【VOCALOID】鏡を重ねてはじまるお話

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1:レンナ(◇)人(∵) ◆rSJ.:2012/08/05(日) 05:17

 ぐっだぐだな上更新スピードがカメよりもカタツムリよりも遅いボカロ二次創作小説です。
成人済音楽の作れないオープンオタクの腐った喪女(リン廃)のマスターと鏡音と重音テトさんテッドさん、ときどき他ボカロが繰り広げるお話。

 登場人物? マスターと鏡音とテトテドがメインです。ミクさん、ルカ様、年長組、がくぽ殿、GUMIちゃんなどの他のボカロはちらっと出るくらい。また亜種が複数名、海外とUTAUはそれぞれ一人出てくる予定です。

2:レンナ(◇)人(∵) ◆rSJ.:2012/08/05(日) 05:43


   第一話
「ようこそ鏡音!」



 最初はなんとなく、それこそ「当たればいいなあ」ってくらいの気持ちで応募してみたのがきっかけだったんだ。なのにまさか当たるとは思わなかった。
見たい深夜アニメが始まる前にちらりとやっていた通販番組に出ていたモノ。それは『VOCALOID』。外見や喋れる所は人間と全く変わりない、歌うために作られた機械。そのVOCALOIDの「鏡音リン・レン」が見ていた通販番組で紹介されて、丁度私はその鏡音リン・レンの片方――鏡音リンちゃんが好きだったから応募してみただけだった。

そうして冒頭に戻るんだ。そう、その応募が当たったんだ。見事に私の家には今、この鏡音リン・レン……もとい、リンちゃんとレンくんが届けられた。

リンちゃんとレンくんは初めはガラスケースのような箱の中で静かに眠っている。この状態の二人を見て何か思い出すなあと思ったらそうだ、童話の白雪姫。白雪姫が毒林檎によって倒れてしまって、七人の小人たちが綺麗なガラスの棺に白雪姫を横たわらせていた。そのシーンと似ている。……白雪姫は確か王子様のキスで起きたんだよな……、……リンちゃんにもレンくんにもやっちゃいけないだろう。特に前者。
いくら私がどんなに、それこそフィギュアや公式から発売されているストラップやCD、小説など全て取り揃えているほどリンちゃんが好きでもやっていいこととやっちゃいけないことがある。……しかし、まあ……なんだ、その、――実物で見るリンちゃんは、どんな絵師が描いたリンちゃんにも、どんなよくできたリンちゃんのフィギュアにも勝るどころか、それを遥かに超える可愛らしさと美しさだった。本物とはこんなにも美しかったのか。

 それはともかく。しばらくあんなことやそんなことを考えた後、リンちゃんレンくん……というか鏡音を起こさなきゃいけないな、と思い二人の眠るガラスケースについていた説明書を手に取る。

 説明書の「起動について」の項目を読みながら、書かれている通りに起動操作をしてみた。
すると鏡音が起き上がり、瞼を開く。
 その瞳はどんな宝石にも劣らなくて、言葉では本当に言い表しきれないくらい美しい碧眼だった。
なるほど。公式のイラスト通りだ。夢にまで見た、憧れの金髪碧眼の少年少女が目の前にいる。コスプレなんかのちゃちなモンじゃあない、本物だ。本物の天使がここに居る……!!

「ナンバーゼロツー……鏡音リン、起動しました」
「ナンバーゼロツー、鏡音レン起動しました」

 生で聞く、機械音らしさがあるその声はもう感動的で感動的で……高くとても可愛らしい、リンちゃんの透き通るようなエンジェルヴォイス!!! 変声期前の男の子ばりに高い、レンくんの天使の鼻声!!! ああ……今なら冗談抜きで死ねる。今なら死んでも悔いはないと言える。気がする。
 そんなことを考えつつ気持ち悪い面を晒してニヤけていた私に天使達が話しかける。

「はじめまして、マスターっ!」

 元気よくハモった二人の声。純真無垢な天使達がそのまっすぐで綺麗な瞳を私に向ける。心が洗われるようだ……実に素晴らしい。
私は口を開いて二人への返事を言う。

「はじめまして、リンちゃん、レンくん。我が家にようこそ!」

 多分人生で一番いい笑顔を浮かべていたと思う。するとリビングの方からどたどたと足音が聞こえ、私達の居る自室のドアが開かれた。

3:レンナ(◇)人(∵) ◆rSJ.:2012/08/05(日) 06:15


「おい腐れ喪女、何してんだー……ってわああああああッ?!!」
「か、鏡音ですよ鏡音! 一体どこの有名Pの家から盗んできたんです!!」

 先住民登場。
うちのUTAUの重音テトさんと重音テッドさん。VOCALOIDのフリー版とも言える『UTAU』は性能こそVOCALOIDにはやや劣るものの、VOCALOIDにはない特徴もある優れ物だ。UTAUはダウンロードしたらいつの間にかうちに居た、という感じなので正直、リンちゃんとレンくんが来たときは「VOCALOIDだとこんな丁寧なのか……」とか思ったのは内緒。
 二人とも私に対して失礼な言葉を吐きつつも、鏡音に軽くななめ四十五度くらいの礼をした。そういうとこだけは礼儀いいのね君達。

「盗んでないぞ! こないだの通販番組に応募したら当たって来たのさ!」
「えっなにそれすごい」
「運だけはいいですよね貴女」

 気のせいだろうか……気のせいじゃないな。テッドさんがさっきから酷いこと言ってくる。いつものことだしご褒美だからいいんですけどね……?
とりあえず興奮するこの三十路二人を落ち着かせつつ、鏡音と挨拶させねば。……って待てよ? リンちゃん大好きすぎて死にそうなリン廃で、なおかつテトさんすきすきだーいすきなテト厨である私としてはこの状況凄く……いいんじゃないだろうか。だって、大好きな子達(片方は嫁)が揃ってるんだぜ……やべえ、これはやべえ。気づいた瞬間鼻血出かけた。危ない危ない……。

「と、とりあえずまあ……リンちゃん、レンくん、紹介するね。この子達は長い間私の家に居る重音テトさんと、重音テッドさん。よろしくしてあげてね?」
「はぁーい」
「よろしくね、テトお姉ちゃん、テッドお兄ちゃん」

 元気よく返事するリンちゃんと、二人をお兄ちゃんお姉ちゃん呼びするレンくんが可愛すぎてつらい。一瞬でも気を緩めたらニヤけがとまらない。二人も嬉しそうに笑ってるし、鏡音も楽しそうな顔してるし、私はそれだけでもうおなかいっぱいです。
それはそうと、あらためて鏡音やテトさんを見ると思うものがある。
 この3人の顔立ちや体型はアレだね、あのおっきいゲーム会社から発売されてるVOCALOIDのゲームに出てくるモジュール準拠に作られてるのかな? 私の目に狂いはないと思う。
とりあえずまあテトさんとテッドさんに向けて、この黄色い天使たちに挨拶するよう目配せした。

「あ、あたしは重音テト! 頼りないマスターに困ったらあたしの所に来てくれて構わないからねッ」
「私は重音テッドです。そこの情けないマスターにもしも何かされたら私の所に来て相談してくださいね」

 テトさんは眩しいくらいの半端なくかわいい笑顔。あれっこの子三十路じゃないよね15.5歳だよねうん。テッドさんは優しいお兄さんスマイルだし。でも二人ともやっぱり私に対して冷たくありませんか……?
でもまあ鏡音が嬉しそうにエンジェルスマイルしてるしテトさんとテッドさんは妹分と弟分できたみたいではしゃいでるし、皆幸せそうだからいいか。気にしない気にしない。
私もリンちゃんの笑顔見たら今までの悩み事とか抱えてた不安全部吹っ飛んだわ。鏡音マジ天使。テトさんもテッドさんもマジ天使。みんな天使だ、そうなんだ。

4:鏡音リンLOVE LRU:2012/08/09(木) 18:47

いれてくだしゃい

5:咲楽:2012/08/09(木) 21:55

私も入っていいですか?鏡音大好きです!

6:レンナ(◇)人(∵) ◆rSJ.:2012/08/13(月) 14:16

返信遅くなってしまい申し訳ありません……!

>>4
>>5
どうぞどうぞ! のろのろ更新していきますがそれでもよろしければ……!


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