六岡川

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1:ゴリ実:2016/05/03(火) 12:13 ID:ipc

暇だったんで書くことにしました

2:ゴリ実:2016/05/03(火) 12:34 ID:ipc

太郎がいつもとおっている通学路の途中には川がある、河と書くほど大きくもなく、特別綺麗な水が流れているわけでもない。コンクリートの壁には人が一人這いつくばって入っていけそうな程の大きさの穴があいており、雨の日なんかはそこから大量の雨水が飛沫をあげて流れてくる。

すっかり都会の中に組み込まれてしまったなんともつまらない川だ、太郎はそんな川にかかっている橋の上で一人アイスを食べていた。

3:ゴリ実:2016/05/03(火) 12:43 ID:ipc

太郎は友達とここで待ち合わせをしていた。今日は創立記念日で学校は休み、少ない休みを有効に使おうと前々から友達数人とラインで計画をたてていて、平日なら人は少ないだろうといくつかの有名なテーマパークがあげられたあと、その中から多数決で決められた遊園地に太郎達はいくことにしている。

4:ゴリ実:2016/05/03(火) 14:32 ID:ipc

していた、だった

5:ゴリ実:2016/05/04(水) 10:44 ID:ipc

アイスを食べている間太郎は暇だったので久しぶりに橋のことを考えた、このつまらないなんとも平凡な川にかかるこの橋だけは何故か石橋でできていて、その上とある伝説もあった。

『』『』『』

6:ゴリ実:2016/05/15(日) 12:26 ID:ipc

その昔この橋の柱の間を水の神が通り抜けただとか、背中に人を乗せていたなんていう奴もいる。

7:ゴリ実:2016/05/15(日) 12:28 ID:ipc

小学生の頃、その水の神様が通り抜ける際に落としたという鱗をよく下におりて探した。ガラスの破片を鱗だと思い込み持ち帰って手を切るからと取り上げられ、本当は鱗なんかではないということを教えられてから探すのをやめた。

8:ゴリ実:2016/05/15(日) 12:33 ID:ipc

(暇だなぁ......)

とうとうアイスも食べ終わってしまった、太郎は無意識に少し味のしみたアイスの棒を噛みながらぼうっと空を見上げた。

9:ゴリ実:2016/05/15(日) 12:37 ID:ipc

背中を石橋の立派な柵にあわせてぐぐぐ、とそらしていく。体をのばしたときにでるコキコキという音が太郎の背中と首から聞こえてきた、川を覗きすぎたからかいつもよりもそれが気持ちよかった。

10:ゴリ実:2016/05/15(日) 12:42 ID:ipc

瞬間フワリとういた体、いや違う、ういているのではない、落ちているのだ。

「ッ、マジで?!」

動揺し見開いた目に遠ざかっていく石橋が見えた、自分の不注意に呆れる間もなく太郎は川に頭から落ちた。


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