運命の人なんて信じるわけがない

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1:柚:2015/08/14(金) 22:45

暇つぶし程度にかいていきます

2:柚:2015/08/15(土) 00:21

登場人物
木野田梨真(きのだりま)高2
無愛想でクール
友達が少ない
実は寂しがりやさん

阿達亮(あだちりょう)高2
転校生
不思議なオーラ
でも友達がすぐできるタイプ

藍原麗華(あいはられいか)
優しくて明るい性格
そして美人
梨真の数少ない友達

3:柚:2015/08/16(日) 00:57

夏休みが終わった
そしてまた憂鬱な学校が始まった
私はクラスの中で浮いている
なぜなら友達が少ないから
教室の席も窓側なわけで‥人と話さず‥人と話せず‥

そんな変わりない日常をおくる
ガヤガヤしたクラスに先生の声が響き渡る

先生「みんな久しぶりね!楽しい夏休み過ごせた?」

「俺毎日部活だったー」

「あたし友充してたよー!」

「俺彼女とデートしたぜー先生は彼氏できたー?笑」

先生「余計なお世話ですー!」

クラスの全員が発言したあと先生がかけよってきた

先生「木野田さん、楽しい夏休み過ごした?」

梨真「いえ、勉強ずくめでした‥‥」

先生「そっか!えらいぞっ!」

先生は頭をわしゃわしゃして教卓に戻った
先生が戻った瞬間また大盛り上がり

うるさい‥
本当にうるさい‥
先生も私に話しかけないで‥
私が言うと大概しけるでしょ‥

先生「そろそろ席つきなさーい!」

クラス全員『はーい』

先生「みんなおはよう!
そして今日はみんなに嬉しいお知らせがあります。」

「マジで?なにー?」 「気になるー教えてー」

先生の発言にクラスのみんなは興味津々にこたえる

先生「今日は転校生がきます!」

クラス全員『えーーーーーーーーーーー』

転校生か‥
嬉しい‥
新しい友達ができるかもしれない!

先生「はい、入って、阿達くん!」

くん‥男‥

阿達「失礼します。」

「ちょーイケメンじゃん」 「かっこいい‥」

私とは合わないタイプだ多分‥
キラキラしたイケメンなのだろう
私は顔を見なかった

先生「自己紹介して」

阿達「阿達亮です。気軽に話しかけてください。よろしく」

先生「はーい、よろしくね。藍原さんの前の席ね。」

阿達「窓側っすか‥わかりました‥」

麗華ちゃんの前?!
惚れっぽい性格だから
前に痛い目にあって‥
もう麗華ちゃんには泣いてほしくない
イケメンなだけで惚れないでほしいな‥
いや
まずは、顔を見てみないと

_____________________________

彼が私のとなりを通る
下を向いてて見えない
おそるおそる顔を見てみる

その瞬間

‥ビリリリリッ‥

脳になにかが走った
懐かしい匂いがして
普通の人と違う感じで
あのなんともいえない目

一瞬にして血の気が引く‥
そして血がのぼる
きつい‥熱い‥熱があるみたい

だめだ‥
わかんない‥
なぜ彼を手にいれたいと思ったの‥


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