白銀世界  

葉っぱ天国 > 小説キーワード▼下へ
1: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 06:58 ID:l8w



  緩く小説書いていきます。コメントも Comeon!

                                    

2: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 08:26 ID:l8w





  名前  :  佐々木 千 (  ささき せん  )

  性別  :  ♂

  年齢  :  15歳 (  中3  )

 
 私立鯨苑学園中等部の3年生。明るい性格でトモダチ多め。恋は未経験。成績優秀だけど、スポーツ面はまあまあ。来年は高等部に上がる故に受験は控えていません。だから、悩み無し。

 

3: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 13:51 ID:l8w





  名前  :  ジビル

  性別  :  ♀

  年齢  :  不明 (  見た目13歳程  )


 千を気にかける不思議な少女。千には見えるけど、他の人には「 とある条件 」が満たされた時にしか見えない。季節は関係なく、白いワンピースを着ています。どこでも裸足。
                                                   

4: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 13:57 ID:l8w





 ✿ 木村 呆 ( きむら ほう ) / ♂ / 15歳 ( 中3 ) 

  千の親友であり幼馴染。ジビルがたまに見えたり見えなかったり。明るいオカン系の、世話焼きクン。

 ❀ キスリア / ♂ / 年齢不明 ( 見た目15歳程 )

  ジビルの同袍(らしい)。ジビルのお手伝いさん的ポジションで、いつもジビルの世話をしている。

                                                   

5: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 14:00 ID:l8w





  ♕ シビリア=コットベル / ♀ / 不明 ( 見た目30歳程 )

   ジビルの母。厳しい性格で、娘を叱る際に手をあげる事も多々。

  ♔ アルキア=コットベル / ♂ / 不明 ( 見た目30歳程 )

   ジビルの父。優しい性格で、厳しい母とは対照的に、ジビルを甘やかす役。

                                                    

6: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 14:02 ID:l8w





  ❅ 魔女 ( まじょ ) / ♀ / 不明 ( 見た目20程 )

   千を儀式の生贄に狙う魔女。美しいけど中身は恐ろしい。

                                                      

7: 桜井 :2016/02/21(日) 14:17 ID:l8w




 これから緩く始めますね。こんなシチュ欲しい!みたいなのあったらお気軽に♡
 世界観はこんな感じ >>8
 

8: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 14:24 ID:l8w





 ✿ 学校でこんな噂を耳にした。


   「  未来を見せてくれる少女が居る。けれど彼女は“ 条件を満たした者 ”にしか見えない  」

   尾ひれが付いただけだろうと思ったが、こんな噂も耳に聞こえた

   「  彼女に未来を見せてもらう為の代償は、かなり大きなモノである  」


   大きな代償を払ってまで、未来を見る意味が、その時の僕にはわからなかった。
   けれど、今ならわかる。未来は曖昧で、悪戯好きな悪なんだ。

                                                     

9: 夢の世界  hoge:2016/02/21(日) 14:28 ID:l8w




  がらりと開けたトビラの先には、夕焼けに照らされた真っ赤な教室。
  僕の机は窓際の真ん中辺り。 

  ゆらりと、空いた窓から吹き込む風に揺れるカーテン。

  時刻は、帰宅部の下校時間である4時を回っていた。

  「  かえろう、千  」

  と、呆の声。 僕はコクリと頷いた。
  僕らが出て行った教室は、やっぱり、寂しく真っ赤に染まっていた。
                                                        

10: 夢の世界 :2016/02/23(火) 21:36 ID:l8w




  外は、ひんやりと寒かった。
  呆が、「 寒い寒い 」と腕をさすり乍に、白くなる息を面白がって何度も息を吐く。

  コイツ子供だな なんて思いつつ、夕焼けの中を、呆と二人で歩いていった。

 

11: 夢の世界 :2016/02/23(火) 21:43 ID:l8w




  地面には、軽く雪が積もっていた。
  
  滅多に雪が降らないこの地域に雪が降った。
  それは、僕らがはしゃぐには充分な状況だった。


  家へと足を急がせ乍も、足元に積もった雪の感触を楽しみ笑い合う僕ら。

  キラリと夕日にひかる白い雪。


  だんだんと近づく、呆と僕の家路の別れ道に、妙な寂しさを感じつつも、僕は呆を肘で突ついて、「 早く歩けよ 」と急かしてやった。

 

12: 夢の世界 :2016/02/23(火) 21:50 ID:l8w




  「 突つくなよ、転ぶだろ 」と、笑い乍に抗議してくる呆の顔を、えいやと手のひらで押しつつ足を進めていれば辿り着いた、とある別れ道。

  左に進むと僕の家。右に進むと呆の家。

  「 またな、千 」と手を振る呆に手を振り返しつつ、僕も「 またな 」と叫んでやった。

 


書き込む スレ一覧 サイトマップ ▲上へ