DA:2016/02/27(土) 21:47 ID:MsU

さな)ありがとう!頑張るよー!!(-^〇^-)

19:happy◆1xl0AOM:2016/02/27(土) 22:08 ID:fZ.

刹那ってばやっぱり文才あるね〜!

20:友梨◆DA:2016/02/27(土) 22:14 ID:MsU

happy)ありがとうー!文才無い気がするんだけどw
頑張るよw

21:友梨◆DA:2016/02/28(日) 11:31 ID:MsU

〜海里の学校事情その1〜

海里side

「学校行ってきまーす!」

「私も行ってくるー!」

「いってらっしゃーい」

私と朱里は同時に家を出た


私の学校、聖フランシスコ女学院は家から1時間ちょっとかかるところだ

勿論電車で行く


電車の中で朝から本を読むのは気持ちいなぁ〜

現在7時30分

まだ間に合う!



「おはよ!海里!!」

「おはようございます!先輩!!」

学校に着くなり、友達や後輩が次々に声をかけてくる

「海里〜」

このどよ〜んとした声…

「真里!?どうしたの!?」

私の親友、神楽真里だった

「またパソコンが壊れたんだけどー、直してくれない?」

「またぁ〜?あの計算完璧だと思ったのになぁ〜」

真里のパソコンはよく壊れる

買い替えた方がいいと思うのに……

「今日家に来て〜」

「はいはい、分かっt………今日部活フツーにあるよね?」

「部活終わってから!!」

「はいはい」



私が入ってる部活は科学部とパソコン部!

私の学校は掛け持ちおkなんだ〜

今日は科学部に行く日!!

ガラガラガラガラ

「失礼しまーーす!」

「あら、桐谷さん」

「部長」

私の事を桐谷さんと呼んだのは、3年生で科学部部長の斎藤佳奈先輩

あ、改めて言うけどここ女学院だから女しかいないよ?!

佳奈先輩は成績優秀で3年生の中で1、2を争う天才女子だ

「今日の実験は……あなたに任せるわ」

「…あ、はい…」

マジでーーーー!?!?

22:友梨◆DA:2016/02/28(日) 19:25 ID:MsU

〜海里の学校事情その2〜

海里side

「…えー今日の実験はー…」チラッ

科学部の全員が集まった

佳奈先輩をチラッと見ると先輩はニコーっと笑って頷いた

こう見えても私副部長なんだよね…

「ゔ…えーっと、頭を活性化させる薬を作りたいと思いまーす!!」

パチパチパチパチ

「じゃ、早速取り掛かって下さい」

部長が言った

「それにしても頭を活性化させる薬なんて良いわね。面白いわよ」

「あ、ありがとうございます…」


それから数十分後…



「桐谷さん!そーっとよ、そーっと!」

「先輩!静かに…」

「ていうか海里指震えてない?」

「海里先輩Fight!」

何故、こう科学部の皆が私に声をかけてるかというと

私が頭を活性化させる薬を開発するかもしれないからだ

後、この…カロナールを入れるだけ…!!←←←

(※カロナール=頭痛薬)

皆私を囲み、じっと薬品を見つめている

「入れます…爆発の可能性があるから皆離れてっ!」

サササッ

皆離れる

薬品の目の前は私だけだ


ポチャン


……………………………

「何も起きない…!色が変わっていく!」

「「「やったーー!!!成功だー!!!」」」

「はいはい!今回の部活は終わりにしたいと思います!
桐谷さんは薬品を持ち帰り、効果があるか試して下さいね」

そうしてこの日の部活は終わった


********************
たかがカロナールだけで大袈裟だなぁ

23:月詠幾斗:2016/02/28(日) 19:53 ID:JRw

おもしろい!

24:友梨◆DA:2016/02/28(日) 21:40 ID:MsU

〜海里の学校事情その3〜

海里side

「あー部活疲れたぁ。薬品朱里に実験台になってもらお♪←←」

靴を履いて帰ろうとした時

「海里〜!?!?何か忘れてなーい!?」

遠くで真里が叫んでいた

「あ……」

すっかり忘れてた…パソコン直さなきゃ…

「はいはい、分かってるって〜(大嘘)」



「お邪魔しまーす」

「まだ親帰ってきてないから大丈夫だよ」

学校から15分のところにある真里の家

私の家とは遠いから滅多に入った事は無い

「はい、これ…」

真里は部屋からパソコンを持ってきた

「何処が壊れてるって??」

「ちょっと待ってね……ほら」


【お探しのファイルは存在していないか削除されています】


「これ、ただ単に削除したんじゃないの?」

「違うってーー!!私がアニメの画像倉庫ファイルを消すと思う!?」

「思わん(即答)」

真里は極度のアニメ好き

オタクかな?(よく分からないんだよね…)

「じゃ、直して?」

「はいはい」


このケースはよくある事だ

ファイルが存在しないや削除などは何処かのデータが壊れてる、またはコード関係の可能性が高い

早速カバーを取り外して…





あーここだな…コードが切れてる

テレレレッテテーン 予備のコード〜

カチャカチャカチャ……



「できたよーー!!!」

「えーーー!?!?ホントー?!」

2階からドタドタと真里が下りてきた

開始から30分も経ったのか…

「ほら…これでしょ?」

「おーー!!私の画像倉庫ファイルー!やっぱ海里天才!!中2とは思えないよ!」

「はいはいそーすか。じゃ、私はもう遅くなるといけないから帰るよー?」

「うん!じゃあね!海里!」

7時20分、真里の家を出ました

********************
パソコンの事は作者自身あまり分かりません。
でも機械は好きです。
だからといって、ここに書いてあるパソコンの直し方は本当とは限りません。
想像ですw

25:友梨◆DA:2016/03/05(土) 15:10 ID:93.

これから(ていうか今も)更新スピード遅くなるかもです((汗
今度海里、朱里の絵を載せる予定です(予定です)

26:さな◆gw YELLOW DANCER:2016/03/05(土) 15:17 ID:pEg

友梨)おっけー!待ってます!
楽しみ〜♪

27:友梨◆DA:2016/03/05(土) 16:42 ID:93.

えーっと>>25をコメしてから即急に描きました。
海里
http://ha10.net/up/data/img/7235.jpg
朱里
http://ha10.net/up/data/img/7236.jpg
朱里が小さくなり、シンプルな格好、私服で申し訳ないです。。。
海里は将来の夢が科学者なので部活でいつも来ている白衣を……。

次から書きます。

28:友梨◆DA:2016/03/05(土) 16:43 ID:93.

来ている じゃなくて 着ている です((汗

29:友梨◆DA:2016/03/05(土) 17:08 ID:93.

〜未来から同い年の誰かを呼び出す!?〜

海里side

冬休み

「これから!未来から誰かを呼び出す会を始めます!!」

「なんだそれっ!」

キィーーーーーーーン

「「うるさーい!」」

マイクのあの、世にもゾクゾクッとする音が鳴り響いた

防音してて良かった…

前には朱里が座っている

「現在、3016年!…じゃなかった、2016年!」

「どーやったら間違える!?」

「約200年の時を経て!2216年から私達と同年齢の人を呼び出したいと思います!」

「どーやって!?」

「それがこちら!『未来から呼び出すマシーン』!」

「ネーミングそのまんまじゃん…ていうかそれ何?スマホ?」

そう。私が持ってるのはスマホ型の小さな機械

「ふっふっふっ…スマホじゃないんだな…ていうかスマホとか買わなくても作れるのに…」

「はいはい、進めて」

「こちらに2216年と入力します!…………そして、呼び出したい人の容姿、性格を選択!」

「そんな事できるの!?」

朱里が立ち上がる

「ほらほら〜朱里決めようよ〜」

「じゃあ髪は海里みたいにロングでメガネ、性格は少し天然だけどしっかり者!」

「なるほど…。!!私とキャラ被るじゃん!」

「どこがだよ!」

「ま、いいや。決定!」

決定ボタンを押すとスクリーン画面が出てきた

「この子だよ!ここに来てもらうのは!」

そこには茶髪でロング、メガネをかけている女の子が写っていた

「かわい〜!」

「それでは!呼び出しましょう!」ポチッ

朱里side

スクリーン画面に写っていた女の子が消えた!

と思ったら…

「「「うわっっっ!!!」」」

隣に立っていた!!!

「だ、誰ですか…?あなたたち…。まさか誘拐犯……!?」

女の子は後ずさった

「ち、違います!!私達はあなたを機械で呼び出しただけなんです!」

「は…?」

「私は桐谷朱里といいます」

「私は桐谷海里といいます。ここは2016年の世界です!!」

「えええええぇぇぇ!?!?」

30:友梨◆DA:2016/03/06(日) 16:57 ID:izA

えーっと未来から来た女の子はすごい人だという事が分かるかも?しれません。(予定です。予定w)

31:友梨◆DA:2016/03/06(日) 21:30 ID:93.

海里side

「2016年…!?過去ですよね?そんな前から人を呼び出せる機械があるとは…」

「えっと…あなたの名前は…?」

「えっ、あ、わ、私は……………………如月沙羅といいますっ。
あなた方はどういう目的で私を呼び出したんですか?
後、2016年の事教えてください!!!過去の事知りたいんです」

「………(名前を言う時、何故間があった?)いや、ただ単に呼び出してみたいなって思ったからですかね…。
あ、2216年の事も教えてくださいね」

「ただ単にって……。それにしても、おかしな格好してますね…?
過去はこういうファッションなんですか?」

え…?普通に普段着だけど……(私は白衣)

よく見てみると沙羅の格好は近未来的なオシャレな格好をしている

「未来にこの格好は存在しないと!?」

朱里が驚いた

「そんなおかしな格好は初めて見ました…。ビックリです」

「えっと…ここが何処か分かります?」

「此処は過去のデステレですか?」

「「…………………………え?」」

デステレ!?なんだそれは……!?

「えっ!!デステレではないんですか!?じゃあ此処は…」

「此処は日本という国なんですけど……」

すると沙羅は目を見開いた

「にっ、日本!?!?あの伝説の国が存在したとは!!!」

「「伝説の国!?!?」」

私と朱里の声が部屋全体に響いた

「日本は私の世界にはないのです。
歴史を変える大地震が起きて沈んでしまったと言われていたんです…。
でも、その大地震は何者かによって予言されていたんで、日本の人々は対策を練り、なんとか他の国に逃げる事ができたと…。
本当にあるなんて…大発見だ…」

そんな大地震が!?でも日本人が滅びなくて良かった…

「デステレってなんですか?」

朱里が切り出した

「デステレは私の住んでる国です。
過去の名はアメリカ合衆国という世界でも有名だった国」

「アメリカ…デステレ…どうしたら繋がる…?何故改名した…?」

私は考え込む

「ところで、私達の事怪しいと思わないんですか?」

「最初は誘拐犯だと思ったんですが、話を聞くと違うなっと…。
それに見たところ双子ですよね!そっくりです!」

「あ、ありがとう…(笑)2216年の事教えてくれないかな?」

「2216年は……地球滅亡が予言されてる年です」

「「はぁ!?!?地球滅亡?!」」

最初の話がそれ!?

32:月詠幾斗◆4c:2016/03/06(日) 21:36 ID:Hz.

おもしろいっ!

33:友梨◆DA:2016/03/11(金) 11:58 ID:93.

朱里side

「地球滅亡ってどういう事…?」

「予言されてるんですが、誰も信じてません。予言してたのがあのマヤ文明ですから。
マヤ文明の予言はことごとくハズレていたので…。
でも、もしホントに滅亡するのなら火星に逃げればいいだけなので」

「か、火星……」

火星ってもう住めるようになったんだ…

「2216年は、普通に宇宙旅行に行けるようになってます。
日本が何故伝説の国って呼ばれてたのは残っている資料が少ないのと、約200年も経ったので生きている人がおらず、根拠が少ないからと…」

「宇宙旅行…!?」

海里の顔が輝いた

「おーい?」

「………」

きっと、海里の目には宇宙が広がっているだろう…笑


リンリンリンリン……

ん?何の音?

「あ」

沙羅が慌てている

そして、手からモニターを出した

(あの逃走中であるクロノス社が利用しているミッション発動する時に使うモニターだよ!)

(あれイメージしてね!!)

「モニター!?」

「あ、海里…我を失ってたよ」

「ミカっ!何!?」

沙羅がモニターに向かって話しかけている

「何処にいるのですか!!会議が始まりますよ!?
ていうかいきなり消えるなんて…GPSで探してもデステレにいないのは何故ですか!?」

会議…?

海里side

「早く戻って下さい!王女!」







「「はい…?」」

私はモニターにひょいっと顔を出した

「誰なんですか…!?あなたたち…!」

「沙羅sの知り合いなんですけど、今何と?」

「早く戻って下さい!王女!…と言いましたが何か?」

「っ…ミカ!会議は中止ですっ!私、しばらく戻りませんからっ!」

「ちょ、王女!?」

ブチッ

沙羅は強引に通信を切った

「「沙羅は王女なの!?」」

朱里とハモった

「…………はい、今日は久しぶりに皆に内緒で変装して外を歩いていたんです。
そして呼び出されて…」

なんか申し訳ない…

「本当の名は、キサライド・藍那・サラ。
変装して名前を聞かれたら、如月沙羅というようにしてたんです。
名前に日本語があるのは日本の名残があるため」

「王女様なんでしょ!?本物だぁ〜!」

朱里は呑気でいいな…笑

「ミカという人に、しばらく戻らない…と言ってましたがどうしてですか?」

「私、しばらく此処に住むことにしたので!」

「「ええええーーーー!?!?」」

「だって、日本がどういうところなのか知りたいんです!!
デステレに戻ったらお仕置きを受けるかもしれませんが、そんなの気にしません!!」

沙羅はやる気満々だ…

「でも…」

「大丈夫です!何かあれば未来アイテムでどうにかなりますから!」

「しょうがないか…」

私は仕方なく了承した

34:友梨◆DA:2016/03/13(日) 22:04 ID:93.

すいません。書き込み規制に巻き込まれてました。
そんな事とはつゆ知らず、小説書いて書き込もうとしたらできませんでした。(昼頃)
今解除されたんですが、もう遅いので更新不可。。。(最悪だ…)
また来週続き書きます。決して飽きたわけじゃないので!!ホントにごめんなさい。


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