小説の練習がてら、鬱小説を書きなぐる。
ヤンデレ、と言われるものが入るし、とにかく病みきっています。
苦手な方は……逃げてー! 逃げてー!
感想など、お待ちしてますので。
気軽にどうぞ。
今日は、黒百合のお話をしましょう……。
あ、そこの方。あなたは、健全な物語がお好きそうなので、席を外した方が良いかと……おや、鬱々としたものが好き? それは失礼いたしました。それならば、楽しんでいただけると思いますよ。
黒百合……いえ、ユリシアは、とある国のお姫様でした。
絹のような、美しく艶った黒髪を持ち、黄金の瞳を持つ、それは美しい姫でした。
しかし、そんな容姿を妬む人物がいたのです。
それは、まがうことなき、実の母。
ユリシアの実の母は、自分の娘であるユリシアを、嫉妬のために、「化け物」と呼び、彼女が持つ黄金の瞳を理由に(美しくはありますが、普通、こんな瞳はありませんからね)、周りにも軽蔑させ、さらに城の敷地のはずれにある、寂れた塔に幽閉しました。
そんなことで、ユリシアは、誰からも愛を受けたことがなかったのでした……
……しかし、そんなユリシアを愛した、たった一人の男の人がいました。
ただ。
彼女とその男の人は、いつまでたっても……。
あら、これをしてしまうと、ワクワクがなくなりますね。
さあ、続きをしましょう……。