初めまして。HOZUMI☆です。
「未来とは」と言う、オリジナル作品に挑戦します。
末長くお付き合い申し上げます。
〜注意〜
・荒らし、悪コメは禁止です。
・更新ペースは、遅いのでそこのところご了承ください。
私に未来はあるのだろうか。
それすらのわからない…
あなたに未来というものがわかりますか?
未来とは何を言うのでしょう。
明日は未来なのでしょうか。
それとも、来年が未来なのでしょうか。
あなたに未来はありますか?
そんなもの誰にもわからないですよね。
自分の未来が有るか、その未来とは、どの様なものかなど。
何が言いたいかわからないですよね。
*名前など詳しい情報は後々明らかになります。
今日、6月24日は、私が産まれた日である。
この世界に来た日である。
私は今年で16歳。
中学3年の受験生である。
だが、自分の進路が決められない。
自分の未来が想像できない。
そろそろ決めなければいけない未来。
私は、いつ決まるのだろうか。
「進路決まった?」
友人が、私に尋ねてくる。
『まだ』
「だよね〜」
そう言い立ち去る。
一体何なんだ。
でも、とてもバカにされた気がする。
「まだなの」
「おっそ」
「もう、お前の未来はないな」
次々と耳に響く。
うるさい、うるさい、煩い、五月蝿い、ウルサイウルサイウルサイ、うるさい!!
『黙れ!!!!』
ガバッ。
『はぁ、はぁ。夢か…』
変な夢を見た。
私の周りの人間全員が、私のことをバカにする。
もうこんなの…
やめてくれ!!
リビングに着いた。
が、誰も居ない。
母親は、父親に嫌気をさし出て行った。
一方、父親は、母親に逃げられ、新しい女を作り出て行った。
娘の私を置いて…
だから私は、1人。
入っていい?
ほずみ―
どうぞどうぞ。
よろしくね、鈴!!
よっしゃ!
よろしくね。
入っていいですか?
10:HOZUMI☆:2016/10/08(土) 18:35 だから私は、この無駄に広い家で、1人暮らしている。
朝食を食べ、制服に着替える。
そして、
『行って来ます』
誰も居ない家に「行って来ます」と言う言葉を置き、家を出る。
これが、私の日常。
優香、どうぞどうぞ。
てか、HOZUMI病とは何だ。
学校に着く。
そして聞こえるのは「おはよう」と言う、挨拶。
教室に着けば、友人が真っ先にやって来る。
あの夢に出てきた友人が…
「オッハー」
『おはよ』
そして、ドラマの話などと言った雑談をする。
まるで、あの夢が無かったかのように、自然に。
あれだよ!!あれ!!なんかあれっぽいやつだよ!!
14:HOZUMI☆:2016/10/08(土) 22:36 いや、うん。
わかんねぇよ。
あれとか言われてもさ、うん。
アレっぽいやつとか、余計にわかんねぇからな。
今日の授業が終わった。
「おい、紺野。お前今から会議室に来い」
先生に呼ばれた。
紺野とは、私の事だ。
『はい』
会議室につき席に座る。
「お前なぁ、もう6月だ。そろそろ、進路を決めないとヤバいぞ」
そん位分かってる。
『はい』
「何処と何処で迷ってるんだ?」
は?
迷ってる?
迷ってるんじゃなくて分かんないんだよ。
自分の未来とか…
先生との話は終わった。
次の面談までには決めておくという事になった。
「あ、こんなとこにいたんだ。探したよ」
友人が居た。
『え、なんで…』
「なんでって、待ってたんだよ。真衣ちゃんの事を」
真衣(マイ)とは、私の名前だ。
『わざわざ良いのに。ありがと』
今は、1人で居たい気分だったのに…
友人と色々な話をした。
でも、よく話尽きないよね。
「じゃあ、また明日ね。バイバイ」
『バイバイ』
友人と別れ家路を急ぐ。
ただ自分の家に早く着きたかった。
1人だけの家に。
ガチャ。
『え?』
鍵を閉めていた筈なのに開いている。
家の中に入ると、玄関には、スニーカーが一足。
私のものではないスニーカーがあった。
「あ、おかえり〜」
呑気な男の人の声がした。
『なんであんたがいる訳。琥珀』
え、え誰
18:HOZUMI☆:2016/10/09(日) 17:56秘密
19:鈴:2016/10/09(日) 17:59くそーーーーーーーいいじゃない
20:HOZUMI☆:2016/10/09(日) 18:00次の投稿をお楽しみに
21:鈴:2016/10/09(日) 18:06ケチ
22:HOZUMI☆:2016/10/09(日) 18:08う・る・さ・い・よ(黒笑)
23:鈴:2016/10/09(日) 18:16へいへい
24:HOZUMI☆:2016/10/09(日) 18:53ハハッ
25:HOZUMI☆:2016/10/09(日) 21:30
「もう、冷たいなぁ真衣は」
『うるさい。なんであんたがいるのか聞いてんの。答えて』
こいつは、私の幼馴染の黒紀 琥珀。
言って仕舞えば、キモイ、ウザい、チャラい。
「せっかちだなぁ」
『早く答えろ』
「はいはい。たまには一緒にご飯でも食べようと思ってさ。ほら、見て」
そう言い、琥珀は私の手を引っ張り机まで来た。
『ちょ…』
うわっ。
すごい。
机の上には沢山の料理が並んであった。
「ね。美味しそうでしょ」
『う、まぁ。でも、作りすぎでしょ』
「あはは、やっぱり」
『はぁ、馬鹿』
こいつはどこか抜けている。
「まぁ、食べようよ」
『ん…』
琥珀(コハク)と向かい合う形で、テーブルに座る。
『いただきます』
「いただきます」
「どう?」
『安定の美味しさですよ』
琥珀は、私より、女子力が高い。
でも、琥珀がこんな子になったのは、過去に色々とあり、努力し続けたからだ。
琥珀は、とても、幸せな家庭で育った。
母親も、父親も仲が良く、私の家庭とは、正反対たっだ。
だが、琥珀が、まだ幼い頃、家族3人で、出かけた。
そこで、事故にあった。
琥珀の父親と母親は琥珀を守って、他界した。
でも、琥珀はその頃、幼かった。
何をするにも1人で、誰にも、助けを求めなかった。
だから今、こんなに女子力も高く、責任感が強い男の子になった。
そんな琥珀は、いつでも、私の事を気遣ってくれる、良き幼馴染なのかもしれない。
チャラいのが勿体無いけど。
「ところで、真衣」
『何…』
「進路決まった?そろそろ決めなきゃいけないでしょ」
『………………』
「どうした?」
『だ…れ…お………か…ない…』
「え?」
『黙れ!!お前に…お前に関係ないだろ!!!!』
声を荒げ、その場を去り、自分の部屋に駆け込んだ。
琥珀side
真衣に進路のことについて質問すると…
『黙れ!!お前に…お前に関係ないだろ!!!!』
と言い、部屋に駆け込んで行った。
知っていたんだ。
真衣が進路を決めていないこと。
自分の“未来”がわからなくて、悩んでいて、困っている事。
全て知っていた。
でも俺は、聞いてしまったんだ。
一番聞いてはいけなかったことを…。
「はぁ〜。何やってんだよ、俺は」
リビングに俺の、情けない声が響いた。
「ごめんな、真衣…」
この声は、俺以外、誰にも聞こえずに消えっていった…
スレ建てすぎなんじゃない?
29:HOZUMI☆:2016/10/22(土) 17:50 >>28
※ご指摘として受け入れさせて頂きます。
そうですかね。
ですが、知らせてくれてありがとうございます。
以後、あまり書かないよう気をつけます。
また、今書いている小説が完結するまで、他の小説は書かないようにします。
長文失礼いたしました。
ありがとうございます。
割り込み失礼します
1つのスレにまとめて書くことに
してみてはどうでしょうか?
そうすればスレは1つになりますし
成る程!!
短編集のようにするということですか?
いいですね!!
思いつきませんでした。
ありがとうございます!!
そうさせて頂きます。
そうなると、もう1つ小説を書くことになってしまう…
とにかく、今書いている小説をどれか1つ完結させて、1つのレスにしてみます。
わざわざ、ありがとうございます!!
大感謝です!!
真衣side
『琥珀、落ち込んでるかも…』
私がカッとなって酷いことを言ってしまったせいで…。
『あいつ、ああ見えて結構弱いんだよな』
今更後悔してる自分。
情けない…。
『ごめん、琥珀…』
この声は、ただ、私に部屋にだけ響いた。
私が部屋から出た頃にはもう、琥珀はいなかった
ただ、机の上に手紙が置いてあった
【真衣へ
ごめん】
私に向けての言葉はたった3文字
でも…
それだけで、琥珀の気持ちが伝わってきた
もしかしたら、琥珀は全部わかっていたのかもしれない
私がW未来Wというものをわからないことを
でも、それでも私に聞いたのはあいつの優しさでもあったのかもしれない
私のことを心配してくれていたのかもしれない
『なんでもお見通し、かな…』
今頃、琥珀は家で泣いているかもしれない
いや、多分泣いている
『ホント、私って情けない…』
でも、今のままじゃダメだから
私はきっと、進まないといけない
まだわからない未来に
その一歩として、今、動かないと
今までの私じゃダメだ
『行かないと』
これが、私の未来だから
自分で決める未来だから
私が進む道だから
続きないの〜