願いを叶えて…

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1:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 11:12

この小説の内容は、兄、綿貫 千明(わたぬき ちあき)の妹、綿貫 千夏(わたぬき ちなつ)の死の事からきっかけである館の主に願いを叶えに異世界へ…千明の願いは叶えれるのか…?…っという妹想いの兄の小説物語です。たまにやるので投稿日は未決定です…。
注意:荒し等はご遠慮させていただきます。

2:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 11:17

「…ここが…館…?」
俺は今異世界に居る…。
俺の目の前には、アンティーク風の洋館…。緑に包まれた草原にちょっとした遊具、立派な木俺の後ろには立派なアンティークの門…。おととぎ話に出てきそうな場所だった…。
(ホントにあったんだ。コレで千夏は…。この世に戻れる)俺の妹今、この世に居ない…。一週間前、交通事故に遇い即死だった…。

3:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 11:32

(俺って…情けないな…。)
今更自分自信の情けさに呆れた…。
「とりあえず…中に入るか…」俺は一人でそう囁き、館の中へ入った中に入るとアンティーク物ばかりだった。妹と好きそうな物ばかりで特に階段の隣にある飾り物の猫の形したガラス瓶…きっと妹は「欲しいな!」…っと目をキラキラして俺の事を見つめるだろう…。
(早くしないと時間がない…。)
両親は、離婚して父親の暴力に耐えられなくて父親との縁を切った俺は、妹の千夏がたった一人の家族だった…。千夏は、いつもしっかり者で俺の事を支えてくれた…。そんな妹が今は居ない…そう思うと悲しみに包まれた…。
「今は千夏の事との思い出を振り返ってる暇はない…早く探して千夏をこの世に生き返すんだ…!」
俺はそう思い、館の主をすみずみまで探した。
F1|リビング||厨房||トイレ|
|洗面所||風呂場||空き部屋|
一階の6部屋を探した。でも居ない残るは客室だった…。客室の大きな扉の隙間には霧が出ていた…。
(もしかして…この中に…?)俺はそう思い大きな扉の金色のドアノブを両手で掴み開けた…。客室の中は霧だらけであんまり見えない…でも、人影がうっすら見える…誰か居るのは確かだった。
「…っ!」客室に入った瞬間胸が苦しくなった…。(なんだ…この匂い…気分が悪くなってきた。でも…)
俺は、右手で口を塞ぎ、主が居るであろう客室の先へ向かった…。人影はだんだん濃くなりついに主の元へ辿り着いた…。

4:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 17:55

主らしき人は、ソファーで腰を降ろしていた。
その主の名前は、三日月 桜(みかづき ざくら)いつの間にか、俺は匂いに慣れた。
早速話を進める事にした。妹に会いたい一新で…。
でも、拒否された…。
拒否した理由は、
「時間を巻き戻せるはできるけど運命を変えられないから…どんなに貴方が妹さんを守ってもね…?」その数分後俺は元の世界へ戻った…。

5:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 19:36

俺は、ベッドで寝転んだ…。
(何の為に異世界まで行ってきたんだっけ…?)俺は、自分の努力の無さと情けなさに呆れてしまった…。異世界に居る館の主に「時間を巻き戻してほしい」なんて、頼っちゃって…。千夏ならきっと一人で解決してるよね…?
「頑張らなきゃ…千夏のために…」
(俺は、千夏の分も生きるんだ。)俺は、そう覚悟をして再就職活動を、始めた。千夏が亡くなってすぐに俺は働いてた就職を辞めていつも引き込もってた…。でも、もうそんな人生送らない俺は心からそう誓った…。

6:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 19:52

あの日から二年後、俺は上司にも部下にも愛されて仕事をしていた。弱音吐く事もあるけどその時は同僚の人とお酒を呑んで弱音を吐いていた。
(あれから二年…あの主はどうしてんだろう…)ふとそう思い俺は、異世界行った…。相変わらず、おととぎ話に出てきそうな場所…。俺はあの人の居る、客室へ向かった…。

7:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/24(土) 23:41

「あら…久しぶりね…二年以来かしら?」
桜はそう言って俺にお茶と和菓子をくれた。
「あれから二年、元気かなって思って来たんです。お邪魔でしたか?」
「いや、別に…あれ以来から立ち直ったみたいね…スーツ姿似合ってるわよ?」
桜はそう褒めて自分のお茶を飲んだ…。客室は相変わらず、きつい匂いの霧に包まれていた…。
数時間後、俺は元の世界へ戻り自分のベッドに寝転んだ…。
(あの人も元気そうで何よりだ。でも…)二年前もそうだが、あの館に入る度に千夏との思い出がよみがえる…。特に千夏の交通事故の頃が良く…。
「…久しぶりに千夏との思い出が振り返ったな…。なんだか、千夏が恋しい…」俺は改めて、そう思った…でも俺は、「千夏の分も生きる」っと心から誓ったんだ。千夏の分も頑張らないと…。

8:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 07:44

翌日、今日は千夏の誕生日…。
千夏との思い出がまた振り返った。
俺は、だんだん涙が溢れてきた…(千夏に会いたい…)そう思ったのは二年振りだった。ふと、机にあるペン立てを見た、ペン立ての中に紛れてるカッターナイフを俺は、右手で持った。
「…」俺は、カッターナイフの刃を出した…。(もう、限界だよ…。千夏…今、お兄ちゃんもすぐ逝くからね…?)俺はそう思い、カッターナイフで手首を切った…。

9:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 07:52

手首を切って、視界がぼやけて初めた…。数分後、俺の視界は暗闇に包まれた。(ハハ…ッ俺、死んだんだな…情けないな…。)

10:ましろ◆r.:2018/02/25(日) 07:54

ぼやけてはじめた?

11:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 08:38

あぁ…!
ミスった…自分バカだ…。
やり直しをします。

12:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 09:53

手首を切って数分後、視界はボヤけ初めた…。
(もう少しで千夏のところへ…)意識もだんだん遠うのえてくる…。いつの間にか俺の視界は暗闇に包まれていた。

13:ましろ:2018/02/25(日) 10:12

始めた

14:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 15:29

もう一度やり直しを、します。

15:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 15:35

手首を切って数分後、視界がボヤけ始めた
(もう少しで千夏のところへ…)
俺は、そう思いながらまぶたを静かに閉じた。意識もだんだん遠うのえてゆく…。いつの間にか俺は、暗闇に包まれていた。(あぁ…やっぱり俺、情けないな…。「千夏の分も生きる」…って心からそう誓ったのに…)自分の情けさに俺はまた呆れた…。どの位立ったんだろう…。
(眩しい…) 俺は、そう思いまぶたをゆっくり開けた…。そこには異世界にある館の客室だった。隣には桜も居た驚いたけど…何となく察しは付き、俺はゆっくり起き上がった。手首を切ったところには包帯が巻かれていた…。

16:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 18:22

「俺、何で…ここに…?」
「…」俺の質問に桜は、答えなかった(…確か、俺…)
すると、桜の口がゆっくり開いた…。
「貴方は、『情けない男』…って思ってるかも知れないけど、他人から見たら、“哀れな…人間”ね…」
「……え?」俺は、桜の言葉に少し同様した。(『哀れな…人間』…?俺が…?)
「この様子だと、気づいてないのね?だったら説明してあげる。『妹の分まで生きる』って心からそう誓ったのに館を訪れただけで妹との思い出が蘇って悲しくて手首を切った…。『あなたの言ってる事が悲しみに包まれてる』そう言えばもう、解るよね?“情けない男”でもない…“勇気のない男”…“哀れな男”。」確かに…俺は“哀れな男”なのかもしれない…。千夏との思い出を振り返っただけで哀しくなる…。(桜の言う通りだな…)
「そんな哀れな兄に、妹さんには会わせられないわね?きっと妹さんも呆れる…。あなたの寿命が尽きるまで、妹さんに会わないことね。」桜にそう言われて俺は、元の世界に戻った…。目が覚めると深夜の3時5分だった机には乾いた血と血が付着してるカッターナイフ。
俺は、桜の言ってた言葉を思い出した。
(『あなたの寿命が尽きるまで妹さんに会わないことね』…か。あの人の言う通りだ…。俺は、千夏の分まで生きるって決めたんだ。俺、馬鹿だ…命を粗末にして…。今度こそ、千夏の分まで、生きてやる。例え、どんな事があっても…!)「俺はもう迷わない前へ進むんだ…!」俺は誰も居ない部屋でそう呟いた…。

17:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 19:32

それから俺は変わった千夏との思い出を、蘇っても悲む事はなかった。くじけそうになってもすぐに立ち直る事ができた。(俺は昔の俺じゃない…!もう変わったんだ!“哀れな男”じゃなくなったんだ!)そう思うようになったのはいつの事だろう。でも自分が変わってスゴく楽しかった。

でも…毎日、千夏の夢を見るようになった。夢の世界へ入れると、千夏の交通事故夢。だが、その後千夏が生き返る。でも…千夏は、俺の事を刃物で刺す夢だった…。それを毎日みてた。何度も何度もその夢をみてるのに慣れてない自分がいる…。
疑問に思い俺はとっさに、桜の居る館へ足を運んだ。
「へぇ…妹の夢を良く見るのね…」
相変わらず桜は、冷静だった…。
「なぁ、コレ、偶然じゃないよな…?」そう訊ねると桜はこう言い返した。

18:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/25(日) 19:41

「この世に、“偶然”なんてない…あるのは“必然”だけ。」…っと
確かに…この世に“偶然”なんてない。じゃぁ、千夏の夢を見るのも「偶然でも何もない」必然であろう…。そう思ったら、違ったみたいだ…。
桜はこう言った、
「妹さんが、あなたに会いたいみたいね…?妹さんとの思い出の写真をみてみなさい。妹さんだけ、動いてるハズよ…」
「…え?」
(千夏が、俺に会いたい…?千夏との思い出写真の千夏だけ動いてる?)桜の言ってる事があまり理解できなくて俺は桜の言う通りに写真をみた…。


写真をみると、自分の両手が小刻みに震えてるのがわかった…。千夏の写ってる写真…動けるハズのない写真…。そこには千夏が動いてた。俺はつい、写真を投げ捨てた。
「ハ…ァ…ハ…ァ…動いてる…?写真が…?」俺は息切れしながらそう呟いた。満面の笑みを浮かべてる千夏の写真が、悲しい顔をしてる千夏。千夏は口をパクパクしてまるで、俺に何か言いたいかのようにしてた…。

19:匿名:2018/02/26(月) 20:58

俺は、あまりの恐怖に千夏が写ってる全ての写真を、桜に渡した。
「…コレをどうしろと…?」
「捨て…いや、封印してほしい…」
“千夏が怖い…だから捨ててほしい”本当はそう言い放ちたいが、千夏との思い出の品の一つだから、捨てられない…。(封印して、俺と会いたい気持ちを少しでもなくしてほしい…)俺のお願いはただそれだけだった…。
「…良いわよ。封印してあげる。ただし、封印の威力は弱いわよ?妹さんの気持ちが強くなければ、封印は溶けないけど…」そう桜は言ったがそれでも良い…。「とにかく封印してほしい…!」そうお願いして俺は館から出た。
二ヶ月後、また館に来るよう桜に言われた。理由はっと言うと…
『今の妹さんの気持ちは凄く強いけど二ヶ月後なら妹さんも諦めてくれるハズよ…?私も、全力で封印してみせるわ…』…っとあの主の事だから心配はないけど、ちょっと俺は不安だった。

20:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/26(月) 21:00

※↑一応書き込みます。因みに、主(Misuzu)です。

21:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/26(月) 21:24

二ヶ月後、俺は館へ訪れた…。
「もう収まりましたか…?」とう訊くと桜は…
「…逆ね。どんどん会いたがってる…。」そう言って封筒を見せてくれた。数秒後、封筒は溶けはじめた…。
「ひ…っ!な、なんで…っ?」俺は自分が小刻みに震えてるのがわかった…。封筒が溶けた先には、千夏が悲しそうな顔をしてた。二ヶ月前のように口をパクパクして…。
「…悪夢をみるようになったのも妹さんの仕業ね…?どうする?この写真、封印してもすぐ溶けるし、捨ててもきっと却ってくる…。手段はもうない…。諦めて妹さんの写真全てを張り付けた方が良い。」そう言われ、俺は千夏の写真を持って帰った…。千夏の写真は相変わらず動いてた。
千夏…俺も会いたいよ…?千夏、でもね、命を粗末にしたくないだ…。この命が尽きるまで待ってて…。」俺はそう写真に呟き、ハサミを取った。
(封印もでいない…捨てても返ってくるだったら…

切り捨ててしまえ…全部写真を…)俺は無我夢中で、写真を切り捨てた。
写真の千夏は、涙を溢しながら血を出していた。ハサミで切ってるからだろう…。痛そうにしてる千夏。でも、こうするしかない…。そう思い俺は千夏を見ないように切り捨てた。
(ごめん…千夏…)全ての写真は、無惨な姿になってた…。千夏との思い出の品が一つ消えた…。

22:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 10:42

それから何日か経ち、俺は押し入れの整理をしていると、千夏の写真が一枚出てきた…。その写真は、千夏が中学を卒業した記念の写真…。
「…」“切り捨てようか”そう思ったが、千夏の写真はこの一枚だけ…それに動かないから切り捨てない事にした。

23:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 14:52

(…諦めてくれたんだね?千夏…)
そう思っていた…なのに、



「え…手術…ですか?」最近、俺の脳はおかしい…。たまに記憶喪失になったり、激しい頭痛がするのだ。気になり俺は、病院に診てもらうため、今病院に居るのだが、どうやら脳の半分以上が麻痺を起こしてるようだ…。幸い、簡単な手術だから受けた…。脳の麻痺は治まったが予知夢をみるようになった…。流石におかしいから俺は桜のもとへ訊ねた…。
「…そろそろ寿命が尽きるのね…。」
衝撃な言葉だった。「俺の寿命が尽きる…?」「疑ってるなら、自分の脈を触ってみるのね…脈はもう動いてないハズよ…?」
俺は、自分の脈を触った…。桜の言う通り、動いてない。

「今週の金曜日、確かあなたの誕生日ね…?その誕生日の終わり…つまり12時ちょうどには尽きるわ…。良かったわね…?愛しい妹さんに会える日ができて…。」
俺は、その言葉に反抗しようとした…。でも、反抗はできなかった…いや、

反抗したくなかったの間違いだ…。俺はあの日あの時の最初、千夏の事故が信じられなかった…。『あの事故をなかった事にしたい…!』そう思う一新で俺は、桜の元へ訊ねた…。でも、桜の言葉で、千夏に会いたい気持ちを心から、封印できるようになっていつの間にか俺は千夏の事なんて何とも思わなくなった…。思い出が振り返っても千夏の夢をみても、
“あんな事があったけ”“久しぶりに千夏の夢みたな”…って思っただけだった…。
(俺、千夏に会えるんだ…。)そう思うと嬉しくなった。
「…重症ね。」桜はそう呆れながら言った。

24:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 16:11

そして、今週の金曜日…。俺の誕生日でもあり、この世を去る日でもある。
(遺書書こうかな…w)なんて、クスクスっと誰も居ない部屋で笑った。勿論、遺書を贈る人なんて、誰一人も居ない訳だから遺書は書く必要ないけどね…w
「そういえば、母さん久しぶりに会いたいな…千夏の事を一応報告した方が良いよね?」
俺の母親は、俺と千夏の事をスゴく可愛がっていたのを良く覚えてる…。でも離婚して家に、出てったから千夏が勿論交通事故に逢ったの事はわからない…。
(本当は、母さんと一緒に暮らしたかったけど離婚も急だったからなー…)俺はそう思い、母さんに電話をする事にした…。母さんが家に出て行く前、連絡先を書いた紙を俺にくれた。
『何かあった電話して…?すぐ迎えに行くから…!』でも、父親の暴力はその翌日の事だから、電話する暇もなく今に至るが…。
(連絡先変わってるって事もあるからな…自信ないな。)そう思っていると受話機から声が聞こえた_。
『はい…もしもし?』
明らかに母の声だと確信したのは遅くなかった。
「母さん…?俺だよ…?千明だよ…?」『…千明…?千明なの…?』母さんは驚いてるのか俺に質問をした。
『本当に…千明なの…?』
「そうだよ…。」母さんは喜んでいた。“離婚して以来息子から連絡がこなかったから心配した”っと心配そうに言ってた。母さんはあの日以来、京都で上京して同い年の男の人と再婚。
その後、その旦那さんが経営してる旅館の女将になったようだ…。でも、俺が今住んでるところは東京…。
東京と京都の距離は結構ある…つまり_。
「母さん…俺今、東京に住んでるんだ…だから、お金かかるから今からそっちに行くわ。住所教えて?」そう言うと母さんは笑いながら住所を教えてくれた。

25:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 16:44

「ここが…母さんの旅館先か。」
(何だか緊張してきたな…)母さんと会うの何年振りだろう…。実の母親と再会するのに緊張とか俺、ダサいな…wでも、それが人間…。

母さんと再会を果たし、俺は千夏の事を話すと、母さんは千夏の墓場に行く事になった。
「ここが千夏の、墓場。」
「あの人と一緒に見送ったの…?」
急な質問に俺は戸惑ったがよくよく考えると父さんとの縁を切った事をまだ話してなかった。
(母さんが悲しむ姿は見たくないけど事実を話さないと、話が進まないしよね…?)
「母さんと父さんが離婚したその数日後は縁切ったよ…。父さんの暴力に耐えれなくて…」「暴力…?あの人、千明と千夏に暴力振ったの…?」
「…あぁ。」そう答えるとハァとため息をした。「あの人にも困った者ね…」お供えをしてこの後、母さんとは別れた。
『仕事があるから帰るね。また、連絡して?』そう言い残して電車に乗って帰ってた。
ふと見ると12時前、俺は最後に桜に会いに行く事にした。

26:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 17:14

「最後の人生ね…?お母様と会ったようだけど、何か疑問に思った事ない…?」
唐突な質問だった。
「何、言って……」その時ふと思った…。(そういえば俺、母さんの再婚相手、スゴく若かったな)
「もとから、同い年の再婚相手なんて居ないのよ…それと一つ言わせてもらうわ、事故の原因はあなた達兄妹よ…?」
「……は…?」(何で、俺らが原因なんだよ…?おかしいよ…)
「あなた、一時期、妹さんの悪夢みたわよね…?事故の事をよく思い出してみなさい…?あの日、あの時、雨の日に黒いレインコートを着た女性があなた達の真後ろに居た事…」
「……………あ……………」
俺は、全てが繋がった…。千夏の夢をみるようになった事、なんで運命が変えられない事…なんで千夏が会いたがってた事…。全て解った…。(元から母さんと父さんは俺らの親じゃないだ…それに、俺らは、

この世に居ない存在なんだ…)「…あなた達兄妹は、綿貫家の子じゃない…。実の親に捨てられてたのよ。それを拾ったお母様。でも、お母様には実の子が居た…。だから、わざわざ、離婚をしたのよ…?お陰で、お母様の実の家庭があなた達によって砕け散った…。欠片一つも残さずに…」
「っ…!全て…は、俺たち…の…せい…なん…だ…。だから…か…」俺は、力が入らなかった…。
「あなたはあの日、あの時、妹さんと一緒に押され交通事故に逢った…。それがこの日の命日…。あなたの誕生日。」いつの間にか、俺の体は、光に包まれてた。
「…こ…この…館は…元か…らなか…ったんだ…。噂…も…あり…がと…う俺、この…ままだ…ったら…」
「…怨念の強さに生き返ったあなたを私は迎え来ただけよにきただけよ。もうこの世に居て気が済んだ…?さっ、私と一緒に逝きましょ…?」
「そう…だな…最後に…良い…人生…送れ…て…。良か…った…ありがとう…ざく…ら…さん…俺の…ワガ…ママを…聞いて…くれ…て…。」そう言った瞬間、俺は光と供に宙へと向かった…。その先には愛しいの千夏が居た。
(嗚呼…本当に良い人生だったな…)
俺は改めて思った_。

“願いを叶えて…”完。

27:Misuzu H.Y Love☆:2018/02/27(火) 17:22

あとがき><
どうも、Misuzuです。
無事、完結しました!!千明の願いを叶えれたのでしょうか…?ある意味叶えられたかも知れませんね…ハイwまぁ、コレからも、誤字やミスが多いかもしれませんが、温かい目で読んでくださったら幸いです…w次回の小説は、(←次回って言ってもいつかわかりませんが…w)“願いを叶えて…”の番外編を作ろうか迷ってますのでw決まったらレスを立てますのでコレからも宜しくお願いします☆
※投稿日は未決定です。何卒、ご理解お願いします。


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