STORY
この物語は７人少女物語です。
登場人物
豊崎瑠奈(とよさきるな)
初登場,中学３年生,１５歳
誕生日,１２月２５日
明るくて元気一杯で前向きな女の子
４人姉弟
(姉,茉凛(まりん).姉,瑞希(みずき)弟,伊織(いおり))がいる。
軽度の知的障害を抱えているため特別支援学級に通う。
島袋空海(しまぶくろそらみ)
初登場,中学３年生,１５歳
誕生日,８月２０日
沖縄出身で中学から引っ越して来た転入生
両親が他界してしまい,母方の祖母と過ごす
名前の由来は
「光り輝く蒼い海と空が澄み渡る世界を歩いて欲しい」という意味
瑠奈と同じ特別支援学級に通っている。
山本ゆかな(やまもとゆかな)
初登場,中学３年生,１５歳
誕生日,６月１日
美術部の部長を務めプロの少女漫画家
瑠奈とは長年の幼なじみ。
片桐紗和子(かたぎりさわこ)
初登場,中学３年生,１４歳
誕生日,１月３日
同じくゆかなと瑠奈とは幼なじみである。
夢はパティシエになる事。
家はケーキ屋「スマイル★スイート」
舞原春妃(まいはらはるひ)
初登場,中学２年生,１２歳
誕生日,２月５日
瑠奈と空海と同じ特別支援学級「東組」にいる後輩。部活はダンス部
二階堂マチルダ・楓
初登場,中学２年生,１３歳
誕生日,９月１０日
ベルギー人の母親と日本人の父親のハーフ
春妃とは同じクラスで仲がいい。
両親が離婚後,児童養護施設で過ごす。
特別支援学級「東組」にいる後輩。
高橋まりえ
初登場,中学３年生,１５歳
誕生日,４月２日
風紀委員長として務めている。
かなりの潔癖症なため人には触られる事や人が使ったものも苦手。
キコーンカーコン
「ふわぁ～」
あたしは豊崎瑠奈,１４歳
４月になりました。
ドーン
「痛いよ」
「ごめん！瑠奈！」
「元気よすぎるよ,空海」
クラスは違うけど特別支援学級「東組」にいる島袋空海
「だって！」
「瑠奈！」
「おはよう」
「ゆかな,紗和子」
「教室行こう！」
あたしの幼なじみ,山本ゆかなと片桐紗和子
３年Ｂ組の仲間
「修学旅行楽しみだね！同じ班だから」
「ゆかな！そうだね？」
「おはようございます,瑠奈先輩」
「春妃ちゃん,楓ちゃんおはよう」
「また、よろしくお願いしますね？」
「東組に待つから」
「うん、また」
「東組の二年生？」
「二階堂さんだっけ？めっちゃ背が高いよね？足も細長だしモデルみたいな美人だし」
「あの子はハーフだよ、ベルギーと日本」
「１８０センチぐらいかな？かなり高い」
「そうだよ、あの子は１８５,２㎝はあるよ」
「めっちゃ高い！バスケ部？バレー部？」
「ダンス部だよ」
「ダンス？もったいない！だけどあいそうだよね？」
話しながらクラスに行く。
ガラァ
「おはよう,高橋さん」
あたしは高橋さんに手を伸ばす。
「触らないで！私は他人に手を触るのが大嫌いなの！」
「あっ！このポーチ可愛い！「キャンディー」のポーチでしょ？触ってもいい？」
とあたしが触ろうとすると
バッシ
「触らないで！私のすべてを触って欲しくはない！」と怒鳴る。
そう彼女はかなりの潔癖症
トイレの時も大量のトイレットペーパーを重ねてある。さすがに環境には良くない。
「ほっとこう,あの人は一人が好きなんだよ」とゆかながいう。
「まぁ,めんどくさいよね？」と部屋が散らかし放題で面倒くさがる紗和子がいう。
「さわちゃんはもっとかたつけたほうがいいよ」
「ちょっと瑠奈！」
キコーンカーコン
「じゃあ、あたしは東組に行くね？」
「うん」
あたしは階段の所にいる空海と東組に行く。
ガラァ
「おはよう、楓、マチルダ」
「空海先輩.瑠奈先輩」
東組は女子４人しかいない
西組は男子５人と女子２人いる。
「１年生って誰がくるかな？」
「知らない」
「あっ！でも、１年生は３人来るよ、さっき見学きてたよ、男子が１人で女子２人です。」
ガラァ
「おじゃまします」
と三人が来ていた。
「１年Ａ組,佐藤詩織(さとうしおり)です。」
「１年Ｅ組,最上奈々(もがみなな)です」
「１年Ｅ組.阿須賀椿(あすかつばき)です」
あたしは席を案内した。
「阿須賀君だっけ？」
「はい,そうですか？」
「東組は女子しかいないから.苦手だと思うけど」
「確かに男子はいないですよね？」
「苦手なら西組でも」
「あっ,でもいいですよ」
「いいの！」
「まぁ,言われてしまったから仕方ないよ」
結構しっかりした子だ。
まだ声変わりはしていない。
「そいえばみんなは誕生日はいつ？」
とあたしがいう。
「私は１０月５日生まれです」
「３月１日生まれです」
「オレは１月１５日生まれ」
佐藤さんが１０月,最上さんは３月
阿須賀君が１月生まれなんだ。
早く仲良くしたいな！
追加キャラ
佐藤詩織(さとうしおり)
初登場,中学１年生,１２歳
誕生日,１０月５日
本が好きで図書館好きである。
家は銭湯を営んでいる。
最上奈々(もがみなな)
初登場,中学１年生.１２歳
誕生日,３月１日
二階堂とはピアノ教室が一緒だったため顔馴染みだが飽きやすいタイプだがピアノは６年続いた。
阿須賀椿(あすかつばき)
初登場,中学１年生.１２歳
誕生日,１月１５日
東組の唯一の男子キャラでテニス部に入部
奈々とは同じ小学校
・‥・
「お茶でもする？」
「いいんですか？学校でお茶って」
「昼休みだし,一腹しよう、何にする？」
空海がお茶の引き出しをあけた。
「紅茶とコーヒーと緑茶とココア」
「今日はコーヒーにしようよ」とコーヒー好きな春妃が言う。
空海がコーヒーを作った。
「はい」
ガラァ
「島袋さん」
「うん？」.
「あっ,いいな！お茶してて！」と
空海のクラスメイトが言う。
「柊さん,違うよ」
「してたよ！」
「違うって」
「京都の班別の時に島袋さんはどこがいい？」
「うちは金閣寺がいいな！平安神宮も！
銀閣寺もいいな！」
「じゃあ,一様入れとくね？」
「ありがとう」
「柊さん？」
柊直子さん,1年生の時に同じクラスだった。
「あっ,豊崎さん？」と声を掛けた。
「うん,久しぶりだね,島袋さんをよろしく」
「わかった」
「豊崎家」
「母さん」
「何に？瑠奈」
「このお菓子たべていい？」
「食べちゃって賞味期限今日までだし」
テーブルに学校のパンフレットが置いてある
「母さん,これは？」
かいてあったのは
「如月養護支援学校の案内所」
「あんた,来年のために」
「来年？」
「あんたは普通高校も行けなくはないけど念のため」
「何だ～.そいえば,ゆかなが舞鶴女子高校の体験に行こうと言われたけど」
「言って来たら,見るものいい経験よ」
ガチャ
「ただいま」
「茉凛,おかえり」
茉凛お姉ちゃん,大学１年生
「疲れた,腹へった」
タァタァタァ
ドーン
「痛いな！伊織！」
と姉が怒鳴る。
「はいはい！」
弟の伊織だ。
３月１０日,卒業式
「瑠奈先輩～」
泣きじゃくる春妃と楓
あたしたちは卒業を迎える。
・・・４月５日(如月養護支援学校入学式)
タァタァタァ
「空海～」
「瑠奈！」
「おはよう,早くも入学式だよね？」
「もう中学生終わっちゃったから」
「あっ,瑠奈先輩！空海先輩」
「詩織！」
「どうしたの？」
「あたし,あたし」
・・・・
チリチリ(時計がなる)
「はぁ,夢」
あの時は夢だった。
しかもまだ７月だ。
まぁ,近い近い夢の事。