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1:紅林檎:2017/12/17(日) 19:14

レス禁止です。よろしくお願いします。

2:紅林檎:2017/12/18(月) 19:00

大切な人が、今この瞬間にいなくなるなんて、考えたことも無かった。

そう。それが普通だったんだ。

平穏な日常なんて夢みたいなもの。

そんなものがこの世にあるわけ、無かったんだ。

3:紅林檎:2017/12/23(土) 17:36

こんにちは。どこにでもいるような、ただの高校生です。
今日、世界を終わらせようと思います。

酷いなんて言わないでくださいね。私だって好きでやってるんじゃありませんから。
本当は怖くて怖くてたまりません。だってみんな死んでしまうんですもの。

だけど終わらせるしかないのです。ええ、きっと。
そうしたら神様だって新しい世界を創ってくれるでしょう。もっと優しい世界を。
もしかしたら私は世界で一番酷い人間かもしれません。

でも私が世界を終わらせたところで誰も文句は言えません。
だってみんなで消えちゃうんですから。そう、全部。全部ですよ。
きっと大丈夫です。全部消えたらその方が綺麗なはずです。

そうしたら私は世界で一番優しい人間でしょう。
心残りはいっぱいあって、数え切れません。
もっと遊びたいし、美味しいものを食べたい。恋だってしたいです。オシャレなお洋服も着たい。
メイクだってやってみたい。そう言えば、旅行にだって行きたいです。

だけどそれは幸せなことじゃないんです。満たされるだけなんです。
幸せってそういうものです、毎日が幸せな人なんていません。

でも満足な生活が出来ない人、イジメや暴力に苦しむ人、戦争で辛い思いをする人、
理不尽な性格の人、差別をする人、弱い人、強い人。いろんな人がいます。
なんでこんなことになるのでしょう? どうして偏るのでしょう?
世界が悪いんですよ。全部、無くしちゃえばいいんです。大丈夫、私が終わらせますもの。



でも一つ、願いがかなうなら。



神様。お願いです。



良い子になりますから。



だから。



もう一度だけ、優しい世界を見せて下さい。

4:匿名:2017/12/23(土) 18:46

ム〜リ〜!

5:紅林檎:2017/12/24(日) 15:04

>>4
こんなクソスレを見てる人がいるとは驚きました…

6:紅林檎:2017/12/24(日) 15:04

あとすいません。レス禁止です。アドバイスとかもお断りします。

7:紅林檎:2017/12/28(木) 16:09

レス消えた…

8:紅林檎:2017/12/29(金) 12:44

目を、覚ました。

だけどそれは気持ちの良い朝の目覚めなどではなく、ただ単純に「覚ました」だけで周りには何一つ
無かった。まるで水の中にいるような、そんな感覚だった。
ぼんやりとすりガラスのように霞む視界。重い瞳を動かして周りを確認するも、やはりそこには、何も無い。
目覚めたばかりで頭が働かない。そして何も考えていられない。

瞬間、ぱっと何かが目の前を走った。驚いて目を開くも、そこにあるのは無。
だが徐々に赤い閃光のようなものが見えてくる。深い赤みを帯びた綺麗な閃光。
それは少しずつ一本に線になり、クルクルと宙を舞っていた。

「……何、これ」
思わず掠れた声が出る。これは私の喉からでた声なのだろうか。念のため手があるかどうかを確認する。
手首から腕、肘までちゃんとある。なぜか安心してしまった。その手で震えながら喉元に触れた。
うん、正常だ。つまり、肉体はちゃんとあるようだ。


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