廻りだす恋の歯車

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1:お香しゃちょー◆kk:2016/09/10(土) 10:45

坂田香夜

中学1年生の女の子。結構サバサバしている性格。
誕生日は3月6日。血液型はB型。好きな色は青。ヨグザイルというアイドルが好き

森元星斗

中学1年生の男の子。香夜の友達のサッカー少年。
誕生日は11月25日。血液型はA型。好きな色は赤。本田選手が憧れ

森元賢斗

中学3年生の男の子。星斗の兄でサッカー少年。
誕生日は1月7日。血液型はA型。好きな色は黒。メッツ選手が憧れ

2:お香しゃちょー◆kk:2016/09/10(土) 11:06

「あのね、私…星斗のことが好きなの」

「…ごめん、俺はお前とは友達でいたいし、今はサッカーにしか興味ないんだ」

「そっか…」

私、坂田香夜は生まれて初めての告白で見事に振られた。

相手は友達の森元星斗。6年生の頃に同じクラスになって、その時から好きで中学でクラスが分かれたけど、ずっと好きだった

「うぅっ…ああ…私も失恋かぁ…ッ」

私は屋上で泣いていた。ここは誰もいないから

誰もいない、はずだった

「なに泣いてんの?お嬢さん」

「けっ、賢斗先輩!?」

森元賢斗。星斗のお兄さんで、私も結構交流があった。

「香夜ちゃん、なんで泣いてんのかは知らねーけど、俺の胸使っていいよ」

先輩はどうしてこんなに優しいんだろう。そんなこと言われたら、甘えちゃう

「私…ッ、星斗に告ってそれで振られて…1人で泣いてて…!勝手に先輩に甘えてぇ!」

私は先輩の胸を借りて思いっきり泣いた。そんな私を先輩は強く抱き締める

「あいつが…!」

泣いて先輩の胸に顔を埋めていた私は先輩が怖い顔で呟いたことが分からなかった

3:お香しゃちょー◆kk:2016/09/10(土) 18:26

「香夜ちゃーん!」

「賢斗先輩!?」

今日の授業が終わり、帰ろうとすると賢斗先輩が私の教室に来た

「どうしたんですか賢斗先輩」

「いや、一緒に帰ろうと思ってさ。放課後付き合ってくんねぇ?」

周りの男子がヒューヒューと冷やかす。

「はーい、今冷やかした男子ー、部活で覚えとけよー!顧問に1年生はヤル気でいっぱいなので練習メニューをキツくしてくれって頼むかんなー!」

冷やかしてた男子が一気に青ざめて、「そりゃないぜ賢斗くーん!」と叫ぶ

自然と笑いが込み上げてくる。

「あっはは、ドンマイ男子ー!」

「お、香夜ちゃんがやっと笑った!んじゃ、行こーぜ!」

先輩が強引に私の手を引っ張る。

もしかして先輩、私のことを気遣って…?

「先輩!行こーってどこに行くんですか!?」

「んー…香夜ちゃんは何が好きなの?」

「私?私は甘いものが好きですけど…」

「じゃあ新宿にできた新しいケーキ屋行こっか」

「は、はい!」

新しいケーキ屋って…sweetscaféのこと!?

4:茅野カエデ◆kk:2016/09/11(日) 11:08

「すごーい!いっぱいある〜」

私は目を輝かせながらショーケースを見る。
目が輝くのはしょうがないと思う。だって、ケーキがたくさんあるんだから!

「好きなの食べていいぜ香夜ちゃん。俺のおごりだから」

「ええっ、悪いですよ!」

「大丈夫!俺がしたいだけだし」

「でも…」

「これは先輩命令!聞かなかったらお仕置きな!」

「職務乱用!…じゃあ、お言葉に甘えて…」

結局、私は先輩に負けておごってもらうことになった。

「この新作ケーキ、すっごく可愛い!」

「可愛いケーキだな。ま、俺は香夜ちゃんが食べてる姿の方が可愛いと思うけど」

「………//////」

こっ…この先輩はぁ…!
どうしてこんなことサラリと言えるんだろう!

でも、こんなこと言われて嬉しくない女子なんていないよね…単に私も心の隅で喜んでるし…

「いっ…色んな女の子にそんなこと言って来たんですか!?」

つい不安になって先輩に聞く

アレ?何を不安になっているんだろう

「ん?違うよ。俺は香夜ちゃんだから言ったんだ。」

「え…?」

どういう意味だろう

「まあ、そんなことはどうでもいいじゃん!それより香夜ちゃん、明日から放課後付き合ってよ」

「え、は…はい」

不思議な人だなぁ、先輩は

5:お香しゃちょー◆kk:2016/09/11(日) 18:19

「香ー夜ちゃん!」

あれから1ヶ月。

先輩は毎日私の教室まで迎えに来て、どこかに連れてってくれる

「香夜ちゃん、今日はカラオケ行こーぜ」

「はい!」

先輩がいると、自然に笑顔になって楽しい気分になる。

先輩がいると、心臓がドキドキして苦しい気分になる。

これは星斗にも感じたことがある。

「香夜ちゃん!」

先輩が名前を呼んでくれるたびに嬉しくなって、心が弾む

私は先輩のことが好きになってしまった

「香夜ちゃん、俺は香夜ちゃんのことが好き。恋愛的にね。だから、香夜ちゃんを泣かせた星斗を許せないんだ」

「先輩…!」

2ヶ月後、私は先輩に告白された。

両想いだったのが嬉しくて涙が溢れた

「私も…いつも私のことを気にかけてくれる先輩が…好きです」


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