こんにちは、ですか?それとも、初めまして、でしょうか。
どうも、時雨(しぐれ)と申します。
今回もしょうもない小説です。
ですが、もし貴方さえ良ければ
この茶番に付き合って頂きたいです。
このお話は、東と東(ひがしとあずま)
というタイトルです。
それでは、注意事項です。
※注意事項※
荒らし禁止(来てもスルーします)
『つまらないから』とスレ主罵倒禁止
このくらいです。増えたら言います。
では、人物紹介といきましょうか。
人物紹介
東 由衣(ひがし ゆい)
主人公。明るい性格で、生徒会やクラス委員長をこなしている。嫉妬されたり妬まれたりするどころか、その存在が眩しく、皆から好かれている。
誕生日:7月23日
身長:159.2cm
体重:44.1kg
容姿:茶髪のポニーテール。眼は黄色。ブレザーの制服に何も重ね着せず、シンプルな着こなし。冬はコート&パーカー着用。
東 玲香(あずま れいか)
由衣のクラスの転校生。クールで無愛想。笑顔を滅多に見せない。そもそも常時無表情。
誕生日:2月29日(うるう年)
身長:167.3cm
体重:42.5kg
容姿:完璧に右目を隠した紫色のベリーショート。眼は赤。ブレザーの制服にベストを着て腕まくりをしている。
今野 桜子(こんの さくらこ)
おとなしく、女の子らしい。家が書道教室で、字が上手い。
誕生日:4月8日
身長:153.4cm
体重:41.8kg
容姿:『桜子』という名前の通り、ピンク色の髪をおさげにしている。眼は髪と同じくピンク。喘息持ちで、身体を冷やすとすぐ風邪を引くらしく、年中セーターを着ている。
増えたらまた言います。アドバイス&感想、お待ちしております。
それでは、始めます!
ープロローグー
皆さんは学校に同じ名字、
同じ名前、
はたまた同姓同名などの子、
見かけませんか?
名前だろうと趣味だろうと、
どこか共通点があれば、
一気に仲良くなったりすることがあります。
_____これは、
『名字が同じ』
という唯一の共通点をもとに、
仲良くなってゆく、
とある2人の少女の友情物語___。
ー第1章 出会い方はロマンチック?ー
「今日は転校生が来てるから、1時限目の数学は中止!」
この担任の一言で、お調子者の男子共はお祭り騒ぎ。ここは、クラス委員長の私がなんとかせねば。
「ちょっ…、ちょっと!皆、静かに!」
ようやく男子はおさまった。小さく溜め息をつきながら折角出した数学の教科書とノートを片付けている私_東由衣は、「どんな子だろう」と妄想を膨らませていた。_すると、
バンッ!
「___ッ!?」
ドアを思いきり全開にする煩い音が教室中に響きわたる。おそるおそるドアの方に目をやると_
____転校生と思われる長身の少女が立っていた。
その子は無表情のまま、キビキビと黒板の前まで歩く。私は窓側の一番後ろの席なので見にくいのだが、整った顔立ちのようだ。今クラスに居る子だと…うーん、今野桜子ちゃん、かな?桜子ちゃんも、転校生の彼女に『勝るとも劣らない』という表現がぴったりの色白美人だ。色白…というか、喘息持ちらしく、顔色が少々良くない…のかな?あと、家が書道教室を開いていて、字がとても上手いのだ。名前の通りピンク色の髪にピンク色の眼。その上小柄なので、『美人』というよりは『可愛らしい』だな、うん。ぼーっとそんなことを考えていると、担任の私を呼ぶ声が聞こえた。_いや、『呼んだ』ではなく『呟いた』?まぁいいか。暫く担任の方を見ていると、
「_…じゃあ、東の席は東の隣な。空いてるし。それで良いな?」
「はい。」
という会話が聞こえてきた。『東』?あの子の名前だろうか。黒板を見ると、きちんと『東 玲香』と書いている。横に、『あずま れいか』とご丁寧に読み仮名も書いてあった。それにしても、うーん、『東』か。読み方こそ違えど、転校生とどこか共通点があるということが、何故か、嬉しかった。
あ、皆の身長と体重が合ってないとお思いの方も居るかと思いますが、それは私が目についた数字を適当に打ち込んだだけなので、つっこまないでください…。
6:時雨(ナンシー)◆YQ:2016/10/20(木) 21:34 ドサッ、ガタッ
「……!」
隣で机に鞄を乱暴に置き、椅子を引く音が聞こえ、ハッとした。急いで窓の方を向き、彼女に声をかけた。
「あっ…、れ、玲香ちゃん…だよね?初めまして、私、東由衣。隣の席だし、仲良くしようね!」
私が元気にそう言うと、
「…東玲香。……よろしく」
とだけ返ってきた。言い方は悪いが、……無愛想。こちとら愛想振り撒いてやってるのに…。あぁ、でも、玲香ちゃんの赤い目で見つめられながら「何?」と問われれば、男でも漢(おとこ)でも女でも惚れるなぁ、うん。
「………ん?」
何かむさ苦しい視線を感じた。後ろを見ると…
鼻の下伸ばしたクズ男子共が玲香ちゃんを見ていた。あ、桜子ちゃんもぽーっとしながら玲香ちゃんを見てる…。
桜子ちゃんは良いとして…
「…男子、ウッザー……。」
私はそう呟き、苦笑した。
__これが、2人の出会い。
どちらかが転校生だなんて、
少し、ロマンチックじゃない?
でもこれが、
出会いだったんだもの。
ー第2章 これから暫く君と同じ時をー
隣の席になったからには、責任を持ってこの学校のことを教えなければ。…そういえば、うちのクラスは席替えをしない。理由は担任曰く、「必要ない」からだそうだ。つまり…
__これから暫く玲香ちゃんと同じ時を……過ごす………のか?
そう思うと何故か顔がニヤけた。暫くニヤニヤしていると、
「東、東に教科書を見せてやれ。」
と言われた。私はびっくりして、
「はひっ!!ひいえ!!!」
と、曖昧かつとんでもなく恥ずかしい返事を返してしまった。_しまった。
玲香ちゃんにアホな印象を持たれてしまったらどうしよう…。心配になったのだろうか。無意識だった。『ふい』に、そう、『ふっ』と見たんだ。笑われているかと思いきや__彼女は窓を見ていた。ほっと胸を撫で下ろす。もしや、「ほっ」と声が出ていたかも知れない。ぐぬぬ…。もう嫌だぁ…。
私のそんな心配をよそに、玲香ちゃんは窓の外の景色を見ていた。
「はぁ……。」
深く溜め息をつく。もしかしたら私が気付いていないだけで既に玲香ちゃんにはアホの子印象を持たれているのかも知れない…。よし、次の休憩に思いきって聞いてみよう。
ー休憩ー
「れ、玲香ちゃん!」
「ふぁ………ん、何?」
玲香ちゃんは眠そうに、けだるそうに大欠伸(おおあくび)をした。
「あ…あのさ。私のこと、アホの子って…思ってる?」
「………?別に?」
それを聞いてほっとした。…あ、そうだ。ついでに…
「あ、あと…れ、玲香ちゃんのこと…『玲香』って…読んでいい?」
「別に…好きにすれば?その代わり、私もあんたのこと『由衣』って呼ぶけど…。」
「へっ?あ、あぁ、うん!いいよ!」
元気にそう言うと、「そ。」と言って玲香は教室から出ていってしまった。
ー翌日ー
「あ、玲香〜。おっは〜、てか早いね?」
私がそう訪ねると、玲香は「そう?」と答えた。うぅ、いつになったら笑顔を見せてくれるんだろう…。笑ったらきっと可愛いんだろうな………。
「…って、わっ!」
後ろから誰かがぶつかってきた。
「いてて…。」
私は尻もちをつき、腰をさすっていると、ぶつかってきたであろう奴の声が頭上でした。声から察するに、男子だ。
「ご、ごめん。大丈夫?」
「あ…う、うn………ッ!」
私は、「うん」と言おうとして、上を見上げた。
支援!
これからもがんばってください=*^-^*=♪
>>10
ありがとうございますぅ!
ー第3章 初恋ー
…何、何なのこの人!超絶イケメン!同じクラスにこんなイケメン居たっけ!?名前は…!?さりげなく名札を見た。
『一条隼斗』。
名前までかっこいい!!ヤバイ、これ…『恋』ってやつ!?顔で判断しちゃったけど!こうしてぶつかってきたこと、謝ろうとしてる…。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイんだけど!!!!!
新キャラ紹介
一条 隼斗(いちじょう はやと)
とびっきりのイケメン。なのに、あまりモテず、彼女無し。成績優秀スポーツ万能。絵に描いたような秀才。バスケ部で、『筋力作りの為に』と、割と大食い。
誕生日:8月4日
身長:180.6cm
体重:60.9kg
容姿:青い髪に黄色い眼。制服は結構きちんと着ている。
面白いですね‼
これからも頑張ってください(*˙︶˙*)