短編集〜in.ひよ猫〜

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1:ひよ猫:2014/05/28(水) 23:29 ID:7pU

ここでは僕、ひよ猫が短編集を書かせていただきます

アテンション!
・駄作です
・荒らしはなしだよ?
・全部同じキャラしか出てきませんw

はい!ではキャラ紹介は>>2でやりますね!

コメントは大歓迎です!アドバイスもください!

2:ひよ猫:2014/05/28(水) 23:41 ID:7pU

主人公

本田響也(ほんだ ひびや)
日和と双子 小学六年生
日和と同じでツンツンしておりコミュ障たまに笑顔を見せるが一部限定

ヒロイン

本田日和(ほんだ ひより)
響也と双子 小学六年生
ツンツンしててコミュ障 お嬢様キャラなのだが弱い 響也のことが家族なのに好き

他の人

山木草加(やまき そうか)
小学六年生 響也の親友で思いを寄せている 日和をライバルだと思っており仲が悪い

何川菊也(なにかわ きくや)
演劇部部長 中学三年生
日和と仲が良い 響也と仲が良いのだが草加とは犬猿の仲 親が離婚して母と二人暮らし

贔屓差空(ひいき さそら)
中学一年生 不思議な女の子
草加のことを知っており嫌っている
菊也は先輩で何かと仲が良い


大体はこの子たちです

では明日ぐらいに書くので。。。
今日はこれで!

3:ひよ猫:2014/05/29(木) 22:35 ID:7pU

第一作目 『素直になれない』

第一話 日和目線

【チリンチリンッ四月七日っ今日は始業式...チリンチリンッきょ...ばた】

「うっさいバカ目覚まし時計」

私は先程まで元気に鳴っていた時計を睨み付けると冷や汗をかいた

「ヤ、ヤバッ...遅刻じゃん」

私は急いで二段ベットから降り一段目を覗いた

「ああ〜!?いないし...起こしてくれたらいいのにっ」

そう言い放つと音を発てながらドアを開け勢いよく扉を閉めた...はずだった
何故かドアが何かに押さえられて閉まらないのだ
何が原因かとドアの方を振り返った

「...おはよ、日和...朝からうっさい...あと遅刻するから早くして」
「わ、わかってる!うっさいな...」

振り向くとそこにはいついたのか双子の響也がいた
顔は整っており一応クラスでは人気を集めている
その中には私もいる
なんでかって?今はないしょ...時間があったらね?

そう響也は言い残すとバタバタと階段を降りていった
私も続いて降りていきリビングに着くとすぐさま机に置いてあった湯気を立てている食パンを手に取った

「ほわっ...ほうは、はひひふはいっへふ!(うわっ...今日は、はちみつ入ってる!)」
「食べながらしゃべんな...」

いつ着替えたのか制服姿の響也が立っていた
ちなみに紺の上着から白いシャツが見えていてズボンは紺と黒でチェックになっている
普通の男子はこれで終わるのだが響也は違う、大げさに言うとモテる理由はこれかもしれない

響也は胸元にお気に入りのファンシーな猫のカンバッチを着けているのだ

何故かは知らないが幼稚園の頃から着けている
物持ちはいい方なのでまだキラッと光に反射している
一方の私は...まぁ予想はできるだろう

そんなことを頭の中で思いながら口にパンを詰め込むと階段を二段飛ばしで登り自分の部屋に入りクローゼットを開けた

「さーて今日はどれにしよっかな♪」

うちの学校は制服の種類が多いので有名だ
リボンでも種類が五十以上あるので組み合わせると百は越えるであろう数がある
そして唯一学校でその制服の全種類を持っているのは私、本田日和だ

学校での私は制服である意味有名だ

そして今日の響也とお揃いの柄、色の制服を選びそれに合ったリボンを着けると鏡の前に座り髪を整え二つに結んだ

「よしっ今日は完璧っ!」

私のような不器用さでも簡単にできた
制服を響也に合わせた効果だろうか

「日和ーそろそろ行くけど?」
 
噂をすればなんとやら...響也に扉ごしにせかされた

「あと鞄だけー」

そう言うと乱暴に椅子に置かれていた鞄を肩からさげ扉を開けた

「じゃ行こう」

響也の素っ気ない声と共に私は家からの一歩を踏み出したのだった

第一話 END


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