また雨が降る。
◇いじめの話です
◇シリアスです
私の体が腐って三回目の雨。
この手で最低を犯して四回目の晴れ。
彼女の泣き顔見た私の顔は歪んでた。
最低だけど、楽しかった。
私の心が傷んで三回目の雨。
この手に涙を溢して四回目の晴れ。
涙で滲む視界には、彼女の笑顔。
凶器に満ちた、顔だ、
それでも夜は巡る。
朝がくる。
罵倒の雨が降ってきて、
それでも巡る。
天候なんてもろともせずに。
私は見てた。
彼女の泣き顔、彼女の笑顔。
見てて、聞いてて、
それでも蓋をした。
臭いものには蓋。皮肉な話だ。
ある日彼女は変わった。
泣き顔を奥に押し込んで、
花を咲かした。
言葉が、溢れる。
彼女の日々が、巡る。
薄暗い箱の中で、
輝いてた。
暗さを押し込んで、輝いてた。
馬鹿らしい綺麗事。
それでも巡る。
逃げる。
見ないで、知らないで、
知りたくない。
本当の事なんて、知りたくない。
知らないでいい。
逃げてるのは、泣いた彼女じゃなかった。
薄暗い、を明るい、と勘違いしてた、
彼女が最も、暗い闇のなかに居た。
明るいを知らないから、
暗いを明るいと勘違いしてた。
本当の暗さを知り、明るさをしった人だけが、初めて明るくなる。
現実逃避。
彼女は逃げるのをやめた、
end
空白ばっかなのは仕様です。
日に当てても野口英世みたいに文字は浮かび上がりません。
ちょっと意味深ですかね。
いじめっこ、いじめられっこ、いじめを見てる人の視点からかいた話です。
ポエム板に書くべきだった(´・ω・`)