不思議な世界に迷い込んだ者

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1:ほのあ◆1o:2016/05/27(金) 12:56 ID:sIU

こんにちは!ほのあです!
今日からは、文才を上げる為に小説を書いていこうと思います。

基本、ほのぼの&ファンタジーが混ざった様な感じです。
時にはシリアスになったり、ミステリーになったり……とか。
とにかく、色々入ってますよ。
書いてばっかですみません。

感想・アドバイス等貰えると嬉しいです。読んでくれるだけでも有り難いですが……
ただ、批判みたいなアドバイスは無視しますよ!
私は言われると直ぐに落ち込むのがコンプレックスなので、優しく言ってくれると嬉しいです。

更新ペースは、一日に一回でも更新出来たらな、と思っています。
こんな物で良ければ、宜しくお願いします!

2:ほのあ◆1o:2016/05/27(金) 13:06 ID:sIU


プロローグ


君は、パラレルワールドって知ってる?
まぁ、知らない人も知ってる人も居るだろうから、とりあえず説明するね!

プラレルワールドって言うのは、異世界の事。
怖いでしょ?ちょっと怖いでしょ?
まぁ、そう思う人も居るだろうけど、そんなに怖くないんだよね。

簡単に言えば、”死んだ人が仲良く暮らす場所”って感じかな!
……ただね、パラレルワールドって言うのはね……二つの世界が有るんだよ。

一つは……天国みたいな所で、優しい人達がたっくさん住んでいる所。可愛い妖精さんも居るんだ!
二つは……地獄みたいな所で、憎たらしい人達がたっくさん住んでいる所。此方は、話しづらい妖精さん達が居るんだよ〜。


さてさて君は、死んだらどっちの世界に来るのかな?

でも、たまーに現実世界から迷い込んで来る人も居るんだよね〜。

まだ、死んでもいないのに。

……ほら、さっそく迷い込んで来た人が一命様!
今日からは、此処で暮らして貰わないとねぇ……


迷い込んで、現実世界に帰れるのは……貴方が決める事じゃないよ。


僕が決める事だからね!

3:ほのあ◆1o:2016/05/27(金) 13:44 ID:sIU


第1話 迷い込んだのは、現実世界から遠く離れた異世界。

「今日も楽しくない一日だったなー……」

自分の物で散らかった一人部屋。
私は、下を向いて暗い顔をして呟く。

私の名前は、佐藤 恵美。中学三年生。
学校では生け贄にされ、お母さんとお父さんは離婚して出ていってしまい、喘息で今にも死にそう。
私は、そのせいで不登校気味の最低人間。
子供なのに鬱になり、誰も信じられそうにない。


……でも、ただ一つ信じられるのは有る。
それは……


___お婆ちゃん。
何時でも私を優しく受け入れてくれて、私も心が和らぐんだ。

本当はお祖父ちゃんも信じられるのだけれど……ちょっと前、病気で死んでしまった。
だから、私はお婆ちゃんと二人暮らし。

「……そろそろ、寝ようかなぁ。ゲホッ!ゲホ!」

今は夜中の一時。私は、喘息のせいで咳が出る。
お婆ちゃんは、病気に掛かっているから、もうとっくに寝てしまっている。
私も寝よう……夜は怖いから。

「お祖父ちゃんに……会いたいな……」

戻って来ないよ、きっと、もう会えないのに。
私の目からは、大粒の涙が出てくる。
何でこんな事を言うんだろう。それほど、私はお祖父ちゃんが忘れられないのかな。

……それに、お婆ちゃんも……もうすぐ……死ぬんだから……
病院で、お婆ちゃんの命は今日までだって、言われたの……
だから、きっと……明日には……!

お婆ちゃん……死なないで。
死んだら、私は何処に行くの?施設に入れられるの?
嫌だ、嫌だよ。せめてお婆ちゃんだけでも死なないでよ……!
と、私はゴミが嘆く様に無理を言う。

___もう、寝よう。
お婆ちゃん、さようなら。お休みなさい。
生まれ変わったら、私ともう一回遊ぼうね。お祖父ちゃんも。
私は、寂しい気持ちで布団に入り、そのまま眠りに付いた。





「……ん?」

私は、目が覚めると、何時もの見える木の天井じゃなかった。
それに、寝ている所も、綺麗でふかふかなベッド。

此処……私の部屋じゃない。何処なの?
ゆっくりと起き上がると、其処は青や水色、とカラフルな色を使った部屋が見えた。


って……!これ、男の子の部屋!?

そう思うと、いきなり怖くなってくる。
だって、私は男性恐怖症。
学校でいじめられるのは、殆どが男の子で……だから、男の子が怖いの。

「どどど、どうしよう……!」

ベッドから起きて、あたふたと慌てていると、部屋がガチャガチャ!と鍵を使って開く音が聴こえた。
ま、まさか、この家のご主人様……?

「ただいまー!お母さーん!お腹空いたよー!」
「おぉ、おかえりー!おやつは部屋に置いてあるから、食べてきな!後、宿題もやりな!」
「えー……宿題?分かった……」

と、親しく会話を交わす声が聴こえた。
何だか、和むなぁ……って!そんな事より、足音がどんどん此方に近づいて来るんだけど……!?

4:ななは:2016/05/27(金) 16:01 ID:F4c

いいですね!応援してます

5:ほのあ◆1o:2016/05/27(金) 17:09 ID:sIU

ななはさん >>4
ありがとうございます!(>ω<)
そう言って貰えて嬉しいです!
後、ななはさんの小説も見に行きましたよ。もう少し見たら、感想書きますね♪

6:ほのあ◆1o:2016/05/27(金) 17:36 ID:sIU


どうやら、帰ってきたのは私くらいの中学三年生くらいの男の子らしい。声で分かった。
……って言うよりも、どうしよう!こんな所に居たら、完璧に不法侵入だと思われちゃうよ〜!

「よーし!まずはおやつを食べてから……え?」
「あっ……」

ついに、その男の子が扉に入ってきて、私はバッチリ見つかってしまった。
ああぁ……どうしよう!警察に捕まるうぅ!
その前に男の子怖い!ひいいぃぃ……

「……えーとですね……迷い込んだのかな?君。」
「い、いや……あの……気付いたら、此処のベッドで寝てたと言うか〜何と言うか……」
「じゃあやっぱり迷い込んだんじゃん!」

私には、意味がさっぱり分からない。
その男の子の手には、ミニドーナツを片手に持っている。
さっきおやつとか何とか言っていたからだろう。そのドーナツを、一口かじる。
迷い込んだ、と言うよりも……気付いたらこのベッドで寝てたんだよ……!

「迷い込んだって……どう言う事?」
「……あぁ!確かにそれを説明していなかったね!僕は馬鹿でクソだ!」

と、自分の頭を自分で殴っている。
何だか親しみやすい男の子。
私が想像していた人とは、かなり優しくて、純粋。
中学三年生とは思えないほどアホでおっちょこちょいだった。

この男の子の話を聴くと、どうやら此処は現実世界からは遠く離れた異世界と言う。
病気で死んだ人・寿命が尽きた人が楽しく暮らす楽園の様な所。天国ってやつかな。
名前はファンタジータウン。何だか明るい名前。

あっ!それと、ファンタジータウンだけじゃなくて、もう一つの所が有るらしい。
そこも、現実世界とは遠く離れた、地獄みたいな場所。ちょっと危ない所だって。
ファンタジータウンからはそんなに遠くないみたい。名前はミステリータウン。
でも、其処は自殺をした人・悪い事をやった人が住んでいる場所だから、結構危険……?らしい。

そして私みたいに迷い込んだ人は、人生が嫌になった人・死にたい人が此処に来てしまうらしい。
……つまり、現実世界が嫌になって、此処に迷い込んだって事。
私、結局は現実世界から逃げて来ちゃったって事……なのかな?
その迷い込んだ人は、よくこの男の子の所のベッドに来るらしい。私もその一人だ。

これで、何となくは説明出来たよね。
あ……そう言えば、この男の子の名前聞いてない。
それに、私の事も言ってなかった。

「自己紹介がまだだったけど……君は何て言うの?」

私が言おうとしたけれど、男の子から先に言ってきた。
おぉ……私の思ってる事を先に言う!
其処に痺れる憧れ……ってこのネタは良いよ!

「私の名前は佐藤 恵美。貴方は?」
「え、砂糖!?」
「はぁ!?違うよ!佐藤だよ!ほら、よく名字にある……」

何この男の子……
まるで、私を笑わせるかの様にわざと言った感じ。
ふざけるな!って言いたくなる。

「ふざけないでよね!もう!」

ついつい、心の中の声を口で言ってしまう。
心の中の声を言っちゃう病気!
……私もふざけるの辞めようか。うん。

でも、私がふざけるな!と言っていたのは、この後の男の子の発言でかき消された。



「いや……あの、今はふざけて言ったけどさ、僕も佐藤って名字何だよね。」
「……え!?」

7:ほのあ◆1o:2016/05/28(土) 17:19 ID:28Q


え……マジか〜……
名字が同じって、あんまり珍しくはないけれど、それでも驚く。
だって、佐藤ってよく有る名字じゃん?

「でも、ほんとなの?」
「ふぇ〜!?僕の言葉に偽りはふぁいと思うふぉ〜!」
「口にドーナツ入れながら喋るな!汚い!」

くちゃくちゃ、と音は立てていないし、口の中の物も見せていない。
……けど、私は何か嫌なの。しかも、喋りも変になってるし。

って言うか、騒いでて男の子の名前聞いてなかったね。
さっきっから男の子男の子って言ってるから、分かりづらいよ!

「ねぇ、貴方の名前は何て言うの?」
「……んぐぐ……ゴクリ……ん?あぁ、名前ね〜!」

ゴクリ、とミニドーナツを飲み込んでから、名前の事を話し出す。
そのミニドーナツの袋を、ポケットの中に入れる。
汚いのは気にしないのか、ミニドーナツを床に溢している。

「僕の名前は佐藤 真逸!恵美ちゃん、宜しくなのだよ〜!」
「うん、宜しくね!」

名前を聞いた瞬間、私は思った。


真逸君さ、名前はかっこ良いのに、性格は子供っぽい!……と。
そう思った時、真逸君が一言。

「あっ!今、僕の事名前はかっこ良いのに性格は子供っぽいって思ったでしょ!」
「!?そ、そんな事思ってないよ!」

言われた瞬間、私はビクッ!とした。
何?真逸君ってエスパーですか?

何か、真逸君と居ると此方まで可笑しくなっちゃう。



___いや、元から私は可笑しいか。
だって、私は……どうでも良いいじめで、不登校になり掛けだったからね。

「…………」
「どうしたのだー?恵美たん!」
「……あ、何でもないです。」

ついつい、敬語になる。
落ち込むと、誰にでも敬語になるのが私の特徴。

って言うか、そんな事よりも!


恵美たんとか言うなよおおおぉぉッ!!
普通に恵美で良いからあああぁぁッ!!


「はぁ……もう、恵美で良いから。私も真逸って呼ぶから」

心の中では騒いでしまったけれど、気を取り直して静かに聞いてみる。

呼び捨て。
年上だったら失礼だけどさ……
そっちの方が、”友達”っぽいでしょ?

「……まぁ良いけどさ……」
「うん。良いなら良いじゃん!」
「僕、女の子に呼び捨ては慣れていないのだよ〜……ごめん、ちゃん付けさん付けで良い?」

あ、だから自信無しに言ったのか。
じゃあ、男の子には呼び捨て祭りなのか!?……人の勝手だね。


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