私は松永貴咲。
通称 きっき。
わりと美人で性格もよく、
優しくて男女差別もしない
みんなから信頼され好かれてる
(友達曰く)
っぽい新5年生。
今日はクラス替えの日。
新学期。
私はワクワクしていた。
クラス名簿を確認して…
『私は……』
『きっきー！やったー！同クラ！！2組！！』
「あ、由歌！ほんとだ！やった！！」
私は由歌と一緒に2組へ行った。
「『おはよーございますっ』」
『おー、松永じゃん』
『きっき！！わーい！』
『おいるーすけっホラよかったな松永と同じだぞ』
『や…やめろよアキ！！』
『あいっかわらず人気者ねぇきっき』
「え……そんな。由歌。まあでも、楽しそうなクラスだね」
『今年は山田もいるしー！！っしゃあ！！』
「ホント！？」
山田さんはとっても面白くて人気者。
由歌の好きな人なんだ。
『きっきはさぁ、いい加減いないの？好きな人！』
「え。うーん。。。」
実は私、恋愛したことないんだ。
男子と仲悪いわけじゃないし、
嫌いでもない。
みんな優しく接してくれるし、
面白い。
でも好きって感情は………
『てかきっきは見えないバリアはってるよね』
「バリア？？」
『あんまいじっちゃいけないぞ的な』
「そ、そうなの？？」
『男子がみんなおんなじように感じるでしょ』
「あー、たまに」
『ちょっとした差別ね。』
「でも普通に接してほしいなぁ。」
『そっかぁ』
「あっ、じゃあさっ男子に普通に接してって由歌いっといてよ」
『いーの？じゃ、ちょっとずつ広めとく。』
「あ、時間だ！！」
そういうと私達は席についた
続く
『担任の藤堂郷実です♪えーっとじゃ今日は……うーんん、ま、初日だから遊ぼっか！交流会ね！』
やったあああ！！
やっば
この先生評判いいしなぁラッキー！！
『じゃあまず班の子と仲良くなっちゃおう自己紹介含めて自由に話そうね』
『はーいい！！』
「えっ……と……」
『じゃ私から。吉川心優羽。みゆうって呼んでね！アニメ好きですっ笑』
『み、みゆうちゃん。』
『なぁに？』
『私、橋本鈴音です。それ、限定販売のアニメイト商品ですよね！私もアニメ大好きなんです！良かったら仲良くしてくださいっ』
『わあほんと！？よろしくねー！』
じゃ、次私……
『オレは篠田司彩。サッカーが好きなんだ』
『司彩くんは大会とかでるの？』
『うん、吉川。けっこースタメンででさせてくれるんだ』
『ほんとに上手なんですね〜』
『そうなんだよ……この前さ…！』
3人は話に夢中になっていて話に入れない。もう1人、だんまりな子が……
『なあっ！！！』
「っわっ！！！！！！！」
『あ？』
「え、えへへ。」
『たかさく？』
？？
『お前たかさくっつーの。変わった名前だな』
「あはは……きさきだよ。」
続く
(びっくりした……それにしても貴咲
をたかさくたかさくとよむとは……)
「ふふっ」
『んだよ。』
「……ごめん{にこ}私は松永貴咲。よろしく。」
『……』
(え！？なにこの人！？自己紹介したら普通し返すでしょ！？うわあ、気まずくなる……)
『……なあきさき』
「え！？」
(いきなり名前呼び！？なんかすごっ)
『お前……そうだ！あれだ！』
(なんか一人で盛り上がってる。)
面白いな、この子。
『今度、そっちの塾うつるんだ』
「へ……？？」
続く！