如月家の事情

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1:レモンミルク:2015/07/29(水) 11:40


登場人物

平岸美玲(ひらぎしみれい)(28)
2男2女を持つシングルマザーだった。
11歳年上男性と再婚をする。
彼もまた5人姉妹を持つシングルファーザーである。
新しい夫と娘達と一緒に中古の家を購入し暮らし始める。
再婚した2週間後に妊娠をする。

如月和成(きさらぎかずなり)(38)
5人姉妹を持つシングルファーザーだった。
5女が生まれてすぐ前妻は体調を崩し衰弱死してしまう。
その後,男一つで2年間育てながら仕事も家事も両立してたが料理は苦手だった。
新しい妻,美玲と美玲の連れ子と自分の娘達と新しく生まれてくる子と一緒に新しい家庭をつくりあげる。

美玲の子供達
長男,平岸大也(ひらぎしだいや)(6)
次男,平岸春也(ひらぎしはるや)(6)
長女,平岸莉茉(ひらぎしりま)(4)
次女,平岸結愛(ひらぎしゆあ)(1)

和成の娘達
長女,如月希望(きさらぎのぞみ)(12)
次女,如月彩音(きさらぎあやね)(9)
三女,如月愛恵(きさらぎまなえ)(7)
四女,如月栞里(きさらぎしおり)(5)
五女,如月冬夏(きさらぎふゆか)(2)

2:キドメン:2015/07/29(水) 14:01

おぉ、頑張ってください!!

3:レモンミルク:2015/07/29(水) 15:08


6月1日に結婚届を提出し私の実家の近くに
築5年の中古の家を購入し住むことにした。
私の4人の子と彼の5人娘と一緒に・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はぁ,ここが新しい家?」

「そうよ,マナ.ここがパパと私達が住む家よ」

彼の三女,如月愛恵,小学3年生
私は愛恵の愛称「マナ」と呼んでいる。

「じゃあ,荷物を運ぶか?」

「そうだな?さっさと終わらせちゃいましょう」

まだおさない莉茉,結愛,彼の末娘,冬夏は私の実家に預けてました。

「げっ,こんなにあんの?」

「そうだよ,希望」

「えっ〜,ヤダな」

「じゃあ,お前は部屋なしだな?」

「分かった,分かった,うるさいなパパ」

「では,よろしな?」

「はぁーい」

「では,これを頼む」

「はぁーい」

彼は希望に荷物を渡された。

「がんばれ、ノノ」

私は彼の娘達の事を愛称で呼んでいる。
そしてなんとか一日で荷物を運び入れ
皆でのんびりと休んでいました。

「はぁ,疲れた」

「貴方,コーヒーいる?」

「うん,いる」

あまり,コーヒーを飲まない彼はこの時だけは飲みたいらしい。
彼は酒はあまり飲まないっていうか飲めない体質で心臓も弱いためダメらしい。
私なんか酒大好きで特にビールは本当に好物なのです。

「父さん」

「何,寝てるの?」

「キャッチボールやろう?」

「寝てないって,やるか?」

「いいの?疲れてるんでしょう?」

「これぐらい,疲れないよ」

「やった〜」

家の庭で大也と春也が彼とキャッチボールをしている,やっぱり男の子は父親がいるのが1番いいのかな?本当に義理とはいえ仲がいい。私も双子の息子が小学生に上がったらスポーツ系の習い事習いさせようかな?
サッカーに野球にバスケにテニスに陸上に水泳に。

そして土日はさんで月曜日,小学生である彼の娘達は新しい小学校に通うため初登校。

「ノノ,あや ,マナ,忘れ物ない?」

「ないよ」

「あっ,私はいくね?」

「いってきます,いくよ,姉さん,愛恵」

「行こう,初日に遅刻ってやだから」

ーバターンー

「ノノ姉,あや姉,まな姉は学校に行ったんだね?」

「ほらぁ,大也も春也も幼稚園に行く準備して」

「はーい」

「しいちゃんも莉茉も」

大家族になったから毎日がドタバタ。
幼稚園組の子供達は幼稚園バスでいった後
残った冬夏と結愛は母さんに託し,私は仕事に行きました。

4:レモンミルク:2015/07/29(水) 15:35


おまけ(如月家の子供プロフィール,No.1)

長女,如月希望(きさらぎのぞみ)
小学6年生,12歳,愛称「ノノ」
誕生日,9月28日,血液型,B型
好きな食べ物
キュウリ,ポテトグラタン,鶏軟骨,ドーナツ
嫌いな食べ物
ピーマン,ナス,キムチ,納豆
趣味
寝ること,漫画を読むこと,夏祭りに行く事。
苦手なもの
料理,裁縫,掃除が嫌い。

その他
父,和成(当時,21).亡母,毬子(当時,23)が交際中に毬子が春頃に妊娠した。
そして9月28日,結婚式の前日に毬子が希望を出産。
結婚は延長し一週間後に2人は結婚式をした
ちなみに彼女の名前候補には
和成は「千秋,ちあき」毬子は「希望,のぞみ」のどっちだったが毬子は希望にしたいと念願におもっていった。

5:レモンミルク:2015/07/29(水) 19:31


私と彼と再婚してから3週間目が経ちました,私は本当に子供が大好きで夫の子供にも恵まれあと私と彼の間に新しい子供が生まれてくるので幸せです。

「ただいま,お母さん」

「お腹すいた」

「おかえり,彩音,愛恵」

小学低学年の娘達が帰ってきました。

「今日はなに?」

「カレーライスよ」

「またカレー?学校でもカレー出た」

「だよな?」

「だったら食べなくてもいいのに」

「食べます,私,大好きです」

「私も」

「へぇ,学校でカレー出たんた」

「大也」

「うん,ビーフカレー」

「ビーフ?」

「大也,知らないの?」

「春也」

「牛肉のカレーだよ」

「あっ〜,あれか」

大也と春也は双子です。

「そいえば?希望は?」

「あっ,委員会で遅くなるって」

「委員会ってなに?」

「小学生になったらわかるよ」

いつも双子の息子と彩音と愛恵はいつも話しているいつもの光景。

ーガラァー

「ただいま,母さん」

「希望,おかえり」

「はい,プリント」

「何?これ?」

「中学の説明会?」

「そう,私,来年から中学生だから」

「じゃあ,行くね?」

「お願いね」

希望は140cmという小柄な身長である。
その夜

「パパ,何であたしの名前が希望なの?」

「いきなり?」

「明日,作文書くんだけど自分の由来を聞いてきていわれた」

「最初の子供だから夢につなぐ明日に輝く希望の道を歩む子になって欲しいとつけたんだ」

「何で?」

「なくなった母さんが最初の子供は男でも女でもいいから希望っとつけたかったらしくてね.最初の子供は希望の子だからとか?」

「じゃあ,母さんがつけてくれたんだ」

「そういうことだな?」

「じゃあ,彩音達は?」

「彩音は美しい音色のように彩りある子に
愛恵は皆から愛され優しい心を恵まれた子に
栞里は大切な人生を1ページ1ページをしっかり歩む子に
冬夏は寒い冬に雪が降り積もり暑い夏の太陽のように寒くても暑くても常に前向きな子にとつけた」

「へぇ〜そうなんだ」

「大也達は?」

「そうね?大也と春也が生まれた時は4月5日だからな,大也は4月の宝石であるダイヤモンドのように強く光り輝く子に
春也は暖かい春のひだまりのように優しい子にとつけました。
莉茉は母さんがつけてくれたのよ。
母さんはジャスミンがとても好きで茉莉にしたかったけど叔母の子供がまりなので逆にしてりまにして,結愛は優しい心を結び常に愛された人生を送るようにつけました。
まぁ,可愛いからつけました」

「お母さん,お腹すいた」

「じゃあ,カレーライス食べましょうか?」

6:レモンミルク:2015/08/02(日) 16:22


私は出産予定なので入院した。
双子の男女とわかり瓜二つ!

娘達は夏休み!
7月20日〜9月6日まで長い
その理由は耐震家と増築工事
娘達がかよう小学校は老朽化と生徒減少のため5校の小学校が合併し
桜壺小学校,長尾小学校,姫王子小学校,
因幡小学校,我らがかよう光ヶ丘小学校が合併し光ヶ丘小学校をやめ
白龍山からとり白龍山小学校と変更した。

「新しい仲間が増えるのか?だけど中途半端でクラス離れる」

希望はさみしいそうにはつぶやく

彩音「姉さん,これは?」

「わからない」

彩音「わかるでしょ?」

「むり」

愛恵「おしえて」

莉茉「希望,あそぼ」

「皆であそんでくれば?」

大也「春也,秘密基地創ろう」

春也「そうだな?」

彩音「あたしにも造らせて」

大也「駄目,女禁止」

彩音「ずるい」

栞里「なんで,私も駄目なの?」

大也「女禁止だから禁止,男専用秘密基地」

春也「例え母さんでも」

莉茉「私でも?」

大也「話してると時間の無駄」

・・・・・・

7:レモンミルク:2015/08/02(日) 16:51


7月25日,双子を出産

冬夏「・・・」

主人の娘である冬夏は始めてみる赤ちゃん
そして結愛も
しかも結愛の誕生日が明日という。
やっぱり兄弟だな?

彩音「名前は?」

主人は海外出勤のため立会いはできなかった。

希望「私がきめました」

希望が考えたのは5つ候補

男の子
けいと
ひろと
ゆうと
かずと
まさと

女の子
あすか
りりさ
みおな
あやこ
かいり
という名前の候補だった。
私は男の子は「圭翔(けいと)」にした。
しかし私は女の子には可愛い名前にしたいというわけで私の候補には3つ
芙凛(ぷりん)
愛鶴(あいす)
栗夢(くりむ)にしようとします。
しかし希望が
「こんな名前をつけられたら可哀想だよ」
って言われたため私は新しい候補をあげた
姫冠(てぃあら)
伽羅愛瑠(きゃらめる)にした。
しかしまた希望は
「ペットじゃないから」っと言われてしまいました。
しかし私の子供達は皆前夫が決めてしまったので一度ぐらいは私がつけたいと思いました。
やっぱりこの子は「伽羅愛瑠」だな?と思い伽羅愛瑠にしました。

ちなみに希望が考えたのは
「飛鳥」
「広い世界を飛び舞う鳥のように明るい希望と未来が詰まった人生を歩んでほしい」っという意味でつけたかったそうです。

そして退院した。

大也「お帰り,母さん」

「大也.春也,莉茉,結愛,ただいま」

「赤ちゃん達の名前はなに?」

「圭翔と伽羅愛瑠よ」

彩音「きゃ・・・きゃ・・・きゃらめる?」

8:レモンミルク:2015/08/02(日) 17:20


月日が経ち早いものでもう2年がたち
希望,中2.彩音,小6.愛恵,小4.栞里,小1
冬夏,⒋歳。
大也,春也,小2.莉茉,6歳,結愛,3歳,
圭翔,伽羅愛瑠,2歳

冬夏「何で?お母さんは伽羅愛瑠にしたの?」

「お母さんは可愛い名前がいいの,私はキャラメルが大好きなのです」

彩音「・・・」.
希望は中学生になり部活はハンドボール部。

伽羅愛瑠「ねえねえ」

彩音「何?」

伽羅愛瑠「あのね?伽羅ねぇ,可愛い名前でよかった」

ーガチャー

「ただいま」

「お帰り,希望」

「ふぅ〜疲れた」

「お風呂にするからね」

「うん,ありがとう」

しかし主人は未だに海外出勤のためあの以来帰ってこない。

私は主人に電話をかけた。

「もしもし」

「あっ?美玲?」

もう,確か海外出勤は終わったはずなのに

「もう,終わったんでしょ?」

「・・・う・・・ん,延期になって」

「いつ帰ってくるの?」

「さあ?わからない」

わたしは一安心にして電話切ろうと思ったら

(ネェ,和成)

(あぁ,エミリ)

まさか?それを聞いたら女性の声がした。
浮気?
私は電話を続けた。

「子供達を置いて」

「はぁ?俺,あいつらの子供が大嫌いなんだ」

「・・・」

「お前はもう必要ない」

「・・・」

「悪いけど,俺は日本に帰る必要ないから」
それで彼は電話を切った。

9:レモンミルク:2015/08/04(火) 14:40


私達は優しい夫に裏切られた。
彼の母親は彼には浮気性が高いと聞いた。
やっぱり本当なのかな?
しかも彼の浮気相手はアメリカとフィリピンハーフの外国美人である。

名前は「アメリア・マーガレット・ホワイト」という相手でしかも母親によると二人の間に女の子が生まれたと聞いた。

彼の母親「もし辛かったら別れてもいいのよ?子供達の事を考えて.でも息子の子供は私がみるわ,あなたはまだ若いわ」

「お義母さん,身体は大丈夫なの?」

お義母さんは去年,子宮頸がんと疑われまだ初期だったので摘出した。
でもお義母さんもまた3人の子供を育ってきたシングルマザーであった。

彼の母親「わたしがあんな風に育ててたから悪いのよ」

「そんな事,ありません」

彼の母親「和成は私が18歳の時に生んだ子でね?以前付き合ってた男性との間に出来てね
,でも結局別れ私は子供を育てるために高校を中退して大学費として貯めた貯金を和成の将来のために大人になったら和成に渡す予定でした」

「そうなのですか?」.

いい忘れましたが,彼の母親の名前は
如月桜子

彼の母親「そして和成が5歳の時に再婚して
娘を二人産みました.1992年に長女を1995年には次女を産みましたが結局は男と生活をするのが苦手てやっぱり人付き合いが悪いのか離婚しました」

「義母さん」

彼の母親「すみません,こんな息子に育ててしまって本当にすまない」

私はこれを聞くとお義母さんが可哀想になってしまいました。
お義母さんが憧れの大学に入るためバイトを5つもやり貯めた学費を和成に渡しそれを全部をギャンブルに使ってしまったという。
おまけに10万5億円以上の大借金をもつ彼でした。

私は彼に電話をしましたが一度も出なかったのです。

希望「母さん」

「のぞみ」

希望「もう父さんの事はいいよ」

「・・・」

希望「もう母さんは無理して父さんを待たなくていいのよ」

希望は来年には受験を控えている。
そんな娘に励まされるなんて。

そして息子は

大也「パパは?」

「大也,お父さんはね?今はいないの」

大也「どおして?」

「今は仕事をしていてなかなか帰れないの」

大也「じあ,お休みにはかえってこれる?」

「多分ね」

春也「帰ってきたらパパと遊ぶんだ」

伽羅愛瑠「パパってだあれ?」

伽羅愛瑠は父の記録はない。
圭翔もそうだ。

10:レモンミルク:2015/08/05(水) 17:23


あれから10年が経ちました。

希望,24歳,彩音,22歳,愛恵,20歳
栞里,17歳,冬夏,14歳,
大也,春也,18歳,えま,16歳,ゆあ,13歳
伽羅愛瑠,圭翔,12歳。
早いもので皆もう10代や20代になっていた。
しかし夫はとうとう帰ってこなかった。

ーガッチャー

希望「ただいま」

「お帰り,のぞみ」

希望「そうそう,あした彼氏がくるから」

「えっ!」

希望「うん,小学校の幼馴染」

「そうなんだ」

希望「結婚前提」

「結婚前提?」

希望「うん,彼は今井悠馬くん」

「悠馬?」

11:レモンミルク:2015/08/05(水) 19:40


希望「悠馬はあたしの彼氏なんだ,とてめ優しくて真面目で」

「???」

希望「明日来るから」

「何しに?」

希望「結婚するつもりで来ます」

「本当に?」

希望「本当よ,わたしももう子供じゃないんだから」

ーガチャー

彩音「ただいま」

愛恵「疲れた」

「臭い」

彩音「ごめん,私,愛と酒飲みにいった」

「なのに?その袋?」

彩音「また,飲むの」

「へぇ?」

彩音は超酒好きに育った?

彩音「今日は寝る」

大也「ねえさん,酒悪?」

彩音「春也,お帰り」

大也「俺,春也じゃ?」

彩音「春は?」

春也「俺が春也だ」

ーバターンー

大也「こんな事で寝ないでよ」

彩音は玄関前で寝た。

大也「姉貴」

圭翔「兄貴,どうした?」

大也「彩音が酒癖のせいか寝ちゃった」

圭翔「姉貴」

大也「じゃあ、俺姉貴をひっぱるから」

💤💤

春也「姉貴のやつ」

・・・・・・・

伽羅愛瑠「私は名前を変更しようと思う」

「伽羅愛瑠」

伽羅愛瑠「何か私の名前がペットみたいでおかしい」

「じゃあ,何がいい?」

伽羅愛瑠「私は愛瑠(あいる)にはしようと思う」

「ちゃんと私がつけたんだから大事にしなさい」

「・・・・・・」

*次の日

悠馬「はじめまして,今井です」

希望「あっ,遊君」

「あなたは何の?」

悠馬「いまはピザ屋さんで働いていて」

「大変?」

悠馬「いいや?別に」

「ところで結婚前提の話?」

希望「はい,私は悠馬と一緒になりたい」

「そうなのか?」

希望「私は悠馬と悠馬と」

「まぁ,あなたの思いなら許そう」

希望「それに私は彼の子をやどっていて」

希望は妊娠をしていた,今年の秋に生まれる予定だ

希望「だから,私は実家の近くのマンションを買って彼と新しい生活にしたいのです」

その後,希望は実家から離れ彼氏と籍をいれ
そして,彩音と愛恵は大学に近いシェアハウスが出来たので移住した。

いずれは子供は親を離れる。
でも,わたしが産んだ娘じゃない和成の娘とは本当に母娘として仲良くできた。

そして彼が久しぶりにかえってきました。

和成「美玲」

「あんた,浮気したのはわかる」

和成「あっ,俺が来たのはお前との離婚するために来た,俺は新しい女と本気で暮らすから俺の娘達を返せ」

前は優しい彼だった,しかし今の彼は私の好きな彼ではない。
しかも長年彼の子を育ってたのは私
いくら実父でも許さなくなって来た。

「わかった,あんたとは離婚する,しかし長年,子供を育てたのは私なの,だからいくら繋がった親子でも子供を見捨てたのと一緒」

和成「まぁ,いいや俺には可愛い可愛い一人娘のアンジェリカがいる」

そして彼と離婚した,子供達には秘密にした。

12:レモンミルク:2015/08/05(水) 20:57


11月26日,希望が男児を出産した。

悠馬「希望,よくやった」

彩音「ねえさん,おめでとう」

愛恵「うん,そうだね?」

栞里「男の子かぁ〜」

冬夏「私は14歳にしておばさん」

大也「希望にそっくり」

春也「名前はどんなんだろう?」

茉真「可愛い,まぁ男の子は可愛いは失礼かな?」

結愛「可愛い,小さい」

圭翔「名前が気になるな?」

伽羅愛瑠「生赤ちゃんみるの初」

「希望,頑張ったな?」

冬夏「これ私が勝手に考えたけどこれ」

冬夏が渡した紙は男児の名前が書かれていた。

冬夏「やっぱり,秋生まれだから秋らしい名前がいいかな?まぁ,決めるのは姉達だから少しでも参考になれば」

冬夏がちなみに考えたのは
「大和」という名前が書かれていた。

悠馬「大和?」

希望「今井大和?いいじゃない」

悠馬「響きがいいな,よし,大和にしよう」

希望が無事に大和くんが生まれて幸せな気分になれるな?

そして私は子供達が成長し皆親なしでいけるだろうと思い私は子供達の元を離れた。

私はいつしか46歳に少しは若いとはいえ
あの頃よりは老けていた。

13:レモンミルク:2015/08/05(水) 21:32


あの希望の出産して月日が経ち本当に早く感じた10年。

希望,33歳,彩音,31歳,愛恵,29歳,栞里,26歳
冬夏.23歳,大也,春也,27歳,莉茉,24歳,結愛,22歳,圭翔と伽羅愛瑠,21歳だ
もう皆成人に。

そんなある日

ピンポン

「はぁい?」

「すみません」

そこには外国人顏の少女が訪ねて来た。

「あのう,名前は?」

「アンジェリカ・ビクトリア・ケイト・ホワイト・如月で日本名は真紀です」

「まさか」

「はい,和成の娘です」

彼女は和成の子供っとわかった。

「すみません,私が生まれたせいで」

「うんうん,もう過去は気にしないから」

「・・・」

「子供には害はないわ,で,何故日本に?」

「私は日本に来たのは私はモデルデビューをするため来ました,ハワイ出身で偶々日本の方がきてスカウトされました」

「へぇ,それより日本語うまいね」

「はい,私は芸名は美波マキという名前で」

「和成は?」

「父は2年前,事故でなくなりました」

「・・・」

「すみません」

「謝らなくていいのよ」

「では,私はこれにて」

アンジェリカは帰った。

私は子育てを終わり私は私なりの新しい生活をする。
残された時間はゆっくりと暮らそうと思います。 終わり


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