【BL】
※性的表現があります。
※荒し、悪コメなど禁止。
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鬱デレとは
萌え属性の1つである。
普段は鬱で人に心を開かないが特定の好意を寄せた人物の前では、
いわゆるデレ状態になる。
“鬱デレ”とはって検索したらwikiに書いてあったんだー。
俺はえっと…何だっけ..あ、そう!鬱デレに当てはまる人間らしい。
薄々、自覚はしてた…。
趣味はね、BLの漫画や小説を読んだり書いたりすること。
あくまでBLは俺の趣味に過ぎない…
はずだったんだけど……………。
教室では、ぼっちが当たり前。
1年の時はかつあげされていたこともあった。
その原因を作ったのは俺なんだけど…、、
俺が地味男だから、なんか、弱いとか思ったんじゃん?
地味男だったら、誰も構ってこなくて楽だから..。
あと、前髪を切ったら厄介なことになりそうだから尚更やだ。
二年生になって川上雪音ってやつと一緒になった。
進級して初日の日、川上雪音は何故か俺に声をかけてきた。
「俺は、川上雪音。一年間宜しく」
その一言だった。
その一言に俺は結構驚いた。
こんな地味な俺の存在を意識に置いてくれていたから。
それから俺も川上雪音の存在を意識し始めた。
あ、勘違いしないでね〜恋愛とかの意識じゃないから。
俺、ホモじゃないもん。
ただ、GL、ホモが好きなだけ。
ただ、今日も遅刻ギリギリとか授業中よく寝てるな〜とか。
単純なこと。
「なぁ、志方」
「は、はい?」
後ろから俺の名前呼ぶ声が聞こえたからダルいけど後ろを振り返った。
「お前、好きな人いるか?」
雪音くんだ。
てか、特急だね。
「意識しているやつならいるけど」
ふーんと言うかの様に頷く雪音くん。
「もう良いかな?…あと、俺に関わらない方が良いよ…」
「なんで?」
俺は、雪音くんを無視し、教室を出た。
きっと、雪音くんも、あいつ等と同じなんでしょ。
10:雪村くん 主:2016/05/26(木) 02:48 ID:aYA 「帰ろ(ポツリ」
そう小さくつぶやいて、玄関に向かった。