芸能界の裏の怖さ「モデル編」

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1:かえで:2018/04/06(金) 18:28

なんか前の小説完成しそうにないのでこっちに書きます!
そして今回のお話は有名雑誌の裏の世界の怖さって感じで書いていきます!
登場人物はあえて出しません!それでは次から書き始めるのでよろしくお願いします!

2:かえで:2018/04/06(金) 18:34

「POPGirl」…

それは10代に人気ナンバーワンギャル雑誌

そのモデルになりたいという女の子は続出。

毎回年に一回の専属モデル募集を行う。その応募総数はなんと40000人、非常に合格率の低い難関オーディションだが読者にとって夢のある大イベントなのだ。

ちなみに私もそのモデルになりたい中学1年生の秋元結衣(あきもとゆい)です

3:かえで:2018/04/06(金) 18:40

ー学校にてー
「ゆーいー!来て来てー!」

私を呼んだのは私の大神友神崎絵麗奈(かんざきえれな)だ。

この子も「POPGirl」が大好きな少女、このこと知り合ったきっかけもPOPGirlがきっかけだった。

「何何ー!?」

「ゆいもちろん今回の専属モデル募集に応募するでしょ?」

「あったりまえじゃん!もしかしたらあの人気ナンバーワンの遠藤莉桜(えんどうりお)ちゃんに会えるかもしれないんだよ!?」

「だーよねー!私も応募するんだ〜!」

「絶対2人で受かろうね!」

「もちろん!」

4:かえで:2018/04/06(金) 19:39

そう約束したのに──……

ー1ヶ月後ー
「ね、ねぇ!えれな!」

「ん?」

「専属モデルの!応募あったじゃん!?」

「うん」

「あれ私受かったよ!えれなはどうだった!?」

「………私落ちたよ、ゆいおめでと」

そう言うと絵麗奈はガタッと席を立ちどこかへ行ってしまった。

「え、絵麗奈…?」

絵麗奈なら『ゆいおめでとう!』って言ってくれると思ってたのに…

ま、いっか!これからはモデルとして活躍出来るんだ!

しかもあの遠藤莉桜ちゃんと!

私は嬉しさと喜びがあった、だがその喜びや嬉しさはあっけなく去ってしまうとはまだこの時は思ってもいなかった。

5:かえで:2018/04/06(金) 22:29

ー初撮影日ー
あのまま絵麗奈とは何事もなく日々が過ぎていった。

そしてついに初の撮影日!

ついにあの莉桜ちゃんと会えると思うと心臓がドキドキしてやばい!

2時間後…

私は撮影するスタジオについた

ー撮影スタジオにてー
私はスタジオのビル内に入ると目を見開いた

そこには私が想像していた以上に可愛い子達で溢れていた。

そして、遠藤莉桜ちゃんを見つけた。

私が戸惑っていると莉桜ちゃんはこっちを向き

「ねぇ、あなた新人さん?」

私はいきなり莉桜ちゃんに話しかけられてびっくりした。

「え、あ、は、はい」

緊張して声が出ない…だが莉桜ちゃんはそんな私にニコッと笑って

「そっか、あ、新人さんの部屋はあそこだよ、他にもわからないことあったら先輩たちをたよってね、みんな仲良くて優しいから」

「は、はい!あり、ありがとうございました!」

そう言うと莉桜ちゃんは笑って自分の撮影場所に行った。

やっぱり莉桜ちゃんは可愛いなあ

そう思いながら私は莉桜ちゃんに指定された部屋に行った。

6:かえで:2018/04/06(金) 23:08

そしてその部屋に入る

ガチャリ

みんな私の方を見ないで仲良しグループでおしゃべりをしている。

そんな中私は机に座る。

中にいるみんなを見渡すが誰も私に目をくれない。

皆気づいてないだけだよね。

そんなこんなでその部屋で10分待つと私たちの部屋にスタッフさんが入ってきた。

「はーい、みんなこっちに丸くなってー!」

スタッフさんがそう言うと私たちはスタッフさんの周りに集まった。

「はい、みんな集まったね!じゃあまず自己紹介しよっか!」

「はぁーい」

そして自己紹介開始。

「えっと、木村玲奈(きむられな)でーす!よろしくね!」

ハキハキした子だな。

「はーい!私は玲奈の親友の高瀬莉子(たかせりこ)でーす!これから宜しくね!」

この子もハキハキしてて可愛い

「工藤まい(くどうまい)です、よろしく」

クール系

「私は松本恵奈(まつもとえな)です!よろしくおねしゃす!」

おふざけ系かー

ってか次私の番じゃん!

「えっと、その、秋元結衣です!よろしくお願いします!」

なんか変だったかな…?

みんなが私を変な目で見ている。

「…?」

私は不思議に思いながらその後のスタッフさんの話を聞いていた。

スタッフさんの話が終わるとみんな新モ同士仲良しグループで固まっている。

「もー恵奈やばーいー!」

「莉子もやばいってー!」

「いやいや、恵奈がやばいよー!www」

「そんなこと言ってる玲奈の方がやばいよ!w」

「はー!?それどーいういmi……」

「ねぇ!私も入れて!」

私がそう話しかけるとそのグループは私を無視して工藤まいの方に行き

「ねー!まいちゃーん!今日みんなでこのグルで遊ぼー!」

「いいけど」

「ね、ねぇー私も行きたいj……」

「さー皆撮影しに行こう!」

「うん!」

「早く行こ!遅れちゃう!」

そう言うとパタパタとどこかへ走っていった。

そして私も撮影する場所に向かった。

7:かえで:2018/04/06(金) 23:31

みんな何なの?

そう思いながら撮影場所に向かっていた

……………

あーやっと着いたー

それから3時間後…

新モの撮影は終わりみんな帰り支度をしている。

「ねー、恵奈ー莉子ーまいー帰ろー!」

「いーよ!」

「帰ろ帰ろー!疲れたー」

「そーだね」

「あ、ねぇ、私も一緒に帰x……」

「さーいこ!」

まるで私なんかいないかのように扱ってくる。

そんな皆にイラついた私は玲奈の腕を思いっきり掴んでいた。

「ちょっ………」

「なんでさっきから無視するの!?酷いよ!」

そう言うと玲奈は泣き出し

「うぇーーん!痛いぃー!誰か助けてー!」

私はそんなに強く掴んでいなかったはずなのに、絶対嘘泣きだ。

「ちょっと!離しなさいよ!」

「玲奈に謝りなよ!」

「そーよ」

「なっ……」

その時莉桜ちゃんが来て

「そこ、何揉めてるの?」

莉桜ちゃんがそう言うと玲奈は

「遠藤先輩ぃ……じつは…ぐすっ……私何も…してないのにゆいちゃんが…いきなり腕を叩いてきて…ぐすっ…それで、やめてって言ったら、モデル世界から消えろっ、バカっ、しねって言われて……私、怖くて…………」

な、何、この嘘話……

「ちょっ、話盛らないでよ」

「もってないもん!ゆいちゃんが嘘ついてるんです!しん…じてください…遠藤先輩ぃ……」

そう言うと玲奈はまた嘘泣きを始めた。

そして莉桜ちゃんは完全に私を悪者として見ている。

「そう。私は玲奈ちゃんを信じるよ。何もしてないのにそんなことされるなんて可愛そうね。」

なに…これ…

完全に私が悪いみたいじゃん。

「だからっ、玲奈が話盛ってるんです!私はそんな酷いことしません!」

「ねぇ秋元さん、見苦しい嘘はやめて、さっさと玲奈ちゃんに謝りなよ」

莉桜ちゃんは冷ややかにそう言った。

違うのに……

私は謝りたくなかったのでその場から駆け出し帰っていった。

このあとどうなるかも知らずに──……

「ふんっ、いい度胸じゃない」

玲奈は小声で言った。

8:かえで:2018/04/07(土) 00:31

ー次の日ー
私はスタジオに行った。

そして中に入ると莉桜ちゃんを見つけ

「え、遠藤先輩!おはようございまS………」

パチィーンッ

私が莉桜ちゃんに話しかけようとするといきなり莉桜ちゃんが私の頬を思いっきり叩いた。

「え…………」

「いじめなんてするサイテーな子は私の近くに来ないで。あんたなんかと一緒にいたら私までいじめ加害者と思われるじゃない」

ひ、酷い……

「私そんなことしてなイ………」

そう言うと莉桜ちゃんは私をドンッッと突き飛ばした。

「きゃあっ…」

私は床に倒れ込んだ。

「見苦しい嘘つくくらいなら玲奈ちゃんに謝ってっ!」

そう言うと莉桜ちゃんはカツカツとヒールを鳴らして歩いていった。

私が床に座り込んで手をついているといきらなりぐりぐりと手を踏まれた。

「いっ…痛いっっ…‼‼」

前を見ると莉子、恵奈、玲奈、まいがいた。

そして玲奈が

「邪魔なんだけど、ゴキブリどいてよ」

ゴキ…ブリ…?

「ほらどけって」

恵奈はそう言うと私の胸元を蹴った

「いっ痛……」

「痛いのはこっちなんだけど?」

玲奈はそう言うと誰もいないのをいいことに自分のカバンを私の頭にがんっっと叩きつけた。

「きゃっ……」

私がそう言うと玲奈はいきなり

「何!?また被害者ぶるの!?なんでこんなことするの!?私がゆいちゃんになにかした!?」

そう言うと玲奈はいきなり私にやられたかのように倒れた。

「ゆい!また玲奈ちゃんになにか酷いことしてるの!?」

莉桜が走ってきた。

「サイテーよ!ゆい!玲奈ちゃんがゆいになにかしたの!?」

なんで、私はやられた側なのに………

「私は玲奈に手を踏まれて……」

「いい加減に嘘つくのはやめて!私スタッフさん呼んでくるから!」

そう言うと莉桜はどこかへ走っていった。

莉桜が見えなくなると玲奈は

「キャハハハハッ!てか莉桜馬鹿じゃね!?」

「サイッコー!まぁこれで莉桜は私らの味方ね!」

「ウケるんですけどー!あんな簡単に騙されるとか!」

「先輩として後輩にあんな簡単に騙されるなんてね」

莉子たちさいてー

先輩を騙して、私を痛めつけて、そしてみんなを味方につけて

私はその時自分の中の何かが切れた。

9:かえで:2018/04/07(土) 19:07

誰かコメントくださ〜い

10:かえで:2018/04/07(土) 19:08

だーれーかー

11:かえで:2018/04/07(土) 22:49

そして立ち上がりゲラゲラ笑っている玲奈たちのもとへ行き立ち止まった。

それに気づいた玲奈は

「なぁに?また信用なくしたいの?www」

「あんた達、サイテーだね、こんな事でしか楽しめないなんてっ」

私が言うと今まで笑っていた玲奈の顔が変わった

「は、何言ってんの」

「だーかーら、こんな事でしか楽しみを味わえないなんて可哀想って言ってるの」

「あんった、可愛くもないくせに何生意気言ってんだよ」

「可愛くもない?言わせてもらうけどあんたらはこんな小さな幼稚なギャル雑誌の中で1番ってだけでもっとほかのところの大手の雑誌になればあんたらなんか底辺と同じだよ?」

「うっうるっっさいっ!」

そう言うと玲奈は私に殴りかかってきた。

そして莉桜ちゃんがスタッフと一緒に来ると目を見開いた

「ちょっ……玲奈ちゃん!?どうしたの!?」

ほかのモデルたちも駆けつけてきた。

「なにこれ、どうしたの?」

「新モ同士の喧嘩だよ!ほら、あの可愛い玲奈ちゃんとゆいとかいう子!」

「玲奈ちゃんが一方的に殴りかかったらしいよ」

「えー怖」

そして10分後スタッフに押さえつけられ玲奈はスタッフとどこかへ行った。

「ゆいちゃん大丈夫〜?」

「大丈夫です」

私は頭から血を流していたので一応病院に運ばれた。

12:ゆいゆい◆s.:2018/04/09(月) 08:32

うまい!これからも読みたいです!

13:かえで:2018/04/09(月) 12:39

ゆいゆいちゃんありがと!

14:ゆいゆい◆s.:2018/04/09(月) 14:26

>>13
いえいえ。更新頑張れ👍

15:萌夏 私はいつまでも負けない:2018/04/09(月) 14:59

頑張れ!

16:マみ:2018/04/22(日) 16:51

展開分からなくて面白いです!

17:みぃ:2018/04/23(月) 22:10

がんば♪

18:匿名 hoge:2018/05/08(火) 19:41

笑笑。
モデルになりたい人に最適だな


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