あの温もりをもう一度。

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1:あぁあぁーす:2018/11/05(月) 22:51

初めてです。頑張ります。 ギャグ要素、恋愛要素は多分入らないと思います。
完全フィクションです。

2:あぁあぁーす:2018/11/05(月) 22:52


「ゆり、あそびにいこうか」
母は、夜になると決まって、そういいました。
「うん。ゆり、行く!」
あの頃、毎日のように繰り返された母と私のやりとり。
私は、いつもいつも、その言葉をかけられると嬉しさで胸がいっぱいになりました。


川沿いを少し歩くと、橋が見えてきます。橋を渡り、土手を歩きますと、公園があるのです。

母は私と一緒にブランコに乗ったり、すべり台に滑ったりしてくれました。

でも、ごくたまに、母は悲しそうな顔をすることがありました。といっても、声をかけるとすぐにニコッと笑ってくれます。

帰るとき、必ず手を繋ぎました。


母の、温かいぬくもりが 大好きでした。

3:あぁあぁーす:2018/11/05(月) 22:56

×××

4:あぁあぁーす:2018/11/05(月) 23:55

私の母、花井紬は 10年前に、27歳で死にました。

母が死んだ当時、私は7才でした。


母が死ぬ前の3年間、私は父と共に過ごし、母とは会っていなかったので、母が死んでもさして悲しいとは思いませんでした。そのころには、もう母との思い出はほとんどうすれ、消えかけていました。

5:あぁあぁーす:2018/11/05(月) 23:58

×××

6:あぁあぁーす:2018/11/06(火) 00:07

いつからか、何かが足りないと思い始めた。 心に穴があいたような、寂しい、虚しい辛い感覚。

7:花井ゆり:2018/11/06(火) 05:55

×××

8:花井ゆり:2018/11/06(火) 06:19

花井ゆり、17歳です。父と、5年前に迎えた新しい母の間に赤ちゃんができました。
最近、私は父と義母によく思われていないことに気がつきました。
実害はないものの、睨まれたり、冷たい態度で接されることが多くなりました。

私は、悲しいのでしょうか。それとも、寂しいのでしょうか。 怒っているのでしょうか。嬉しいのでしょうか
自分で、自分が何を思っているのかわかりません。このことが、今一番の不安です。
でも、一つだけわかることがあります。父と義母が私に冷たくなっていることに対して、私はブルーな感情を持っていないということです。喜んでいるわけではありませんが、悲しいとか、寂しいとか、そういった感情ではないということです。

9:花井ゆり:2018/11/06(火) 06:24

×××

10:花井ゆり:2018/11/06(火) 06:38

……ねんねんころりん
…おころりよ

ああ、懐かしい。 心地いい歌声。いつも、この唄を唄いながら私の体を優しく叩いてくれた。
ずっと、ずっと、続いてくれればいいのに…。

11:花井ゆり:2018/11/06(火) 06:40

×××

12:花井ゆり:2018/11/07(水) 16:43

目覚めたとき、恐ろしくなるくらい強い孤独感が私を飲み込んだ。
このままではおかしくなってしまうと本能的に布団から出て、立ち上がる。
ふらふらとしながら、リビングに行き水を飲む。


孤独感は少なくなった。だが、なにか後味の悪いような気分がになった。

13:花井ゆり:2018/11/08(木) 07:10

×××

14:花井ゆり 。゚(゚´д`゚)゚。m(._.)m:2018/11/09(金) 21:48

最近、義弟の夜泣きが酷くなりました。
そのせいか、義母の機嫌が悪くなり、癇癪をよく起こすようになりました。
父は、義弟が泣いても寝ているので、義母のサポートはしていないようです。
私の部屋は、父、義母らの部屋とは離れた場所にあるので、義弟の姿や声をきく機会があまりありませんでしたから、義弟の泣き声が聞こえた時は、少し驚きました。

15:匿名:2018/11/24(土) 12:33











パシンッ…

リビングに乾いた音が響いた。

熱くなっていく手と共に、冷えていく頭。

つい先ほどまで私の心に渦巻いていた怒りは消え、冷たい何かが心をじわじわと侵食している。

目の前では、私の義娘 …花井ゆり が呆然と立ち尽くしていた。

その頬には、私が手のひらで叩いた跡が赤く浮かび上がっている。

ゆりは、はっとしたように肩を揺らした。

「勝手のことをして、申し訳ございませんでした。 」

そう言って深々と頭を下げて、その目に涙を浮かべながらにげるように部屋を出て行った。


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