私が自殺 するまでの物語

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1:秋桜:2019/06/29(土) 10:49

https://i.imgur.com/rE5R3wm.jpg

これから私は死のうと思います。
怖いことなんてない。
この世界にいることの方が怖い。辛い。

2:秋桜 “ちょうど良かった”から:2019/06/29(土) 11:07

先生が教室を出て行った瞬間、みんな私に向かって歩いてくる。
にこにこと笑って。

ここだけ聞けば別にどこの学校にもあることだ。
…じゃあ、この先を見てみよう。どこの学校にもあってはならない事だよ。


ゴンッ


もう聞き慣れた音だ。本当は聞き慣れてはいけない音。
ただ、この痛みは慣れない。
頭を殴られたのだ。クラスで1番力が強い男子に。


ばしっ


顔を叩かれる。何度も、何度も。
痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い。



“いじめ”だ。
今日はいつもの3倍近く弱くされている。
それなのに痛い。


いじめられる理由は私が“ちょうど良かった”からだ。
おとなしくて、教室で1人本を読んでいるタイプの私は、いじめのターゲットにはちょうど良かったから。


「お前親いないんだろ?かわいそっwwww」
「それな!あ、勘違いすんなよ。可哀想ってのは同情じゃない。バカにしてんだからなww」
「えー、流石にわかるでしょーw」
「いやいや、コイツバカだから説明しなきゃわかんないっつのw」
「たしかにーw」


わかってるよ。バカにしてることくらい。


親は私を捨てた。


確か今母は26歳。父も26歳。


13歳で私を産んだ。


遊びだったのに。


私が勝手に産まれたせい。


ごめんなさい。


許して。ねえ。お願い。


助けてよ。


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