<物語>シリーズ 二次創作SSスレ

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1:匿名さん:2012/06/16(土) 21:35

化物語をはじめとする<物語>シリーズのSSスレです。
どなたでもおkですが、
■注意
・エログロ禁止
・キャラ崩壊もなるべく禁止
・荒らし立ち入り厳☆禁
これだけは守っていただけると嬉しいです。
色々とカオスなスレになると思いますがよろしくお願いしますwww

スレ主にアイデアが浮かべばどんどん書いてきます!
不定期になりますがあしからず

2:空き缶:2012/06/16(土) 21:36

主のハンネは空き缶になります
よろしくです

3:真宵「しりとりしましょう」 暦「あ?」 (by空き缶):2012/06/21(木) 19:15

真「いえ、ですからしりとりしましょう、あるぇるぇぎさん」

暦「もう何がなんだかわかんねぇよ。いい加減にしろ八九寺、泣くぞ」

真「あ、そうですか、好きにしてください。それはおいといて、」

暦「お前本っ当軽いよな! 少しはノれよ空気読めよ!!」

真「ノるって…ビックウェーブにですか?」

暦「ネタが若干古いよ! …まあやってみるか。そのしりとりとかいう異国の文化」

真「異国でも文化でもないですよ。遊びですよ。高校生の癖にそんなことも分からないんですか」

暦「ちゃんと分かってるよボケだよボケ!! 突っ込めよ!!」

真「冗談ですよ冗談! マジにならないでください!」

4:空き缶:2012/06/21(木) 19:17

暦「分かっとるわ! …じゃあどっちからやる?」

真「では私からいきましょう!! しりとりの「り」ですか。えーっと」

暦「………」

真「………」

暦「………」

真「……リストラクチュアリング」

暦「すげぇ単語だなおい!!」

真「ちなみに発音よく言うと restructuring 」

暦「どうでもいいよ!」

真「意味は簡単に言うとリストラ」

暦「直球すぎるーっ!!!」

真「では阿良々木さんどうぞ。「ラ」ですよ。」

暦「え? 「ぐ」じゃないのか?」

真「え?」

暦「………」

真「………」

5:空き缶:2012/06/21(木) 19:25

暦「…おい…」

真「まぁ、ここは「ら」でいいでしょう!」

暦「いいのかよ! じゃあ「ら」か…「ら」…」

真「………」

暦「乱数表」

真「らんすうひょう…「う」ですか。「う」…」

暦「いやいやいやいや! 突っ込めよ! そこは突っ込めよ! 寂しすぎるわ!!」

真「えー…面倒くさいですよー。一人突っ込みしててくださいよ中二病ぼっちの」

暦「やめろそれ以上言うな!! どっちでもないけど言うな!」

真「そんなこと嘯いたって駄目ですよ。」

暦「何をしでかすつもりだ八九寺!!」

真「友達を作ると人間強度が下がるから…」ボソッ

暦「やめて!!マジやめて!」

真「そうだ羽川さんにお聞きすれば」

暦「羽川を巻き込むなこの小五ロリ!」

6:空き缶:2012/06/21(木) 19:33

真「んなっ! 失礼な! あなたはロリコンじゃないですか!」

暦「違う! 僕は断じて違う! 僕はそんなのじゃない!」

真「私の胸を揉んで喜んでいたくせにーっ!!」

暦「うわあああああああああぁぁぁあ!!!!!」

真「あと羽川さんにも疑いをかけられていますよ!」

暦「えっマジで?!」

真「この前は女子中学生の下着とスク水を大事そうに握りしめていたらしいじゃないですか!」

暦「下着じゃなくてブルマだ! あと、それは妹の友達からある人物に渡してくれと頼まれものなんだ!!」

真「だからって断らないなんてどっちみち変態なんじゃないですかああああーっ!」

暦「これは罠だったのか八九寺!」

真「…次は「う」ですかロリコンさん」

暦「僕が悪かったからロリコン呼ばわりはやめてくれ。次は「う」だ」

7:空き缶:2012/06/21(木) 19:49

真「薄羽蜉蝣(ウスバカゲロウ)」

暦「なんかかっけぇ!」

真「ちなみに幼虫はアリジゴクです」

暦「最悪だーっ!」

真「私の単語記憶力をあまり甘く見ないでください」

暦「53万ですってか」

真「そんなに高くありません」

暦「また「う」か。じゃあ普通に羽化…」

暦「とみせかけての雨季!!」

真「き・も・の」(はぁと

暦「うわこいつ超うぜぇ今すぐ蹴り飛ばしてぇ」

真「…そんな酷いことしましたか、私」

暦「したよ。もうしまくりだよ。戦場ヶ原に比べたら可愛いもんだけどな。 …今何周した?」

真「えっと、…まだ一周半です」

暦「え、まだそんだけしかやってないの?」

真「どうやらそのようですな」

8:空き缶:2012/06/21(木) 19:51

見てくれている人いないと思いますが今回はこれで一旦区切りますwww
また来週ぐらいに更新したいと思います!!

9:匿名さん:2012/07/03(火) 18:36

まじで人いなくてワロタ
もう物語はオワコンなのか?(´・ω・`)

10:更新再開ッ!! by空き缶:2012/07/03(火) 18:45

暦「どうするよ。本当に誰得なやりとりになっちまうぞ」

真「そもそもの話、誰がこんなことやろうとか言い始めたんですか?」

暦「お前だろ」

真「阿良々木さんじゃないのですか?」

暦「は?」

真「え?」

暦&真「」

暦「いやいや、お前だろ?僕を驚かせようったって無駄だからな」

真「じゃあ私ということにしましょう。ところであなたは誰ですか?」

暦「もう何もかも忘れたという設定にするつもりか八九寺!!」

真「冗談ですよ冗談。さーてと、家に帰って秘蔵のアイスでも食べますかー」

暦「解散か。じゃあ僕も家に帰って勉強するかー」

真「かー」

暦「かー」

真「からす」

暦「まだ続けるつもりか失せろ」

真「うう…ひどいです阿良々木さん…」

11:空き缶:2012/07/03(火) 18:50

暦「なんだ、何か不満でもあるのか」

真「ちょっとは子どもの遊びに付き合ってくださいよ。それが大人の役目ってもんですよ」

暦「僕はまだ子供だ」

真「らぎ子ちゃんは上手に言葉が話せて立派でちゅねー」パチパチ

暦「僕を馬鹿にしているのか八九寺!!高校生だ高校生!赤子ではない!!」

真「ともあれ、世間で言うと高校生は半分大人だと思いますよ阿良々木さん」

暦「僕が間違っていたのか」

  終

この話にオチなんてありませんでした。ごめんなさい。

12:空き缶:2012/07/03(火) 19:41

じゃあ暇なことだしひたぎさんSS(小説)でもたれ流そうかな…!!

13:空き缶:2012/07/03(火) 20:05

 「犬は嫌いだわ」
 一日の授業も全て終わり、僕が帰ろうと戦場ヶ原に声をかけたところ、彼女から発せられた一言は
これから重大な伏線になりかねるような気配を持っていたので、一応その訳を聞くことにしてみた。
 だがその前に。
 彼女――戦場ヶ原ひたぎのことについて、いくつか触れておこうと思う。
 戦場ヶ原ひたぎ。
 私立直江津高校3年生。
 女子高生。クラスメート。
 そして、僕の彼女である。
 彼女には、決して、誰かに軽々しく話すことのできないとある過去を持っている。だがしかし、今
は割愛することとしよう。対して関係性もないことであり―――戦場ヶ原もそれを望むだろう。
 成績優秀。容姿端麗である。少し前までは『深窓の令嬢』などと呼ばれていたらしいがそれは。
 ただの皮肉でしかなかったのだ。
まあ、容姿端麗とか成績優秀とか聞くと、羽川みたいな善良な人間を思い浮かべるが、彼女はそんな
ではない。……いや、少しはそうなのかもしれない。とにかく彼女は度を越した凶悪人間なのだ。
じゃあなぜ付き合っているというふうになってしまうかもしれないが、先程も言ったとおり、良いと
ころも少なからずあるのだ。僕はそこを好きになった。けしてMではない。
 なぜ戦場ヶ原のことになると、こんな長々と話してしまうのだろうか。愛しているからなのかなん
なのか…。まあそこは妹にでも聞くことにしよう。
 返答である。

14:空き缶:2012/07/04(水) 16:39

 「どうしたガハラさん。何か悩み事でもあるのか?」
「いえ、違うのよ阿良々木君。とりあえず学校をでましょう。いつまでもここにいる意味はないわ」
「あ…ああ、そうだな」
 …なんだかいつものテンションと違うような感じがするのは気のせいだろうか。
 なんだ?
 僕の知らないところでなにか重要なイベントが始まろうとしているのか…!?
 「何をしているの阿良々木君。行きましょう」
「ん、あいよ」
「あんよ? 随分と斬新な返答の仕方ね。赤ちゃんに教えるつもりでもあるのかしら」
「あいよだよ! はいよみたいなもんだよ!」
 こんなやり取りをしながら、僕たちは学校をあとにした。
 さて。
 本題である。
 「ガハラさん。さっきの言葉の意味について、」
「さっきの言葉? あんよのことかしら? 」
「ちげぇよ! 犬が嫌いとかどうとかっていう話だよ。何をしたんだ、一体」
「ああ…あれのこと…。いえね? 今朝いつも登校している通学路に一匹の犬がいたのよ。近所に犬を飼って
いる方なんていないはずなのに」
 …あれ。
なんだか嫌な予感がしてきたぞ。
これは直感というやつだろうか。
いろいろと触れておいてよかったぜ!
 「さて問題です阿良々木君」
「え?」
「どのような行動に出たのでしょうか」
「誰が」
「私よ。文の流れからしてわからないの? まったくこれだから低能生物は―――」
「酷い言われようだな!!」
「それはともかく。何をした、と思うかしら」

15:空き缶:2012/07/04(水) 16:57

「何に」
「その犬によ」
「…思ったことを素直に言っていいか?」
「いいわよ」
「きっとその犬を蹴飛ばしたり殴りつけたりしたんじゃないのかなぁと」
「……………」
 戦場ヶ原に、まるで頭のおかしいやつを見るような冷たい目で見られた。
こえーよ。
 「なぜ阿良々木君がそんなことを言い出したのか全く見当がつかないわ。いくら私が外道とは言え、そこまでしでかす
ような人間ではないわ。それこそ動物虐待じゃない。全く誰よ、阿良々木君をこんなふうにした大馬鹿者は」
「お前だよ! 今までの行動から想像すればそんなこと考えるなんて容易すぎたわ!!」
「まあそんなことはしていないわ。動物虐待を抜きにしても、たいして頭の良くない阿良々木君ならともかく、賢い犬に
そんなことするわけないじゃない。」
「まるで僕なら蹴飛ばしたり殴りつけたりしてもいいような物言いだな失礼すぎるぞ」
「ちゃんと伏線は回収しないとね」
「回収すんなーっ!!」
 しかしこんな馬鹿みたいな話し合いをしているあいだにも時間は過ぎてしまうのである。
もうすぐ――あと15分もしたら分かれ道で分かれることになってしまう。家は同じ方向ではないのだ。
 その間にどうにかして理由を聞かなければ、僕のもやもやが明日まで残ってしまう。
 寝れない→寝坊→遅刻なんていうことは御免だ。
 そんなことよりちょっとずつ話がずれているのは気のせいだろうか。軌道修正しなければ。

16:空き缶:2012/07/05(木) 21:58

 「まあとにかく、お前何をしたんだよ。早くそれを教えてくれないか」
「一緒に遊んであげたわよ。この人間国宝と言っても過言ではない私に遊んでもらえるなんてとても貴重な体験としか言い
様がないわよね。感謝なさい、阿良々木君」
「いつもいつもひたぎ様にはご迷惑をおかけしてるばかりです。一層感謝いたします」
「なぜ私に感謝しているの阿良々木君。…まさか、今朝遊んであげた犬って……」
「ちげぇよ! お前は犬と人間の区別もつかないのかよ!!」
「……流石にそこまで言われると傷つくわ」
「傷ついちゃった?! ごめん戦場ヶ原!」
「そんなことより続きなのだけれどね、遊んであげたあとどうしたと思う?」
「どうやらひたぎさんは物凄いスルースキルをお持ちのようですね。んー、その次? 勢い余って噛まれちゃったとか?」
「ぶっぶー、違うわ阿良々木君。大体噛まれてるとしたら傷跡が残っていると思わない?」
 あ、そうか。そこには気づかなかった。
―――などと戦場ヶ原に言おうものなら、馬鹿にされること確定なのでここは言わないことにした。
 「お待ちかねの正解はー、連れ戻されましたー」
「は?」
 何を言い出すのだこの電波彼女は(←大体使い方間違えてる)。
 連れ戻されたって?
犬が、連れ戻されたって?
 「いや、飼い主に連れ戻されるとか、わりと普通にあることじゃないのか?」
「あるわよ。だけどね、あの別れはとても辛かったわ。私の可愛らしいメブラちゃんが―――」
「待って今物凄くネーミングセンスが悪いとか思ってしまったけどきっと聞き間違えだ戦場ヶ原もう一度その可愛らしい
犬の名前を言ってくれ!!」
「……………」
「……………」
 戦場ヶ原に鬼のような、あるいは忍にいつも睨まれるようなような鋭く厳しい目つきで睨まれた。
 怖い。もともと目力ある彼女が睨むととても怖い。金縛りにあってしまったかのように体が硬くなってしまう!!
 「本当にすみませんでしたひたぎさん」
「わかればいいのよ駄犬」
駄犬呼ばわりされた。
犬の話題が上がっているからだろうか。
 うーん。
あまりうまいとは言えないぜ! まだまだだ戦場ヶ原ひたぎ!!

17:空き缶:2012/07/06(金) 18:39

 「…まあ、メブラちゃんを罵倒したことは特別に許すこととするわ。一応私の彼氏だものね」
「罵倒て……センス悪いなと言っただk、すみませんひたぎ様申し訳ございませんお願いですからその右手に持っているバールのようなも
のをしまっていただけないでしょうか」
 素直に従う戦場ヶ原。
 死ぬかと思った。
 「次そのようなことを口にするようだったら本気で殺るから覚悟なさい。―続きなのだけれど、」
「?」
「あら、もうこんなところまできてしまったのね」
「? ――ああ」
気がつくとあの分かれ道まで来てしまっていた。時間が過ぎるのはとても早いのである。
 「どうすればいいかしら?」
「犬の話か?」
「ええ、そうよ。明日にする?」
「いや、ここまで来たんだ。最後まで話そうぜ」
「時間は平気かしら? 勉強とか夕飯とか…」
「いや、きっと大丈夫だ――そこらへんの公園のベンチにでも座ろうぜ」
 そう言って僕は母の日、八九寺に初めて出会った浪白公園(未だに読み方は不明である)を指差した。
そういや、戦場ヶ原の私服を初めて見たのもここの公園だったような記憶がある。
色々なことを思い出してきた。なんか感動的だ。

18:空き缶:2012/07/07(土) 19:27

自己満足スレだ、これ完璧に。
いいけどっ!!別にいいけれども!!寂しくなんかねえよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 「もういいわ、阿良々木君の好きにすればいいじゃない」
「だんだん不機嫌になってないか…?」
「あら、気のせいでしょう。きっと木の精の仕業よ」
…うまいこと言ったと思ってるんだろうなぁ。
 そんなやり取りをしながら。
僕たち二人はベンチに腰掛ける。
 「それでね阿良々木君、私の可愛いメブラちゃんが連れていかれてしまったのだけれども―――」
「?」
「私はその阿呆な飼い主に何をしたでしょうか」
「またクイズかよ!」
「いいから早く答えなさい。私にとっては一分一秒がとても惜しいのよ」
「じゃあこんなとこにいないで帰れよ!!」
「うるさいわ近所迷惑よ。さっさと答えなさい駄犬」
「どうせ「連れて行かないで」とか懇願したんだろ。その手の話じゃよくあることだろうよ」
「……………」
「……………?」
…え? …僕なんか失言したか? …してない…よな?
「…全く。阿良々木君は本当に低脳なのね。私がそんな生ぬるいことするはずないじゃない。何ヶ
月も付き合ってるのにその程度のことがわからないなんて本当に阿良々木君には呆れるわ」
「え…なんか、すみません」
流れで謝ってしまった。
「頭おかしいんじゃないの」
「すみません」
「どうしてこんな駄目男を選んでしまったのかしら。私も見る目がないわね」
「流れに任せて言いたいこといってるだけじゃねえか!!」
「最後のは冗談よ。で、お待ちかねの正解だけれど」
「待ってたぞ。もうこのやり取りすげぇ疲れる…」
「突き落としました」
「――――――は?」

19:空き缶:2012/07/07(土) 19:46

 ちょっとまて。
 こいつ、今なんて言った?
「え、ガハラさん今なんて―――」
「だから」
突き落としたのよ、と。
戦場ヶ原はいう。
「え――まてよ、お前。突き落としたって、そんな、たかが犬一匹のことで、」
「また引っかかったわね。学習しないのかしらこの低能は」
 …ああ。
 なんだ。
 動揺してた僕が馬鹿みたいじゃないか。
 ガハラさんのターン!!
「言い方が悪かったわね。突き落としたじゃなくて突き倒した、よ」
「本気で心配した僕になにか一言」
「失礼! 噛みました!!」
一瞬だけ最高の笑顔を見せた戦場ヶ原だったが、照れたのだろうか、すぐ目をそらしてしまった。
 というか今のなんだったんだ。なんという神イベントだったんだ…。
 全く笑わないという戦場ヶ原ではないが(一日に5回くらいは笑う)、そのどれもが僕を弄る時
にしか見せないという、僕にとって嬉しいのか悲しいのかわからないものなのだ。故に、あんなに
可愛らしい笑顔は、一生に一度ではないかというくらい珍しいものという格付けがなされている。
戦場ヶ原の恋人でよかった…。
 それだけにもったいないことをした。
 カメラもって構えておけばよかった。

20:空き缶:2012/07/07(土) 19:47

>>19がところどころいみふでありますなあ!!もっと勉強しないと!!

21:ちぃこ ◆scwg:2012/07/07(土) 20:03

実は、読んでいる人が居たりして……←←
ギャグ要素が面白く、そして何処か抜けていててこっそり拝見をさせて頂いておりますとも……
決して貴方一人ではありませんよ……?←←
はい、ロムります。

22:空き缶:2012/07/08(日) 14:13

>>21
おおおおおおお………
めっさびっくりしたわ…
これからも(?)お願いします

23:空き缶:2012/07/08(日) 19:18

 ふと彼女に目をやる。
 …いつもの無表情顔にもどっていた。もう一度見てみたいなあとか思いながら話を続けようと
するが、
「えーっと…」
「……………」
「……………」
どうしよう、どうやって話を続けよう…。
 八九寺やら神原やらとのやり取りを通じて、僕のコミュ力は上がっているんじゃないかと思っ
ていたが、いやはや、このような沈黙を敗れるスキルは残念ながら持ち合わせていない。そんな
ことを思っていると、戦場ヶ原の方からひとつ、咳払いが聞こえた。
「とにかく、噛んでしまったのよ。文句があるなら言いなさい」
「いや、文句なんてないが」
「あらそう」
じゃあ続けましょうと、戦場ヶ原は何もなかったかのように話を続けようとしていた。なかった
ことにされてしまうのか…。
「草むらの近くだったので、そこに突き倒しました」
「そう言いたかったんだな。というか、お前の通学路に草むらなんてあったか?」
「いいえ、ないわよ」
 
 だってこれ、

 作り話だもの。

 ………ああ。
 これがよく聞く【釣り】というやつなのか。初めてかかってしまったぞ。
 というか―――――
「こんな事のために今まで延々と話し続けてきたのかよ!!」
「たまにはこういうのもいいでしょう? 仕掛けた方は気分がスッキリするわ。阿良々木君もやっ
てみたら?」
「そっちの都合のために僕は長々と付き合わされたのか!? 自己満足にも程があるわ!」
「うるさいわね、噛み付いてきたのはそっちじゃないの。普通なら「あらそーですか」で終わる
やりとりなのに妙に食付きがいいから…」
「そりゃ意味ありげに言ってたからなあ! あれも全て演技だったのかあ!こっちからしてみれば
迷惑きわまりないわ!!」
「でもそんなこと言って阿良々木君、」

 こういうのも、案外楽しいでしょう?

 先程までとはいかないにせよ、そのときの僕が見た彼女の笑顔は。
 一週間経った今でも、鮮明に思い出せるような、そんな笑顔だったことを覚えている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
原作だとここで後日談が入るんだけど、私にはかけませんwwww
そんなこんなで終了でございます!! 次からは別のSSを流しちゃうよー

24:空き缶:2012/07/08(日) 19:23

勉強とか色々しなきゃだけどとりあえず書き溜めてた駿河編を出来てる分だけ
投下するお!!さあすたーと

25:空き缶:2012/07/08(日) 19:28

 神原駿河といえば、怪異に関わった人間の間―――少なくとも僕と戦場ヶ原と忍野の間では人類史上最強の変態とい
う格付けを与えられている(はずである)。彼女自身もそう言われるのを拒んでいないように見えるがどうだろう。い
くら親しい仲だとは言え、変態変態と仲の良い人に言われるのはやはり本能として――人間として嫌なのではないだろ
うか?と僕と戦場ヶ原は思ったので。
 僕は翌日の放課後、神原の家を訪れることにしたのだった。
 ……………いや、それだけではなにがなんだかわからないと自分でも思ったので、昨日のことを簡単に説明しようと
思う。
 事の発端は相変わらず戦場ヶ原の一言だった。この物言いだと彼女がいつも事を起こしていると勘違いされてしまい
そうだが、そこは自身の解釈でなんとかしてもらうとしよう。
 一日の学校の生活での締めとなる帰りのHRが終わり、クラスから人がまばらに散っていく。ある人は部活、ある人は
帰宅、またある人は補修などをさせられているのだろうかなどと考えながら、僕自身も帰宅しようとしたところを、戦
場ヶ原に声をかけられた。ああそうだ、今日は戦場ヶ原と一緒に――おもに僕のテスト対策のための居残りをすること
になっていたのだ。適当な席に座り、鞄に仕舞ってしまった教科書やなにやらを取り出している作業の途中に、「ねえ
阿良々木君」と僕の名前を戦場ヶ原が呼んだ。

26:空き缶:2012/07/08(日) 19:30

「神原のキャラ設定のことなのだけれど」
「設定といったかお前?!」
「心配しないで阿良々木君。私達のあれこれもすべて設定よ」
「悲しくなるからやめようぜ、そういうの…」
文面からは伝わらないと思うが、実際この時、僕はびっくりしたのである。キャラ設定どうこうもあるが、いきなり神原の
ことが話に出てきたことに。
「いきなりなんだよ。神原と何かあったのか?」
「いいえ、特にはなかったのだけれど」
「じゃあ何で」
「頭に思い浮かんだのよ。こう、ふっと」
「そうか…」

27:空き缶:2012/07/08(日) 19:32

 まあ、こんなことになってきたのだし、神原のことについてちょっとだけ説明しておこうと思う。
 神原駿河。
 私立直江津高校2年生で、女生徒。
 バスケ部に所属していたが、 ある出来事 によってバスケ部を辞めた。
 中学校は戦場ヶ原や羽川と同じ、公立清風中学校。当時も部活はバスケ部であったという。走るのがとても
速く、当時陸上部に所属していた戦場ヶ原に勝負を求められたこともあるのだという。
 あとこれはいらないかもしれないが、とてつもなく変態である。おまけに腐女子でもある。いろいろなこと
に巻き込まれたものだ。おもに僕が。基本的に巻き込まれ体質なのだなと改めて実感したものである。
 説明終了。
 さあ話に戻ろう。
「で? 神原のキャラがなんだって?」
「あら。頭の回転の良い阿良々木君ならもうとっくにわかっていると思っていたのだけれど」
「頭の回転が良いって嘘つけ! なんでも褒め立てればいいと思うなよ!」
「簡潔に言うと」
スルーされた。
「―――あの変態度合いについてのことよ」
「…そんなことだろうとは思ったよ。神原のキャラ設定と聞けば、それについて思い浮かべることもおかしく
はないと思うからな…」
「あら、大体分かっていたんじゃないの。私に嘘ついたわね。阿良々木君の癖に生意気よ」
「お前のせいで僕の性格がどんどん悪い方へと捻じ曲げられていくぞ! これで誹謗中傷メールなんかが多くなっ
たらどうしてくれるんだ!」
「大丈夫よ、阿良々木君のメールアドレスなんて、家族を含めごく少人数しか知らないのでしょう?」
「なぜ僕の人間関係を知っているんだ!!」
「私と同じぼっちなのにメールアドレスが私より多いなんてことありえないじゃない」
「正論だ!!」

28:空き缶:2012/07/09(月) 18:11

訂正
>>25
僕は翌日の放課後、神原の家を訪れることにしたのだった。
    ↓         ↓        ↓
僕と戦場ヶ原は翌日の放課後、神原の家を訪れることにしたのだった。

前文で「僕と戦場ヶ原」と書いてあるのに、阿良々木さんだけなのは少し不自然かなとか
思ってたので訂正です…。続きは下です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あまりにも正論過ぎて僕からはこの一言しかでなかった。
「というか、だんだん話がそれてきてるぞ…神原のことについてじゃなかったのか…」
「そんなに変態度合いのことについて話し合いたいの…? 阿良々木君は特殊な性癖を持っているのかしら…」
「もってない!」
僕としては、さっきから勉強がちっとも進まないからそのことを片付けてしまいたいのだけれど―――どうやら、本格的な議論へと発展し
そうな気がするぞ…。
 「先週の土曜日」
と、戦場ヶ原は突然そんなことを言い出した。どうしたというのだ。
「神原と百合百合でキャッキャウフフなデートをしてきたのよ」
「先週の金曜日に、明日一緒に出かけに行こうってメールを10通ぐらい送ったのにそのどれもに返信がこなかったのは前日で頭が浮かれて
いたからか戦場ヶ原!!」
「まさか。そんなはずはないわ。知ってたかしら阿良々木君。私って、着信メール一通一通に返信をしないと気がすまない人間なのよ」
「そんなのしらねえよ! 真相を教えろ!! 即急に!」
「服と一緒に洗濯機で洗ってしまっていたわ」
「アホすぎるだろ!!」
「でも防水携帯だったのが救いだったわ。そうじゃないと明日のデートに持っていけないから―――――」
「僕の着信メールは完全に無視かよ! お前返さないとうんたらとかいってただろ!」
「五月蝿いわね―――阿良々木くんが間違っているのではないかしら?」
どうやら本格的に鬱陶しくなってきたらしく、戦場ヶ原は呆れたとでも言わんばかりの口調でそう言い放った。どうしよう怖い。
 まさか。昨日は寝る前にちゃんと確認したつもりだったが――――――――……。
 ……………はは…。
 ちゃんと返信、来てたみたいだ。どうやって戦場ヶ原に言おう…。
「えっと、戦場ヶ原…」
「なによ阿良々木君」
「あの、返信、来てました」
「……………」
「……………」
沈黙が続く。どうやって区切りをつけようか…。

29:空き缶:2012/07/11(水) 18:26

「えっと、朝さ、色々と忙しくてメール確認できなかったんだよ。それに学校はなるべく良い印象受けたいし使用は避けたいからさ」
「…阿良々木君がそういうのなら本当だということにするわ」
戦場ヶ原のことだからもっと探りを入れてくるかと思ったが、そんなことは特になかった。信頼度が増しているような気がする。
「もしも嘘なら針千本無理矢理飲ますから覚悟してちょうだい」
「彼氏相手にしてもお前は全くブレないよなあ!」
ちっとも増してなんかなかった。僕も僕だとは思うが、流石にそれは失礼の域を超えている気がする。
 「冗談よ」と戦場ヶ原は言った。相手が相手だから洒落にならないような冗談だ。
「それはともかく阿良々木君、神原のことに目を背けないで頂戴。私はあの子の未来を一番に考えているのよ」
「お前は神原の親かよ」
「何言ってるの。可愛い後輩でしょう」
…こんなやりとり、前にもあったような気がする。主に戦場ヶ原の家で勉強会した時とか。
「まあ、あの変態ぶりには逆に僕も関心するばかりだよ。どうやったらあんな風になるのか想像もつかねえ」
「おかしい、と感じ始めたのは中学3年の夏頃かしら。休憩時間にバスケ部を訪れた時に、わけのわからない単語を使って同級生とわ
けのわからない話をしているのを見たわ。そばに行って訪ねてみても、なんでもないとはぐらかしていたような」
「……それはきっと同級生とエロトークしてたんだな。今のあいつの様子を見れば簡単にわかるよ」
「それに関しては私の影響も少なからずあると思うのよ」
「後輩に何吹き込んでんだ?!」
「あら、詳しく聞きたいかしら? きっと後悔すると思うけど」
「そこまでのことかよ…。僕は聞かないから安心しろ。一体何してたんだよ」
とんでもない中学生だった。いや、僕が知らないだけでみんなはそういう話をコソコソとしているものなのかもしれない。興味なんて
ないけれど。

30:空き缶:2012/07/12(木) 15:12

予定と随分変わったったwwwwww回想編終了です
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「この前の神原とのデートの話からだいぶ逸れてしまったわね」
「そんなこと話してたっけ? あいつと何したんだよ」
「唯のショッピングとかよ。あの子はしゃぎすぎて店員に怒られてたわ」
「憧れの先輩とデートなんていったら、そりゃはしゃぐだろうなあ」
「そうかしら。でもまあ、神原が喜んでくれたならそれはそれで良かったのだと思うの」
こいつ本当に神原にはデレデレだよなあ…。僕にはそんなところ、一瞬も見せたことないのに……残念で仕方がない。
 そんなことを考えていると、戦場ヶ原の方から、はいこれ、と提案と書かれた紙を渡された。なぜ紙で渡す必要があるのか全く理解できな
かったが、きっと気分だろう。例えるなら、休み時間に話せばいいことをわざわざ授業中に小さなメモ帳を使ってみんなで書き込みながら回す
ときのあの気分のようなものだ。僕にはさっぱりわからないけど。なぜ授業中に回す必要がある。渡されたその紙には、こう書かれてあった。

 提案
神原のことについて話そうとしても、阿良々木君が一一違う方向へと話をずらしていくものだから、この議論はあなたとは交えないことにしました。
なんてね、嘘よ。明日神原の家に行って真相を聞こうと思うのだけれど、阿良々木君も来たら?きっとあの子も喜ぶわ。
誘いじゃなくて命令と受け取りなさい。いいわね。

…僕が話を一一ずらすって。そんなことをしたつもりはないんだけどなあ…。神原の家へ行くことにしたのか。まあ、一番手っ取り早いかもな――後
輩の変態のあれこれについての真実を聞くためだけに家へ寄るってのもすごいもんだ。
「命令か…。いいよ、そういうことなら僕も―――」
と、戦場ヶ原への返答をしようと顔を上げた時には、もう僕ひとりしかいなかった。いつの間に帰ったんだあいつ…。しかも机とかちゃんと元に戻し
てあるし…。音も立てないとは。戦場ヶ原ひたぎ、恐るべし。
 まあとりあえずこんなことがあって。
 僕たちは今、神原の家の前に立っているというわけなのだった。

31:空き缶:2012/07/15(日) 19:43

ちょっと来てない間にすっげえ落とされててわろた
部活が本格的になってきて書く時間ないお(´;ω;`)

32:空き缶:2012/07/16(月) 19:03

猫物語白&化物語副音声本上巻買ったったwwwwwwwwwwwwwwwwwww
猫は語り部バサ姉なのかな。
回想が予想以上に長くなちゃったーよ。神原のお宅訪問編スタートです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「…やっぱり私、帰ろうかしら…」
「なんでだよ…」
お前が神原の家に行こうとか言い出したんだぜ?しかも昨日神原にそのこと話したらすげえ喜んでたし、戦場ヶ原が
帰ったとかいったらどんな反応するだろう。
「阿良々木君は感じることができないのね。この家から漏れ出す嫌な空気を」
「いくら僕がちょっと吸血鬼性をおびているとはいえ、そんなことは感じることはできないな」
「だれが吸血鬼と言ったのかしら。人間全員が感じることのできるような空気よ」
「残念ながら僕は全然感じることはできないな」
「人間という生き物ではないからかしら」
「ほとんど人間だよ!」
まあきっと戦場ヶ原が言ってるのは、神原のあの酷い有様になっている部屋のことだろうと勝手に決めておく。あ
そこなら一応納得もいくしな。半月に一回部屋を掃除をしてやっている僕にとっては慣れたものだ。
「とにかくインターホン鳴らすぞ。ここまで来たんだからお邪魔させてもらおうぜ」
「それもそうね。時間は無駄にしたくないもの」
同意を得たところで、インターホンを鳴らす。まずは一回。至って普通の音が鳴る。
「………」
「………」
なかなか出ない―――もしかして留守だったりするのか?と、そんなことを思ったあと、玄関から神原が出てきた。


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