*貴方に逢えて…。*

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1:kasumi:2016/08/27(土) 02:35

両親の喧嘩に耐えきれず、

制服のまま家を飛び出した私。

そんな私を拾ってくれたのは、

人気アイドルの、あなたでした。

>>1 登場人物
>>2 ルール

2:kasumi:2016/08/27(土) 02:41

白石 結奈 (18) 高校三年生。

増田 貴久 (25)

手越 祐也 (24)

※主な登場人物ですが、
他メンも部分的に出します。

3:kasumi:2016/08/27(土) 02:45

−ルール−

すでにお気づきの方も
いらっしゃると思いますが、
某人気アイドルグループの
お名前をお借りしております。
実際の団体、人物とは
全く関係ありません。

※更新ペースは不定期です。

ジャニーズ、
または方角系さんを嫌いな方は
ブラウザバック推奨。

感想よろしくお願いします!><

4:kasumi:2016/08/27(土) 02:55

*居場所*

結「ただい…ま」

返事なんか返ってくるはずないのに、
私は小さな声で
自分の帰りを知らせた。

父「お前が悪いんじゃないか!!」

母「私のせいだっていうの!?
関係ないんだから巻き込まないで!」

お互いがお互いを咎め合い、
ヒステリックな声で叫ぶ。

5:kasumi:2016/08/27(土) 03:04

父「お前となんか
結婚しなければよかった」

母「私だって同じ気持ちよ!!
離婚できるなら
今すぐにでもしたいけど、
結奈がいるからできないの!」

…“バカみたい”。
父と母を見てそう思った瞬間、
なぜか笑いが込み上げてきて
私は大声で笑った。

6:kasumi:2016/08/27(土) 03:14

自分でも
この状況を目の前にして、
笑った理由がわからない。

おかしな声に気づいた二人は
私がいる玄関へと足を進め、
やがてその姿を捉えた父が
「帰ってたのか…」と呟いた

母「お、おかえり…結奈」

少し震えた声で、
聞きたかった言葉を口にする母。

「…居場所がないって
どんな気持ちか....
二人にはわからないでしょ?」

娘の心境も考えずに、
喧嘩して…物を壊して。

7:kasumi:2016/08/27(土) 03:19

そのくせ、
都合が悪いときだけ..
ごまかすんだよね。

“おかえり、結奈”って

「…出てく」
私はきっぱりとした声で、
溜め込んでいた三文字を言った。

8:kasumi:2016/08/27(土) 03:24

スマホも、財布も…
何も持たずに家を出たのは、
心のどこかで期待してたから。

一度は愛を注いだ娘なら、
きっと、追いかけて…
引き留めてくれるんじゃないかって。

やっぱり、“愛”なんてない。

…どれだけ振り向いても、
二人が来ることはなかった。

9:kasumi:2016/08/27(土) 03:27

幸せな家庭が壊れたのは、
多分…私のせい。

友達との学校帰り、
父が知らない女性と
腕を組んで歩いていたところを
目撃してからだった。

そのことを母に伝えると、

“そっか…”

哀しげに笑った母の表情が、
今でも忘れられない。

10:kasumi:2016/08/27(土) 03:33

“愛„なんて、
いつかは冷めていくもの。

…永遠に続くことなんてない。

私は必死に走って、
ガヤガヤとした夜の街に出た。

11:kasumi:2016/08/27(土) 03:40

貴久side

番組収録が終わり、
帰り支度をしていると

祐「ねね、まっすー!!
今日…飲みに行かない?」

いつもの俺だったら
“いいよ”と答えていたけど、
なんだか今日は乗り気しなかった。

「ごめん。今日はパス」

“ええ〜?なんでー!”
手越の声に返事もせず、
俺は足早に建物から出た。

12:kasumi:2016/08/27(土) 03:50

「うわー…最悪だ」

天気予報、大コケ。
最初はポツポツと降り始めた雨が、
次第に勢いを増していく。

…ついてないな。
今日に限って歩き。
しかも、傘すら持ってない。

お天気お姉さんが
“これまでにない晴天でしょう”って
言うから、歩きで来たのに。

マネージャーには、
“一人で帰る”なんて
きっぱり言っちゃったし。

かといってバスや電車は
ファンの子に見つかる可能性が高い。

……仕方ない、歩いて帰ろ。

13:kasumi:2016/08/27(土) 03:55

いつもの道を歩いていると、

「…何あの子。家出かなぁ?」

俺の横を通ったギャル達が、
面白そうに言う。

…え?

気になって足を止めると、
制服を来た女の子が
しゃがみこんで泣いていた。

通りすがる人は皆、
好奇の目を浴びせるだけで
助けようという素振りは見せない。

14:kasumi:2016/08/27(土) 04:00

当然のことながら
傘もさしていなくて、
髪も衣服もびしょ濡れだった。

…俺も同じだけど。

荷物も何一つ手にしておらず、
完全に無防備な状態。

周りを見渡せば、
俺より酷いからし色の髪をした
二人のにーちゃんが、
その子に向かって足を進めている。

15:kasumi:2016/08/27(土) 04:05

そして。
彼女に声をかけた。

「ねーねー、大丈夫?
髪も衣服もびしょびしょだから、
とりあえず俺らの家いこーよ」

優しい言葉のわりには、
その子の白くて細い腕を掴む
掴む力は相当のようで。

「痛っ…やめてください!」
苦痛に顔を歪めながら、
必死に抵抗を心みている。

大人の俺ならわかるが、
女一人に男二人じゃ敵うわけない。

16:kasumi:2016/08/27(土) 04:09

かといって
むやみに大声を出せば、
周りが騒がしくなる…よね。

俺はにーちゃん達に
そっと近付いて、
その子を引き離した。

貴「…行くよ」

「えっ?」

行く宛も決まってないのに、
気づいたら彼女の
腕を掴んで走り出していた。

17:kasumi:2016/08/27(土) 04:14

着いた場所は、
俺が住んでるマンションの前。

「えっ…と、」

突然のことに驚いている彼女に、

“ごめんね、いきなりで”

そう声をかけた。

その子は、ビクッと肩を揺らす。

もしかして、
俺のこと…嫌い?
怖かったのかな……。

自分から行動を起こしたくせに、
急に不安が襲ってきた。

18:アリス (*´ω`*):2016/08/27(土) 12:33

入っていい?手越君と、まっすーが入ってる〜♪小説面白いね♪


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