世界樹の種

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1:檸檬:2017/02/18(土) 20:44

檸檬です!
ファンタジー小説書きます(●´▽`●)

ルール
荒らしはダメ絶対!
誹謗中傷は厳禁

先のこと考えずに書くのでめちゃくちゃだったらごめんなさい!
下手ですが、よろしくお願いします☆

2:檸檬:2017/02/19(日) 22:17

▼△▼character

朧《Oboro》

12歳。天真爛漫な性格で周りを引っ張ってく。
蓬の親友。琥珀とは幼馴染。秘密がある。

蓬《Yomogi》

12歳。ふわふわしててちょっと抜けてる。でも頭はいい。
朧の親友。蛍とは近所で蛍が好き。

琥珀《Kohaku》

12歳。ツッコミ役で朧がやばいことしないように見ている。胃が痛い。
朧の幼馴染。

蛍《Hotaru》

12歳。頭がいいけど不思議くん。よく狐の面を着けてる。
予知能力が強い。

あと1人、主要な子がいるけど今は書きません!
出てきてから書きます(*´-`)

3:檸檬:2017/02/19(日) 22:26

▼△▼prologue

昔々のそのまた昔。
月の神様が星々を、ある星に流しました。

その星々は、辿り着いた星で魔力を蓄えて蓄えて、少しずつ成長していきました。
そして、小さな風が孕んだとき。
ようやく人々が誕生しました。

そうして生まれた魔法使いは、何千何万の時を経て、今現在のこの世界、セリシスになったのです。



ああ、もうこんな時間。
ほら。もうおやすみなさい、朧。
さあおやすみのキスを。よい夢を見るのよ。

4:檸檬:2017/02/22(水) 23:34

▽▲▽episode1

「ああ〜もうっ!」

相変わらず跳ねる主張の激しい髪を放置して、諦めて鞄を乱暴に背負った。
慌てて家を飛び出して、箒を引っ掴む。

「こんなんじゃ遅刻しちゃう!」

跨って力強く地面を蹴りあげた。
慣れた浮遊感が体を包み、スーッと箒が宙を滑り出す。
遠くではこの街のシンボルである時計台がいつもの重低音で午前八時を高らかに宣言し始める。

私、朧。朧・夜光石。
夜光石っていうのは、私達魔法族の魔力の源になる石の名前のこと。
一族で同じ石のことが多いから、家族の所属を答えるようなもの……かな?

私の家がある港町から東へ一気に突き抜ける。
アンダー15(フィフティーン)に制限されたこの箒じゃ、スピードも高度も底が見えてるけど。
遥か上を猛スピードで飛び交う大人達に視線を向け、ため息をついた。

アンダー15……つまりは15歳以下ってこと。
15歳以下は高度、スピード、魔力、全てに制限が設けられてる。
何十年も昔に議会が取り決めたとかなんとか。ああ!なんてことしてくれるの!

「あのスピードが出せたら、誰だって遅刻しないじゃん!」

そう思って上を睨みつけていたら、前から来た人と、真正面から綺麗に衝突してしまった。


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