【レイアの実話小説】〜裏切りと本当の友達〜

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1:レイア@雷葉*新一 ◆Ogc:2019/02/01(金) 19:48

こんにちは、初めまして。
今回、小説を書いてみます。
実話に少しだけ、脚色した小説を書いていきます。

下手でも、「下手」コメは止めて下さい。
荒らし禁止。

2:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/01(金) 21:55

☆登場人物紹介☆
天野 麗愛(あまの れいあ)
主人公。かなりの読書家。思った事をハッキリと言えないタイプ。ポジティブに頑張っているが実はネガティブ。
学校ではほぼ、男言葉は使わないが仲の良い友達には
男言葉をつかう。

永井 桜子(ながい さくらこ)
優しく大人しいタイプ。麗愛に”さくらん”と
呼ばれている。麗愛と家がかなり近い。
男言葉は使わないが、仲の良い友達には
突っ込みを入れたりする。後に引っ越しをする。
麗愛とは小四からの付き合い。
沢 彩芽 (さわ あやみ)
元気いっぱいで、物事をハッキリと言えるタイプ。
誰とでも仲良くなれるのが特徴。男言葉ではないが
口が悪い。麗愛・桜子に”アヤちゃん”と呼ばれている。
裏表がない。麗愛とは小四からの付き合い。

毛利 美亜 (もうり みあ)
明るくて、誰とでも仲良くなれるのが特徴。
ハーフ。桜子と仲が良く、麗愛と桜子が仲良くなる前から
美亜と桜子は仲が良かった。麗愛とは小三からの付き合い。

3:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 09:25

☆登場人物紹介2☆
鮫島 優理子(さめじま ゆりこ)
小四〜小六時の麗愛達の担任。
優しく生徒に親身になって寄り添う、教師の鏡のような
先生。だが、厳しくする時は厳しく、怒る時は怒る。
ちゃんとしてる先生。31歳。美人。

天野 咲子(あまの さきこ)
麗愛の母親。後に重要人物に…
眼が二重で若い頃はモテたらしい…(嘘か真かは微妙)

4:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 09:28

☆登場人物紹介3☆
相澤 レオン(あいざわ れおん)
一言で言うなら悪餓鬼。
極端な馬鹿だが、野球は得意。
何度も麗愛達を泣かせた。

5:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 09:45

長い登場人物紹介が終わりました!
これから本文に移ります!

6:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 09:52

第一章
〜小学四年生〜
―今日から私も、小学四年生だ。
今年こそ、美亜以外にも友達を作らなきゃ!

―そう意気込んで、学校に着くと美亜が居た。
「美亜、おはよ」
私は美亜に挨拶する。美亜は私に気づき
「れー!おはよ〜★」
相変わらずテンション高ぇ…そこが良いところだけど。
「ねぇ、れー聞いた?今日、転校生が来るらしいよ?」
―転校生。こんな時期に?
「へぇーそうなんだ、知らんかったわ」
私は正直に答える。
「仲良くなれるかなー‼」
流石は美亜。もう、そこまで考えてるのか。
私達は下駄箱に靴を入れ、上履きに履き替えた。

7:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 10:29

席に着き、ランドセルの中の荷物をお道具箱に入れる。
私がランドセルをロッカーに入れて、10秒くらい
経つと、優理子先生が教室に入って来た。
―何やら先生の後ろにモジモジした知らない女の子が居た。
あの子が転校生?
「えー皆さん。いきなりだけど、今日は新しいお友達がこのクラスに入る事になったわ。名前は…―」
―永井桜子。それが転校生の名前だった。
「永井さん、入って良いわよ」
モジモジしたままの永井さんが入ってきた。
大人しそう…それが彼女への第一印象だった。
ああいう子なら、私も…仲良くなれるかな?
「は、初めまして、永井桜子です…よろしくお願いします…」

8:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 10:41

パチパチパチ…
拍手が送られると、永井さんは顔を真赤にしてしまった。
「永井さんの席は、…相澤の隣が空いてるわね。永井さん、あの席よ」
ありゃりゃ、早速相澤の隣とは…
永井さん、可哀相に…

それから、そのまま一時間目が始まりその休み時間。
私の席は彩芽ちゃん。今までクラスが離れてて
話した事はないけど、せっかく隣だし仲良くなれると良いな。
(ん?あれ、私が愛読書の、私が読書家になるきっかけになった…)
「―不思議の国のアリス…」

「え?」
ヤベ、今の声に出てた?
「この本、知ってるの?」
やっぱり、声に出てたのね。―でも、仲良くなるきっかけになるかも。
「知ってるどころか、大好きだよ?!」

9:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 10:55

「そーなんだ〜」
何か彩芽ちゃん、緩い感じだな…
「アリス、面白いよね!特にその文庫版の奴は、挿し絵が凄く可愛いし」
彩芽ちゃん、ポカーンとしてる…
私、また本の事だからって夢中になって…
「ウチも同じ事考えてた〜挿し絵可愛いよね。むしろ、挿し絵目的で買った本だし」
―挿し絵目的ね。よくあるよなぁ、挿し絵目的。
「この本の挿し絵、有名なイラストレーターが描いてるらしいよ?」
私は親に携帯を借りて、検索した事を彩芽ちゃんに伝える。
「そうなんだ、物知りだね、麗愛ちゃん」
―おお…名前で呼んでくれた!
「あ、彩芽ちゃん!もし良かったら、私と仲良くしてくれる?」
言っちゃった。つい、勢いに任せて。
顔が赤くなるのが分かる。つい、眼を瞑ってしまう。
「いいよ、よろしく〜麗愛ちゃん」

10:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 11:04

良かった、新しい友達が出来た。
―しかもこんな早く。
「あ、あのさ…彩芽ちゃんの事”アヤちゃん”って呼んで良い?」
―仲良い友達には、アダ名で呼びたかった。
それが、私の夢。彩芽ちゃんの場合は長いってのもあるけど。
「良いよ、真里にも呼ばれてるし」
聞けば、アヤちゃん…もとい彩芽ちゃんには真里という友達が居るらしい。
「そうなんだ、じゃあ改めてよろしく!アヤちゃん♪」

11:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 17:01

それから、永井さんはどうなっただろう…
確かあの悪餓鬼と隣だったよな、そう思って
永井さんの席の辺りを見渡す。
―え、美亜?!もう美亜、永井さんと仲良くなっちゃったの?
流石は美亜。コミュ力の化けものだぜ。
程なくして、チャイムが鳴り、美亜は自分の席に戻る。
その際、永井さんに手を振っていた。
やっぱり、私の仮説は正しかったようだ。
**
時は過ぎ、下校の時間が訪れる。
途中までは美亜と一緒だ。
「―ねぇ、美亜…もう永井さんと仲良くなっちゃったの?」
やっぱりここは、本人に聞くべきだろう…
そう思って聞いてみた。
「うん!」
まさかの即答だよ、コイツめ。
流石としか、言いようがない。
美亜によると永井さんはウチの家の近くに住んでいるようだ。
―やっぱり仲良くなりたいな。

12:すぴか☆ミキサラギ◆y2:2019/02/02(土) 18:28

読んでるよ!!
レイアさん頑張れー!(*☻-☻*)

13:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 18:35

>>12
すぴか、ありがとう‼

14:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/02(土) 18:42

すると、アヤちゃんがこちらに向かって
手を振っている。
「やっほー!途中まで一緒に帰ろ!」
アヤちゃんもやるなぁ…今日仲良くなったばっかの人に
一緒に帰ろうとか。…凄く嬉しいけど。
「いーよ!嬉しいも美亜も一緒だけど、良いっすか?」

「良いっすよ。てか、何で敬語ー?」

「…なんとなく?」
そんな他愛ない会話をしながら、一緒に歩く。

15:♪ななみ☆冬乃♪◆BQ クラブ休んだ〜!:2019/02/02(土) 20:55

このストーリーめっちゃ好き!!
がんばれー!

16:亜里朱@桃音◆IQ:2019/02/03(日) 04:44

文才なんであるの…。私も小説書くけどここまで書けん…
o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !

17:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/03(日) 09:18

>>15
ありがと!
メチャメチャ嬉しい、頑張るわ!

>>16
文才あるかなー?
でもメチャメチャ嬉しい(*´∀`)♪
o(`^´*)

18:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/03(日) 09:32

―アヤちゃんは学校の眼の前に住んでいた。
「んじゃウチ、ここだから〜」
アヤちゃんは私達二人に手を振って家の中へ入っていく。
「「バイバーイ、また明日!」」

それから、美亜とも別れ、一人で帰る。
(はぁ、何で私の家遠いの…?)
足取り重く、歩いていく。
―ん?あれは、永井さん?
永井さんとお母さんらしき人が歩いているのが見える。
やっぱり永井さんも、家こっちの方なんだ。

19:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/03(日) 09:39

**
―それから月日は流れ、実力テストの日。アヤちゃんとは
凄く仲良くなって、お家にお邪魔したりもしたけど。
永井さんとは仲良くなれないままで。

「はーい皆さん、出席番号順に机を並べて。今からテストを始めるわよー!」

ガタガタッと机を動かしていく。
誕生日順なので、最後だ。
あ、永井さんも後ろなんだ…
永井さんは、私の後ろだった。

「―筆箱、可愛いね」
永井さんが話しかけてくれた。
少しビックリしたけど、会話を成立させなきゃ。
「ありがとう…永井さんのも、可愛いね」

20:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/03(日) 18:50

よし、会話成立!
でもビックリした。―まさか話しかけてくれるなんて。
それから、ドキドキしたまま実力テストが始まる。
まだ頭の中がグルグルしていたけれど、
何とかテストはやり切った。

「―止め!」
優理子先生が合図し、テストが終わる。
後ろの永井さんがテストの答案を回収する。
今日はもう、そのまま学校も終わりだった。

21:レイア@雷葉*新一 ◆2A:2019/02/03(日) 19:06

―そして、次の日。

美亜が私に挨拶する。
「おっはよー☆☆」
相変わらずテンション高くて可愛い。
( ☆∀☆)←こんな絵文字は、美亜にピッタリなんじゃないかなって思う。
そんな考え事は、
美亜の「ねぇ、聞いてるー?」という声で一騎に打ち消される。
「え、あ、何…?」
慌てて返事する。
「だーかーらー今日、席替えするんだって!私の話、ちゃんと聞いてよ!」
―席替え、か。どんな人と隣になるんだろ?
あの悪餓鬼の隣だけは避けたい。
そんな事を思いながら、教室に向かう。

程なくして、優理子先生が教室に入り
「えー今から、席替えを行いたいと思います!」
先生がそう宣言する。
エーヤダァー、ヤッター等、反応は様々だ。
くじ引きが開始され、私の番が来た。
引いたくじを開くと、私は一番前の窓際だった。

(隣、誰だ?)
キョロキョロと、辺りを見渡す。
すると、机をガタガタッと動かし、私の隣に
運んで来た人があった。
―永井さんだった。
(マジ、かよ…)
あんな事が起きた後で、ちょっとドキドキしている。
「―宜しく、ね?」
ニコッと微笑みを浮かべ、話しかけてくれた。
「え?うん、こちらこそ宜しくね!」
返事を何とか、戸惑う事なく返せたと思う。
―せっかく隣になれたし、あの日何で私に話しかけてくれたか、聞いてみようかな。


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