思いついた話

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1:ウサギ&◆xo:2018/10/07(日) 23:46

ただ思いついた話をメモするだけのスレッド
荒らしはお止め下さい
注意:一部グロあり

2:ウサギ&◆xo:2018/10/08(月) 00:12

「なあ、明日休みじゃん?どっか行かん?」
まあ、最後だしなあ。そう思ってOKした。
あいつは来週二つ隣の県へ引っ越す話しになっていた。

約束の時間に自転車でバス停留所までこぎつけた。
「おっ、めずらしく遅れなかったな〜。」
せっかくそんなかわいい格好してるのに、憎まれ口で台無しだな。
「ははっ、さ、行こ。」

映画のワンシーンみたいに格好よくできたらいいのに、俺の情けない二人乗りは維持するのがやっとだ。
本当に情けない。
「ね、ほらあの丘!」
自転車を捨てて、二人で丘をかけ登った。
「あはは、馬鹿みたい。」
馬鹿でもいいよ。
今さらどうにもならないし。

暗くなるまでずっと二人で丘の上に寝っ転がっていた。
「ねえ、今さらだけどさ、」
うん
「あたし、あんたのことそこそこ好きだったよ。」
うん、俺も
「じゃ、そろそろ寝よっか。」
うん、おやすみ


もう彼女が引っ越すことはない。
俺が高校を卒業することもない。
親友だったあいつにも反抗してばかりだった家族にも、もう会うことはない。


さよなら俺の片想い
サヨナラ地球最後の日

3:ウサギ&◆xo 思いついた話:2018/10/12(金) 00:18

子供の国

「皆〜集まって〜」
16くらいの女の子がスピーカーのように手を口の横にあてて叫んだ。
「明日はーーの“大人になる日”だから、お別れ会をしよう!」
「ーー、大人になっても僕達を忘れないでね!」
「大人になっても、僕達ずっと友達だよね!」
「うん、みんなありがとう!」
いつもみたいに、広場には
ケーキがあった。
お茶があった。
チキンがあった。
“サヨナラーーくん”そう書かれたカードがあった。
誰が用意したかなんて知らない。
だって、お別れ会のときにはいつもテーブルの上に何一つ変わらずそれらが用意してあったから。
「さあ、もう寝よう。」


オトナニナッチャウノ?ボクタチカラハナレチャウノ?ワスレチャウノ?キミモ?キミモオトナ二ナッチャウノ?オトナオトナオトナオトナオトナオトナオトナイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ

オネガイ、ハナレナイデ
ステナイデイツマデモ、子供デ、仲間デイテ
………………ドウシテモト、イウノナラ


「おはよう、みんな!」
「おはよう」
「おはよう」
「おはよう「あれ?ーーは?」
「ーー?あれ本当だ。いなくなっちゃた。」
「きっと大人になったから、他のみんなみたいに何処かに行っちゃたんだね。」
「また一人減っちゃった。」
「大丈夫。きっといつか帰ってくるよ。約束したもの。」


少年少女は、自分達の錆た手に気付かない。
あし元の白い骸にも気付かない。

それは、まだ記憶もない頃の残像。
捨てられた頃の知らない記憶。

「さあ、みんな!今日は何して遊ぶ?」


無邪気な笑顔をモニター越しに仮庭の主は眺める。
そしてまた、彼らのために、新しいお菓子を作りはじめる。

今日はマカロンでも作ろうか
きれいな青色のマカロン
子供のまま消えたあの子の目の色によく似てるから。

4:カエル&◆Jw:2018/10/20(土) 00:04

「No,2292起きなさい。」
「…はい、まざー」
舌っ足らずな子供の声が無機質な白い壁に響いた。
「さあ、今日は化学実験をしましょう。」
子供の前にはシンプルなモニター。
そこから、人の骨格を模ったアームが薬品やら本やらを持って現れた。
「…四十分間で理解しなさい。」
「はい、まざー」
少年はいつもどうり、命令をこなしはじめた。

5:カエル&◆Jw:2018/10/20(土) 00:05

またあとで続き書く

6:ウサギ&◆xo:2018/10/21(日) 17:52

「まぁ、よくできましたね。」
「はい、ありがとうございます、まざー」
少年の作ったなにに使うかもわからないような薬を、アームは丁寧に回収した。
「では、またいつものお話を読みましょうね。」
「はい、まざー」
少年は静かに差し出された本を開いた。
「えでんのその」


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