*†*いじめ*†‡*

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1:アル ◆6.:2020/05/15(金) 19:20

いじめ小説を書いていきたいと思います!
感想どしどしお待ちしています!

2:アル ◆6.:2020/05/15(金) 19:32

ー僕は今、いじめられている。クラスの女子から。
………誤解を受ける前に、自分から言っておくけど僕は女だ。
サバサバしてるし、荒っぽくて、女らしくはないけど。

僕がいじめられているのには、理由がある。
まず、外人みたいに高いこの身長と、青みがかった黒髪
という僕の、ちょっとだけ浮いた容姿。
その次に、僕は男子と仲が良い。それを良く思わない女子から
反感を買ったのだ。そして…一番の理由。
それは、将来の夢を聞かれて、僕は「モデルになりたい」と
答えてしまったのだ。すると僕はその日から、いじめの
標的となり、いじめを受けるようになった。

3:アル ◆6.:2020/05/15(金) 19:41

ー僕は、そんなことを考えながら重い足取りで
教室に入る。女子達の、射るような眼差しが目につき
思わず溜め息をついてしまう。
今日の机はどうなっているだろう?昨日は、僕の机は
ゴミ箱と化していた。その前の日は落書きをされていた。
今日は?僕は自分の席に近付く。すると。
「ウザイ」「ぶす」「消えろ」等の暴言が、机にでかでかと
書かれ、椅子には画ビョウが乱雑に散らばっていた。
はぁ。またも溜め息をつく。
ーこんな日々が、いつまで続くのだろう。

4:ぶどう豆◆s. 元すな:2020/05/15(金) 19:44

椅子にボンドでもいいかも…✨
これから見る(`・∀・´)
あっ宣伝から来ました!

5:アル ◆6.:2020/05/15(金) 19:56

なるほどね‼️ありがとー😆💕✨
嬉しいこと言ってくれるじゃん😄

6:アル ◆6.:2020/05/17(日) 20:21

椅子の画ビョウと机に書かれた落書きを前に、僕が
立ち尽くしていると、女子達のクスクス笑いが聞こえてくる。
僕は感情を表に出すことをせず、ツカツカと早歩きで
教卓に近付く。そして、教卓に置かれたアルコールスプレーを
むんずと掴むと。自分の席へと戻る。
ーその途中のことだった。

ガッ。

僕と席が近い女子によって、僕は転んだ。
掴んでいたアルコールスプレーが手から落ちる。
彼女の上履きにつまづいたのだ。
恐らく、いや絶対、わざとだ。そんなことを考えていると。

「ダッサww」

「てか、パンツ見えてんだけど‼️ウケル〜ww」

女子達がそんな言葉を浴びせかけ、無遠慮に笑う。
僕はあえて慌てることなく、サッと立ち上がり、転がって
いったアルコールスプレーを掴み、スカートの皺を直すと、
無かったかのように、また自分の席へと向かう。
それでもまだなおも笑っている女子。
僕は、アルコールスプレーで机に書かれた文字を消そうと
一振りしかけた。すると。

「お前がモデルに何かなれるかよw馬鹿じゃねぇの」

そんな言葉が目についた。アルコールスプレーを持つ手が
震えそうになる。ー駄目。気にするな。僕はシュッと
アルコールスプレーを一振りした。そして、ポケットに
入っていたティッシュを取り出して、机を拭いた。
みるみる内に机上の文字が消えていく。

7:アル ◆6.:2020/05/17(日) 20:35

机の落書きを消し終えると、次は画ビョウだ。
教室の隅にある棚の上の画ビョウケースを持ち出し、
椅子に乱雑に散らばっている画ビョウを拾い、一つ残らず
ケースの中に入れる。
僕は、はぁと小さな溜め息をついた。
席に座ると、またも女子が遠慮の無い言葉をかける。

「あーあ。せっかくあんたの席、綺麗にしてあげたのに。片付けちゃったんだー」

「あんたもしぶといよね、学校来んなよ」

「背でかwあんた、本当に女?カワイソー」

そう言うと、ゲラゲラと笑う。怒りがこみ上げる。
抑えろ、耐えるんだ。
冷たい牢獄みたいな教室を見回して、心の中で自分を
勇気づける。

ーいつまでも、このままじゃない。ずっとアイツらの
笑い者でなんて、いない。絶対、僕はスーパーモデルになる。
誰が何と言おうと、諦めたりはしない。僕を笑い者にして
玩具みたいに扱ったことを、後悔させてみせるんだ…!

8:ぶどう豆◆s.:2020/05/17(日) 20:58

アルちゃん小説書くの上手いな…!

9:アル ◆6.:2020/05/18(月) 17:15

そお?めっちゃ嬉しい🎵😍🎵


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